TSメカ・デスパペット使い決闘者は強キャラムーブがしたい! 作:ゆきゆきさん
他に書いてた作品が序盤で3、3、4評価くらって希望が見えないので更新です
ちょっと書き方変わったかも
◇深淵
深淵に潜ってからある程度の時間が経った。やたらと暗い道を1時間近く歩くのは普通に精神にクるね。
『アステルス、そこに誰かいるようだが』
「え、ここに? まさかぁ……うわ本当だ。誰?」
そこに居たのは、全身真っ黒の男。暗すぎてまったく判別ができないが、多分
「俺だよ俺! ユキ、覚えてるだろ……?」
最近アステルスって呼ばれすぎて、この呼び方されるのが逆に違和感感じてきたんだよね。一応ワタシの本名こっちだからね、そこんとこ分かってるのかホワイトスワンは?
「悪いけど覚えてないなぁ。知り合いだったらもうちょい近づいてくれないと分からないよ」
さて、とりあえずこれに従ってくれるならいいんだが……
「分かった、近づこう」
「あー、近づきすぎもダメね」
「半径5mくらいってことか?」
「2.5mくらいかな」
ちょうど私から2.5m程度の距離まで、黒い人影が歩いてくる。近づくにつれてその姿や顔はハッキリしていき……やがて、その顔を確認することができた。
「……マジ? なんでここにいんの?」
その顔は、私がこの世界に来る前……前の世界での友人とまったく同じ顔だった。マジでなんの変哲もない顔だなぁ。
あ、ちなみにコイツは私とのフリー対戦で卍夜を使用するばかりか、そもそも所持デッキすべてがループとかいう人間だ。私みたいな奴じゃなかったら普通に縁切ってるだろこれ……
「久しぶりだなぁ、ユキ……!」
「いや、なんでここにいんの?」
「分かんねぇ……! でもさぁ、俺はここでお前と戦わなきゃいけない気がするんだよ。分かるか?」
……なんか言動が変だな。私の知ってるアイツとはちょっと違う。
そんなことを思っていると、周囲が謎のバリアに包まれた。これは———真のデュエル!
「なぁ、やろうぜ……?」
「さては本物じゃないな?」
「お、バレた? でも半分ぐらいは本物だぞ。お前の記憶から生まれてるからな」
ネタバラシ早くね?
「まぁそんなことは気にせず……とりあえず俺とやろうよ、ユキ」
「しょうがないにゃあ……」
私はデッキを取り出した。
◇
1ターン目、友人Aは《フラワー・ハート》を召喚。サイバーかぁ……不快だよな、このデッキ。特に長いところが。
ファイアー・バードは早いしサイバーより強いしで良かったよなぁ……あれもTier1だったけど、正義のTier1でさぁ……必要悪っていうの?
環境外デッキも数えられないほどしか殺してないんだよ。わぁ!
……さて、茶番はこれくらいにしよう。どうせメカは1ターン目にやることなんてyakk0を出すくらいしかないし、このデッキはそんなの入れてない。
今回はちょっと趣向を変えてリースカラーで組んでみた。《機人類 マーレ》とインフェルナム2種類が強すぎるからね、それをメインにしてみたわけよ。
でもこれ3キルしないと間に合わねぇなぁ……
友人Aは運がいいから多分2ターン目に《アストラル・ハート》を出してくるし、3ターン目に《マクスハト》を出してMk.3を出してマクスハト出してスターフォージ出して……ってことになりかねない。
つーかそもそも後手だから3キル防げないじゃん。まずい。
揃わなかったら仕方ないが、やれるならこっちは3キルを狙いたい。インフェルナム引けたら話は変わるけど……アイツに4ターン目を渡すとほぼ確実に死ぬ。
というか、アイツはメカの弱点を知ってるから普通に殴られて負ける。5マナが盤面にない状態で殴られたら死ぬ……それがメカなのだ。マトモな受けください。
「《アストラル・ハート》を召喚して3枚ドロー、エンドで」
「こっちは《光器アメリア》を召喚、盾を1枚増やしてエンド」
「じゃあ俺のターン……《マクスハト》を召喚。《アストラル・ハート》を手札に戻してサイバー・メクレイド5する……うーん、微妙!」
よっしゃラッキーッ!
「《アストラル・ハート》を選択して《マクスハト》の上に進化、3枚引いてターンエンドで」
「それ微妙かなぁ……諸説あるくない?」
「トワイライトからフォージに繋がったら勝ってたね」
「……本当に危ないなぁ」
じゃあら次のターン、《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》が普通に3マナで出てきて死ぬか、これ。
「じゃあ私のターン……ここで決めないとマズいかもね。ところでさ、真のデュエルでループ負けしたらどうなるの?」
「知らん……多分山札切れになると思うけど、その例漫画とかで無かったの?」
「昔の漫画よく知らないんだよね、私……じゃあシールド回収、そしてドロー」
手札にヴェネラックはない。まぁもし出しても手出しスターフォージで普通に乗り越えられるので、ここで取るべきはその択ではないだろう。
「《揚紅月 インフェルナム》を召喚。《アストラル・ハート》をタップしてハイパー化させてもらうよ!」
「なにそれ、ズルくね?」
「まぁズルいね」
◇
《揚紅月 インフェルナム》
火/3/クリーチャー:アビスムーン・フェザーノイド/メカ・デスパペット/超化獣/3000/VR
◻︎自分は攻撃クリーチャー指定ステップ中にも「ハイパー化」能力を使える。
◻︎淵月ハイパー化:他のクリーチャーを1体選び、タップする。
▼ハイパーモード:5000
◻︎スピードアタッカー
◻︎このクリーチャーが攻撃する時、メカ・メクレイド5するか、デスパペット・メクレイド5する。
◇
「このままプレイヤーに向けて攻撃……する時に革命チェンジ、《ドラン・ゴル・ゲルス》でシールドを回収しながら《揚紅月 インフェルナム》を出し直す」
さて、では効果のメクレイドを解決する。ここで何かしら来てくれないと終わる……
「……ガチャ継続かな、《ゴールド・フラウム》を召喚してヨビニオンするよ」
コスト3以下のクリーチャーが出るまで山札の上を捲っていく。登場するのは……なんだこれ、知らないカード……うっ!?
