仮面ライダーオーズのタイトルから似たサブタイトルを作ってます。
それ以外はそれっぽくと適当です。
今回は異変はないものの、ちょっとしたイベント・・・もとい被害があります。
え?何故こうかくか、と?
―――読めば分かります。
霊夢と魔理沙がライバルとしてぶつかったあの日。まずはその日から簡潔に言わなければならないだろう。
そう、あの後慧音は帰った。霊夢と魔理沙に託して。
そして普通にご飯を食べたはいいものの―――なんと晩酌。
いくら平気とは言え、酔った勢いで何度も飲まれそうになった。
・・・まぁ、なんとかそれを回避したのですが。もちろんそれはよかった。
それまでは。
日は変わって翌日。私は魔理沙宅に何故かいます。
おかしいです。いや、なんでここに?
そう問いたいけど、向こうから魔理沙が一つだけ瓶を持ってくる。
魔理沙「いやぁ、まずこれを飲んでみてくれないか?」
開口一番それとは。酷いんじゃないか?と内心思いつつも。
陽花「・・・はいはい、研究結果、だね?危なくないんなら―――」
そう言い終える前に半ば強引に持たされてしまった。
おいおい、人の話は最後まで聞くって教わらなかったのか?
あと同性だからなんでもしていいって理屈にはならないからね!
魔理沙「大丈夫だぜ、多分だけど」
と笑って言う魔理沙。
あー、そうでした。幻想郷は外の世界より理不尽なんでしたー。
それでも、すかさず私。
陽花「いやっ!?よくないからね!?もはや同性と同じ人間ならなんでもし放題みたいになってるからね!?」
・・・我ながら、よくぞここまで大声で言えたもんだと関心する。
しかし、そこを魔理沙。
魔理沙「いーからいーから。大丈夫だから飲むんだぜっ!」
そう言いながら私の手にしていた瓶を手ごとつかんで強引に飲ませてきた。
おー・・・。そうやって強引に飲ますのですね!と思った瞬間。
やけに頭と多分尾骨だろう。そこ辺りに違和感と痛みを襲う。
―――あれ?これってまさかとは思うけど・・・。
魔理沙「あー、ちょっと間違えたぜ」
そう言いながら苦笑いする魔理沙を横に私は―――青色のボーダー柄と灰色のパーカー。
あと頭に違和感、背後にも違和感。因みに顔にはなし。ツリ目気味。
いつもくしを使って梳いているセミロングヘアーの黒い髪。
それもどうやら普通らしい。・・・顔は見えないが。
陽花「なにを間違えたって?・・・っていうか凄く違和感あるんだけど」
首をけしげながら私は魔理沙に聞いた。
それを笑いながら魔理沙。
魔理沙「分量だよ。本当はお前も少しは魔法を使えるか分かるようにしたかったんだけどな?」
と言ったあとに何故か笑い始め。そして笑いながら私の・・・明らかに頭上を指差して言う。
魔理沙「まさかんな面白いことになるなんてな!面白いぜ。ずっとそのままでもいいんじゃないか?」
―――え?どういうこと?
そう思った私はすかさず頭を手探りながらも触った。しかし、そこにはさっきまでなかった・・・”耳”の感触があった。あげくには触ったと言う感覚すらあった。
だから―――
陽花「ちょっと魔理沙!?なにしてくれたの!?」
と大慌てでそう聞いた。
それをまだ笑いながら魔理沙。
魔理沙「ちょっとそういう薬を作ってみたくなってな?んで、作ったはいいが、私はもう魔法を操ったり感知するのは簡単なんだ」
そしてクスッと笑ってから魔理沙。
魔理沙「ちょうどいいところにお前がきてな?んだから外の世界に戻っても問題ないだろうと思ってやったんだぜ。そしたら・・・」
そこまで言うと大笑いし、そしてそのまま「狐のような耳と尻尾1つが生えるなんてな」と言った。
陽花「ちょっと、手鏡は!?それぐらいあるでしょ!?」
と更に慌てていう私。なにせその言葉を聞き間違えるなんて今の状況じゃありえないからだ。
魔理沙は笑いをなんとか堪えて深呼吸しながら手鏡を探しに行き。
それから1~2分で持ってきた。それをすぐに受け取るとそれをみて呟いた私。
陽花「・・・・・・嘘、テレビで見たことのあるフェネックの・・・!?」
そう、テレビで一度は見た。そりゃ魔理沙が狐のような、と言うわけだ。
しかし、どうするんだこれ・・・。
魔理沙「おー?お似合いだぜ。このままこっちに住めばいいんじゃないか?」
すかさず私。
陽花「いや、よくないからねっ!?私にも帰る場所があってだね・・・!」
そう帰る場所。・・・しかしなんでだろう。帰りたくない。そう思ってしまう私がいた。
・・・何故?ここには安心できる家も、家族もいないのに?皆、いつなにをしてくるか分からない人達なのに?
そう、いつなにがあってもおかしくない場所。現に霊夢にいい様に使われてるし。
真意は全く読めないが。・・・・・・。・・・まぁ、この思考はやめよう。ネガティブ思考になりきったらまずい。特に魔理沙が目の前にいるここじゃ。
魔理沙「あーっと、外の世界の人間だったんだな、お前」
・・・おい。そうつっこみたくなった気持ちを抑え。
陽花「そうだよ?だいぶ前からそう。っていうか変わるはずないんだけどなー?」
引きつった笑み・・・いや、今の私は顔をひきつらせているだろう。
それをすまなそうに笑いながら魔理沙。
魔理沙「いやぁ、悪い悪い。んでも大丈夫だろ。ちょっとぐらい、自衛できるようになってなきゃお前も死ぬだろうしさ」
まるで面白い実験台のように言ってくれる。っていうか本当にどうするんだこれ。
背後を軽くみてみた。・・・おかしなことに都合よく尻尾が服の穴から出ている。
それをまた笑って魔理沙。
魔理沙「まっ、いい保険だと思うぜ」
それに私は内心実験台のように扱われた事に対する怒りを覚えたが、こう言い。
陽花「・・・まぁ、魔理沙とかじゃないし、戦えないから・・・ちょっとした保険はあっても困らない、かな?」
魔理沙はうなずき。
魔理沙「まっ、実は解毒薬がここにあってだな―――」
そう取り出してきた薬を半ば奪うようにしてとり、それをバッと飲む。
魔理沙「おいおい、最後まで・・・っていいか」
・・・本当に戻った。それに安堵する私。
魔理沙「知らないぜ?」
そういう魔理沙に私は。
陽花「・・・大丈夫」
そういってから。
陽花「そんなことより神社に帰してよ!?」
それから30分後、博麗神社に帰った私を霊夢のビンタと「遅い」の言葉が歓迎してくれた。
―――本当は泣きたくなった。やっぱり必要とされていないのかと思ってしまったからだ。
嗚呼、いつもとの世界へ、もとの日常に帰れるんだろう・・・
はい、今回は酷い目にあいましたね。
因みに今回から分岐点です。
なので同時期に似た作品が出ると思います。
ですが、こんな駄作を気長にお待ちください。
・・・ありがとうございました。