【カオ転三次】幼女ネキの謎を解明するため、黒札調査隊は宮城県の奥地〇〇町出張所へと向かった――。 作:貧弱一般メガテンプレイヤー
何時も通り時系列他を無視した外伝・アンソロジー時空での出来事でお願いいたします。
1『該当回を見て30秒で思い付いたネタ』
酉の戦士・丹羽遼香*1は覚醒者である。
彼女をワカラせたガイア連合は、世界征服を企まない何か変な秘密結社である。
酉の戦士は自らの命と将来のために悪魔と戦うのだ!
「目標はあの群れね。じゃあ……お願いね! 鳥さん達!」
「ガンバルゾー!」
「えい、えい、おー!」
「我が知略にて葬ってやりましょう!」
「…………あの、どちら様ですか?」
「私達は通りすがりの者だ。だがオヌシに助太刀する!」
「なーんかそうしなきゃいけねー気がすんだよなあ、何でだろ?」
「取り合えずあの悪魔の群れを倒すのを優先、という事で」
「わ、分かりました」
そして次の日。
「今日は周辺の調査と索敵と。それじゃあよろしくね、鳥さん達!」
「ドーモ、ニワトリ=サン。東の方は誰も、なんもなかったぞ、実際無人」
「西にはモヒカンが数人いたぞ。もしかしたら斥候かもしんねー」
「帰り道に黒札が居ましたが、彼奴は有名なセクハラ野郎。回り道をお勧めします」
「誰!? ねぇ、誰なの!? 怖いよおッ!!」
ガイア連合神戸支部・支部長室。
「――と、丹羽さんから苦情というか、救援要請が届いているのですが……紫さん、どうしましょう?」
「うーむ、しかし色々と問題のある方達でしたが、私が見るにストーカーやる様な人達ではなかったと思うのですが……」
「まさか、三人共丹羽さんに一目ぼれしたとか? いえ、流石にそれはいくら何でも――あ」
三馬鹿ラス――――本霊・三羽烏。
「えええええ……。でも、丹羽さん別にあの三人を操ろうとした訳じゃないですよね?」
「それに幾ら本霊が鳥型悪魔でもお三方は人間で覚醒者です。そう影響があるでしょうか? マスター」
「……こういうのにやたら弱い、かかりやすいタイプって居ますから」
「……確かに」
「ガイア連合一かかりやすそうですな」
その後破魔ネキが適当に*2作った対策アクセを丹羽に渡したら治まったのだった。
丹羽は暫く『鳥さん、ガイア連合は怖いところです』状態になったが、ガイア連合への帰属意識はある意味高まったので、姫路支部的にはめでたしめでたしでしたとさ。
◇
2『こっちは本霊判明時から狙ってたネタ』
ある日
くまさんの言うことにゃ♫ お嬢さん 歌いましょう♪
ラララ♫ ラララララ♪ ラララ♬ ラララララ♪
「ねえ! 何!? 何なの!? 礼子! なんで見てるの!? ホントに裏切ったの!?」
「私が小熊を裏切るなんてあり得ないわ――だって、凄く楽しそうなんだもの」
「確かに楽しそうだけど! 私は楽しくない!――というより訳わかんない!」
山梨支部にて突如現れたくまさんことベアファイターに絡まれたcubネキ*3。
いきなりやってきた機械のくまさんと、現在は両手を繋いで(強制)くるくる回ってくまさんと楽しく?踊るマスターを礼子*4は多分優しい瞳で見守る。
「いいじゃない、明るい雰囲気の人が苦手なんでしょう? その子、小熊がよく言う陽の者、いえ陽の熊みたいじゃない。良い訓練になるわ」
「確かに苦手だけど! 確かにそういう空気凄く感じるけど!――熊と踊るって絶対練習としておかしいよね!!? しかも何時の間にかなんか増えてるし!」
cubネキの言う通り、何時の間にか踊るベアファイターとcubネキの周りにはモンキーダンスを踊るハンマーロック、スネークダンスを踊るステルスバイパー、オウムみたいにヘドバンするロードスキッパー、『LORD OF THE SPEED』を流すダブルソーダが集まっていた。
小熊の
人に話しかけようとして話しかけられないでいるさみしそうな同族*5をみかけたので、大勢で一緒に歌って踊ればきっとさみしくないと思ったと後にドクターネキにお説教されたベアファイターは語ったとか。
◇
3『このネタの為だけに三馬鹿ラスにコレを使わせるかどうか悩んだ』
三馬鹿ラスが『ホモコロリ君グレート』を使用したIF世界、または使用した未来の世界。
