TSメカ・デスパペット使い決闘者は強キャラムーブがしたい!   作:ゆきゆきさん

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Ep.3 TSお姉さん曰く、メカでも3キルはできる

 

 

 さて、今日も平和な1日……という訳にもいかない。なんだか最近は平和だったが、この世界はTCGアニメ世界なのだ(暫定)

 

 つまり、カードショップには結構な数の面倒ごとがやってくる。

 

 

「うわぁ!!!レアカードハンターだ!!!」

 

 モブ客がそんな風に叫ぶ。解説役ご苦労様。

 

 

「なっ!レアカードハンター……こんなところにまで来るのかよ!」

 

 おいレンくん、こんなところとはどういう意味だ。返答次第ではまたボコしてやろう。

 

 

「赤宮レン……貴様は何処にでもいるナァ……!また()ミテェにボコボコにしてやろうカァ……!?」

「俺は前よりも強くなった……俺が相手だ、ゴーシュ!お前にこの店のカードは奪わせない!」

 

 

 お、なんか始まりそうだぞ?よし、いい感じの舞台を用意してあげよう。

 

 

「丁度、いいモノを仕入れたんだよねー。使ってみる?レンくん。」

「……?はい。」

「よーし、じゃあポチッとな。」

 

 胸ポケットからスマホを取り出し、アプリを起動する。

 

 すると目の前の地面が開き……下から、まぁなんというか……デュエマのアニメでよく見るタイプの台?みたいなのが現れる。

 

 

「最新の技術が詰め込まれたこれはね、ホログラムでカードをとうえ……」

「ハッハーッ!そんなことはいいからヨォ……早くデュエマさせろヨォ……!」

 

 黙れぇい!今私がせっかく解説役を……

 

 

「ユキ姉ちゃん、俺も早く戦いたいんです。その説明は後で……」

 

 

 

 

 うわーん!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんやかんやあってレンくんが負けた。オメー前みたいにはいかないとかなんとか言ってただろーがよぉ!

 

「ハハハハハ!!!やっぱ弱ェナァ……レン?この店のカードは貰っていくゼェ……?」

「ま……待て……!」

 

 

 デュエマしてるだけのはずなのに、なぜかボロボロなレンくんが叫ぶ。なんでだよ。ま、なんにせよ……こりゃ私の出番だね。

 

 

「まぁ待ちなよ……………………ゴーシュくん。」

「今テメェ俺の名前忘れてなかったカァ……?」

 

 い、いやそんなことはない。断じて。神に誓って!!!

 

 

「ここは私の店なんだ、カードを奪われたら経営が立ち行かなくなっちゃうんだよ。分かるかい?」

「ハッ!そんなん知ったこっちゃねぇナァ……」

「ふーん、じゃあハッキリ言おうか……私とデュエルしよう、ゴーシュくん。私が負けたら色々奪っちゃっていいよ?でも……キミが負けたらこの店、出禁ね。」

「ホウ……いいゾ!俺も蹂躙したりネェと思ってたんダ……!せいぜい楽しませてくれよォ!」

 

 

 そして、私と……なんだっけ、また名前忘れたぞ。まぁ悪役との戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「キミには……メカで充分だ。」

「ハァ?」

 

 

 おい、お前メカ使い主人公なのにメカを弱デッキ扱いすんのかよと思ったそこのお前……

 

 まぁ確かにメカは強い。強いが……あくまで意外と(・・・)強い止まりだ。Tier3ってとこ? それすら怪しいかも。

 

 そもそも本気で叩き潰すんならアドバンスのデッキ持ってくるからな、まぁこんなん遊びにすぎない。

 

 

 

「そして……宣言しよう。キミは3ターンで負けることになる。ヤッコを召喚!ターンエンド。」

 

 後攻1ターン目、あちらは最初に《S・S・S》をチャージ。対してこちらはザゼ・ゼーンを埋めてのヤッコ召喚。コイツはただのバニラだが……種族だけは強い。

 

 

「はっ!メカが3ターンキルだとォ……?舐めてんじゃねぇゾ!《聖魔連結王 ドルファディロム》をマナチャージして終了ダ。」

 

「ではわたしのターンだね。ドロー……シャッフをチャージ、2マナでエルナドンナを召喚。」

 

 

 ホログラフィックのエルナドンナがなんとも言えない声を出す。この機能いいね、マジでアニメ世界に入った感じがある。

 

「ヤッコで攻撃……革命チェンジ!ドラン・ゴル・ゲルス!」

 

 

 コイツいっつも同じことしかしねぇなと思った人……メカの最強カードはドラン・ゴル・ゲルスだから仕方ないんだ!許してくれ!

 

「効果でシールドを1枚ブレイク、手札から《獲銀月 ペトローバ》を場に!」

 

 

 こいつの初登場時はメカに最強のカードが来たもんだと沸いたものだ。私は今2枚しか入れてないけどね。

 

 そのままシールドを1枚ブレイク!

