TSメカ・デスパペット使い決闘者は強キャラムーブがしたい!   作:ゆきゆきさん

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久々のデスパペット
タイトルをメカ使い→メカ・デスパペット使いに変更しました


Ep.21 TSお姉さんのペテンシー!

 

 

数週間が経った。

 

最近はニュー・ワールド・オーダーの幹部だとかなんとかがそこら中で暴れ回ってるせいで、私の店も客足が遠のいている。街中でクリーチャー召喚するのやめてくれませんかね……

 

今日もニワオ幹部が私の店に襲撃をかけてきた。控えめに言って、死んでもらいたい。

 

 

 

 

 

「ククク……我こそはニュー・ワールド・オーダー“第四十七柱”がウェパル!火華レンよ、いざ尋常に勝負!」

「……なぁ、いくらなんでも幹部多すぎるんじゃないか?もうこれで今日7人目なんだけど。」

「知ったことかぁ!我と戦えェ!」

 

 

そして、なんやかんやでレンくんと敵幹部との戦いが始まった。

 

私はレンくんの戦いを店の隅っこから見守って応援しているだけだ。がんばえ〜!

 

 

「しかし、なんでこんなに私の店が襲撃されるんだろうか。ミストくんはどう思う?」

「知りませんよ。あぁ、でも……もしかしてアレじゃないですか?」

「アレ?」

 

 

ミストくんが指を向けたのは……“大特価!禁断のカード100億円!”と書かれたドキンダムXのダミーカード。

 

 

「危険なカードって言ってたじゃないですか!なんで売ってるんですか!?」

「いや、だって……売ったら一生お金に困らなそうだったから……そう、仕方なくだよ!」

 

ミストくんがゴミを見るかのような目を私に向ける。いや、だって禁断のカードだよ?こんなTCGアニメっぽい世界なら、どこかの大富豪が買ってくれたりするかもしれないじゃん!

 

 

「ぐぎゃーーーっ!!!」

「へっ!俺の勝ちだ!」

 

 

そんなこんなで話している内に、どうやらレンくんと幹部との戦いが終わったらしい。

 

 

「ラウちゃん、そいつどこかに捨ててきて。」

「……はーい」

 

 

ラウちゃんもうんざりしたような顔をしている。恐らくこの店にニワオ幹部が何度も何度も襲撃してくるからだろう。うん、きっとそうに違いない。

 

 

「……あっ!やべ!もう帰らなきゃ!ユキ姉ちゃん、また明日店来るから!」

「レンが帰るのなら僕も帰ります。また明日。」

「ん、じゃあまたね〜」

 

 

子供組を見送り、そして通常営業に戻っていく。そして、常連の大人組ぐらいしかいないような時間になったその時……事件は起きた。

 

 

「キョーッキョッキョ!我こそはニュー・ワールド・オーダー“第四十八柱”の……」

「あーもう!お前らそれしか言えないの!?そんな感じのセリフ毎日10回とか聞かされる私の身にもなってくれないかなぁ!?」

 

マジでさぁ!!!何回も何回も甲高い声で自己紹介しないでくれていいからさぁ!!!せめて静かに入店してくれないかなぁ!!!笑い声キモいしさぁ!!!

 

 

「えっあっ……コホン。キョキョ……そんなに嫌ならデュエマで我を黙らせてみるんだな!」

 

 

ほーん、まぁいっつもはレンくんかミストくん、または常連の荒くれ野郎とインテリ野郎の誰かがシバいているけど……たまには私が直接叩きのめしてやってもいい。憂さ晴らしの時間だぁ!!!

 

 

「ふふふ……実は今、丁度改良したデッキがあるからね……キミにはその実験台になって貰おうか。」

「キョキョ!ヤレるもんならやってみな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「《冥土人形ロッカ・マグナム》を召喚してターンエンド。」

 

 

今回使うのはデスパペットだ。いや、私の周りに出てくるカード、ことごとく“メカまたはデスパペットが……”みたいなテキストだったのにメカでしか使ってなかったからね。そろそろこっちでも使おうぜってこと。

 

 

「キョ!我は《ジャスミンの地板(ルーン)》を出してマナブースト、エンドキョ!」

 

 

ほーん、ジャスミン入りの赤緑アポロって感じか?

 

「では私のターン。《冥土人形ヴァミリア・バレル》を召喚、《ジャスミンの地板(ルーン)》を手札に戻してランダムハンデスだよ。」

 

エレメント指定だから進化元も退かせるのは偉いよね。まぁマナ伸びてるからあんまり意味ないけど。

 

そして、手札から落としたのは……《覇帝(はて)なき侵略 レッドゾーンF(フォーミュラ)

 

 

「キョ!危ない危ない……」

「ロッカ・マグナムをタップしてヴァミリアのハイパーモードを解放、私はこれでターンエンドだよ。」

 

ま、これでとりまブロッカーは用意できたけど……どうなるかね。

 

 

「我のターン!もう一度ジャスミンの地板(ルーン)を出してマナブーストするキョ!そして……その上に《カチコミ入道〈バトライ.(オーガ)〉》をスター進化するキョ!そしてロッカ・マグナムとバトルして破壊するキョ!」

「うーむ、面倒だね。」

「キョーッキョッキョ!そのままカチコミ入道で攻撃キョ!そして……侵略発動キョ!《轟く侵略 レッドゾーン》と《超神羅星 アポロヌス・ドラゲリオン》キョ!」

 

 

アポロ相手ならテラで完封だったんだけどなぁ……引けてないから仕方ない。あ、ちなみに言ってなかったけど……今回のデスパペットはドロマーカラー*1で組んでみたんだよね。多色枚数ヤバいよ。

 

「レッドゾーンの能力でヴァミリア・バレルを破壊!そしてメテオバーン!貴様のシールドをすべてブレイクするキョ!」

 

 

アポロヌスの能力により、私のシールドがブレイクされる。トリガーは……ん!?お茶会1枚だけ!?あっぶなぁ!

