TSメカ・デスパペット使い決闘者は強キャラムーブがしたい!   作:ゆきゆきさん

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解説回です
そもそもの話、マイナー寄りのデッキを解説なしでやってたのがおかしいという可能性もある


Ep.8 TSお姉さん曰く、ドラン・ゴル・ゲルスと94nm4さえいればメカは回る

 

 

「はいキミ達しゅーごー!かもんかもん!」

「あー?今俺らデュエマしてんだけど。」

「そうですよ、ユキさん。人がデュエルしているのを中断させるなんて、いくらユキさんでも許されないです。」

「うっせぇ黙れこっち来い。」

「チッ!しゃーねぇなぁ……」

「仕方ないですね……今回だけですよ?」

 

 

 よーしいい子だ。やっぱツンデレやなぁお前ら。

 

 

「じゃあメカの解説、やるよ。」

「なんで急に俺らがそんなん聞かなきゃならないんだよ。」

 

 荒くれな客がそう質問する。

 

 

「急に解説したくなったからだね。あ、もちろん布教する為でもあるから……キミらもメカを使ってみてくれていいんだよ?」

「気が向いたら使うわ。」

「正直私もユキさんの使うデッキには興味がありました。せっかくなのでちゃんと聞きますよ。」

 

 インテリ系の客がそう答える。聞き分けいい奴は好きだ、プラス一点!

 

 

「さて、じゃあまずは……《ドラン・ゴル・ゲルス/豪龍の記憶》だね。」

 

 どこからともなくホワイトボードを持ち出し、それに落書きをしていく。

 

 

《ドラン・ゴル・ゲルス/豪龍の記憶》

ツインパクトカード

▶︎クリーチャー:ドラン・ゴル・ゲルス

光闇/5/クリーチャー:メカ・エンジェル・コマンド/4500/VR

◻︎革命チェンジ:メカ

◻︎このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。その後、コスト3以下のメカを1枚、自分の手札から出してもよい。

◻︎メガ・ラスト・バースト

▶︎呪文:豪龍の記憶

光/5/呪文:メカ・デル・テック/VR

◻︎自分の山札の上から1枚目をシールド化する。次の自分のターンの初めまで、そのシールドに「S・トリガー」を与える。

 

 

「まぁ言わずと知れたメカの最強カードの1枚だね。手札補充をしながら展開する……その上コスト5のメカなので、後述するカオスマントラとも相性がいい。」

「アンタいっつもそのカードを使ってるよな。」

「最強だからね、このカードは。あくまで私個人の考えだけど、カードパワーでならあのカラクリバーシよりも高いと思ってるよ。」

 

「なにか小技のようなものは?」

「あー、この子はそういう小手先のテクニックが多い方だから……まぁ初歩的なので言えば、2枚のドラン・ゴル・ゲルスがあれば山札の上のカードをなんでも使えるとかあるけど……」

 

 

 まだまだコイツについて語りたいところだが……それをするのは他のカードについて解説してからだね。このカードの真の強さは他のメカとのシナジーにあるんだ。

 

 

「次に紹介するのは《忍鎖の聖沌 94nm4(ガンマ)》だ、この子もメカ最強を争うカードだね。」

 

 

《忍鎖の聖沌 94nm4(ガンマ)

光/3/クリーチャー:メカ・デル・ステラ/シノビ/2000/R

◻︎このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。

◻︎各ターンに一度、自分のシールドゾーンにカードを置いた時、メカ・メクレイド5する。

 

 

「メカはドラン・ゴル・ゲルスとガンマの2種類で成り立っていると言っても過言ではない。」

「過言では?」

「いいや、過言じゃないね。」

 

 

 私は懐から何枚かのカードを取り出し、テーブルの上に置いた。

 

「メクレイドの強さは分かるだろうから、スペックについての話はカットする。かわりに、キミたちに基礎的なテクニックを教えよう。まず、盤面には既にメクレイド能力を使い終わったガンマがいる。」

「他にもいるだろ、メクレイドしたんなら。」

「黙りなさい、それは今関係ない……話を戻そう。こういう時には、まずはガンマで攻撃する。そしてドラン・ゴル・ゲルスに革命チェンジ。この時、ガンマの攻撃時効果の解決よりも先に革命チェンジを解決する。」

