TSメカ・デスパペット使い決闘者は強キャラムーブがしたい!   作:ゆきゆきさん

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Ep.33 TSお姉さん2『ククク……私を倒しても、やがて第二第三の私が現れてお前を始末するだろう……!』

 

メカは4マナ以降のビッグアクションがない。それは、私のデッキにも突き刺さる事実だ。

 

 

「アメリアの効果でシールドを1枚回収、そしてドローとマナチャージ……」

 

 

このターンでシールドを10枚……いや、相手のクリーチャーがマントラの攻撃時能力で全部タップされることを考えれば15枚を割り切ってダイレクトアタックしなければならない。しかも、マナを見る限り……相手のデッキにもカオスマントラが入っている。

 

キープするのが難しかったのか、メカ・W・メクレイド8をしたら勝てると油断したのか、どちらかは分からないが……少なくとも、今の相手の手札にはカオスマントラが無さそうなのは僥倖。

 

問題は、盾を15枚も割ったらどこかで手札に加わってしまいそうなこと。つまり、道中で《単騎連射 マグナム》を《ゴールド・フラウム》のヨビニオンで呼び出すことが必要になってくる。その上で盾を割り切ってダイレクトアタック……

 

 

……啖呵を切ったはいいものの、さっきまでは内心『無理じゃない?』と思っていた。

 

だが、今さっき良いことを思いついた。これなら……いける。ただし要求値は考えないものとする!

 

まぁ手札揃ってるし行ける行ける!よーしやるぞー!

 

 

「《機人類 フォールティア》をアステルスの上にNEO進化!超魂レイドを発動し———」

 

 

私を模した霊体が、機械の人形へと姿を変える。

 

超魂レイドで捲れたのは……エルナドンナ、アメリア、94nm4の3枚。

 

 

「———94nm4をフォールティアの下へ!」

 

 

第一関門、突破。

 

 

「カオスマントラでキミに向けて攻撃!する時に……ドラン・ゴル・ゲルスと革命チェンジ!ブレイクからの手札からインフェルナム!そしてキミのクリーチャーをすべてタップするよ!」

「はははっ!私の能力でタップされたメカの数だけシールドを追加……合計5枚だぁ!」

 

 

まぁ、もうそれは許容範囲よ。とりあえずこの一点……ここだけ何も踏まないでねマジで!

 

「このまま……シールドブレイク!」

「くははっ!なんにもないよぉ!」

 

 

よーしセーフ!第二関門突破!

 

 

「アメリアをタップしてインフェルナムを淵月ハイパー化、ドミスに攻撃時メカ・メクレイド!」

 

 

捲れたのはシャッフ、エルナドンナ、そして……《至高の魂 エルドロード=アステルス》

 

 

「フォールティアをアステルスにG-NEO進化!下の能力を引き継ぎ、超魂レイドを3回発動するよ!」

 

1回目……ハズレ。シャッフを下に。

2回目……ハズレ。ゴールド・フラウムを下に。

 

 

3回目……

 

 

アタリ。

 

 

 

 

「《楯教の守護者 ザゼ・ゼーン》を下に……!」

「なに……まさか!?」

 

 

ザゼ・ゼーンはシールドが追加されるとアンタップする能力を持つ。

 

94nm4は攻撃時にシールドを追加する能力を持つ。

 

アステルスは下に置かれたメカの能力をコピーする。

 

 

つまり……

 

 

「制限付きの無限攻撃だよ、ドミスちゃん」

「く……だけど、そんなものガード・ストライク1枚で……」

「止まるよね。だからさ……」

 

 

アステルスでドミスへと攻撃。シールドを追加してアンタップ、ついでにアステルスに無敵効果を付与。

 

 

「ループ証明をしよう。アステルスでこれよりパワーの大きいクリーチャーを攻撃する。これで、シールドを1枚追加するたびにアステルスの攻撃時効果2回とシャッフの攻撃時効果1回を使うことができる。」

 

 

聖沌忍法 b4ckd00r(メカをタップしてメカ・メクレイド)》と《フォース・アゲイン(タップしたメカを出し直す)》を実行し、リソースの消費無しでメカ・メクレイド5及びドラン・ゴル・ゲルスの能力を1回づつ起動する。

 

ある程度クリーチャーを並べ、山も一周したところで……欲しかったクリーチャーがどうやら山札にいないことが分かった。

 

 

「ここからは《フォース・アゲイン》を毎回2枚唱えさせてもらうよ。もちろん対象はドラン・ゴル・ゲルス。元からあったシールドをすべて手札に加えるね?」

「……」

 

 

7枚目のシールド回収で……目当てのものが来た。

 

 

「ここからは山札が持つラインまで《瞬閃と疾駆と双撃の決断》を唱えるよ」

「……はは、は!いいね!面白い!だけど……それじゃカオスマントラのニンジャ・チェンジはどう対処するんだい!?」

「《瞬閃と疾駆と双撃の決断》の能力で3コスト以下のクリーチャーを1体手札から出すことができる……出すのはもちろん《単騎連射 マグナム》!」

 

「なっ……!」

「これでキミの逆転は無くなった。私の勝ちだよ」

「はーあっ!つまんない勝ち方だなーっ!それで良いのかアステルスさんよー!」

「これで良いかな^^」

 

捨て台詞のような発言をするドミスちゃんを煽りつつ、黙々とクリーチャー達にSAと2回攻撃をやれるだけ付与していく。

 

 

ま、こんだけやればGSも大丈夫だろう。さっさと殴って終わりだ。

 

 

 

「覚悟しておくといいよ、アステルス……!」

「ん?なに?」

 

「覚えておくといい……私を倒しても、やがて第二第三の私が現れてお前を始末するだろう……!」

「そういうセリフはもうマンネリしてるから……はいじゃあシールド全部割ってダイレクトアタック!私の勝ち!」

「ぐぁーーーっ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ククク……私を倒しても、やがて第二第三の私が現れてお前を始末するだろう……!』

「頭の中で喋るのやめろって言ってるよね?」

 

 

あの後、元の体を取り戻した私だったが……

 

ドミスの意識が私の中に残留していたようで、迷惑なイマジナリーフレンドが出来上がってしまった。今からでも絶縁しようぜ、なぁ。

 

 

まぁそれは些細な問題だ。これから起こる大事件と比べたら……今ならそう言える。

 

 

「ちょ、ちょっとこれ見てユキ!」

「ん?ラウちゃん、いったいどうしたの……」

 

 

そうして見せてきたスマホ画面に写っていたのは、デュエル・マスターズ世界大会の中継だった。この世界だと海外展開もしてるんだよね……テキスト全部日本語なのに。

 

 

「普通の中継に見えるけど……」

「ちょっと巻き戻しますね……ここです、この……」

「んー……んん!?!?」

 

 

巻き戻して表示されたシーンは、開会式の場面。

 

 

 

 

 

そこに映っていたのは……数多の白髪美少女()が会場に入っていく光景だった。

 

その数……およそ1万人。

 





4章〆

実はドミス、クロスギア/クリーチャーにしようとしてたんですけど……クロスギアが位相を持たないせいでバグったのでやめたという経緯があります。

デュエマシーンの量

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