超人強度アンケート、1000万はともかく、1100万に予想外の票が集まっていますね。うん、1100万にしてしまいましょう
おかしいなあ、キン肉マン世代なら高めではあるけどそこまで極端な数字ではないのにⅡ世だと超人強度だけなら最強になってしまうぞ!?
「がはッ……!!」
技を解き、崩れ落ちるMAXマンを見下ろす……文句無しのKOだ。
「グフォフォ、見事だ。改めて、歓迎しよう……ようこそ
こうして、俺はサンシャインの元訓練に励みながら正義超人との対戦に備えたのだが……転生前知識を抜きにしても肌身で理解出来てしまった。
『ここ、遠からず終わるわ』
また、悪魔超人はこの中で最も勢力として小さいのだがこれも当然の帰結だ。サンシャインは『正義超人に勝つ』事を目的としているが、それ故に『勝った後のビジョン』が無い。俺達若手から見れば『勝つ事で何かメリットがあるのか?』という疑問が出てしまうのだ。加えて昭和のノリで過酷極まりない特訓をするものだから『厳しいばかりでメリットが無い』という印象を与えてしまっている。そのため個人レベルで何かしらの目的意識が無ければ悪魔超人という道を選ぶ意義が無い。
正史では悪魔超人の敗北をきっかけに、内乱によって崩壊したのだが『たまたまタイミングがあの時だっただけ』でいつ崩壊してもおかしくない。放っておいても俺にはさしてデメリットは無いのだが……動いてみようか、という気持ちが湧いてきた。とりあえず第一目標であった『生還』を果たした事で『他にも色々と手を出してみたい』と欲が出てきたのだ。
「
普通ならば、スルーされるだけだろうが……幸か不幸か、俺は悪魔超人の勢力においては突然現れた最強クラスの戦力だ。改めて状況を分析して驚いたが、歴戦の正義超人達が敗れたのは老いと長年の平和によるブランクが大きかったためであり、こと単純な超人強度だけを見ても今の
分かりやすいように、具体的な数字を出してみよう。これから新世代正義超人達と戦う主な
テルテルボーイ 110万パワー
MAXマン 115万パワー
レックスキング 118万パワー
チェック・メイト 121万パワー
概ね110万~120万パワー程度だ。対して、悪魔六騎士……よりも格下らしい7人の悪魔超人の超人強度がこんな感じ。
ステカセキング 250万パワー
ブラックホール 200万パワー
ミスターカーメン 130万パワー
ザ・魔雲天 50万パワー
アトランティス 145万パワー
スプリングマン 320万パワー
バッファローマン 1000万パワー
流石にバッファローマンの1000万パワーは規格外にしても、その超人強度の低さをネタにされる魔雲天以外は軒並み今の悪行超人より高い。なお、MAXマンの祖父、悪魔六騎士のスニゲーターに至っては400万パワーとMAXマンの3倍以上。そんな連中が地獄のような特訓を経て戦っていたのだから強いわけだ。
対して、今の悪行超人達はと言えば……効率という点をある程度考えるようになった結果割に合わない事はトレーニングであれ試合であれ避けたがる一方で、我が強い者が多い(これは正義超人側にも言える)ジェネレーションギャップというのが大きいのが良くわかるし、特に後者の我の強さも相まって慢心しがちだ……総合的な戦力は当然低下していると言える。そこに当時の悪魔超人に引けを取らない超人強度と
「ふむ……言ってみよ」
「悪魔超人の勢力を拡大する案がございます。やってみたい訓練がありまして……成功したならば、俺に主導させて頂きたく存じます」
「勢力の拡大、か……面白い。やってみるが良い」
「ありがとうございます!」
こうして、俺はまず同じサンシャインの門下に共通の認識を伝え、共有したうえで合同訓練に赴いた。
「はあ……キツいだけで何の意味があるのわかりやしねえ」
「今の俺達なら、正義超人なんぞ一捻りだってのに、なあ?」
そんな愚痴をこぼす悪行超人を嘲笑う。
「クカカ、小さい……小さいなあ」
「ああ!?」
「んだとぉ!」
分かりやすく乗ってきてくれてありがたい事だ。
「確かに、今のお前等同様腐ってる正義超人なら、倒せるかも知れないな……だが『その先』は逆立ちしても通用しないぜ」
「その先、だと?」
「ああ。
「第一目標?」
「つまり、正義超人を倒したら終わりじゃなかったのか」
