東方キャラとオリキャラでイナズマイレブンする話   作:みかづき椛

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フォーメーション

 クリアナイト(黒幕子のチーム)
         正邪
   玉兎 玉兎 玉兎 玉兎
   玉兎 玉兎 玉兎 玉兎
      玉兎 玉兎

     リード  魔理沙
   シラウオ フナ  キクラゲ 咲夜
   文  妖夢  早苗 アキス
          ラック
 コチヤーズ(早苗のチーム)


    五話 開幕戦キックオフ

 ある日、幻想郷の人里に近い空中に浮かぶサッカースタジアム――その観客席には妖精たちがパラパラといた。メインコートのベンチ間には、身長は150cmくらいで髪型は灰色ストレートロングで長めな兎耳があって胸のサイズがFカップあり、Yシャツを着用して右手に棒マイクを握っている異世界出身の女性――カナは大きく息を吸い込んだ。

「ついにここ、幻想郷で超次元サッカーが開催されます! 果たして開幕戦を制するのはどっちだ〜!」

 フィールドの中心では、黒いユニフォームと茶色のスパッツとキーパーグローブを着用してさらに左腕に白いキャプテンマークがある黒髪に白と赤のメッシュの頭に小さいツノを二本生やしている鬼人正邪と、濃い緑色のユニフォームを着用、さらに青のスパッツと黄色のキャプテンマークが左腕にある緑髪ロングの早苗が握手を交わした。

「先行後攻を決める前にクリアナイト戦でのルールを説明します! まずは延長戦やPKはなしですが、アディショナルタイムがある試合時間60分です! 必殺技、必殺タクティクス、化身、ソウル、ミキシマックス、ミキシトランス、オーバーライド、覚醒パワーなどはOK! ただし、誰かに成り替わるキズナトランスは禁止です!」

 カナの説明のあと、黒髪ショートで名の無い紫色の服を着用する主審が指で弾いたコインが地面に落ち、主審は早苗を指差した瞬間をカナは確認する。

「先行はコチヤーズです!」

 両チームはそれぞれのポジションに散った。両チームともに4−4−2のフォーメーションであった。カナは早苗がいる方向に目線を移して大きく息を吸った。

「コチヤーズはリードシクティス選手と魔理沙選手のツートップ! サイドハーフはシラウオ選手と咲夜選手! ボランチはフナ選手とキクラゲ選手! サイドバックは文選手とアキス選手! 早苗選手と妖夢選手はセンターバック! そしてラック選手がキーパーです!」

 カナは早苗がいるフィールドの反対側へ視線を変えた。

「対するクリアナイトは十人の玉兎たちがフィールドプレイヤーとして並び、ゴール前にはユニフォームを逆に着用している正邪が立っています!」

 カナの説明が終わり、主審のキックオフを告げる笛の音がスタジアム全体に響き渡った。

「今っ! キックオフ!」

 センターサークルにいる黄色のロングヘアーの女性――霧雨魔理沙はボールを軽く蹴り、ボールを受けたリードシクティスは即座に後方のフナへボールを送った。フナは少し前進し、左斜め前のシラウオにパスを狙ったが、力加減を誤り、ボールはタッチラインを越えた。

「あぁ……! いきなりミスっちゃったー……!」

「フナさん! 焦らないで!」

 早苗のキャプテンらしい呼びかけにフナは慌てて頭を下げる。

「すみません!」

 クリアナイトのスローイン、赤色のユニフォームと白のスパッツを着用する兎耳の玉兎がボールを頭上から投げ込み、受けた別の玉兎が一気に前線へロングパスを送った。ボールはFWの玉兎のもとへ。FWの玉兎は白髪ショートの妖夢をドリブルで突破し、ゴールへと突き進む。

「みょん……! まずい……!」

「クリアナイトが最初のシュートチャンスです!」

 玉兎はゴール前で右足を振り抜き、ノーマルシュートを放った。ボールはゴール左斜め上へ鋭く飛ぶ。

「止めてやる!」

 ラックはジャンプで両手でボールをしっかりとキャッチした。

「ラック選手! ノーマルシュートを難なくキャッチ!」

「みんな! ちゃんと攻めろ!」

 ラックはボールを蹴り上げた。銀髪ショートで左右にやや短めな三つ編み触角がある女性――十六夜咲夜は右足の裏で落下するボールを止め、目の前に立つ玉兎を冷静に見据えた。背後から猛ダッシュで駆け上がるアキスが咲夜を追い越す。

「ちょーだい!」

 アキスに笑顔を向けられた咲夜はパスを送り、受けたアキスは迷わず右足でミドルシュートを放った。だが、ボールは大きくジャンプした魔理沙の胸でトラップされる。

「ナイスパス!」

 魔理沙は笑顔に対し、アキスの顔はふくれっ面に変わる。

「シュートのつもりだったのに〜!」

 悔しそうなアキスを横目に魔理沙はボールを右足で止め、前方の正邪と目を合わせた。

「行くぞ正邪!」

 魔理沙は左足でボールを高く蹴り上げ、自身もボールと同じ高さまで跳び、右足に水色のオーラと無数の金色の星屑がまとわりついた。

「すいせいシュート!」

 技名を叫んだ魔理沙は右足で力強くボールを蹴りつけた。ボールは水色の輝きをまとい、星屑と共にゴールへと突き進む。

「魔理沙選手のすいせいシュートがゴールを襲う! クリアナイトのキーパー、正邪選手は止められるのかー!?」

 カナの実況が響き渡り、感情のない正邪はゴールポストの真横に移動する。

「……ゴールずらし」

 技名を呟いた正邪はゴールポストに体当たりした。ゴールが大きく横にずれると、すいせいシュートはネットを揺らさずにラインの外に出た。魔理沙はガッカリした顔付きに変わった。

「なんだそりゃ……禁止技だろそれは……」




コチヤーズ背番号
早苗37、妖夢11、咲夜16、文44、魔理沙51
リードシクティス4、キクラゲ33、ラック1
シラウオ91、アキス20、フナ27
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