「Zzzz……」
「ぐぉおお……」
「すぴー……」
ある日の深夜、山梨支部の宿舎にて並べた布団で鼾をかいて寝こける三馬鹿ラス。
そして僅かに開けた襖の隙間からその様子をじっと伺うアガシオン。
大丈夫そうと判断したアガシオンが、瑞穂の姿に戻ると湯呑を載せたお盆を持って音も無く入室し、三馬鹿ラスの足元へと正座した。
そしてにゅるん、という音と共に布団の裾からエイリアンの細長いバージョンなキショいクリーチャー・ホモコロリ君グレートが三体、姿を現す。
そんな今にもシャギャーとかキシャーとか叫んで暴れそうな見た目のシキガミは――
「……キャシャー、キャシャーン」
「シャシャシャシャ、シャア」
「ギャシャ、ギャシャ、ギャンギャン」
「……(コクコク)」
――アガシオンの淹れたお茶とお茶菓子を味わいながら、愚痴を零していた。
『今日もバカやって霊視ニキに殴られてこっちまでダメージがきた』
『こないだの闇鍋&ポーションブレンドの影響がまだ抜けない』
『悪魔との戦闘より仲間割れで使われる事が多いのは何とかならない?』
そんな愚痴とも嘆きとも取れる話の内容を聞きながらホモコロリ君達の湯呑にお代わりを注ぎ、新しいお菓子を取り出すアガシオン――出来れば酒で心労を流してしまいたいが、間接的でもバカ共に酒が入るとバカ度とやらかしがバージョンアップする事を彼らは文字通り骨身に染みて知っていた。
バカ共の身体と魂を守りつつ、連中のやらかしの巻き添えを文字通りの一蓮托生の為避けられないホモコロリ君グレート。
バカ共の戦闘・生活のサポートをしながら、奥の手の管理に加え、更にホモコロリ君達のフォローという業務が増えたアガシオン。
お互いがお互いの仕事の辛さと重みを理解し、その境遇に同情と感謝をしつつ、明日も頑張ろうと励まし合う、静かな深夜のひと時であった――――同病相憐れむと言ってはいけない。
なおケツニンジャ、尻侍、臀部魔道士のケツから生えてるシャープなエイリアン三体と宮小路瑞穂がお茶しながら日頃の愚痴を零し合うというシュールを超越したナニカな光景は、笑ってはいけない人生録にて同情されつつも多数の腹筋を粉砕したという。
◇
4『カオ転と某作品で多分最も混ぜるな危険と思う組み合わせ』
山梨支部・ダ・ヴィンチラボ。
其処の主のダ・ヴィンチは、真の主・無惨ニキが手紙を片手にしかめっ面なのを目撃した。
「マスター君どしたの? また何かの厄介事?」
「……まあ厄介事なんだろうな。はい」
「どれどれ……うわぁ」
手紙の送り主はガイア連合でも『正直ここまでとは思わなかった』と冠のつく名高きバカ三人組。
とある『実験』への協力を宇宙関連ではガイア連合随一の無惨ニキにお願いしたいと無駄に丁寧で無駄に文学的に無駄に学術的な行い――最後はある意味正しいが――に見えるように延々と書き連ねられていた。
「マスター君ってあの三人と知り合いだったっけ?」
「直接の面識はないな。幼女ネキ等を挟んだ友人の友人は友人理論で手紙を送ってきたらしい」
「物怖じしないというべきか、厚かましいというべきか、判断に悩むね――で、この実験っていうのは?」
好奇心一杯の己のシキガミに、無惨ニキは口一杯に苦虫を頬張った様な顔になり、告げた。
「――――吸血鬼『君がエッチなことを考えると流れ星を降らせるおじさん』*6とミナミィネキを会わせたらどうなるか」
「……は?」
「冗談ではなく、本当に名前の通りの能力を持った悪魔、いや吸血鬼だ。冗談みたいだがな」
「……無視した方がいいんじゃないかな? 色んな意味で。大体なんでそんな実験を」
「ガイア連合にとっての切り札に足り得るのではと手紙にはあったな、まあ建前だろうが。そして無視した場合は――幼女ネキの所にこの件を持っていくのが目に見えている」
「そういえば彼女も宇宙船作ってたねえ。そして多分ノリノリで実験するだろうね」
「万一の事があった場合、最初からこっちでやった方が手間が少ない。それにトラブルが起きた場合、宇宙の方が対処し易いのは事実だ」
「あの三人も考えなしにマスター君に話を持ってきた訳じゃない、と」
