東方キャラとオリキャラでイナズマイレブンする話 作:みかづき椛
クリアナイト(黒幕子のチーム)
隠岐奈
妹紅 里乃 舞 幽香
輝夜 菫子 ルーミア メディスン
紫苑 女苑
アキス 魔理沙
シラウオ アシカ 早苗 キクラゲ
サバミ エリィ ラック 文
ヤマメ
コチヤーズ(早苗のチーム)
コチヤーズ対クリアナイト第七試合後半開始直後、早苗が大きく息を吸う。
「皆さん! 依神姉妹にボールを渡さないようにしましょう!」
キャプテンらしく声をかけた早苗の言葉に周りの数名は元気に応じた。
◆
後半4分頃、ドリブルで走る魔理沙に左右からスライディングで大きなカニのはさみ部分と共に里乃と舞が迫る。
「ビッグシザース」
里乃と舞のスライディングで魔理沙は吹っ飛ばされ、里乃は妹紅にパスを送る。妹紅は輝夜と菫子と合流し、三人でボールを高く蹴り上げて炎をまとわせる。輝夜と菫子は空中で左右から、妹紅はオーバーヘッドでボールを蹴った。
「ザ・フェニックス!」
ボールは出現した巨大な火の鳥と共にゴールを襲い始める。
「ダイヤモンドハンド〜!!」
ヤマメはダイヤモンドで覆う右手で受け、表情に苦しみながら後ろに押されるも、ボールの勢いを完全に止めた。
◆
後半8分頃、ドリブルで走るキクラゲにメディスンが迫る。
「マッシュルームホップ〜!」
キクラゲは地面からいくつもの巨大な赤いキノコを出現させて連続ジャンプでキノコの上を飛び跳ね、メディスンをとっぱ。そしてアキスにパスを送った。
「お姉ちゃんナイス!」
アキスはボールを胸でトラップしようとした瞬間、妹紅が足に炎をまとわせ、ブレイクダンスのような動きから逆さまの状態で炎を一本伸ばす。
「フレイムダンス!」
伸びた一本の炎がアキスからボールを奪うと、妹紅はボールを遠くに向けて蹴り上げた。
「ダークトルネード」
ルーミアは横回転しながらジャンプし、黒いエネルギーをまとった左足でボールをゴールに向かって蹴り飛ばした。
「シューティングカット!」
射命丸文は風をまとわせた右足を蹴り上げて横に回ってバンザイをして自身を中心に竜巻を作るも、ボールに突き破られる。
「これで少し弱めましたよ!」
「ありがとう文〜! それじゃあゴッドハンド!」
ヤマメは出現させた巨大な黄色い手でボールを受け止めた。その様子を見ていたアシカがため息をつく。
(お姉ちゃんが止めているのに……さっさと1点返さないといけないのに……)
アシカはギュッと目をつむり、両手で髪をかいた。
◆
後半12分頃、曇った表情のアシカがドリブルで走っていた。
(どうしたら点を取れるのよ……あーイライラするわ……!)
「アシカ来てるぞ!」
ラックの言葉でハッとしたアシカは突然空中に浮き始める。
「え!? なに!?」
「フェイタルリフト」
技名を呟いた菫子が握っている左拳を振るうと、アシカが飛ばされて地面に背をつけて倒れた。
「アシカちゃん!」
「サイキックボウ」
叫びを上げた早苗がアシカの元に駆け寄ると、菫子は右掌を前に突き出して捻って引き、空中に留まらせて回転させたボールを早苗にぶつけて吹き飛ばした。
「いたっ……!」
「オービタルドライブ」
菫子は右足でボールを蹴って水色のエネルギーをまとわせ、右手を様々な方向に動かし、その動きに合わせてボールがぐねぐねに曲がりながらゴールを襲い始めた。
「ミキシトランス! 八雲紫!」
全身黄色いオーラに包まれたエリィは薄緑ポニーテールから小さい赤いリボンがいくつもついている金髪ロングに変化し、右足を振り上げて空間切り裂く紫色の空間の裂け目を出現させた。
「真空魔!」
ボールは空間の裂け目に吸い込まれ、威力が消えたボールがエリィの前に現れる。
(魔理沙と二人の必殺シュートを三連発で撃つしかないのか……いや、失敗したら1点も取れないで終わる……マジでどうする……)
考えごとをしながらサバミは天を仰いだ。
◆
後半16分頃、スキマを使って一瞬で前線に移動したエリィにボールが渡った。
(真正面から撃っても止められそう……ならこれでどうだ……!)
エリィは右足でシュートを撃ち、薄紫色のオーラをまとわせたボールがゴールを襲い始める。
「かみかくし!」
隠岐奈の背中から出現していた賢王キングバーンWの目が赤く光り、四本の手から炎を噴射させたその瞬間、ボールが消えた。
「あれか。里乃! 舞!」
「はーい!」
エリィの背後に鳥居が出現し、中から薄紫色のエネルギーをまとうボールがゴールを襲い始める。そんな中、舞と里乃は社交ダンスを踊ってその後、里乃が舞をぶん投げる。
「フラッシュダンス!」
舞は体を横に回転しながらボールを前に蹴り飛ばした。飛んできたボールを妹紅、輝夜、ルーミアの三人が蹴り上げ、紫色の炎でできた大きな鳥を生み出した。
「ダーク……フェニックス!」
三人はオーバーヘッドでボールを蹴り飛ばし、紫色の炎でできた大きな鳥と共にゴールを襲い始める。
「ダークフェニックスはなまらやべぇな……」
サバミは両手に炎をまとわせて回転しながらジャンプし、赤色の炎の壁をゴール前に出現させる。
「ラ・フラム!」
ヤマメは紫と黄色のストレートロングに髪型を変更し、数秒後にボールと紫色の炎の鳥は炎の壁を突破した。
「ムゲン・ザ・ハンド〜!」
ヤマメの背後から無数の黄色い手が出現し、ボールを押さえていった。やがてボールの威力が完全に消え、ヤマメの両手に収まる。
(ヤマメマジで凄いな……あとは貧乏神絡みの必殺シュートさえ止められれば私も攻めやすくなるんだが……)
渋い表情のサバミは内心そう呟いた。