 

 

 さっきの戦いはちゃんと見学してるからね、相手のデッキは分かっている。5cコントロールだ。

 

 5cのトリガーは後半になればなるほど強くなる。つまり最適解は……速攻!メカって実は速攻デッキなんだよな。

 

 

「……トリガーはネェ。」

「じゃ、これでターンエンドだね。」

 

 さて、お相手さんの3ターン目……デドダム出されなきゃ楽なんだが。

 

 

「《フェアリー・ミラクル》をマナチャージ。そして水、自然、闇の3マナで《天災(ディザスター) デドダム》を召喚するゼェ……!」

 

 

 うーん、まぁしゃーなしか。

 

「効果で《聖魔連結王 ドルファディロム》を墓地に、《ドンドン火噴(ボルカニッ)くナウ》をマナに、そして残りの1枚を手札に加えてターンエンドォ……!」

 

 クソダルいのが墓地に置かれた。だが……そもそも3キルするならトリガーはどの道踏めない……っ!つまり関係ない!

 

 

「これがキミの最後のターンになる。覚悟はいい?」

「ハッハハハハハ!ヤレるもんならやってみろヨォ!?」

 

 ドロー、マナチャージ。3マナでガンマ召喚。

 

 

「エルナドンナをタップ、ペトローバのハイパーモード*1を解放!」

 

 通常版のペトローバが、シークレット版の姿へと変わっていく。カード自体が変化してるのはどういう仕組みなんだよ……

 

 

「ペトローバで攻撃時、シールドを追加!そして、手札からコスト5以下のクリーチャーを場に出すことができる!」

「何を出すんだァ?おん?」

 

 

 

 

 

 

 

「私が出すのは……《終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン》だ!」

 

 

 

 

 

 

「……は?なんでそんなモン入れて……」

「趣味のピン刺しだよ。効果はコスト5以下のクリーチャーへのSA付与だ。更にメクレイドでもう1体のエルナドンナを召喚!それ、ペトローバでW・ブレイク!」

 

「ぐ……ッ!?シールド・トリガー!ドンドン火噴(ボルカニッ)くナウ!効果でボルシャック・ハイパードラゴンを破壊!」

「エルナドンナでそれは耐えさせてもらうね?」

 

 シールドを1枚回収。なんてこった、除去を無効にした上で手札が増えたぞ!?

 

 

 とかなんとか言ってはいるが、この状況でS・S・Sでも踏もうもんなら3キルは無理だった。あっぶねぇ……

 

 

「更にガンマで攻撃……革命チェンジ!」

 

 おらドランゴルゲルスもう一丁!

 

 

「効果でシールドをブレイク……ガンマを場へ!そして待機していたガンマの効果、シールドを追加!シールドが追加されたのでメクレイド!」

 

 効果の処理順番を選べるのってデュエマのいいとこだよね。デュエプレはそこんとこ融通効かないからなぁ……

 

 

「奇天烈 シャッフを召喚。」

「なっ!?」

 

 

 そうだよな、5cはこれ嫌だよな。実際序盤にこれ立てて殴るだけで勝てるからねぇ……

 

「宣言、“6”」

 

 これで《ブレイン・スラッシュ》と《灰燼と天門の儀式(ヘブニアッシュ・サイン)》は封じた。

 

 

「ドラン・ゴル・ゲルスでシールドブレイク。」

「ぐっ……ギィ!」

 

 お〜?今もしかして6コスの呪文引いたのかなぁ?????

 

 

「ハイパードラゴンの効果でSAになったシャッフで攻撃、更に革命チェンジ!セラフ・テンペスト!“7”を宣言して1枚ドロー!シールドブレイク!」

「ぐっごげげゲェ……!?」

 

 

 

 シャッフは水文明。しかしグレート“メカ”オーなので革命チェンジは可能だ。

 

 

「ハイパードラゴンで攻撃、能力で山札の上から1枚目を見て……コスト5以下なら場へ!喜べ、2体目のシャッフだ!宣言は…………“3”でダイレクトアタック!」

 

「ギィヤァーーーーッ!?!?!?」

 

 

 

 悪役くんは爆発した。なんで?

 

*1
能力としては『ハイパー化:〇〇』というもの。〇〇に書かれた条件をメインステップ中に達成することで、次の自分のターンの初めまでそのクリーチャーのハイパーモードを解放できる。解放されたらパワーが上がって追加の能力を得る。ペトローバ……というか現状この能力を持つクリーチャーはそのすべてがハイパー化:自分の他のクリーチャーを1体タップする。という条件。




テメェは3ターンで死ぬ……!(後攻1ターン目、最強の手札を見て)
情けねぇ主人公だなオイ
最後の3は一応《賢者の紋章》でもケアしておくか……?というアレ
矛盾あったら教えてちょ
書いてる途中でもシールドの枚数数え間違えたからね……

メカのカード解説あった方が良いですか?

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