――――だからある意味より性質が悪い。
主従の心が一つになった瞬間であった。
そして無事?行われた実験だが――――反応した流れ星のサイズが映画・アルマゲドンがリアルに再現されるレベルと観測され、即中断。
ガイア連合で正式にミナミィネキが吸血鬼君がエッチなことを考えると流れ星を降らせるおじさんに近付く事を禁止された。
同時にガイア連合が追い詰められた場合の最終手段としても密かに登録され、吸血鬼君がエッチなことを考えると流れ星を降らせるおじさんに秘密の護衛が手配されたのであった。
そして後で一連の流れを知らされたミディア*7の胃が消し飛んだのは別の話。
◇
5『これならあの人も少しは驚くかも?と思った』
独学で今迄続けて来た。
独学でも、やっていけると思った。
その考えが甘かったと思い知らされた。
努力はしていたと思う、けれどその努力が正しかったのかと問われれば、答えは出せない。
ならばどうするのか――道は一つしかなかった。
手紙を置いて、家を出た。
皆は驚くだろうか、それとも怒るだろうか、或いは――悲しんでくれるだろうか。
それでも、後悔はない。
今よりずっと成長した自分を、皆に見て欲しいから――。
人魚ネキ宅。
「いえ、何というか……来られてもその、困ります」
歌や踊り関連で、多数の人・神・悪魔・黒札からあれしてこれしてと言われまくっていて、お願い事には慣れっこな人魚ネキ。
そんな彼女でも、娘達の知り合いの作った
なお五分後にやってきたティガゴドスとレブラプターに『お前の仕事は踊りじゃないだろ!!』とフルボッコにされて強制帰宅させられましたとさ。
◇
6『あんなバカが居るのなら、こんなバカも多分居る』
JSカルテットinドクターネキ宅。
「この前さ、セツナの偽物*8が出たよね」
「ああ、もう一周回って怒る気も失せる大馬鹿の事か……いや、やっぱり腹立つな」
「……リン、どうどう……」
「愚かという言葉をその身全てで再現している奴だったな。で、それがどうした? ドクターネキ」
「うん、それがね?」
「――――お兄ちゃん達の偽物が出たの」
暫し、その場が完全な沈黙と無音で満たされる。
「……いやその、何でだ? あのアホの煮凝り共を騙って一体何をどうするんだ? そういう癖か?」
「色々悪い事というか、やっちゃいけない事やって罪と罰を人に押し付けるっていう、まあお約束な動機だね」
「さて、あの連中のトンチキ具合も斜め上も真似ようとして真似られるとは――あ、そういう事か」
「黒死ネキの読み通り、お兄ちゃん達だからね。普段と言動が違ってもその場のノリと勢いって理由で誤魔化せる訳。顔も普段出さないから変装も簡単って寸法ね」
「……その、大丈夫だったの……?」
「変装して、さあ始めようって矢先に――――お兄ちゃん達のやらかしの被害者や、探求お姉ちゃんの知識の件で逆恨みしてる人達に本物と間違って襲撃されて袋叩きにされましたとさ、チャンチャン♪」
「……くっ、ぷぷっ、見事にオチがついたか。そんなとこまで連中の真似をするとは気合の入った偽物だな」
「お兄ちゃん達の素顔知ってる人少ないからねー、変装解いて偽物と言っても信じてもらえなくて、随分とボコボコにされたみたいだよ」
「その三馬鹿ラスとはジャンルの異なる馬鹿共も機を見て蒐集したい所だな。それでその後は?」
「大勢で三人を攻撃した結果味方撃ちもおきて、それが原因で大乱闘になっちゃって。おまけに真サスケお兄ちゃん*9まで『そいつは僕の標的だ!』って参戦して、もう手の付けられない大騒ぎ」
「……どうなったの……?」
「最後は到着した霊視お兄ちゃんによって全員鎮圧されて一連の騒ぎは終わりました、まる」
「何というか連中が関与してないのに連中染みた騒ぎが起きたんだな。まああいつらが絡んではいるが」
「……良かったのかなあ……?」
「ガイア連合なら珍しくもない喧嘩騒ぎだろうさ。所でドクターネキ」
「なーに?」
「襲撃してきた連中は――どうして偽物達の居場所を知ってたんだろうな?」
「――――どうしてだろうね?」
黒死ネキの問いに、ドクターネキは笑顔で――但し、欠片程も瞳の笑っていない――疑問文に疑問文で返したのであった。
