東方キャラとオリキャラでイナズマイレブンする話   作:みかづき椛

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フォーメーション

 クリアナイト(黒幕子のチーム)
       サニー
    妖精 大妖精 妖精
      妖精 妖精 妖精
  スター ルナ クラピ チルノ

     アキス   橙
  シラウオ 魔理沙   早苗 フナ
サバミ  ラック  エリィ   文
       ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)


  六十四話 次元の狭間

 コチヤーズ対クリアナイト第五試合後半1分頃、ボールを両足で挟んだ早苗はバク宙し、緑色のオーラをまとわせながら蹴りを入れ、ボールは巨大な黄土色のヘビと共にくねくね軌道でゴールを襲い始めた。

「シャイニングホール!」

 サニーミルクは両手を前に向け、円形の光輝く物を出現、ボールとヘビは光輝く円形の中の空間に吸い込まれて消え、サニーミルクは両手を合わせて円形の光輝く物を消した。

「今の技……三人で集まるさっきの技より強そうですけどね……」

 後半3分頃、ボールを持つルナチャイルドは連続バク転しながら魔理沙を飛び越える。

「ウルトラムーン!」

 魔理沙は満月をバックにルナチャイルドが縦に回転する姿を見た。華麗に着地したルナチャイルドは前線を走るクラウンピースにバスする。

「ヘルファイア!」

 クラウンピースは目の前に浮いている左足で蹴ってボールを回転させながら炎をまとわせ、左足でボールを蹴り飛ばした。

「……くそっ!」

 ラックはヘディングでボールを受けて踏ん張るも、数秒後に飛ばされる。

「真空魔!!」

 髪型が薄緑色のポニーテールから金髪ロングに変わったエリィの前に紫色の空間の裂け目が出現し、ボールは異空間に入り込んで威力を失い、エリィの目の前にボールが戻ってきた。

「ラックさんが少し止めてくれたおかげでミキシトランスできました!」

「あぁ……それよりいいのか?」

「はい! 1点取ったら解除します!」

「そうか! 頼んだぞ」

 後半5分頃、ボールを受けた大妖精の前にスキマの力を使って瞬間移動したエリィが現れた。

「ディメンション……カット!」

 エリィは右足に黒いオーラをまとわせ、右足をスキマを通じて瞬間移動して大妖精からボールを奪い、自身の足元に置いた。

「次もディメンションです!」

 エリィはボールを高く上げ、ジャンプして前に蹴ったボールが空中で止まり、紫色で十字の次元の狭間が出現。エリィは滞空し続けるボールを踏みつけた。

「ディメンションストーム!!」

 ボールは紫色の風をまといながら一直線に迫り始める。

「一夜城!」

 ゴールの前にルナチャイルド・クラウンピース・チルノが乗る天守閣が出現してボールに激突。しかし天守閣は崩れた。

「エリィ選手のディメンションストームの威力が削れたぞー!」

「シャイニングホール!」

 サニーミルクは両手を前に向け、円形の光輝く物を出現、ボールは光輝く円形の空間に吸い込まれそうになったが、突き破ってゴールを揺らした。

「ゴール! これで……5―6です!」

「よし!」

 エリィは金髪ロングから緑髪ポニーテールに戻した。

 後半7分頃、センターサークル付近にいる魔理沙がドリブルで走っていた。

「魔理沙後ろを見て!」

「え?」

 シラウオの言葉に反応した魔理沙が後ろを見ると、背後から両手に葉が茂る枝を持って走るルナチャイルドとスターサファイアがいた。

「スニーキングレイド!」

「なんだ!?」

 魔理沙は飛び込んで来た二人にボールを奪われる。

「あれ、隠れるつもりだったの? 枝を持つ意味がないと思うけど……」

「確かに……」

 アシカの言葉にカサゴは頷いたその時、ルナチャイルドはボールを逆サイドの前線に向かって高く上げ、チルノが右足のかかとで叩きつけたボールを空中で氷漬けにした。

「ホワイトダブルインパクト!!」

 チルノとクラウンピースは体を横に回転しながらボールに向かって飛び、それぞれ片足ずつボールを蹴り、冷気をまとう強烈なシュートを撃った。

(うっ……! これは真空魔をしないと……!)

 焦りの表情で内心そう言ったエリィは全身をミキシトランスする時の黄色オーラをまとわせた瞬間、ボールはエリィの横を通過し、ゴールネットを揺らした。

「全然間に合わなかった……!」

「ゴール! また2点差です! コチヤーズは果たして追いつける時が来るのでしょうか!?」

 その時、審判が長い笛の音を響かせた。黒いユニフォームに変えたクラウンピースがゴールに向かって歩き始め、赤いユニフォームに変えたサニーミルクが前に歩き始めた。

「随分ポジション変えるな……」

 ラックはボソッとそう呟いた。

 後半10分頃、前線を走るフナはボールを高く蹴り上げてゴールに背を向けて、右足に炎をまとわせる。

(まずは様子見……!)

 フナは高く跳んでオーバーヘッドキックで炎をボールにまとわせて蹴り飛ばした。

「レッドブレイク!」

「……ファイアウォール!」

 クラウンピースは全身を炎で覆い、両手でボールを受け止める。

「レッドバイソン系必殺技の激突です! 勝ったのはクラウンピース選手です!」

「炎系……う〜ん……悔しい!」

 後半13分頃、前線を走るサニーミルクにボールが渡り、気迫のこもった表情のエリィはサニーミルクに迫る。

「抜かせません!」

 サニーミルクの両隣にルナチャイルドとスターサファイアがくっついて一直線に走り始めた。

「トリプルダッシュ!」

「にゃあーん!!」

 三人に激突されたエリィは猫のような悲鳴をあげると、三妖精は後ろからボールを預けたルナチャイルド、スターサファイア、サニーミルクの順で縦に走り始め、ルナチャイルドはボールを前に飛ばし、黄色いエネルギーをまとわせた。続けてスターサファイアとサニーミルクがボールを蹴り、オレンジ色のオーラをまとったボールが加速してゴールを襲う。

「トリプルブースト!」

「……やっぱりこわ〜い!」

 ヤマメはよけてゴールを許し、スコアは5―8となった。




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       クラピ
    妖精 大妖精 妖精
      妖精 妖精 妖精
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  シラウオ 魔理沙   早苗 フナ
サバミ  ラック  エリィ   文
       ヤマメ
 コチヤーズ(早苗のチーム)
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