東方キャラとオリキャラでイナズマイレブンする話   作:みかづき椛

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フォーメーション

 クリアナイト(晴奈のチーム)
        神奈子
   椛  諏訪子 阿梨夜  典
    たかね   晴奈   はたて
      にとり  龍
          千亦

      アキス 魔理沙
    フナ   アシカ   早苗   フラン
  サバミ リード ラック  文
        ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


 百二十二話 奇跡の誰だお前

 コチヤーズ対クリアナイト第十試合の後半29分頃、クリアナイト陣を襲うボールに晴奈は両足の甲でボールを真下に落とし、瞬時に地に足着けた晴奈は左足でボールに左回をかける。

「ラストリゾートD(ドラゴン)

 風が巻き起こるボールに晴奈は左足で蹴り飛ばすと、ボールを口に含む濃い紫色の強大なドラゴンへと変わり、ゴールを襲い始める。

「弾き返された……! 私のラストリゾートがぁぁ!」

 濃い紫色の強大なドラゴンは早苗と激突して吹き飛ばした。

「キャプテン!!」

「くそ……! あれはとてつもないパワーだがぺちゃくちゃ喋れる程遅い! みんなで止めるぞ!」

 そう呼びかけたサバミ、リードシクティス、ラックがゴール前に立った。

「ラ・フラム!」

「ウォーターフォール!」

「アイアンウォール!」

 コチヤーズのゴール前に炎の壁と水の滝と鉄の壁が出現するも、濃い紫色の強大なドラゴンは全て吹き飛ばした。ヤマメはソウルのグリムロンに変身し、ボールに青い触手を叩きつけるも、威力を止められずゴールを許した。

「ゴーーール!! ラストリゾートを晴奈選手がラストリゾートDで蹴り返し、全ての妨害を物足もせずゴールネットを揺らしました!! 後半30分になったところでスコアは1−3!! アディショナルタイムは5分ですがコチヤーズは絶望的です……!!」

「はぁ……こうなったら負けね……奇跡でも起きない限り……」

 ため息をついてそう言ったアシカに早苗は顔を近付けた。

「奇跡なら私が起こして見せます……だから最後まで諦めないでください! 勝って神奈子様と諏訪子様を救うために!!」

「キャプテン……気持ちは分かるけど……」

 アシカはサバミに優しく肩を乗せられる。

「あと5分! 最後まで諦めないで頑張ろうぜ!」

「サバミ、なにかいい手はあるの?」

「最後まで諦めないことがいい手だ!」

 サバミの返事でアシカは頬を膨らませた。

「何もないってわけね……まぁ私は途中で逃げ出すつもりないけどね」

「皆さん! 引き分けでも半分くらいは助け出せます! 最低2点取りましょう!!」

 射命丸文は周りにそう呼びかけると、他のコチヤーズメンバーは頷いた。

(早苗も文も大切な人を助ける為に頑張っているんだ……! 他の人が先に諦めるわけにはいかない!)

 闘気のこもった顔付きのフナは内心そう言って空を見上げると、遠くにいる一人がフィールドに向かって飛んでくる様子が視界に入った。

「誰か飛んでる…………こっちに来てる?」

「どうしたの? フナ?」

 アキスに話しかけられたフナは上空を指差した。

「誰かがこっちに来ます!」

「え?」

 コチヤーズメンバーと晴奈はフナが指差した方向を見上げる。そこには背番号7の濃い緑色のユニフォームを着用している身長160くらいで髪型はロングボブ赤髪で額に赤いツノを生やして胸はCカップある女性――ユニが満面の笑みで右手を振りながらフィールドに近付いて飛んでいた。

「やっほーー!! リードちゃん!! 助けに来たよーー!!」

「この声は……ユニ!?」

 リードシクティスは驚きの表情に変わってそう言うと、ユニはフィールド中央に着地する。

「これはまさかの展開! 天から新たなコチヤーズユニフォームを着るものが現れました!」

「私はコチヤーズの救世主……ユニ様だよ!」

 ユニは自己紹介して周りに笑顔を向けた。

「誰だお前……いや、誰ですかお前様は」

 魔理沙はボソッとそうツッコむと、リードシクティスはユニの前に立つ。

「この人は……私たちが住む世界とは違う異世界を管理しているユニです」

「私とリードちゃんはお隣同士よく話すんだよ!」

「あの! マジで別の異世界の神なんですか!?」

「マジだよ!」

 ユニはフナの質問に答えてニカッとした笑顔に変わる。

「いやいやユニ! 自分の世界は……」

「リードちゃん! 話してる暇はないよ! 私を出して!」

「え……」

 突如真剣な表情を向けられたリードシクティスは一瞬怯むと、早苗がリードシクティスに近付く。

「なんだかよく分かりませんがチームに入れちゃいましょう!」

「そうね。私もよく分からないけどチームに入れた方が良い気がするし。フナと交代ね」

「私……!? 確かにお姉ちゃんいないからちょっと調子悪いけど……」

 後半アディショナルタイム2分頃、コチヤーズはフナと交代でユニが入った。フナがいたと所に魔理沙、魔理沙がいたところにユニがついた。

「なんと! 我らが住む異世界とは別の異世界を管理している神がコチヤーズとして電撃参加だーー!!」

「はぁ……ユニ……自分の世界が崩壊したらどうするつもりだったの……」

 リードシクティスはうつむきながらそう呟き、フィールドにひとしずくの涙を落とした。

「コチヤーズのキックオフで試合再開です! あと3分でミラクルはあるのでしょうか!?」

 審判の長い笛の音の後、アキスから軽いタッチボールを受けたユニはドリブルで攻め始め、全身赤黒いオーラで包む。

「何あのオーラ……ユニはかなりぶっ飛んだ神だから嫌な予感がする……」

 ユニの髪型が後ろからサイドにかけてすべてを胸元で一本にまとめている緑髪になり、白いフリル付きの太い赤いリボンが頭から何本か出現させ、帽子に見立てるリボンも作った。

「ミキシトランス……鍵山雛!!」

「…………はぁ?」




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 クリアナイト(晴奈のチーム)
        神奈子
   椛  諏訪子 阿梨夜  典
    たかね   晴奈   はたて
      にとり  龍
          千亦

      アキス   ユニ
  魔理沙 アシカ   早苗   フラン
  サバミ リード ラック  文
        ヤマメ
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