◇
7『考えてなかったけどぴったり嵌る事はある』
神世の昔、
そんな神様達が有馬を訪れた時、傷ついた三羽の烏が赤い水たまりで水浴をしていました。
その数日後、烏の怪我が治っていた事から温泉と分かり、温泉のありかを教えてくれたこの三羽の烏だけが有馬に住むことを許されたと伝えられています。
――有馬温泉の歴史――
「――と、三羽烏にはそんな伝承があるの」
「「「うん」」」
「だから――――お兄ちゃん達が肉体的にも精神的にも大ダメージを受けても割とあっさり復帰するのはこの神話の影響という可能性があるんじゃないかなあと」
「「いや、単にあいつらの地の性格・人間性だと思う」」
「やっぱりそう思う?」
「……うん……」
真相は三羽烏の本霊のみが知る。
「でも言われてみるとあのバカ共割と神戸支部に顔出すよな。多少の影響はあるのかもしれん」
「それなら神戸に居る方が強くなるんじゃないのか? 少なくとも何らかのバフはありそうだ」
「うーん、でも破魔お姉ちゃんの頭痛と胃痛の種になりそう……もしかして予知夢で定住を防いでるのかも?」
「……そうなのかな……?」
こちらも真相は不明である。
◇
8『残念ながら世間からはそう見える』
「最近変な人というか、変な頼みをしてくる人がよく来るんだよね」
「変な頼みか。それは以前言っていたドクターネキを舐めくさっている連中とは違うのか?」
「うん、違うね。そういう手合いはもう来ないから。何と言ったらいいかな、わたしに融資や投資を頼みに来るというか……」
「ドクターネキも私達程ではないが、大分稼ぐ様になったからな。少し目端が利く奴ならそのぐらいするのは当然だろう」
「そういう普通の投資話も一応あるんだけど……事業じゃなくて、人に投資しませんか、みたいな?」
「……? どういうお願い事なの……?」
「強くなったら、レベルが上がったら、異能に目覚めたら返すから、お金や装備他下さいって感じの」
「パトロンになってくれという事か。だが手続きしたらガイア連合でも支援はしてくれる筈だろう?」
「だよね? わたしも最初に申請してローンとか組んだもの。それに頼んでくる人、何か皆変な感じで」
「「「?」」」
「支援頼んでるのに計画はいい加減。計画自体が無い人も沢山で、到底修行やレベル上げする気がある様に思えないの。なのに何でか皆凄く自信満々というか、絶対支援してもらえるって思ってるみたいで、断ったら『何で!?』『信じられない!』みたいな反応するし。ホント何なのかな」
「「「…………」」」
「あれ、みんなどうしたの?」
「……その、いいかな……?……多分、なんだけど……」
「え、セツナは分かったの? 教えて教えて!」
「……その、ドクターネキって……あの三人に……凄く優しいから……その人たち…………あの三人に似てたり、近い立場なら*10……きっと自分も……凄く優しくしてもらえるって……思ってるんだと思う……」
ぴしり、と音を立ててドクターネキが固まった。
ギギギ、と顔を他二人に向けると、幼女ネキはそっと顔を逸らし、黒死ネキは『自覚してなかったのか』という視線を返したのでした――真実は時に人を苦しめる。
◇
9『言ってないけど言っても違和感ない台詞』
『三馬鹿ラスが童〇を捨てる相手は誰か』トトカルチョのページを見て。
「倍率がアホみたいに高いとはいえ、私や黒死ネキや人魚ネキの名前まであるのは一体どういう事だ?」
「落ち着け。単に有名だからとか知り合いだからといった理由だろう。しかしミナミィネキが高順位なのは納得として、ここ最近急に人気が急上昇したみたいだが、何があったんだろうな?」
「本当だ。最近……あ。そっか、あの時のあれが漏れたのかあ……」
「……何かあったの……?」
「えーとね? 前にちょっと用事があってミナミィお姉ちゃんに会いに行ったの」
「ふんふん」
「色んなお話してたんだけど、お兄ちゃん達の専用シキガミの話になって」
「それで?」
「で、このままだとお兄ちゃん達、今世でも前世と同じく一生独身になっちゃうかも、ってちょっと冗談のつもりで言ったら」
「……言ったら……?」