「ほう、なるほど。」

 

 インテリ系の客は分かったらしい。荒くれ客も理解してる。じゃあお前ら知能指数同じくらいか?やっぱ人は見た目で判断しちゃいけないね。

 

 

「すると、ここでドラン・ゴル・ゲルスの出た時効果とガンマの攻撃時効果が待機する。そして、またもやドラン・ゴル・ゲルスから先に解決……シールド回収でもなんでもして、そして手札からさっき戻したガンマを出す。」

「そしてガンマの攻撃時効果を解決、シールドを追加すれば出し直したガンマのメクレイドが誘発する……そうですよね?」

「そうだね、インテリくんに一点あげよう。」

「点数にはどういう用途が?」

「十点貯まったら3日間人権剥奪。」

「……!それは、首輪を着けてもらえるということで?」

 

 メガネをくいっとしながらキモいこと言うんじゃねぇ。犬小屋でドッグフードでも食べてろ。

 

 

 

「じゃあ次は……《光器アメリア》」

 

 

 

《光器アメリア》

光/2/クリーチャー:メカ・デル・ソル/500/C

◻︎このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。次の自分のターンの初めに、自分のシールドを1つ手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

 

 

「この子もメカ界の革命児だ。ほとんど《AQvibrato》と言っても過言ではない。」

「まぁこれは確かにそうだな。」

 

「アメリアの強い部分は、メカに足りない手札補充を行えるだけでなく……ガンマの効果を誘発できることにもある。というか、アメリアが登場したことによってガンマは更に一段階強くなったんだ。」

「実際すげぇ動きはするしな。」

 

「コスト3以下のメカはドラン・ゴル・ゲルスで使いまわせるのも強みだねー。ということで、次は《星姫械(プリマシーン) エルナドンナ》だ。」

 

 

星姫械(プリマシーン) エルナドンナ》

光/2/クリーチャー:メカ・デル・ステラ/2500/R

◻︎ブロッカー

◻︎各ターンに一度、自分の他のクリーチャーが離れる時、かわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

 

 

「この子もすごい。他クリーチャーに強化版の真・エスケープを付与できるからね……一回きりではあるけど。だけどこの子の強さはそのテキスト以上なんだ。」

「というと?」

「擬似的な《同期の妖精(シンクロ・フェアリー)》として機能するんだ。本来はメタクリーチャーなどに除去を向ける盤面で、それのかわりに相手はエルナドンナを狙わなければならなくなるんだ。」

「なるほど。」

 

 

 そんでもって2体並んだらもっとめんどい。なんせエルナドンナすら除去できなくなるからね。

 

 

「ガンマと同じように、効果を使い終わったエルナドンナをドラン・ゴル・ゲルスで出し直すことによって、効果の回数制限をリセットすることができることを覚えておくとお得だよ。さて、メタクリーチャーの話題が出たことだし……次に紹介するのは《ヴェネラック-F5(ファイアファイブ)》」

 

《ヴェネラック-F5(ファイアファイブ)

光/2/クリーチャー:メカ・デル・ディネロ/2000/U

◻︎相手のターン中に、相手のクリーチャーが相手のマナゾーンのカードをタップせずに出た時、それをシールド化してもよい。

◻︎相手のターン中に、このクリーチャーが離れた時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。

 

 

「言わずと知れた最強メタクリーチャーだね。」

「そんなに有名かぁ?」

「少なくとも、光のメタクリーチャーの中では最強クラスだよ。」

 

 

 “マナゾーンのカードをタップせずに”って書いてあるカードは大体強いからね。

 

 

「もし《アーテル・ゴルギーニ》がいる場合は、大型アタッカーの攻撃をブロック、破壊を置換してヴェネラックに当てることによって打点を減らすこともできるね。」

「初見殺しギミックは多いに越したことがない……そうですね?」

「あぁ、そうだね。メカというアーキタイプはそこそこ強い。しかし……そこそこ強いどまりなんだ。だからそういう小手先の技が重要になってくるというワケ。じゃあ初見殺し繋がりでこのカード……《(セント)カオスマントラ》の解説に移ろうか。」

 

 