「ああ、そうだ。だがあまりにも荒唐無稽、あまりにも遠い目標だ……そりゃあ、正義超人打倒すら簡単じゃないんだから話したがらないはずだぜ」
あえてもったいぶって、食いつかせる。
「そう言われると、少しだけ気になるな」
(よし、食いついた)
「壮大過ぎて笑えるぜ、何せ超人界の覇権をかけて戦いたいって言うんだからな」
「超人界の覇権?」
「その通り。まずは、正義超人共を打倒する。これはいつもの目標だ……だが、これは露払いに過ぎない」
「露払いだと?」
「正義超人打倒は、第二の目標の邪魔をさせないためだ。第二目標として、悪魔超人の旗印たるあのお方を復活させる術の捜索だ……最強の悪魔、悪魔の将が復活となれば、正義超人は死に物狂いで止めるに決まっている。だから、先んじて倒したいんだ」
「なるほど……」
「この時点で雲を掴むような話だが、次の戦場を率いるカリスマと実力を兼ね備えた人物などそうはいないから、あのお方に縋ろうとするのもやむなしだな。そして、最終段階」
「最終段階……」
「天上で神様気取りをしている、いけ好かない連中との戦争だ」
「完璧超人……!!」
「その通り。この
実際のところ『悪魔の種子』編では悪魔超人はあのお方の復活を目論んでいたので、この話は全くの嘘というわけでもない(もっとも、言動から見るに復活しようとしていたのは大魔王サタンだが)
で、現実的な話かと言えばこれもNO。仮に天上の拠点にいるような完璧超人に挑んだところで勝ち目はないだろう。例えば、俺が完璧超人の頂点たる『完璧超人始祖』に挑んだとして、あの塩試合マン辺りに惨殺される未来しか見えない。
だが、重要なのはそんな実現性の話ではない。超人レスラーというのは基本的に『強くなりたい』ものであり『目標が高ければ高いほど燃える』というタイプも結構いたりする。俺の目的はそいつらに火をつける事と、サンシャインの印象操作だ。
俺がこの話をしなければサンシャインは『古臭い老害』扱いであったろうがこうして『高すぎる目標』とそれを話したがらない理由を伝え『不器用なロマンチスト』という評価を与えれば共感と一種の愛嬌を感じさせる要素になる。なんだかんだ、人気というのは内面的な部分も大きいのだ。
で、こんな感じの内容を少しずつ吹聴してやった結果、悪魔超人を志す悪行超人は何と声をかける前の2倍に達した。見事印象操作成功である。
「シバ」
「どうした、チェック?」
「あなたが話していた内容は、どこまでが本当の事ですか?」
流石、理性的で長きにわたりサンシャインの指導を受け続けてきたチェック・メイト。全てが真実ではないと気付いていたか。
「そうだな、第二段階までかな……サンシャインが悪魔超人の旗印を欲しているのは嘘じゃない。第三段階も推測としちゃ間違っていないと思っている」
「ほう? それは何故ですか?」
「しぶとさだけは超一流の正義超人に勝ってしまったら、次の壁になるのはあいつらくらいしかいないからな」
その答えを聞いて、楽しそうに笑うチェック・メイト。
「それもそうですね。そういえば、あなたは成功報酬として何か新しい訓練メニューを取り入れたいという事でしたが……何をしたかったのですか?」
「チキンと卵の白身ばかりの飯も飽きたんでね。自然の恵みを味わおうって話さ」
現実として、仮に悪魔超人の勢力が拡大したところで
俺の目的は『俺主導の訓練イベントを認めさせる事』そしてそれを活用し本編に関わる超人達と接触する事だ。
完璧超人が絡まないのが大きいのかな、とは思いますが本当にⅡ世の超人達の超人強度って低めなんですよね。調べてみて驚きました。そういえば1100万パワー、他にもどこかで見たような気がする
シバの超人強度は?
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930万パワー(万太郎の10倍)
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950万パワー(キン肉マンの10倍)
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1000万パワー(父と同値)
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1100万パワー(悪魔将軍と同値)