【カオ転三次】幼女ネキの謎を解明するため、黒札調査隊は宮城県の奥地〇〇町出張所へと向かった――。 作:貧弱一般メガテンプレイヤー
大体全3~4話ぐらいの予定です。
また今回は通常通りですが、全体的に見ると普段の筆者の書く内容とは大分異なる物になるのでご了承下さい。
あと大分筆者の独自設定&解釈がぶっこまれる可能性が高いです。
そして何よりTS先は元ネタありです――よってそのキャラのファンの方にとって許せぬ描写が含まれる可能性もございます。
あくまで見た目だけで中身はウチのバカ共だとどうかご理解を頂きますようお願い致します。
7/6マカーブル様より沢山のFA頂きました、ネタバレ防止であとがきに掲載させて頂きます。
今日も平和なガイア連合――ではなく、その同盟相手の穏健派メシアンのとある支部。
支部内の一角にある礼拝堂ではミサが行われており、皆が真摯に祈りを捧げていた。
その時、祭壇へと天より光の柱が降りてくると、礼拝堂内は神聖な気配で満たされる。
信者達が驚き戸惑う中、空から光の柱の中をゆっくりと降りてくる三つの人影。
頭上に浮かぶヘイロー、背には大きな白翼、身には純白のキトンを纏った姿。
両手を広げ、瞳を閉じて静かに舞い降りてくる三体の天使達。
中央の天使は肩にかからない程のショートヘアな、明るいブラウンヘアな少女の姿。
左の天使は柔らかな髪をハーフアップでまとめた、同じくブラウンヘアな少女の姿。
右の天使は艶のあるダークブラウンの長髪をストレートロングヘアにした少女の姿。
何れも非常に美しく、荘厳な雰囲気を漂わせた天使達に、信者達は歓喜に震え、幾人かは感動の涙を流す。
そして音も無く天使達が礼拝堂へと降り立つと同時に――
あらゆる困難が科学で解決するこの平成の時代 人々の閉ざされた心の闇に蔓延る魑魅魍魎が存在していた
――――なんか流れ始めた。
急に流れ始めた曲と台詞に信者達が目を丸くしたり、状況を把握出来なかったり、ざわ…ざわ…したりするが音楽は止まらない。
科学の力ではどうしょうも出来ないその奇怪な輩にたちむかう 神妙不可侵にて 胡散臭い男が一人
そして降りてきた天使達からは翼もヘイローも最初からそんなもの無かったと言わんばかりに消えており、服もキトンからブレザーやベスト、パーカーといった学校の制服っぽいものへと何時の間にか変わっていた。
その名は
纏っていた神聖さも荘厳さもドブへとポイしてリズミカルに身体を動かし踊るかつて天使だったおバカが三人。
礼拝堂で『レッツゴー!陰陽師』*1のライブがいざ始まろうとしたその時!
「何やってるんですかあーー!!!」
扉がバーン!と激しく開き、大声と一緒に飛び込んでくるシスターを先頭にした覚醒者達。
「対応が早い! 『泥棒に入る前にまず火をつけろ』のコトワザに従い陽動もするべきだったか!」
「くそっ、まだぜんぜん歌ってねーのによ! せめてサビぐらいまで歌わせてくれてもいーじゃん!」
「作戦失敗の際はどれだけ迅速にその場から撤退出来るかが肝! 三十六計逃げるに如かずです!」
物騒な事を言うショートカットと残念そうなロングヘアーにハーフアップな娘が退却を宣言すると、ダッシュした三人は『最後じゃないけどぶち破れ!』とばかりに窓に突っ込んで窓ガラスを粉砕して脱出した。
