転生したら腕が六本あった   作:らびどっぐ

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 アニメ完璧超人始祖編見てなんかキン肉マン二次が書きたくなったので書き始める事にしました。


悪魔超人二世、転生

「くっそ、ひでえ天気だな」

 

 キン肉マンの最新コミックを買ってご機嫌の帰り道……そこで急に天気が荒れ、雷雨となったのだ。キン肉マン好きの俺は空に走る雷光を見ながら

 

(完璧超人なら捕まえてサンダーサーベル出来そうだなー)

 

 何てくだらない事を考えていた。するとすぐそばの街路樹に雷が直撃。

 

「うおおお!?」

 

 流石に直撃を貰っていたら死んでいたかもな、なんて思いつつそそくさと去ろうとしたところで、意識が飛んだ。

 これは側撃雷(そくげきらい)と呼ばれるもので雷が直撃した場所から、その近くのものに再放電が起こるいわば『とばっちり』だ。俺はそれによって文字通り脳天に電撃を受け、そのまま死んでしまったのだ。

 

 そうして、俺のキン肉マン愛が超人の神に認められたのか、はたまた謎のゆで理論でも展開されたのか俺はキン肉マンの世界に超人として転生する事となった。

 

「立派な男の子ですよ」

 

 母親らしい女性の声が聞こえ、自由に動かない体でぼんやりと転生を理解した俺が感じたのは、まず違和感。人間、あるいは一般的な超人であれば当然腕は2本だ。だが、()()()()()()()……その正体は、父の姿を見て確信に変わった。

 

「よくやったイボンヌ! この子は良い超人レスラーになるぞ!!」

 

 父親の腕が6本あったのだ。そして、俺の腕もまた6本。こんな目立つ特徴がある超人は一人しかいない。

 

 悪魔超人・アシュラマン。三面六臂が最大の特徴で、超人強度は正義超人屈指のパワーファイターであるバッファローマンと同じ1000万パワー(資料によっては1100万パワー)を誇る『悪魔六騎士』の一人であり『魔界のプリンス』の異名を持つ……が、だんだんと正義超人とも協調するようになっていった。

 

「お前をシバと名付けよう!」

 

 その名を聞いて、転生先があまりにヤバい事が判明してしまった。アシュラマンの息子・シバは『キン肉マンⅡ世』の時代の超人だが、本編の『悪魔の種子編』では既に死亡している……最初は正義超人として育てられるも、ふとしたきっかけから悪魔超人の残虐性に目覚め、母を手にかけてしまった事でアシュラマンによって粛清されてしまったのだ。

 

(史実通り進んでしまったら俺は殺される!!)

 

 その事実に思わず声を上げてしまったが、それは赤子らしい泣き声にしかならない。

 

「カカカ、火が付いたようとはこの事だ! 正義超人の子なら、これくらい元気でなければな!」

 

 いやそうじゃねえよ、というツッコミは声にならない。だが、幸か不幸か転生によって作品的な時系列と、今後の方針は明確になった。

 

 まずは、生存が最優先だ!!




 完璧超人始祖編見て現在のキン肉マンの『超人の属性は主義主張の違い』という方針を絡めながら書いていきたいと思っています。
 今後もお付き合いよろしくお願いします。

 余談ですが、本編中シバは超人強度が出ていないのですがキン肉マンに対して万太郎が95万→93万となっていること、1000万は1つの壁であることを踏まえて、少し下げた数値で行こうと考えています。

シバが進むべき道は?

  • 正義超人
  • 残虐超人
  • 悪魔超人
  • 完璧超人
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