『魔装者になった俺は旅に出た。魔装者は【ありふれた魔法】は使えないと書かれたマベルの日記だが、俺は頑張って換装魔法は使えるようにした。この換装空間に俺は必要な所持品とマベルが残した3つの魔装具とマベルの宝を換装空間にしまった。換装魔法は便利だな』
〜マグノリア〜
「またフェアリーテイルが大暴れしたみたいだぞ」
「なんでも闇ギルドの野望を阻止したみたい」
「阻止しても建造物の被害がデカすぎるだろ」
「オシバナ駅一部損害、リュシカ峡谷鉄橋破壊、クローバーの洋館全壊・・・いつもの事だな」
「(いつもの事なのかい!)」
リョウタはマグノリアの町に到着してフェアリーテイルに向かっていた。
「此処が・・・フェアリーテイル」
そして遂にフェアリーテイルに着いた新たなる魔装者。
「・・・・」グッ
マベルのペンダントを握りしめ、リョウタはフェアリーテイルの中に入ろうとすると・・・
「ぐえっ!?」
扉を開けた瞬間にテーブルが飛んできてリョウタに当たった。
「・・・・・」
当たりどころが悪かったのかリョウタは気を失った。
〜医務室〜
「・・・・えん?」
リョウタは目を覚ますと何処かの医務室って事に気づいた。
「あ!よかった!気がついたのね!」
リョウタは声の方のした方に向くと金髪の女性が居た。
「気がついたか」
反対の方には緋色の髪の女性が居た。
「えっと・・・ここは?」
リョウタは頭を押さえながら金髪の女性に聞く。
「此処はフェアリーテイルの医務室よ」
「すまんな。このバカ共が暴れたせいで迷惑をかけた」
緋色の髪の女性がそう言うと、桜色の髪の男性と何故かパンツ一丁の男性がボコボコにされた状態で正座していた。
「お前達、何か言う事があるだろ?」
「「ず、ずびばぜんでじた」」
顔がボコボコにされてるせいで喋りづらい感じだった2人だが、リョウタに向かって頭を下げた。
「いやいや、俺の不注意でもあったから頭を上げてくれ」
「な、なんて心優しい人かしら」
金髪の女性はリョウタの態度に感心した。
リョウタは彼らの名前を知らないので自己紹介をした。
「手当してくれてありがとう。俺はリョウタ・ワーロックだ。よろしく・・・えっと」
「アタシはルーシィよ。よろしくね!」
金髪の女性、ルーシィはリョウタと握手する。
「私はエルザ・スカーレットだ。よろしく」
緋色の髪の女性、エルザもリョウタと握手する。
すると青い猫がリョウタの近くにやって来て自己紹介する。
「あい!オイラはハッピーだよ!よろしくね!」
「おお!?よろしく!」
リョウタは驚きながらハッピーに挨拶をする。
「さっきは本当に悪かったな。俺はグレイ・フルバスターだ。よろしくな」
「よろしく・・・何で服を着てないんだ?」
「あぁぁぁぁ!!?しまったぁぁぁぁ!!」
リョウタに指定されグレイは服を取りに医務室から出ていった。
最後に挨拶するのは桜色の髪の男性。
「俺はナツ・ドラグニルだ!よろしくな!」
そう言いリョウタに手を伸ばしてリョウタは応えるように握手する。
「目が覚めたようじゃの」
医務室に小柄な老人が入ってきた。
「マスター」
エルザが老人を見てそう言った。
医務室に来たのはフェアリーテイルのマスター。マカロフ・ドレアーだった。
「ガキ共が迷惑をかけたのぉ」
「い、いえ大丈夫です」
「そんなにかしこまらんでもいい。ところで、お主は何処かに所属してる魔導士かの?」
リョウタはマカロフに向かい合って言う。
「いえ、俺はフリーの魔導士です。実はフェアリーテイルに入りたくてマグノリアにやって来たんですけど・・・フェアリーテイルに入れてくれませんか?」
「うん!いいよ!」
「軽っ!?テストとか無いの!?」
軽い返事でOKしたマカロフに驚いたリョウタだった。
「お主はギルドに入りたくて此処に来たのじゃろ?ならば拒む理由は無い。儂らフェアリーテイルはお主を歓迎するぞ」
マカロフはそう言いリョウタに手を伸ばす。
「よ、よろしくお願いします!」
それに応えるようにリョウタはマカロフの手を握り返す。
フェアリーテイルに新たな仲間、家族が増えたのだった。
「「「「ようこそ!フェアリーテイルへ!!」」」」
マベルの日記風に前書きは日記みたいに書くようにしました。
時系列はララバイ編が終わった後です