「一班と二班は大通りへ! 三班と四班はそれぞれ東と西の路地! 後は私に続きなさい!」
窓から逃げた三人をシスターとその部下達が外へどたばたと追いかけていき、残された信者達は台風一過の如き有様に、訳も分からずただ無言で呆然と立ち尽くすしか出来なかった。
◇
町中をスタコラサッサと逃げるJKぐらいの三人の少女と『待ちなさーい!!』と追うシスター達。
その姿、まさに学校から脱走した悪ガキとそれを追っかける先生の如く。
「何時も何時も悪戯ばっかりして! 天使様として恥ずかしくないんですか!!?」
逃げる三人を追いかけながら叫ぶシスターに対し、逃げていた少女達が足を止めると倍以上の大声で叫び返す。
「「「天使ってゆーな!!!!」」」
そして『とうっ!』と大ジャンプすると手近な家の屋根へと着地。
三人並ぶと追跡者達を見下ろしながら高らかに宣言する。
「そう、俺たちは天使に非ず! 俺たちは――」
外ハネなショートカットでピンクのパーカーを着た少女――――本田未央が左の拳を握り締めて腰の脇に引き、右手を左斜め上に掲げ、叫ぶ。
「ペテン使1号!」
ロングヘアーで黒いカーディアンを着用した少女――――渋谷凛が両腕を右に揃えて伸ばし、左へと回し左腕を構えの様に天へと向けて、吠える。
「ペテン使2号!」
ハーフアップでベージュのブレザーを羽織った少女――――島村卯月が左右の指でVと3の字を作り、右腕を立て左手を右肘に当て交差させて、名乗る。
「ペテン使3号!」
「「「我ら、ペテン使3ちゃんズ!!!」」」
ドッカーーン!
名乗りに合わせてバックで大爆発――――が起きる訳もなく、ビシッとポーズを決めたおバカ三人と、シスター達でお互いに無言の時間が暫し続き――
「「「……サラダバー!」」」
――気まずい白けた雰囲気に耐えられなくなった3ちゃんズが反対側へと飛び降りて逃走を再開、シスター達も無言で追跡を再開する――滑っちゃったからね、しょうがないね。
「あっ! おい1号、3号! 見ろ! 追っかけてくんの女だけだ! 男いねーぞ!」
「何ですと!? それではオペレーション『ゴディバ・アソートメント・マタイ』は通用しないじゃないですか!」
「ウヌーッ! 既に対策されていたか! 流石はロウ陣営。素早い情報連携と対策よ! 見事なワザマエ!」
追っ手の人員構成に叫んだ2号の言葉に、3号が思い切り顔を顰め、1号が悔しがりながらもアッパレと褒める。
以前、別のメシア穏健派支部にてペの字を極小にした『ペ天使の免罪符屋さん』と書いた看板と共に『深夜にラーメンを食べる罪』『朝に二度寝する罪』等が許される免罪符――『なお罪は許されるけどデブるし怒られます』と小さく書いてある――を駄菓子ぐらいの値段で売っていた3ちゃんズ。
勿論すぐ見つかってメシアン達に追っかけられ、袋小路に追い詰められミヤモト・マサシ曰く『ラット・イナ・バッグ』となったその時!
「1号! 2号! 今こそアレを!」
「! 『ゴディバ・アソートメント・マタイ』か!」
「それしかねーな、わーったぜ!」
3号の呼びかけに頷いた1号、2号は頷くとせーの、と息を合わせて――
――服を脱いだ。
「「「「「ブフォッ!!?」」」」」
な、なんたるはしたなさか!三人は衣服を脱ぎ捨て下着姿になったのである!もはや言葉も出ぬほどのスゴイ・ハレンチだ!
