東方キャラとオリキャラでイナズマイレブンする話 作:みかづき椛
クリアナイト(晴奈のチーム)
神奈子
椛 諏訪子 阿梨夜 典
たかね 晴奈 はたて
にとり 龍
千亦
アキス ユニ
魔理沙 アシカ 早苗 フラン
サバミ リード ラック 文
ヤマメ
ユニが幻想郷上空に異世界転移した時、そこには綺麗な夜空が広がる妖怪の山だった。
「リードちゃんたちは……あっちだね! ここでワープ魔法は封じられているから飛ぼう」
後ろを振り向いたユニは猛烈なスピードで飛び始めた瞬間、鍵山雛が直ぐ側にいることに気付いた。
「あら?」
雛はフリル付きのリボンを揺らしながら振り向きユニと目が合う。
「凄い衣装! 名前なんて言うの?」
「か……鍵山雛だけど? あなたは?」
「私はユニ! これからサッカーするんだけど見に来てよ〜!」
ユニは雛に近付こうとするも距離を置かれる。
「一応、私は厄をため込む……」
「やく? 握手握手!」
雛は強制的にユニと右手で握手された。
「……なるほど。そう言う能力ね」
「え?」
「私、一応異世界を管理する神だから触れれば相手がなんの能力を使うか分かるんだよね〜」
ユニはあくどい顔付きに変わり、雛と肩を組む。
「ねぇ、雛ちゃんの能力私にくれない? 敵チームを厄で不幸に敗北させたくな〜い?」
「ちょ……あなた中々ゲスいこと考えるわ……」
「え? そう? 細かいこと気にしな〜い。助けたい人がいるなら私が必ず助け出すから!」
「ふ〜ん。じゃあ一回弾幕ごっこをしましょう! 私が勝ったらユニはそのままの状態でサッカースタジアムに行ってもらうから」
雛はそう言うと、ユニと少し距離を取った。
「私が勝ったらユニのオーラをもらう&雛の試合観戦ね」
「条件二つになってない?」
「雛も試合気になってたでしょ! だから条件一つね!」
「……あっ、そう!」
◆
コチヤーズ対クリアナイトの後半アディショナルタイム2分頃、鍵山雛が上から試合の様子を心配そうに観ていた。ユニはドリブルで駆け抜け、他のヤマメとリードシクティス以外の選手はクリアナイト陣に攻め込んでいた。
「コチヤーズは九人が攻撃的だー! 3分で3点もぎ取る姿勢なのでしょうかーー!!」
「急にツノ付きの雛になったな……」
魔理沙はボソッとそう言った時、ユニに阿梨夜が迫る。
「ロックハンマー!」
阿梨夜は右手を地面に突っ込み、大きな岩でてきたハンマーを出して振り上げた。
「ふん!!」
ユニはジャンプでハンマーをツノでついて破壊した。
「ユニ選手! ヘディング……いやツノで突いてハンマーで破壊! 豪快です!」
神奈子は背中から猛蛇ヴァリトラを出現させる。一方、ユニは空中にボールとともにワープし、左足の甲にボールをつけて左足を後ろに振り上げ、ボールに赤黒いオーラをまとわせる。
「ディザスターブレイク!」
ユニは左足を前に振り上げてボールを飛ばす。
「ユニ選手のディザスターブレイク! 果たして決まるのでしょうか……あれ?」
カナはキョロキョロとフィールドを見渡し始め、ボールを見失っているようだった。
(ボールがない……)
晴奈はカナと同様にボールを探していると、アキスを注目し始める。アキスの目の前にあるボールが黄色の菊の花に変わった。
「菊一文字!」
菊の花が散ったと同時にボールは一直線にゴールを襲い始める。
「ギガバイト……」
猛蛇ヴァリトラが口から激しい水流を発射する前にボールは神奈子の横を通り抜けてゴールネットを揺らした。審判は得点を告げる笛の音を響かせる。
「ゴ……ゴール!! ユニ選手が直接撃つかと思いきやエースストライカーに花を持たせるパスを送りましたーー!!」
「なんか知らないけどうおーー!!」
サバミはそう叫んだ時、周りのコチヤーズメンバーと共にアキスに近付く。
「今……絶対あいつが撃つと思った……」
唖然とユニを見つめる魔理沙はそう言うと、ラックはユニに鋭い視線を向ける。
「意外とあざといな!」
「アキスさん! 打ち合わせしてたんですか?」
フナの質問にアキスは首を横に振った。
「してないよ。パスが来たからシュートしただけ」
「よく動揺しないでできましたね……アキスらしい」
射命丸文はボソッとそう呟くと、ふくれっ面のアシカが大きく息を吸う。
「時間ないから喜んでる暇はないのよ! さっさと戻りなさい!」
アシカの怒号指示がフィールドに響き、コチヤーズメンバーは自陣に戻っていった。
◆
後半アディショナルタイム3分頃、ドリブルで攻め上がる晴奈に迫るリードシクティスがジャンプし、後転しながら巨大な青いイルカのソウル――ドルファヌスに変化した。地面を水面に変え、跳ねるように晴奈に激突し、ボールを奪った。
「さすが我らが神!!」
笑顔のサバミに褒められたリードシクティスはユニにパスを送る。
「一緒に行こう!」
「変身したらジャンプして乗ればいいのね」
フランドールの言葉に頷いたユニは走りながら白い毛並みと黒い体と赤いツノがあるソウル――ユニヴォルトに変化しした。フランドールが乗り込まれたユニヴォルトはドリブルで駆け上がり、典を体当たりで吹き飛ばして人の姿に戻った。
「フランドール!」
ユニはボールを練り上げ、フランドールは炎の渦を作りながら体を横に回転し始める。
「ファイアトルネード」
フランドールは炎を纏った左足でボールを蹴り放った。
「ツイン……ブースト!!」
ユニは右足のオーバーヘッドキックで蹴りを入れたボールに闇のオーラをまとわせてゴールに向かって飛ばす。
「ギガバイトスクリュー」
神奈子の背中から出現していた猛蛇ヴァリトラら口から放たれた激しい水流がボールに激突させるも、勢いに押されてゴールを許した。
「ゴーーール!! ツインブースト
スタジアム全体が激しく盛り上がり、ユニは天に向かって右手のピースサインを突き上げた。