TSメカ・デスパペット使い決闘者は強キャラムーブがしたい!   作:ゆきゆきさん

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こんなタイトルですが、今回は突然差し込まれる謎だらけの過去編です。短いです。

謎(バレバレ)



Ep.19 TSお姉さんは『突然差し込まれる謎だらけの過去編は不要だと思うんだよね』と言った

 

 

 

◇???

 

 

「いや、本当に……ここはどこ……?」

 

私が身体を取り戻してから多分……2週間くらい?周囲を探索してはいるが、見つかるのは壊れた機械かゴミ、ガレキぐらいのものだった。

 

 

何故かお腹は空かないから、ここまで生きてこれてはいるが……とにかく暇だ。

 

暇つぶしといえば、バッグに入っていたデッキを使って1人回しするか、デッキ2個使って1人で対戦するか、デュエマ関係ないところだと……月を見ることぐらい。多分別の世界かなんかだからだろうが、この世界の月はやたら青い。もはや地球だろってくらい青い。

 

 

「ひま……ひま……」

 

 

あぁそうだ、言ってなかったことがある。どうやらここはゴミばっかりな訳ではなく……化け物もそこら中をウロウロしている。大体が機械を身に纏った獣って感じだ。たまにドラゴンも飛んでる。

 

 

「なんか面白いものないかな……」

 

 

しかし、そんなことを言っても何か起こるわけもなく……そのまま更に2週間が過ぎた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んー……?なんだアレ。」

 

 

いつものように月を見ていると、なにか……流れ星のようなものが見えた。お願いでもしとくか?

 

 

「不老不死になりたい不老不死になりたい不老不死になりたい……よし、3回言えた。」

 

 

さて、まぁ今日はもう寝るか。なんか無駄に歩いて疲れた……あ?

 

 

「なんかあの流れ星こっちに落ちてきてね……?」

 

 

ああ、うん。見間違いかと思ったけど……やっぱりこれ落ちてきてるわ。しかもこの軌道は私に向かって……

 

 

「なぜか冷静に対処できる自分が一番意味分からないね。」

 

 

この世界に来て以来使えるようになった謎パワーで、流れ星の勢いを殺し……それをキャッチする。なんか思ったよりデカいなこれ……?

 

 

「普通にキャッチしたけど、これ半径ですら私の身長よりデカいような……」

 

 

流れ星の正体、それは……黒い球。なんだこれ……よく分かんねぇ。でもやたらとエネルギーは感じる。

 

 

そんなことを考えていると、何やら球から声が聞こえてきた。

 

 

『tttttttasすすすすすけ、てててててててttttteeeeeeee……..』

 

 

うーん、なんで言ってるのか分からないなぁ(すっとぼけ)

 

まぁ……怪しいし破壊しとくか?

 

 

『えっ!?ちょちょちょちょっと待って待って待って!!!やめてぇ!殺さないでぇ!!!なんでもするから!!!』

 

 

えぇ……マジでさっきのやつ演技だったんだ……それはそれでどうなんだ?

 

 

『な、なんでもしますのでどうか、どうか殺さないで……わたし何も覚えてなくて、それで、それでぇ……』

 

 

ふーむ、魂の波動を見るかぎり……どうやらこの球体は大きなダメージを受けているらしい。まぁ至るところがボコボコだし欠けている部分もあるんだからそりゃそうだ。

 

 

「そっか……じゃあ、一緒にここを出る方法を探さない?そろそろ孤独すぎておかしくなりそうだったからさ。」

『えっ……いいの?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇2週間後

 

 

なんにも手がかり見つかんないよぉ!!!人員……人員?は増えたのに!!!ここなんにもねぇよ!!!

 

 

「はぁ……寝よ。」

『⬛︎⬛︎……最近寝てばっかりじゃないですかぁ!きっと、まだ探索が足りてないだけなんです!だから、だから……』

 

 

『「…………」』

 

2人揃って無言になる。マジでそろそろ病みそうなんだけど。

 

 

こういう時は一旦寝るに限るね。あ、待てよ……そういえばアレがあったね。

 

 

「ねぇねぇタマちゃん(本名を忘れてるらしいからこれで呼んでる)……これやってみない?」

『……?なんですか、それ?』

 

 

 

そうして私が見せた物、それは……デュエル・マスターズのデッキだった。

 

 

とりあえず、初心者なら……巨大天門(ちょっと改造してる)でいいだろう。アレなら簡単だ。

 

 

『でも私、身体がないですよぅ……』

「あ、確かに。なら私が作っちゃおっか?」

 

 

魂のエネルギーをコネコネして、身体の形に近づけていく。見た目は……まぁ、私を小さくした感じにして……目の色は私と逆の赤色にしよう。

 

 

「さぁほら、これ取り込んで!」

『え、えぇ……分かりましたぁ……』

 

 

ふよふよと浮かぶ黒い球体が、フィギュアのようなボディへと近づいていき……融合する。あぁ、せっかく服も白色にしたのに……なんか黒くなっちゃった……

 

 

「どう?」

「あ、あ、あー…………いいですねこれ!!!最高!!!ありがとう⬛︎⬛︎!!!」

 

 

ふっ……私にかかればこんなもんさ。

 

 

 

 

「《終末縫合王 ミカドレオ》の能力で私の勝ちです!やったぁ!!!」

 

 

これだよこれ。私たち(DMP)がミカドレオを使って勝つと白けるけどさ、初心者に使わせるなら話は別だ。これほど簡単なデッキはない。アポロなら張り合えるかな?

 

ちなみにこれ、もう10戦目くらいである。意外とこういうのが好きらしいねこの球体。

 

 

「なんかお気に入りのカードとか、あったりする?」

「うーん……やっぱりこれですね!」

 

 

そうして見せたカードは……ミカドレオ。

 

 

「なんだか、このカードを見てると……懐かしい感じがするんです。」

 

 

えぇ……?こんな化け物見て懐かしさを感じるとか、どんな魔境で過ごしてきたんだ……思い出したら聞いてみるか?

 

 

 

 

 

 

 

◇2週間後

 

 

 

「っは!?待ってください。よく考えたら……カードゲームに夢中になってただけで、ここから脱出する方法のこと忘れてましたぁ!!!」

「今はいいの。とにかく心を満たすことが大事なんだよ、こういう時はさ。」

「う、うーん……でも……」

 

 

いいのいいの。ちょっと前はガチ病み寸前だったけど、ここ最近はこの子とデュエマができて……精神状態も安定してきた。楽しむ心を忘れないってのも大事なのさ。

 

 

「そういう訳で、タマももっと楽しんだ方がいいよ?」

「むむむ……」

「さて、じゃあ……もう一戦やらない?」

 

「むむむ……やります!」

 

 

 

 

結局、その後も長い時間……こんな生活が続いた。

 

 

 

 

 

 

「んあぁっ!?」

 

 

な、なんか急に意識が落ちたような……というか、私はさっきまで……あれ?

 

 

「なんだろう、何か夢を見ていた気がする……とても、大事な夢を……」

 

私は涙を流した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




※最後のユキはカッコつけて遊んでるだけです。


これで2章を終わります
面白かったら評価くれると嬉しいです。モチベになります。
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