下着は如何にも使いやすさと値段しか見てませんと言わんばかりの色気の無い物だが、見た目『だけは』極上の三人の突然のストリップに、追っ手の男性陣は全員が噴き出した。
「オラオラどうした! お前ら神職者なんだろ! 女の下着見てもいいのかよ!? アンタイセイ!」
「そーだそーだ! オメーらってエロい事考えたらエロい事したのと同じ罪になるって知ってんだぞ!」
「ほーら更に本日は特別にもう一枚脱いじゃいますよー、良いんですかー、天国に行けなくなっちゃいますよー」
3号の台詞通り、更に上の下着も脱いで上半身裸になった三人に、周囲の男達はある者は固く目を瞑り、ある者は真っ赤になってそっぽを向き、ある者は覆った手の隙間からちらちら覗く。
そしてほぼ全員が前屈みになって上手く動けなくなった隙に3ちゃんズは服を抱えてまんまと逃走したのである――――勿論、後で滅茶苦茶に怒られた。
――閑話休題――
「このまま逃げ続けてもジリー・プアー! 流れを変えねば負けを待って無駄死にだぞ!」
「チノ=リがあんのは向こーだ、よゆーがあるウチに賭けに打って出るべきじゃねーか!?」
「フフフ……こんな事もあろうかと、そう! こんな事もあろうかと!! 二人共こっちです!」
オペレーション『ゴディバ・アソートメント・マタイ』を封じられピンチな状況の中、不敵に笑った3号が二人を連れて路地へ向かい、ブルーシートを掛けられている『何か』に近付き一気に引っぺがす。
そこには――
「おお! こいつはまさに地獄にブッダ! これは実際キンボシ・オオキイ!」
「やるじゃねーか3号! 大手柄だぜ! 今郭図から今許攸*2に格上げだ!」
「フハハハハノヽノヽノヽノ \ / \/ \!! これぞ我が深謀遠慮です!」
――山梨支部のゴミ捨て場やジャンク置き場や異界での物拾いで材料集めてでっち上げた彼らの愛車、パッソル改*3が隠されていた。
「パッソル改のパワーとスピードなら水上走行も可能! 川を使えば追っ手を振り切れます!」
「そのまま海に出ちまえばもうこっちのもんだ! 100パー確実に逃げ切れるってすんぽーよ!」
「よーし、全員乗れ! アブナイのでちゃんとシートベルトを忘れずにドスエ!」
そんなやり取りをしながらパッソル改に三人乗りした3ちゃんズは、エンジンをふかせてエグゾーストノイズも高らかに発進。
「「「あーばよ、とっつぁん!!」」」
追っ手のシスター達に悪ガキそのものな笑顔で手を振りながらパッソル改を高速でカッ飛ばして川面に飛び込んだ3ちゃんズは、あっという間にシスター達の視界から爆走して消えていった。
荒い息を吐きながら、おバカ達の逃げていった方角を見つめる事しか出来ないでいたシスター達――
どっっかーーーーーんっ!!!
――の耳と目に、盛大な爆発音が響き、遠くからでも見える濛々と上がる煙が映る。
連中のでっち上げたパッソル改には水面を走る十分なスピードと性能はあったが、それを適切に維持する信頼性は残念ながら無かった、ショッギョ・ムッジョ。
「……あの、先輩。救助に向かうべきでしょうか?」
「……いえ、あれでも強い天使様達なので大丈夫の筈です、多分。でも一応ガイア連合に連絡はしておきます」
何とも言えない顔の後輩兼副官な部下の言葉に、同じ表情のシスターが答える。
立ち上る黒煙を暫し並んで見つめていた二人だが、躊躇いがちに後輩が呟いた。
「……私メシア教のシスターですけど……あの天使様達は、流石にちょっとどうかと思うんです」
「……それは心の中で思うだけにしておきなさい。私も聞かなかった事にしますから。ええ、私も」
ペテン使3ちゃんズ。
天使を信仰するメシア教穏健派の信者達10人中9人が『正直アレはどうかと思う』と言うレベルのバカな天使系俺たちである。
何でこんな色々と問題しかない連中が生まれ、ガイア連合に加わったのかというと、いくらか時を遡り――
◇
あるビルの中隠されていた階段を下りた先の通路を進む男女が二人。
傷だらけの顔と身体を白いスーツに包んだ巨漢・霊視ニキとその相棒シキガミ・モードレット。