 

 

「S・トリガー!《メアリー・ジェニーのお茶会》で3枚引いて3枚捨てて……墓地からヴァミリア・バレル、ロッカマグナム、《魔誕人形ランラン》をバトルゾーンに出すよ。ランランの能力でキミの手札を1枚捨てさせ、ヴァミリアの能力でアポロヌスを手札へ、そしてまた1枚捨てさせるね?」

「キョ……だがアポロヌス・ドラゲリオンの能力で貴様のマナを破壊するキョ!《エルドロード=アステルス》と《忍蛇の聖沌 c0br4》を墓地に送るキョ!まだ我が逆転するチャンスは残っているキョ……!」

 

 

ま、とりあえずこれで死ぬことはない……とでも言うと思ったかぁ!!!

 

 

「キミのターン終了時、このターン、クリーチャーが3体以上出ているので……《真気楼と誠偽感の決断(パーフェクト・ペテンシー)》を2枚唱えるよ!」

「キョ!?ナンダその呪文は!」

 

 

真気楼と誠偽感の決断(パーフェクト・ペテンシー)

光/水/闇/5/呪文/SR

◻︎相手のターンの終わりに、そのターン、クリーチャーが3体以上出ていれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。

◻︎次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)

▷カードを2枚引き、自分の手札を1枚捨てる。

▷「S・トリガー」を持つカードを1枚、自分の墓地からコストを支払わずに実行(プレイ)する。こうして呪文を唱えたなら、それを唱えた後、墓地のかわりに山札の下に置く。

▷クリーチャーを1体選び、シールド化する。

 

 

「まず1枚目!S・トリガーの実行(プレイ)を2回!墓地からコブラを出して……更にもう一度《メアリー・ジェニーのお茶会》で《弾手(ダンス)人形ジェニムーン》1体と《冥土人形パーチェス・モールス》2体を蘇生するよ!」

 

さて、ペテンシーは別にトリガーとして発動している訳でもない*2ので……他のクリーチャーの能力から処理して、墓地を増やして2枚目を使うこともできる。

 

パーチェスの能力で墓地を増やし……メアリー・ジェニーが落ちた。

 

 

「コブラの能力で墓地から《龍后人形メアリー・ジェニー》を蘇生、メアリー・ジェニーの能力で墓地を増やして……!?」

 

 

な、なんか知らんカード落ちた……いつの間に紛れ込んだんだ、お前……?

 

 

機人類(マシーナリー) ムンドゥス》

光/水/闇/4/クリーチャー:アビスムーン・エンジェル/メカ・デスパペット/フュージョナー/5500/VR

◻︎ブロッカー

◻︎このクリーチャーが出た時、カードを2枚引き、自分の手札を1枚捨てる。その後、コスト3以下のメカまたはデスパペットを1枚、自分の墓地から実行(プレイ)してもよい。

▼超魂X

◻︎各ターンに一度、自分のメカまたはデスパペットを実行(プレイ)するコストを1少なくしてもよい。

 

 

ま、まぁ強いし蘇生しとくか……いや、別に今来られてもオーバーキルでしかないけど。

 

 

「ムンドゥスの能力で更にパーチェス・モールスを蘇生、墓地を増やして……」

「や、やっと終わりキョ……」

「いや、まだ2枚目のペテンシー使ってないよ?」

「キョ!?」

 

処理長いよね、うんうん。

 

「今度はトリガーの実行(プレイ)とクリーチャーのシールド化を1回づつさせて貰うよ。墓地から2体目のコブラを蘇生して、そのコブラをそのままシールド化……そして、ムンドゥスの上に《エルドロード=アステルス》をG-NEO進化。」

 

 

最近は《パーフェクト=アステルス》とかいう新形態を手に入れたアステルスちゃんであったが、別に元の姿に戻れない訳でもない……というか、更に分裂して合計8枚になってた。どうやら質量保存の法則は迷子らしい。

 

 

「さて、じゃあ私のターンだね。別にここから山札切れまで無駄に粘るのも楽しそうだけど……キミ相手にそんな面倒な事したくないから、普通に殴るね。」

「キョーーーッ!!!」

 

 

どう見てもクリーチャーとしか思えない見た目をしていたニワオ幹部は、内部から爆発して塵となったのだった……

 

 

いや、これ本当に死んでない?

*1
光水闇

*2
S・トリガーの能力による実行は他のすべてより優先して行う




TSお姉さん『笑い声キモいんだよお前!何だよ“キョーッキョッキョ!”って笑い方はよぉ!?』

Ep.2の誰かさん『ギョ〜ッギョッギョ!』


多色多すぎてこんなん回る訳ねぇだろというのは……まぁ、運命的な何かの力によって回る、ということで。
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