『エルザが逮捕された時、いつも騒がしいギルドは静かだった。親っさんは慌てないで静かに見守っていた』
ーフェアリーテイルー
「・・・・・・」
エルザの逮捕によりギルド全体は静寂に包まれていた。
「出せー!ここから出せー!」
1人だけ騒いでいる。
「ナツ、うるさいわよ。出したら暴れるでしょ?」
ナツはトカゲの姿にされコップに閉じ込められていた。
「暴れねぇよ!つーか元に戻せ!」
「そうしたらナツは【助けに行く!】って言うでしょ?」
「行かねぇよ!誰がエルザなんか!」
「グレイ。どうにかならないの?」
ルーシィが隣に座るグレイに聞く。
「今回ばかりは相手が評議員じゃ手の打ちようがねぇ」
「しかし今まで散々やってきた事が、何で今回に限って・・・」
「あぁ、理解に苦しむね」
エルフマンとロキがそう言う。
「絶対に何か裏があるわ」
ルーシィは何か裏があると考えていた。
「・・・あれ?リョウタは?」
ルーシィはギルドを見渡すとリョウタは居なかった。
「リョウタなら仕事に行ったわよ」
「この状況で仕事!?」
ミラがリョウタの状況を言い、ルーシィが驚愕する。
「ナツとエルザの決闘が終わった後に仕事に向かう事にしてたらしいのよ」
「依頼主にも連絡してたらしいな。今更キャンセルは無理だろう」
ミラとグレイがそう言う。
しかし、この依頼が原因でフェアリーテイルのメンバーがパニックになるのは思いもしなかった。
〜翌日〜
「やっぱりシャバの空気はうめぇ!自由って素晴らしい!!」
ナツはギルド内で暴れていた。
「結局、形式だけの逮捕だったのね」
ちなみにトカゲになってたナツはマカオが変身してナツの身代わりになってたのだ。
「そうか!蛙の使いだけにすぐ帰る」
「流石、氷の魔導士。半端なく寒ぃ」
グレイが親父ギャグを言い、隣で聞いてたエルフマンが反応する。
「で?エルザとの漢の勝負はどうなったんだよナツ」
「漢?」
エルフマンがそう言うとナツは思い出すようにエルザに向かう。
「そうだ!忘れてた!エルザ勝負の続きだ!」
「よせ。疲れているんだ」
「いくぞぉぉぉ!!」
エルザは断るがナツは容赦なくエルザに突っ込んでいく。
「やれやれ」
ドゴォォォン!!
エルザはハンマーを換装し、ナツを殴り飛ばした。
「仕方ない、始めようか」
「終〜了〜」
エルザVSナツ・・・勝者エルザ。
「ギャハハハ!!だせーぞ!ナツ!」
「やっぱりエルザは強えぇ!」
ギルドは一気に騒がしくなった。
〜その頃〜
「・・・この森にバルカンがいるのか」
リョウタは仕事先に来ていた。
「依頼主から報酬金額が上がったて聞くとは思ってもなかったな」
元々の指定金額から急遽報酬が上がりリョウタのやる気はMAX。
「行くぞー!」
リョウタは森の中に入っていった。
ーフェアリーテイルー
「フェアリーテイルの最強の座は誰にも渡さねぇよ。ミストガンにもエルザにも、あのオヤジにもな。俺が最強だ!!」
ラクサスの発言に皆は2階を見る。
「全く・・・ミラ。コイツを2階に貼っといてくれ」
「新しいS級クエストですか?」
「元々は森バルカンの討伐クエストだったんじゃが、モンスターが森バルカンじゃなくてな・・・ミラ?」
マカロフがミラを見ると受け取った依頼書を見て顔が青ざめてた。
そしてミラから衝撃な事が発覚した。
「こ、これ。昨日リョウタが受けたクエストです」