彼らは新たに発見された過激派の拠点の調査・殲滅に派遣され此処にいた。
ガイア連合幹部の彼が派遣されたのは規模こそ小さいが、ガイア連合の目を誤魔化す程の隠蔽が施されていた事――発見出来たのも隠蔽を破ったからではなく、物資や金のおかしな動きにギルニキ等の社長・財閥系の俺たちが気付いたからである。
事前に同じ幹部のくそみそニキの占術で『危険はない。だが厄介ではある』と伝えられたのもあり、霊視ニキに油断はなかった。
警戒して進む霊視ニキの耳に、通路の奥から微かな声が届く。
悲鳴、嗚咽、絶叫、嬌声。
今迄何度も過激派の拠点を潰す度に何度も聞いた、聞かされたそれ。
何度聞いても慣れる事はなく、何度奴らを叩き潰しても、決して薄れぬ怒り。
拳を強く、固く握りしめた霊視ニキは、扉を紙クズでも千切る様にして内部へと飛び込み――
「イヤーッ! そらそら喜んでお礼とオジギをするのだ! 逆転しないSとMはない、古事記にもそう書いてある!」
「グワーッ! も、もうやめ、グワーッ! 痛い痛い!! 死ぬ、死んじゃアバーッ!!」
「うるァ~うるァ~。さー知ってる事なんでもはけー。ウソ言うと止めねーぞ、まあホントの事言っても止めねーけどなー」
「た、たすギャハハハハハ!! も、もうなにヒャハハハハ!! バヒーバヒー!!」
「あぁん? だらしないですよ。すべては神の為になんでしょ? ならまず自分が率先して動かないと、仕方ないね」
「アッー! け、ケツがあ! ンアッー! や、やめ、ひぎい!!」
――想像通りなのに想像とちょっとかなり違ってて実際オカシイ光景に固まった。
部屋の中に居たのは如何にも着れそうな物てきとーに着てますな格好をした天使の輪と羽付きの三人の少女達と、捕虜と思われる女性達に過激派の天使共と信者共。
茶髪のショートヘアはムチで信者のケツをこれでもかとブッ叩き、黒髪のロングヘアは捕虜達と協力してくすぐり地獄の刑にかけ、ふわふわのブラウンヘアは目と顔が完全に死んだ天使達に命令して信者とガチムチパンツレスリングをやらせている。
過激派拠点でよくある展開なのに、配役だけが致命的に間違っていた。
流石の霊視ニキもモードレットも無言で暫し硬直状態になり、その間にドアを破ってエントリーしてきた二人に少女達や捕虜達も気付く。
「――!? あんたら何時の間にって、花山薫にモーさん!? あからさまに本物なのだ!」
「あ! もしかしてガイア連合の人らなんじゃねーか!? どっちもスゲー強そうだし!」
「くっ、先に向こうに見つけられてしまいましたか……皆さんは奥の部屋へ下がって下さい!」
三人は過激派連中を邪魔とばかりに部屋の隅へとぽいぽいとゴミよろしく放り投げ、捕虜達を別の部屋に避難させると霊視ニキ達の前に整列した。
「ドーモ、ハジメマシテ……こうなったら仕方ない、やるぞお前ら!」
「ほかに手はねーし、逃げらんねー……だったら、やるっきゃねーか!」
「準備万端とは言えませんが、やむを得ません、覚悟を決めましょう!」
「! 待て、俺達はお前らの――!」
三人が顔に決意と覚悟を浮かべ、その身に力が集まりだした事と、彼らを『見た』霊視ニキが押しとどめ様とするが、時すでに遅し!
「「「イヤーッ!」」」
決断的なカラテシャウトと共に三人は天高く跳躍!
しかし彼らはジャンプしたのにその場にはまだ三つの人影が! これはいかなる事か?
「……服?」
なんとその場に残っていたのは三人の着ていた衣服!
あまりにも鮮やかに行われた脱衣により、抜け出した後の衣服が人型を保っていたのである!
タツジン! 何たる常識的物理運動予測を軽々と乗り越える覚醒者の圧倒的ワザマエか!
残した衣類を囮とし――霊視ニキとモードレットには通じていないが――跳躍した三人はしなやかな肢体を伸ばして地面に接地、回転からの――
「「「お願いでございます! 命だけは命だけはお助けくだされ!!」」」
――土下座をキメた。その身体は全裸であった。
ゴウランガ! これはルパン土下座! かの怪盗の絶技・ルパンダイブとジャンピング土下座を組み合わせた全く新しいイノチ・ゴイである!