「――すっごくエッチな顔で肉食獣の目になったミナミィお姉ちゃんが小さな声でぼそっと『ビンテージ』って呟いて……」
再度、ドクターネキ宅が完全な沈黙と無音で満たされた。
「……まあ何だ。あのバカ共、少なくとも今世では童〇は捨てられそうで良かったじゃないか」
「そ、そうだね、幼女ネキの言う通り、何時かは分かんないけど、少なくとも生きてる間には」
「そうか? ミナミィネキの事だ。連中の転生先を把握した上で、どうせなら来世まで熟成しようとか考えてもおかしくないぞ」
「「それは思ったけど言わなかったのに!」」
「……すごい人だね……色んな意味で……」
せっかくチートを貰って異世界に転移したんだから、好きなように生きてみたい より
作中のクールさんという娼婦の女性は童〇、初物のお相手をするのが人生捧げるレベルで大好きな業の深い人。
その為主人公から(あと読者から)ショタ好きと思われていたが、実は初物ならば容姿も年齢も全く問わないという嗜好であり、作中で童〇な爺さんの事を『ビンテージ』と表現した。
◇
10『涙目になってたのでプレイするものを変えてみたところ』
JSカルテットinドクターネキ宅に、三馬鹿ラスのエントリーだ!
「ドーモ、ニンジャでーす」
「サムライでーす」
「郭奉孝でございます」
「「だまれ今郭図!」」
古すぎるボケかます三バカの目に映るのはマリカープレイ中のJSカルテット。
ディスプレイの中ではセツナの動かすペンギンを他三人が援護して高順位をキープさせている。
「んんん? チーム戦でもないのに何で援護を? 俺は訝しんだ」
「前にスマブラやってた時、涙目になってたからじゃねーか?」
「接待プレイですか。まあ偶にはそういう遊び方もいいんじゃないですか」
そんな事を呟く三馬鹿ラス達を分かってないなあ、な表情で見るドクターネキ。
「あ! マズ……!」
その時、NPCがセツナに赤ごうらを当て、それを切っ掛けに次々とNPCの攻撃が命中しどんどん順位が落ちていき、その展開にドクターネキが思わず声を上げ、幼女ネキと黒死ネキも顔を顰めた。
「「「?」」」
そんなJS達の様子に怪訝な顔になる三馬鹿ラスが眺める中、セツナが下位に落ちた事で残り三人の誰かが勝つと思われるレース。
が、そこからサンダー・キラー・スター・三連キノコ・テレサからスター奪取の怒涛のアイテムコンボでセツナが見事逆転優勝を果たした。
「――こんな風に下手に下位に落としちゃうとアイテムでほぼ確実に逆転されちゃうから、後半まで高順位を維持させるのが対セツナ戦では鉄則なんだよ」
「「「うわー……」」」
「……ぶい……」
ちょっぴしのドヤ顔でピースを決めるセツナでしたとさ。
◇
11『筆者が勝手に思ってる事。あとスレでみてこいつらにやらせるしかないと思った』
「あの四人って仲良いよな」
「あ? なんだよきゅーに」
「良い事じゃないですか」
マリカー中のJSカルテットを見て呟くサスケニキに、他二人が訝しんだ。
「いや、割と性格とか好みとかズレてんのに四人とも仲良しだなあって思って」
「あー……まあでも少ない同世代同士、多少の事は誤差の範囲内なのでは?」
「んー……」
腕組みしたヨロイニキが、形にならないものを何とか言葉にしようと口を開く。
「なんつーか……あの四人って、根っ子が近いというか……『なにかで死んでもいい側』なんじゃねーかなって」
「「……」」
「命を粗末に、とかじゃなくて、目的とか自分で納得っつーか、そーいう理由とかなんかがあったら、死んでもいいって感じってゆーか……上手く言えねーんだけど」
「……まあ言いたい事は何となくわかった。俺らとは違う側だってのも」
「……ですね、少なめの脳ミソと語彙で良くやったと褒めておきます」
「うっせ……いくらレベルが高くたって、JSがそれはどーなんよとは思うけどな」
「おい『考えても分からない事は考えない、それより面白い事を考えよう』だ。俺らが考えてもどうにもなんねえよ」
「ええ、今はああやって四人で楽しくマリカーやってる――それでいいじゃないですか」
「――なんて言ってるよ、同士ヌエハラーリン」
「なるほどグンマー送りだ――これ何時かの意趣返しか?」