(セント)カオスマントラ》

光/7/クリーチャー:メカ・デル・ステラ/シノビ/9500/OR

◻︎ニンジャ・チェンジ5(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、この攻撃中に自分が「ニンジャ」能力を使っていなければ、手札にあるこのクリーチャーと、自分のコスト5以上でメカまたはシノビのクリーチャー1体を入れ替えてもよい)

◻︎W・ブレイカー

◻︎このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーをすべてタップする。

◻︎相手のクリーチャーは、出たターン攻撃できない。

 

 

「これがメカ最強の初見殺し。知らないで突っ込んできたらこれ1枚で相手の攻撃をすべてシャットアウトできる。」

「でもオーバーレアなんて俺ら持ってねぇぞ。」

「そうですね、我々にとってオーバーレアというものは憧れです。」

 

 そうそう、この世界だとオーバーレアのカードはめちゃくちゃ希少なんだってね。レジェンドレアだとかマスターカードとかは普通に流通してるのに……

 

 

「でも知ることは重要だよ。じゃあカオスマントラの強さの本質部分について解説しよう。」

「もう解説したいだけじゃねぇのか?」

「黙らっしゃい。さて、カオスマントラが出れば攻撃を止められるのはそうだけど……この子は防御だけでなく展開の助けにもなる。」

 

「というと?」

「ガンマがいる状態でドラン・ゴル・ゲルスとニンジャ・チェンジをすれば、メガ・ラスト・バーストによってシールドが追加され……ガンマのメクレイド効果が発動する。ガンマは“各ターンに一度”という書き方だから、相手のターン中だろうと能力を使える訳だね。」

「それドラン・ゴル・ゲルスとガンマが強いだけじゃねぇのか?」

「そうだよ。」

 

 

 コイツらマジで強いんだ。

 

「それと、カオスマントラの真の強さは……革命チェンジで手札に戻せば再利用できる点にある。」

「なるほど、確かにな。」

「ま、5コスト以上のメカを全部除去されたら使えないんだけどね?」

「基本的には一回きり、と考えた方がよさそうですね。」

「せやねぇ。」

 

 

 さて、あと解説していないカードは……

 

 

「あのヤッコとかいう奴は?」

「解説する必要なくない?」

 

 

《忍式の聖沌 y4kk0》

光/1/クリーチャー:メカ・デル・ステラ/シノビ/1000/C

 

 

「あと解説してないのは《獲銀月 ペトローバ》と《セラフ・テンペスト(アレフ)》、それと《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》に《超天使(ハイパーエンジェル) ゴルドラン・ゴルギーニ》……あ、あと《奇天烈 シャッフ》に……メカじゃないけど《光神龍 アヴァタール》かな、私のデッキに入っているカードは。マグナムとかも入れてはいるけれどもね。」

「シャッフに関しては今更説明しないでも良いと思います。」

「確かに、じゃあ次はペトローバだ。」

 

 

《獲銀月 ペトローバ》

光/3/クリーチャー/メカ・デル・ソル,超化獣/3500/SR

◻︎ブロッカー

◻︎このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。

◻︎ハイパー化:自分のクリーチャーを1体タップする。

▼ハイパーモード:パワー7500

◻︎W・ブレイカー

◻︎このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。その後、自分のシールドの数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。

 

 

「まぁ、強いね。でも私は2枚しか入れてないかな。」

「それは何故ですか?」

「うーん……これは個人的な感覚なんだけど、メカだけで回すんだったらガンマの方が強いから、かなぁ。アメリアの登場以降はこの考えが強まったんだ。」

「なるほど?」

「まぁ、火力で言ったらこっちの方が高いとは思うよ。入れたいなら4枚入れちゃっていいと思うね。はい時間ないから次行くよ、お次はセラフ・テンペスト(アレフ)。」

 

《セラフ・テンペスト(アレフ)

光闇/5/クリーチャー:メカ・デル・ディネロ/4000/VR

◻︎革命チェンジ:メカ

◻︎スレイヤー

◻︎各ターンに一度、自分のクリーチャーが出た時、カードを1枚引いてもよい。

◻︎ 各ターンに一度、自分のクリーチャーが離れた時、カードを1枚引いてもよい。

 

 