「こんな姿だけど俺達は男で天使じゃないんです! ホントダッテ! ウソジャナイッテ!!」
「気付いたら女になった上にこんなカッコになってたんス! 本当です! 信じて下さい!!」
「何なら横の二人は好きにして構いませんのでどうか、どうかお慈悲を! お情けを!!」
どーする、コレ?と視線で問うモードレットに溜息を返し、着ていた大きなスーツの上着を全裸土下座する目の前の三人に投げながら、霊視ニキはくそみそニキの占術の内容を思い出す。
――危険はない。だが厄介ではある――
「……厄介の意味が、大分違うんじゃねえのか……」
霊視ニキの呆れの混じったぼやきに答える者は居なかった。
◇
「結論から言うよ。彼らはもう手遅れ――既に悪魔だ」
ショタおじの発言に、その場が沈黙に包まれる。
ガイア連合山梨支部・会議室。
ショタおじと霊視ニキをはじめとする幹部や医療・技術系の黒札達が、新たに見つかった未発見の俺たち――否、嘗て俺たち『だった』三人についてといった理由で集められていた。
「……そうなんですか? 正直とてもそうとは思えないのですが……」
「ああ。霊視ニキ、君なら会った時点でもう分かったんじゃないかな?」
信じられないといった様子のちひろネキにショタおじが霊視ニキを見ながら答える。
「……俺の目でも、見間違う事だってある――そう思っていたんだがな」
霊視ニキの言葉と表情には『自分の見間違いであって欲しかった』そんな思いが滲み出ていた。
「霊視ニキがそう思ったのも分かる。正直、今時珍しいぐらいに『俺たち』らしい『俺たち』な連中だものな」
「演技でアレが出来るんなら天使なんざ今すぐ辞めて俳優になるべきだろう――色んな意味であんな演技は天使には出来んさ」
腕組みして考え込んでいたセツニキが霊視ニキに同意し、くそみそニキが苦笑しつつも鋭い目で続く。
過激派の拠点から救出され、その後山梨支部に着くまでと着いてからの短い時間で、あの三人の言動のアレっぷり――――相当にハイレベルなおバカである事は既に広まり共有されていた。
「皆がそう思うのも仕方ないよ。だけどもうあの三人の魂は天使に取り込まれてしまっている――今の状態は例えるなら蛇に丸のみにされた蛙が、蛇の口の中で頭だけ出してる様なものなんだ」
静かに、しかし冷徹に告げられたショタおじの言葉とその内容に会議室は沈鬱な空気に満たされた。
皆の視線が一点に――――床に倒れて意識を失っている件の三人へと向けられる。
当初会議室へと連れられた三人は
「へー、トップはハオ様なんだ。そりゃあそうだよな。納得重点」
「うわーギルにエド、ブラックジャックに阿部さんってスゲー面子じゃん」
「リアル竜吉公主にちひろさんにンミナミィも! 生きててよかった!」
と笑顔で呑気にしていたが、ショタおじが自分達に向ける視線に含まれるものを本能と直感で感じ取り、その場から全力で逃げ出そうとして――その瞬間ショタおじの放った霊圧による気当たりで気絶させられていた。
「ではショタおじ、今回私達を集めた理由は」
探求ネキが三人を術で浮かせて並べた椅子へと寝かせながら問い掛けると、全員の前に置かれた物をショタおじは指す。
其処にあるのは――彼ら三人に何があったのかを、彼ら自身と拠点に囚われた捕虜達、そして捕えた過激派連中による証言他をまとめた資料であった。
「どうしてこんな状態になっているのか。もう彼らは手遅れだとしても、調べなければならない――これからの為にも、この先に出会う仲間達の為にもね」
仲間に犠牲が出たのなら、その犠牲をけして無駄にはしない。
そんな思いを宿した言葉にその場の全員が空気を変え、それぞれの役割を果たすプロとしての雰囲気を身に纏う。
こうして、後に『ペテン使3ちゃんズ』を名乗る三人の、ガイア連合での最初の、そして長い一日は始まったのである。
―以下どうでもいいバカ共の設定―
・ペテン使3ちゃんズ
別世界で三馬鹿ラスだった三人。
