TSメカ・デスパペット使い決闘者は強キャラムーブがしたい! 作:ゆきゆきさん
「さて、どうやら
「なんだかその呼び方だと弱そうですね……」
いいんだよ弱そうな呼び方で。ほらアレ、
「でさ、そのニワオさん達が……今現在、この街を襲撃中なワケ。」
「なんでそんなに冷静なの……?」
ラウちゃん、分かってないな。私ともあろうネームドキャラがそんなクリーチャー達の襲撃とかそんなんでやられる訳ないだろ。そもそも真のデュエルじゃないとダメージは受けないし。
今もバーン!とかボーン!とかうるさい音は聞こえるし、うちの店の近くにあったビルが現在進行形で倒壊しているが……例の戦いから使えるようになった謎バリアによって、この店は安全地帯となっている。だから客(常連のみ)も逃げてないってことよ。
「それにしても肝座りすぎじゃないかな……私は今すぐにでも逃げたいんだけど。」
「ダメです。」
「うえーん。」
めそめそ、と泣くフリをしているラウちゃんは置いといて。
「……やっと来たか。」
「ユ、ユキ姉ちゃん!早く逃げないと……」
そう言って駆け込んできたのは……我らが主人公(暫定)のレンくん!なんだか久しぶりに会った気がするねぇ。
なぜ彼が来るのを分かっていたかというと……勘である。いや、マジでこの世界に来てから『何かが起こる予感』みたいなのに敏感になったんだよ。
ちなみに何が起こるかは分からないので、さっきの『……やっと来たか。』は適当に喋ってるだけである。どっちかっていうと悪役かなんかが来るのかなーと思ってたから、ちょっとだけ発言が怪しい感じになってしまった。
「レンくん、何があったんだい?」
ここに居たら安全という事実は一旦伏せ、状況を報告してもらう。ほら、久々にレンくんの前で強キャラムーブができそうだからさ……ね?
「あ、あいつらが……レアカードハンターを操っていた黒幕が、この街を襲撃してるんだ!」
「それは分かってる。他にもなにか……あるんでしょ?」
「う、うん。俺、黒幕の……
なるほど、逃げてきたって訳か。
「大丈夫だよ、レンくん。あとは……私に任せなさい。」
ぽんぽん、とレンくんの頭を撫でる。レンくん顔赤くして可愛いね〜〜〜^^
ラウちゃんが冷めた視線を送ってきているような気がするが、気のせい気のせい。
「ヨォ、邪魔するゼェ……?」
突如、店に入ってきたのは……なんだろうなコイツ……
「キミは?」
「俺はニューワールドオーダー幹部、“暴走”のゼインっつーんだがヨォ……そこのネエチャン、俺ぁ後ろに隠れてるガキを連れて帰らなきゃなんねーんだわ。大人しく渡してくんねぇ?」
「そりゃあ無理な相談だ。レンくん、私が時間を稼ぐから……早く逃げて。」
「え、でもそれじゃユキ姉ちゃんが……」
ふん、ここで口を挟むとは……レンくん、分かってるじゃあないか。
「大丈夫。私は———キミがいる限り、負けないから。」
「っ!?」
「さ、早く逃げな。」
「わ、分かった……」
荒くれな客とインテリ系の客が、レンくんをどっかの部族みたいに担いで走り出す。お前らいつでも愉快だね……
「オーイオイオイオイオイ……この俺の任務を邪魔するとは……死にてぇようだな?誰だか知らねぇが、俺に勝てると思ってんのか?ん?」
「生憎だけど、私は
「ハッ!そんな見え透いた嘘なんて吐くもんじゃねぇぞ!これからやるのは“真のデュエル”だ……半端な覚悟なら逃げるのをオススメするゼェ?」
「嘘か本当かはキミの目で確かめてみればいいよ。じゃあ……やろうか。スピードの向こう側を見せてあげよう。」
長らく出番は無かったが……私の持つ中で最強のデッキが、久々に日の目を浴びる。これなら負ける心配ないし、真のデュエルを受けてやってもいいだろう。
◇
「私は禁断と超次元を使用する……卑怯とは言わないでね?」
「そのカード……なるほどナァ、とんだ拾い物だぜェ。俺は古代のカードなんか貰ってネェからな。使わねぇし、卑怯とも言わねぇよ。」
いや、私の感覚だと……かなり卑怯だと思うけどなぁ。
「ブレイズクローを召喚!そしてブレイズクローとシールド1枚、そして手札1枚を山札に戻して《ニクジール・ブッシャー》を召喚!更に……手札が1枚!よってマスター
「ぎゃああああああああ!?!?!?」
聞いてない聞いてない!流石にそれはマジでヤバい!!私結構バイク使ってる時ノートリ多いんだよ!!!やめろ!!!
