気がついたら幻想入りさせられてました   作:雨宮陽花

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次回予告でもしようかと思いました。
・・・予告になるかもさっぱりですが。


タンポポは種を飛ばして増やす

家に帰る理由がなかった。戻ろうにも気まずすぎて帰らなかった。

だから唯一の男友達である家に行った。

私の人見知りを近くで一緒に考え、答えを探し出そうとしてくれるほどの仲。

まぁ、それほど仲がいいっていうわけだが。

 

その友達の家の前までは私も色々と聞いていたため、すぐにつくことが出来た。

月森、という玄関の表札をみてからチャイムを鳴らした。

扉の向こうから、ピンポーンと言う軽快な音が聞こえてきた。

しばらくすると駆け足で玄関まで走る音が聞こえた。

出てくるその姿は・・・相変わらずカジュアルかつあまり目立たないように組み合わせた服装をした知り合いの遥季だった。

遥季「っと・・・やっぱりお前か。にしてもどうした?」

首をかしげる。それもそうか。いきなりだからね。

陽花「ちょっと自宅に戻りにくくってさ」

苦笑いを浮かべながら。

遥季「いや、いくらなんでも家族には人見知りしないだろ・・・。まぁ、いいけどな。入れよ」

 

言うままに中に案内される私。

いつものことだった。

しかし、いつもと違うので困惑している様子。

それでも軽いおやつとお茶を作って出してくれた。

・・・やはり料理を教わりたくなる。

遥季「本題を出す。どうした?お前の家族も心配してこっちに電話かけてきだんだぞ?まあ、なんとか捜索届けを出さないよう必死に説得したけどな」

笑っているが、その中に疲れを感じさせるものがあった。

確かに結構な間こっちじゃなかったからなぁ・・・と思う。

陽花「それは・・・ごめん。ちょっと迷子になってた」

間違いではない。

しかし、実際に起きたことを大げさになおかつ遠まわしに言っただけだ。

遥季「いや、迷子になるって・・・あそこじゃないだろ」

呆れ顔をしながら言う遥季。そのとおりだと私は思った。

陽花「いやぁ、そうなんだけどね。まぁ、そのあとの話なら私が電話でもしておく」

 

珍しい、と思った。んだからいいと思って、

遥季「そうか、んなら電話はあっちにある。それを使え」

廊下にある固定電話を指差した。

陽花「いい加減子機買ったら?・・・まぁ、いいけど。ありがとう」

そう言って歩いてった。そういや、あいつの人見知り、いつからなんだろうな。

まぁ、別に構わないんだが。深入りする必要もないだろうし。

そう考えて暫くすると陽花が戻ってきた。

陽花「送ってもらえる?」

苦笑いしながら願うように言う陽花。

仕方ないか、と呟いてから、

遥季「送ってやるよ。比較的近くだし」

仕方なく立ち上がり、連れて行った。

 

暫くした後に起きることなど知りもせず。




一応友達って扱いです。ただ同じゲームで遊んだりしています。
性格はお人好しに近くて頑張り屋。
たまに腹黒。簡単に言えば努力するツンデレです。
陽花と遥季の間は特別じゃないってことも言っておきますね。
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