別世界と同じくDKだったが、別世界と違いガイア連合に所属しておらず、TSしてアイドルマスターシンデレラガールズのニュージェネレーションズになった上に天使っぽい感じになったが、天使らしさなど1ミクロンたりとも持ち合わせてはいない連中。
名称もペテン師と天使を掛けた上で自分達は天使じゃないという主張からで、正式名称は『メガテン美肉三人衆ペテン使3ちゃんズ』だが、長いので本人達も殆ど使わない。
空を飛んだり祝福したりと天使っぽい事も出来るがその場合は羽と輪っかとキトンという天使な姿にならねばならない。
また全力を出したり集中するとうっかり羽や輪っかや天使っぽいオーラが出ることもある。
なおこいつらはアホな事以外には天使っぽい力や羽は使わない。
作中で何度も服を脱いでいるが別に露出に目覚めたからではなく、これは認識の違いから。
三馬鹿ラスが自分達の裸に価値はないと考えているのに対し、3ちゃんズはTSした後の裸には価値があると考えている為。
三馬鹿ラスは全裸土下座や服を脱いでも逆効果と思ってるからやらないが、3ちゃんズは効果がありそうと思ってるからやるのである。
・ペテン使1号
別世界のサスケニキで見た目は本田未央。
ニンスレ好きは相変わらずだが、覚醒時のスキルがニンジャっぽいというイベントが無かった為やや落ち着いている――でもビーハイブ呼びはキレる。
何かやらかす場合の提案役なのも、その癖一番ヘタレで臆病なのも変わっていない。
・ペテン使2号
別世界のヨロイニキで見た目は渋谷凛。
一番分かりやすい考えなしのおバカなのは同じで戦闘・日常でも斬り込み役だが、クールな容姿の為黙ってぼーっとしてると絵になると評判、やはり美人はお得――でも口開くとたちまちおじゃんになる。
最初はなかったが現在は左頬に小さな十字傷がある。
・ペテン使3号
別世界のクロマニキで見た目は島村卯月。
TSしてもスケベ野郎のままだが、残念ながら自分の裸では興奮出来なかった模様――出来てたら多分変なヤバイ扉を開いていた事だろう。
当初1号、2号を超えるペ天使V3を名乗ろうとして他二人から却下されたが、諦めていない。
随分と遅くなってしまいましたが宣言した通りのIF&TSネタです。
そしてニュージェネレーションの三人のファンの皆様、本当に申し訳ございませんorz。
あくまでガワだけであり中身はウチのバカ共だとご理解の程どうかよろしくお願い致します。
TS候補としてはトリッカルのモモ、ティグ、ローネやFATEの蒔寺楓、美綴綾子、氷室鐘も候補でしたが、とある理由によりアイマスの三人が採用となりました。
別世界のバカ共が手遅れだったのにガイア連合に参加してる等色々と不明な点を残ってますがその辺は次回に。
毎度毎度長くなるので今回途中で分けて回を増やす方向に変えてみました――でもこれはこれで次回のタイミングとか続くの引き考えるのが大変だと気付いたりw
あと名乗りシーンで3号だけ変身ポーズじゃないのは映画『仮面ライダーTHE NEXT』のライダー三人が揃ったシーンのイメージだからです、3ちゃんズの目を光らせるかどうか悩みましたw
次回もネタは出来てますが出力に手間取る為気長に待って頂ければ幸いです。
そして改めてニュージェネレ―ションのファンの方々には誠に申し訳ございません。
マカーブル様より頂いたFAです、まず協会inペ天使3ちゃんズ。
ガワだけは極上な三人。
【挿絵表示】
【挿絵表示】
【挿絵表示】
続いてミュージックライブをするペテン使3ちゃんズ。
でも歌ってるのは『レッツゴー陰陽師』w
【挿絵表示】
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ラストはオペレーション『ゴディバ・アソートメント・マタイ』中のペ天使3ちゃんズ。
例え中身がアレでもこれは引っかかるのも仕方ない。
【挿絵表示】
【挿絵表示】
【挿絵表示】
ルパン土下座のFAも頂いたのですが、流石にこちらへは載せられません、ご了承ください。
それでは最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。