FAIRY TAIL 妖精の魔装者   作:コブー

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『まさか、森バルカンじゃなくてマッスルバルカンの討伐になるとは・・・そいえばマッスルバルカンはS級クエストレベルのモンスターってレビィから聞いたような・・・』


VSマッスルバルカン

 

ミラの言葉にマカロフは驚愕する。

 

「な、なんじゃと!!?」

 

フェアリーテイル全体が騒ぎ出す。

 

「ミラ!リョウタは何のクエストに行ったんだ!?」

 

エルザはミラから依頼書を受け取り内容を見る。

 

「森バルカンの討伐。今のリョウタの実力なら森バルカンなら大丈夫だと思うが・・・」

 

エルザがそう言う。リョウタはギルドに来てから滅竜魔法と造形魔法と剣術の腕前レベルは上がっている。しかしマカロフが訂正する。

 

「討伐モンスターが森バルカンじゃなかったんじゃ。このクエストの討伐モンスターは【マッスルバルカン】じゃ」

 

「マッスルバルカン!?」

 

「ま、まじかよ」

 

 

ーマッスルバルカンー

 

バルカンや森バルカン以上の筋肉モリモリのバルカン。

 

通常種のバルカン達と違い戦闘に特化した個体。

 

そのパワーは計り知れないレベルで一撃で相手の骨を簡単に折れる。

 

 

「マスター!私が急いでリョウタの所に向かいます!!」

 

エルザはそう言い依頼書を持ってギルドを出ていった。

 

「お願い・・・無事でいて」

 

「ね、姉ちゃん」

 

過去にS級クエスト関連でトラウマがあるミラ。エルフマンはミラの側に寄る。

 

 

しかし、この騒動の翌日。2階のS級クエストの掲示板から1枚の依頼書が消えてギルドは再びパニックになるのだった。

 

 

 

 

ーその頃ー

 

 

 

「イッテテテ。依頼書の報酬金額が変わるのも納得だよ」

 

リョウタは頭から血を流しながら言う。

 

「ウホホホホホホホホ!!」

 

彼は討伐対象のモンスターのマッスルバルカンとの戦闘が始まってたのだ。

 

急な不意打ちを仕掛けたマッスルバルカンの一撃でリョウタは咄嗟にガードはしたが、ぶっ飛ばされてダメージを受けた。

 

「ウホホホホホ!!」ドンドンドンドン!!

 

ドラミングしながら気を高めるマッスルバルカン。

 

「チィ!!」

 

リョウタはその場から離れる。

 

「ウホォ!!」

 

マッスルバルカンの拳が地面に当たる。

 

 

ドゴォン!!

 

 

その一撃で中規模のクレーターが出来た。

 

 

「なんつー威力だ!!」

 

リョウタはマッスルバルカンの一撃を見て冷や汗が出る。

 

「大人しくしてろ!!」

 

リョウタは魔装銃を構えて撃つ。

 

「フリーズショット!」

 

氷弾をマッスルバルカンに放つ。

 

「ウホホ!当たらん!」

 

マッスルバルカンは飛んで回避するが・・・

 

「そいつは囮だ!火竜の咆哮!!」

 

フリーズショットを撃った瞬間にガントレットに換装したリョウタは火竜の咆哮を放った。

 

「ウホォ!?」

 

モロに直撃したマッスルバルカンは体が焦げる。

 

「火竜の鉄拳!!」

 

ドゴォ!!

 

追撃でマッスルバルカンを殴る。

 

「ウホォ!!オデの筋肉にキカン!!」

 

「クソが!(真っ向勝負だと分が悪いな)」

 

流石に戦闘に特化したマッスルバルカンは防御力も通常種と桁違いだった。

 

 

「ならば・・・あ!美味そうなバナナだ!!」

 

「ウホホホ!!?」

 

リョウタは指を差した方向にマッスルバルカンの視線を逸らす。

 

しかし、マッスルバルカンが見た方向にはバナナは無い。

 

「ある訳ねーだろ!!アイスメイク ハンマー!!」

 

「ウボォ!!?」

 

リョウタは氷のハンマーをフルスイングでマッスルバルカンの頭を殴る。

 

マッスルバルカンは戦闘に特化した個体だが、通常種より頭がアホなのだ。

 

「オマエ、ムカツク、オデ、オマエを、コロス!!」

 

マッスルバルカンが怒りMAXでリョウタを睨む。

 

「殺れるもんなら、やっ・て・みな!ガッハッハ!」

 

マッスルバルカンを煽って冷静を無くす作作戦に出たリョウタだった。

 

「ウホホホホホ!!」

 

マッスルバルカンが突進してくる。

 

「ウッドメイク スピア!!」

 

木で出来た大きな針をマッスルバルカンの顔面にリョウタは放つ。

 

ラキから木の造形魔法を教わってたが、彼女の独特すぎる攻撃名は覚える気が無かった・・・というか意味不明な為である。

 

「ウホホ!!」

 

マッスルバルカンは首を動かして避けるが、目の前からリョウタは消えていた。

 

「ウホ!?」

 

「足元がお留守だぜ」

 

リョウタはスライディングでマッスルバルカンの足元にいた。

 

さっきのスピアも囮なのだ。顔面に放った魔法でリョウタはマッスルバルカンの視界から自分を見失わせたのだ。

 

「0距離でくらえ!インフェルノ ブラスト!」

 

ドォォン!!

 

魔装銃の最大火力技を0距離で放った。

 

「ヴヴヴウ!!オデはツヨイ!オデはマケン!!」

 

ドラミングしながら更に気を高めるマッスルバルカン。

 

「チィ!換装!斬鉄剣!(一気に切り落とすしか無いか!)」

 

想像以上に頑丈すぎるマッスルバルカンにリョウタは舌打ちする。

 

長期戦闘に持ち込むと自分の魔力に限界があるが・・・

 

「(さっきのインフェルノ ブラストで結構魔力を使っちまった!この一刀に全てを賭けるしかねぇ!)」

 

リョウタは自分の魔力に限界が来てる事に嫌と言うほど気付いていた。

 

「(煉獄の太刀・・・いや!黒羽の太刀の一撃で仕留める!)」

 

「ウホホホホホホホ!!」

 

エルザとの修行でエルザが持つ鎧の属性を全て封入したリョウタは冷静に見極める。

 

「ウボぉ!!?」

 

「な、なんだ!?」

 

突進してきたマッスルバルカンが急に地面に倒れ込んだ。

 

 

「今のうちにやるんだ!!」

 

 

リョウタは後ろを見ると刀を鞘に収めた状態の女性がいた。

 

恐らく彼女の魔法でマッスルバルカンを抑えてるのだろう。

 

「かたじけない!」

 

リョウタはマッスルバルカンに一点集中する。

 

 

「居合の型 黒羽の太刀!!」

 

 

 

解き放った一閃・・・マッスルバルカンは二度と動く事は無かった。

 

 




マッスルバルカンは完全オリジナルです
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