「セラフはメカに足りない手札を補充できる優秀なクリーチャーだよ。ただ、多色はあんまり入れたくないから私は2枚だね。はいじゃあ次ザゼ・ゼーン!」

「急に巻きですね。」

「自分で呼んだクセしてなぁ?」

 

 

 

《楯教の求道者 ザゼ・ゼーン》

光/2/クリーチャー:メカサンダー/8000/SR

◻︎ブロッカー

◻︎W・ブレイカー

◻︎このクリーチャーはタップして出て、自分のターンのはじめにアンタップしない。

◻︎自分のシールドゾーンにカードが置かれた時、このクリーチャーをアンタップし、その後、次のうちいずれか1つを選ぶ。

 ▷カードを1枚引く。

 ▷相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。

 ▷次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。

 

 

「誰かさん曰く、”光のCOMPLEX”」

「似てはいるが、そんなに近いのか?」

「うーん……どうだろうね。このカードの場合は、かなり後半に出してもすぐ動かせるからねぇ。それに、特殊な使い方をしないんだったら基本的にはゴルドランとのコンビ運用をしないとダメだし*1。」

 

 

 

超天使(ハイパーエンジェル) ゴルドラン・ゴルギーニ》

光/10/クリーチャー:メカ・エンジェル・コマンド/14000/OR

◻︎ハイパーエナジー

◻︎ブロッカー

◻︎T・ブレイカー

◻︎このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは離れない。

◻︎自分のクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。その後、自分のシールドが10以上あれば、自分のシールドを好きな数表向きにする。その中からクリーチャーをすべて出し、残りを手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

 

 

「オーバーレアじゃねぇか!だから参考にならねぇって!」

「いや、でもこれさ……基本的に召喚酔いしていないザゼ・ゼーンがいる時にしか出さないんだよね。だから正直無くてもいいよ。」

「……オーバーレアだからといって、最強という訳ではないのですね。」

 

 そういうこと。まぁオーバーレアってオモチャ性能高い奴多いよね。ボルシャック・ハイパードラゴンとかはその最たる例だ。

 

「ザゼ・ゼーンと組み合わせたら無限攻撃されるってことは一応覚えておくといいよ。つまりこれが出た時点で大体負けってこと。」

「勝てる盤面以外ではほぼほぼ出ない……なるほど。」

 

「はい、じゃあ最後のカード。」

 

 

《光神龍 アヴァタール》

光/6/クリーチャー:アポロニア・ドラゴン/5000/R

◻︎コストの異なる自分のエレメントが3つ以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。ただし、コストは0以下にならない。

◻︎このクリーチャーが出た時またはタップした時、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。

 ◇

 

「スペック的にはまぁまぁ高いね、メカではないけど。攻撃せずにガンマの効果を起動できたりと器用な子、だけど……」

「噛み合わない時はとことん噛み合わない、でしょ?」

「そう。コストがバラけてなかったらまず出せないし、ガンマがいない状況だとシールド追加もあんまり役に立たない。なんせS・トリガーは入ってないからね、私のメカには。」

 

 

 なんか5コス以下の強いトリガー持ちメカくださいよ〜

 

 

「ま、こんなとこだね。メカを組みたくなったら……パーツ、売るよ。」

「いや、別にいいです。」

「俺もいらん。」

「………………………………そうですか。」

 

 

 その後、2人ともメカでボコボコにした。モブに負けるほど弱くはねーんだ、私はな。

 

*1
訂正、全然ゴルドランいなくても単体で強いです




過去一長くなったんだけど……

以下、雪宮ユキのデッキリスト
シャコガイル以外は私の使ってるものと同じです
アーテル入れたいけど趣味デッキにそんな金掛けたくないんだ

忍式の聖沌 y4kk0 x2
光器アメリア x4
ヴェネラック-F5 x4
星姫械 エルナドンナ x4
楯教の求道者 ザゼ・ゼーン x2
忍鎖の聖沌 94nm4 x4
獲銀月 ペトローバ x2
単騎連射 マグナム x1
奇天烈 シャッフ x4
ドラン・ゴル・ゲルス/豪龍の記憶 x4
セラフ・テンペストℵ x2
光神龍 アヴァタール x2
聖カオスマントラ x2
水上第九院 シャコガイル x1
超天使 ゴルドラン・ゴルギーニ x2

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