東方キャラとオリキャラでイナズマイレブンする話 作:みかづき椛
クリアナイト(晴奈のチーム)
神奈子
椛 諏訪子 阿梨夜 典
たかね 妖夢 はたて
にとり 龍
千亦
アキス 魔理沙
フナ アシカ 早苗 フラン
サバミ リード エリィ 文
ヤマメ
コチヤーズ(早苗のチーム)
コチヤーズ対クリアナイト第十試合、エリィの天地雷鳴が神奈子の化身の猛蛇ヴァリトラのギガバイトスクリューで止められた頃、神奈子のゴールキックで試合が再開される。ボールを受けた諏訪子にアキスが迫る。
「U・ボート」
諏訪子は一瞬で地面を潜り、アキスを素通りしていった。地面から出てきた諏訪子は妖夢にパスする。妖夢は右足を振り上げ、足元に黄色の魔法陣を出現させる。
「オーディン……ソード!!」
妖夢はボールに蹴りを入れ、ボールが入った黄色い剣が一直線にゴールを襲い始める。対するヤマメは右腕をダイヤモンドで固めた。
「ダイヤモンドハンド!」
ヤマメは剣先をダイヤモンドの手で受け、数十秒後に威力を完全に殺した。
「アシカ〜!」
ゴールキックで飛んだボールはアシカに渡るも、すぐさまたかね奪われる。
「クイックドロウ!」
フナが抜刀の構えから勢いよく妖夢に迫り、一瞬にして妖夢からボールを奪ったフナは早苗にパスする。早苗はボールを高く上げ、足元から全身薄緑色で巨大なガマガエルが出現させる。
「忍法! ガマガエル!」
「ロックハンマー!」
阿梨夜は右手を地面に突っ込み、大きな岩でてきたハンマーを出して振り上げてガマガエルを殴り消した。
「ガ……ガマガエルーー!」
早苗の悲鳴がフィールドに響き渡ると、阿梨夜はボールをカットして着地する。
「ブレード……アタック!」
アキスは空中で前転し、右足のかかとを地面に叩きつけた。黄色い斬撃が地面を奔り、阿梨夜に激突してアキスはボールを奪った。
「妖夢……!!」
ハッとした表情に変わったアキス、目の前には無表情の妖夢が立っていた。
「どかないなら撃つ!」
紅葉の葉が舞う中、振り上げたアキスの右足先から黄色い刀が出現した。
「伝来宝刀!」
アキスは黄色の刀でボールを蹴り上げ、地面を走る斬撃と共にボールが妖夢に襲いかかった。
「剛の一閃」
妖夢の周りに桜の花びらが散り始め、その花びらごとボールに濃い赤紫色のオーラが渦巻きながらまとわりつき、妖夢はボールに右足で蹴りを入れて一直線にシュートを撃った。
「アキスさん危ない!!」
顔をニヤつかせたアキスは左足をボールに向けて振るった。
「これは空振り……いや! もしや!?」
何か違和感を感じた様子のカナがボールに注目していると、ボールが黄色の菊の花に変わった。
「菊一文字!」
菊の花が散ったと同時にボールは一直線にゴールを襲い始める。
「ギガバイトスクリュー」
菊一文字はギガバイトスクリューに敗れた。
「アキス選手! 妖夢選手との蹴り合いに勝ちましたが、結局またギガバイトスクリューに止められてしまったー!」
神奈子のゴールキックで飛ばされたボールははたてに渡る。
「はたて! 新聞の売り上げでもサッカーでも私が上だってことを証明しましょう!」
射命丸文ははたてに迫ると、はたては背中から青と黒のオーラを噴出させる。オーラはショートの薄緑色に黒い帽子を被り、体が黒と薄緑色の女形で黄色い杖を持ち、黒の羽でできたマントを着けている化身――幻影のダラマンガラスへと姿を変えた。
「あや……? この化身は……?」
「ダンシングゴースト」
はたての地面に紫色の魔法陣が出現、そして幻影のダラマンガラスが持つ杖からいくつもの紫色の人魂のようなものを射命丸文に飛ばした。
「捕まりませんよ!」
射命丸文は人魂のようなものを連続ステップでよけ、ボールに向けてスライディングした。
「ボールが動かない……!?」
はたては踏んづけてボールが飛ばされるのを防いでいた。
「余計なことしてくれますね……!」
射命丸文のスライディングは受け流され、はたては前線を走る龍にパスを送る。龍は背中から青と黒のオーラを噴き出させた。オーラは黒い翼に鋭い爪がある鳥のような見た目の化身――黒き翼レイブンに変化した。
「レイジングクロウ」
黒き羽少し舞う中、高く浮くボールに向けて龍は黒き翼レイブンと共に跳び、龍が蹴りを入れたと同時に黒き翼レイブンは腕を振るい、横に並ぶ三本の黒い斬撃とボールがゴールを襲い始める。
「ダイヤモンド……」
ヤマメは右手をダイヤモンドで固めた。
「パンチ〜!」
ヤマメは三本の斬撃をよけてボールを横からダイヤモンドで固めた右拳で殴り飛ばす。そのボールをサバミがトラップした。
「よし! 次こそギガバイトスクリュー破ってくれ!」
そう呼びかけたサバミはアシカにパスし、サイドを走る射命丸文が手を挙げる。
「一回はたてをぶっ飛ばさせてください!」
射命丸文はアシカに無言でパスを送られ、はたてに迫られる。
「風神の舞!」
はたては竜巻の中に入れられ、周りを素早く飛び続ける射命丸文に翻弄されて吹き飛ばされる。
「早苗さんとフランさんで練習したあの必殺技をやりましょう!!」
射命丸文に呼びれた二人は無言で頷き、線で結ぶと三角形になる立ち位置に並んだ三人でパスを繋ぎ続け、大きな竜巻が発生する。
「ビクトリーライン!」
竜巻に飛び込んだ三人はボールに蹴りを入れて黄色、緑色、赤色の弾三つが同時にゴールを襲い始める。神奈子は背中から猛蛇ヴァリトラを出現させる。
「ギガバイトスクリュー!」
猛蛇ヴァリトラの口から放たれる強力な水は黄色と赤色の弾を撃ち落とした瞬間、緑色の弾が神奈子の目の前まで迫った。
「よし! あとはただの化身キャッチだ!」
笑顔のサバミはそう言った時、神奈子は両手で緑色の弾を両手で受け止め威力に押され始めた。