東方キャラとオリキャラでイナズマイレブンする話   作:みかづき椛

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フォーメーション

 クリアナイト(黒幕子のチーム)
          ルナ
     妖精 大妖精 妖精
      妖精  妖精  妖精
  スター サニー クラピ チルノ

      アキス   橙
   シラウオ 魔理沙   早苗 フナ
サバミ   ラック  エリィ   文
        ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


  六十二話 流星対決

 コチヤーズ対クリアナイト第五試合の前半16分頃、ドリブルで走るフナの元に駆け寄ったサニーミルクが左手に黄色く光輝くエネルギーをまとわせる。

「クレイジーサンライト!」

 上空に止まった拳くらいの大きさの輝くエネルギーから光の雨をフナに降り注いで転ばせた。サニーミルクはボールを蹴り上げた。

「シャインドライブ!」

 空中でサニーミルクは光る右足でボールを蹴った。ボールは眩しい光で当たりを照らし、ヤマメは両目を隠すように両手で覆う。

「眩しー……!」

 眩しく輝くボールは猛スピードでヤマメの横をすり抜け、ゴールネットを揺らした。

「ゴール! キーパーヤマメ選手、眩しい光に何もできず、目を隠すだけでした。これで2―3です!」

 ヤマメは座り込んでうなだれる。

「そんなに気にするな。円堂も何もできずに今ので失点したし」

 魔理沙はそう言ってヤマメの肩に優しく右手を乗せた。

 前半18分頃、ボールを受けたラックに、サニーミルクの両手に右足を乗せているスターサファイアが飛び上がった。

「シューティングスター!」

 スターサファイアは落下しながら右足の裏を地面にぶつけてラックを吹っ飛ばした。

「しまった……!」

 スターサファイアは空中で体を横向きにしながら右足で蹴り、ボールから紫色の光が溢れ出す。

「流星ブレード!」

「なに!?」

 魔理沙が驚きの表情でそう叫ぶと、スターサファイア周辺は一度爆発し、蹴り出されたボールは流星のようにゴールを襲い始める。

「無印版の流星ブレードか! 止めてやる!」

 走る魔理沙はゴールを襲うボールの前に立ち、周辺に無数の小岩を出現させた。

「アステロイドベルト!」

 無数の小岩は黄色と赤のエネルギーをまとってボールにぶつかるも完全には威力を殺せず、ボールはヤマメの横を通過してゴールネットを揺らした。

「ゴール!! これで2点差です!」

「……無印版の流星ブレードも強いな」

 前半20分頃、魔理沙は右足を後ろに振り上げ、水色のエネルギーをボールにまとわせて上空へ蹴り上げた。

「今度は私の番だ!」

 ボール周辺に水色の小さな銀河が現れ、魔理沙がジャンプして右足で力強く蹴る。

「流星ブレード!」

 黄色と青の配色で流れ星のようにゴールを襲ったその時、ジャンプしたスターサファイアは右足でボールを蹴りつける。

「流星ブレード!」

 ボールから紫色の光があふれ出した。

「おぉー! これは流星ブレード対決! 勝つのはアレス版の流星ブレードか!? それとも無印版の流星ブレードか!?」

 スターサファイアは数秒ボールの勢いを止めたが、弾かれて倒れた。ボールは再びゴールを襲い始める。

「勝ったのはアレス版の流星ブレードです!」

 ルナチャイルドはジャンプし、後転しながら薄い緑と黄色がある巨大なイルカのようなソウル――デルピヌスに変化した。

「あれはリード様の色違いソウル!?」

 フナは驚きの表情で叫ぶと、デルピヌスは口を開けて衝撃波をボールに向かって放った。ボールは勢いを失い、ゴールには届かなかった。

「止めたー! クリアナイト! 魔理沙の強烈な流星ブレードを止めましたー!!」

「……やるな」

 魔理沙は悔しそうに握り拳を握った。

 前半25分頃になり、スコアは2―4のままだった。フィールドにいるコチヤーズメンバーは困り顔になっていた。

(どうしよう……監督としてなんて指示すれば……)

 ベンチに座るカサゴは頭を抱えて内心そう言った。その様子をフィールドにいるアキスが見つめてる。

「パスちょうだい!」

 右手をあげたアキスがそう言うと、シラウオはアキスにパスした。

「ミキシトランス! 射命丸文!!」

 アキスは意気込み、全身を黄色いオーラをまとわせて赤茶色ツインテールから黒色のショートに変わった。

「光速のマキシム!」

 背中から青と黒のオーラを噴き出し、オーラは首元から生えているオレンジ色の羽があり、体の色がオレンジ色と黄色でできた細マッチョ――光速のマキシムへと姿を変えた。

「オーバードライブ!!」

 アキスは左掌に右拳を乗せて風の力を込め、光速のマキシムの両掌から放たれた強い風圧で、ボールとともに急加速してゴールに向かって低飛行で飛び始めた。アキスはゴール前で止まり、光速のマキシムが消える。

「今度はちゃんとゴール前に止まれたな」

 ラックはボソッとそう言うと、アキスは両手に少しの電撃をまとわせた。

「今ここに再誕する……」

 空中に浮いたアキスとボールは黄色い台風に包まれる。

「グレートマックスなオレ!!」

 黄色い台風の中のアキスはボールに右手でのライダーキックをした。

「スーーパーー!!」

 黄色い台風は中心からゴールに向かって斜め下に伸び始めた。そしてルナチャイルドはデルピヌスに変化して口から衝撃波をボールに当てるも、勢いが止められずにゴールネットを揺らす。

「ゴール!! コチヤーズ1点追いつきました!」

「やったー!」

 アキスはそう言って右手でガッツポーズをすると、審判は長い笛の音が響く。

「おっとこれは……!?」

 ルナチャイルドが前に進み、サニーミルクが自陣ゴールへ向かった。

「ここでクリアナイト! またもやキーパー交代か!?」

 サニーミルクは黒いユニフォーム、ルナチャイルドは赤いユニフォームに一瞬で変わった。

「あれ? キーパー変わるの?」

 そう呟いたアキスの元に無表情のシラウオが近付く。

「ここで様子見としてミキシマックスを解除して」

「は〜い」

 アキスは赤茶のツインテールに戻った。




フォーメーション変更

 クリアナイト(黒幕子のチーム)
       サニー
    妖精 大妖精 妖精
      妖精 妖精 妖精
  スター ルナ クラピ チルノ

     アキス   橙
  シラウオ 魔理沙   早苗 フナ
サバミ  ラック  エリィ   文
       ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)
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