◇かつての記憶
「ボクはメロク……キミのやろうとしてる事に興味があってここに来たんだ」
「記憶のドラグハート化……歴史という観点ではなく、本物の記憶から作るっていうのは逆に新しい。ボクにやらせてくれないか?」
「あっなんか失敗したっ」
「まぁ大体の記憶は消えたっぽいしいいか……?」
「というかこれドラグハートかなぁ……なんか違うような……まぁいっか!」
「なぜここにホワイトスワンがいるんだ? あっちょっと待ってボクは味方———」
◇
……なんだこの記憶!?
つーかメロクって存在しないだろ!公式が言ってたんだぞ!
「クソ、本当に私の過去で何があったんだ……まぁいいや、使えるものは使わせてもらおう」
手元にあった石の刀がカチャカチャと音を立てて変形する。それらは二振りの刀、そして簡易的なアーマーへと変化し、私の身体へと装着されていく。
「おー、かっこいいね」
「だろ〜?」
さて、では新形態のお披露目といこうか!
◇
《『
火光自然/3/ドリーム・クリーチャー:アビスムーン・コマンド/オリジン・メカ・デスパペット/アンノウン・テクノ・サムライ/5500/DMR
◻︎このクリーチャーの『D・D・D』をマナゾーンから使ってもよい。
◻︎D・D・D[火光自然3]
◻︎自分の手札とマナゾーンのメカとデスパペットすべてに『キリフダッシュ[火光自然3]』と『このカードをマナゾーンから実行してもよい』を与える。
◻︎自分のメカ・クリーチャーまたはデスパペット・クリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーに『スピードアタッカー』と『このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のマナゾーンにあるカードを3枚アンタップする。』を与える。その後、相手のクリーチャーを1体タップする。
◻︎各ターンに一度、自分のメカまたはデスパペットが離れる時、かわりにとどまらせてもよい。
◇
ヨビニオンで現れたのは、常軌を逸したマナレシオのニュー・
とりあえずはまだ続いてる攻撃を解決しよう。ドラン・ゴル・ゲルスでシールドを1枚ブレイク!
「シールド・トリガー! 《アイドル・ハート》を召喚!」
「攻撃の終わりにアステルスの能力誘発と
「何が起きてんの、これ? つーかシールドの破片痛いな……」
「ここからは連続攻撃だぞ♡」
ヨビニオンで登場するのは94nm4だ。フラウム・ゴルギーニの登場時能力によってシールドが追加され、94nm4のシールド追加時メクレイドが発動する。召喚するのは《星姫械 エルナドンナ》……これで二重の除去耐性を敷く。
「あ、アステルスの効果で自分のメカが出る度に相手のクリーチャーをタップできるよ」
「盛り過ぎではないか?」
「私は盛り過ぎぐらいが好きかな」
「胸の話?」
「あっ私は下ネタNGなんで……」
しょうもない会話を切り上げ、ゲームに戻る。ここまで全部フラウムの召喚で起きた事だからね、まだ攻撃してないんだよ。あぁ、ちなみにタップ効果は使わない。出し直したインフェルナムのハイパー化用に残しておきたいからね。
「というわけでインフェルナムをハイパー化。そんでもって、アステルスの能力で私のクリーチャーは全員スピードアタッカーだよ。エルナドンナでシールドをブレイク!」
「んー、無い!」
「キリフダッシュで手札から《千羽忍革 ポジソワカ》を召喚。墓地肥やして更にポジソワカでW・ブレイク!」
色無視してなんでも3色3コストで召喚できるの、おもろくていいね。黒単色までいけるんだぜ、これ。
「キリフダッシュ、手札から《フラウム・ゴルギーニ》を召喚してメカ・W・メクレイド8発動!」
「なぜそんな産廃を入れて……?」
「マナ伸ばせるから1枚入れたいなって。趣味だね。エルナドンナ2体召喚して更に攻撃!」
「トリガー……遅い! 《ルード・ザーナ》召喚!」
「攻撃しているフラウムとアステルスをエルナドンナで守るよ。そしてキリフダッシュ、再度エルナドンナを召喚……アステルスの効果でザーナはタップするよ」
召喚されたルード・ザーナに電流が走り、彼女はその場に座り込む。
これでもうブロッカーはいない。ということで……
「私でダイレクトアタック!」
「3キルとか運ゲーだろーっ!!!」
勝ちゃあいいんだよ、勝ちゃあ!!!
友人は爆発し、チリとなって消えた……これ実は本人とか、そういう展開だったらヤバいな?
テキスト要約:3色3マナ貯めたら勝ち
話は変わるんですが、実は今……別サイトでオリジナルを書いています。
『ネカマ吸血鬼』って検索したら出てくると思うので、気になったら読んでくれると嬉しいです。ハーメルンは初手でミスったのでもう消えました。
この小説の文体が好きならまぁ、多分面白いと思ってもらえるはず……