「そしてェ……ブランドの効果でカードを1枚引きィ……おっと、更に追加で《ミリオンブレイブ・カイザー》も召喚だァ!!!」
あ、あわわわわわわ……
「ミリオンブレイブ・カイザーでシールドをW・ブレイク!」
パリーン……と、シールドの破片が私の肌に傷をつける。痛いよぉ!
「ふふ、ふふふ……危なかった……」
「あ?なんだ急に笑い出して……死ぬのが怖くなったか?」
「いいや?どっちかというと、死なないことが確定したから……かな。S・トリガー発動……《逆転の影ガレック》と《ドキンダムの
危ない危ない、死ぬとこだった……けど、この2枚なら確実になんとかなる。
「コマンドが出たので封印を1枚墓地に。そして……ドキンダムの
更に封印が1枚外れ、効果で墓地が増え……蘇生されたのは《絶速 ザ・ヒート》
「コマンドが出たので封印を1枚墓地に。更にザ・ヒートの効果で山札の上から3枚を墓地に置き、《熱き侵略 レッドゾーンZ》を手札に。そんでもってガレックの能力発動!墓地から《
「な……まさか、この俺が……!?」
すべての封印が外れ……まさかの1ターン目に、禁断の力が解放される。
「お前の——————負けだ!禁・断・解・放!」
私の背後に実体化していた石像が動き出す。首に刺さっていた2本の槍が引き抜かれ……
「《伝説の禁断 ドキンダムX》!能力でキミのクリーチャーをすべて封印する!」
『
もうちょっとどうにかならなかったのか、としか思えないセリフと共に、槍が相手のクリーチャー達に向けて放たれ……すべてが封印された。
「さて、私のターン……まさかマナチャージすらしないことになるとはね。ザ・ヒートで攻撃時……侵略発動!《熱き侵略 レッドゾーンZ》を手札から、《禁断の轟速 ブラックゾーン》を墓地からバトルゾーンへ!」
再録がされなすぎて2000円を超えてしまったバイクと、全部禁断文字で書かれてるから初見じゃ読めないバイクがザ・ヒートの上に重なる。
「レッドゾーンZの能力でキミのシールドを1枚墓地に。そしてブラックゾーンでT・ブレイク!」
「ぐぎゃああああっ!!!」
シールドの破片が相手を襲う。まぁデッキ的に受けも入ってないだろう。トドメさすかぁ。私は目を冷めた感じにして、声色もちょっとクールな感じに変えた。
前世ではネカマ配信者してたからね、ロールプレイは得意なんだ。血も涙もないクール系みたいな感じでトドメをさしてやろう。
「じゃ、お疲れ。二度と私にその姿を見せないでね。ドキンダムXで……ダイレクトアタック。」
『
雰囲気もクソもないセリフを発しながら、ドキンダムが槍を敵に向けてぶん投げ……そして、珍走団スタイルのニワオ幹部は封印された。お前さぁ!もっとこう……あるだろ!?いい感じのセリフがさぁ!?
「……ま、いいや。ラウちゃん、これどっかの水底に捨ててきて。」
「血も涙もないですよぉ……」
後日、レンくんが店にやってきて私に感謝の言葉を述べた。ハグで返したら顔赤くなってた。やっぱおねショタなんだよなぁ……
1ターンで終わったのでちょっと短くなってしまいました。そんなことある?
それはそれとして赤黒バイクって本当に強いよね。みんなも組んでみよう!安いぞ!
初めて使った時、私は『えぇ……?なんか強すぎない…….?』ってなりました。
アステルス次形態の文明、どれがいい?※の後には能力の予定が書かれています
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クローシス(火水闇)※ジョラゴン的能力
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トリーヴァ(光水自然)※革命チェンジ
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デアリ(火闇自然)※ハンデス・破壊
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リース(火光自然)※踏み倒し能力