「ふむ、まあ否定はしないが、一つ言いたい事がある」
「……何……?」
「自分達とは違うと思ってる様だが――――その区分で言うならあいつらもコッチ側だろ。常日頃からあんだけやらかしては散々死ぬ目にあっておいて『命が何より大事です』とか言って一体誰が信じる?」
「「「確かに」」」
三馬鹿ラスが『ショタおじのショタおじはショタなのかおじなのか、またボボボーボ・ボーボボなのかツル・ツルリーナなのか』という謎を解き明かす為に本殿に突撃したのは数日後の話。
◇
12『こっちも後で知って驚いたけど調度良かったかもな例』
「そういえばミナミィネキに会いに行ったそうだが、何の用事だったんだ?」
「まさか……ドクターネキも遂に『生やす』決心がついたのか?」
「違うから! 黒死ネキにやにやしない! 幼女ネキも仲間を見る目で見ない! 実際言われたし誘われたけど!」
「……じゃあ、どうして……?」
「ちょっと思い付いた事があってね。まあ普通に召喚術含む色んな術の事も色々聞かせてもらったけど」
「房中術か?」
「房中術だな」
「……わぁ」
「違うから! わたし今のとこそっちは伸ばす気ないから!」
そんな中突如ドクターネキ宅に響くバカの大声。
「やってくれた喃! はかってくれた喃! 死ね! ヨロイニキ=サン! 死ね!」
「うるせー! オレの剣を竹光の如きなまくらとかバカにしてっからバチあたったんだよ!」
「伊達にして返してやる! 心という器に何度もひびを入れてやる!!」
100tと書かれたハンマー振り回してヨロイニキを追っかけるサスケニキ&クロマニキ。
何時もの連中が何時ものバカ騒ぎをやる中、ティガゴドスがすすすとドクターネキに近寄り報告。
「……えーと、ヨロイお兄ちゃんが『涎小豆』*11にチャレンジしてみた結果」
「見事に失敗して思い切り二人の顔を斬った訳か。傷はアガシオンが治した様だが」
「で、何時もの取っ組み合いが始まったと。折角だ、誰が勝ち残るか賭けてみるか?」
「黒死ネキ、悪いんだけど、ちょっと試したい事があるの。今回はわたしに譲って」
「……どうするの……?」
「あー、アー、あー……よし、オホン――」
「――――あらあら、三人とも元気が有り余ってますね。それなら私に沢山『種ぇ』を出してみませんか?」
「「「げえっミナミィネキ!!」」」
いきなり聞こえる三馬鹿ラスにとってある意味天敵な女性の声とその内容に、ぴたりとバカ共の動きが止まる。
「あー……そういえばラスオリのドクターの中の人って*12」
「下手な力尽くよりあいつらを抑えるには有効、いや特効か」
「……そっくり」
「でしょ? ミナミィお姉ちゃんのお墨付きだよ」
バカ共への抑止力というか手綱みたいなものを新たに増やしたドクターネキ。
しかし、この特技の話が広まり『ミナミィネキと協力して同じ声なのに片方からお姉さん、反対からはロリっ子な甘やかし系orM向け言葉責めASMRを』という要望と署名が届き、黒札達の業の深さに引いたり呆れたりしたとか。
なお、R-18版ASMRの製作を希望した連中に、三馬鹿ラスがこいつらとしては本当に、ほんとーに珍しく無言&真顔で殴りかかって派手に乱闘騒ぎを起こすのは別のお話。
―以下どうでもいいバカ共の設定―
今回はお休みです。
前書きの通りの小ネタ集でした、JSカルテットについては筆者の解釈なので解釈違いは三馬鹿ラスがそう思ったでお願いします(ドゲザ)
次回は三バカのIF&TSネタを予定しております。
頭オポンチ吸血鬼との交流はタマヤ与太郎様から許可もらいましたが、アビャゲイル様から追加ネタが届きそうなのでそれから書いた方が良さそうと思いまして。
且つIF&TSネタは多分このタイミング外すと自分が書けなくなりそうと思うので、自分を追い込むのも兼ねて宣言しました、自分を追い込まないと書けそうにないし。
内容はラストまで出来てますが、出力するのに絶対手間取ると思われるので気長に待って頂ければ幸いです、あと繰り返しますが雲霄三姉妹ではないですw
それでは最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。