時は1週間ほど前に遡る。仮面ライダーガッチャードの世界。そこでは巨大な存在2体が戦っていた。
「テガギーシュ!お前にこの世界は壊させない!」
【バットキングロボ!フィーバー!!】
仮面ライダーガッチャードのフォームチェンジの一つ、ガッチャード・バットキングロボは必殺技を発動して胸部からビームを放つも、対するテガギーシュも熱線を放ちビームと熱線がぶつかり合う。
『フンッ』
「ウワァァァァっ!?」
そのぶつかり合いはテガギーシュが勝利して、熱線が直撃したガッチャード・バットキングロボは通常のガッチャードへと戻って地面を転がった後に変身が解除された。
「宝太郎!」
カグヤは宝太郎こと一ノ瀬宝太郎に駆け寄ろうとした矢先、テガギーシュは武器テガギーシュを出現させて宝太郎へと飛ばしてきた。
『我様に立ち向かうその度量。いいだろう。貴様を我が手足として扱ってやる』
こうして宝太郎はテガギーシュに身体を乗っ取られてしまい、リングジャッジ・ナイトゼロとして巨神テガソードの世界に赴く事になるのだった。
そして現在。テガソードの世界。
「我が友、宝太郎を返してもらうぞ」
【ケミーライド】
レジェンドライバーを腰に装着したカグヤは1枚のカードを手に取る。それをレジェンドライバーにセットしたカグヤはあの言葉を告げる。
「変身」
【レ!レ!レ!レジェンド!】
伝説を超える伝説。黄金の仮面ライダー。仮面ライダーレジェンドに変身したカグヤはナイトゼロを真っ直ぐに見つめる。
「宝太郎、必ず助ける」
必ず友を助けることを宣言したレジェンドは9枚のカードを取り出し、まずは1枚のカードを引き抜く。
「破壊神テガギーシュ。お前の罪を数えろ」
【ケミーライド】【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
【ダブル!】
仮面ライダーダブルの力を借りたゴージャスダブルへと変身したレジェンドは風を纏った回し蹴りでナイトゼロに蹴り込む。
【サイクロン!】【マキシマムドライブ!】
「ハァッ!」
竜巻を纏った飛び回し蹴りをナイトゼロに決め込むと、ナイトゼロは少し怯んで数歩下がり、センタイリングを取り出した。
「GOTCHA」
【ボウケンジャー!フィニッシュ!!】
ボウケンジャーのセンタイリングを発動したナイトゼロはボウケンレッドの武器であるボウケンジャベリンを装備する。
「お前の手を必ず掴む」
【ケミーライド】【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
【オーズ!】
ゴージャスオーズへと変身したレジェンドは時空をも切り裂く剣メダジャリバーの必殺技を即座に発動した。
【トリプル!】【スキャニングチャージ!】
「セイヤァッ!」
時空をも切り裂く斬撃は紙一重で躱されると、ボウケンジャベリンによる突きがゴージャスオーズを襲う。
【ケミーライド】【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
【フォーゼ!】
ゴージャスフォーゼとなったレジェンドは右腕にロケットを装備して飛び上がると左足にドリルを装備した。
【ロケット】【ドリル】
【リミットブレイク】
「ライダーロケットドリルキック!」
必殺キックの最中にボウケンジャベリンによって足を絡め取られたゴージャスフォーゼは地面に叩きつけられる。
『フィナーレだ』
「まだフィナーレじゃない!」
【ケミーライド】【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
【ウィザード!】
ゴージャスウィザードは魔法陣のバリアでナイトゼロの攻撃をガードすると剣に指輪をかざす。
【フレイム】【スラッシュストライク】
【ケミーライド】【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
【鎧武!】
至近距離からの炎の斬撃。それを目眩ましにしてゴージャスウィザードはゴージャス鎧武へと変わった。
「まだまだカグヤ様のステージだ!」
【ゴージャスアタックライド】【鎧武!】
【ケミーライド】【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
【ドライブ!】
オレンジ果汁のキックを弾けさせ、ボウケンジャベリンを弾き飛ばしたゴージャス鎧武は即座にゴージャスドライブになる。
「ひとっ走り付き合ってもらうぞ」
【ゴージャスアタックライド】【ドライブ!】
【ケミーライド】【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
【ゴースト!】
ドライブの専用マシンであるトライドロンがナイトゼロの周りを走行すると、ゴージャスドライブは連続キックをナイトゼロに叩き込み、上空に飛び上がったゴージャスドライブはゴージャスゴーストとなった。
「命を燃やして貴様を倒す」
【ゴージャスアタックライド】【ゴースト!】
【ケミーライド】【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
【エグゼイド!】
ゆらりと浮かぶゴージャスゴーストのキックが炸裂すると、キックを押し当てたままゴージャスエグゼイドとなる。
「これ以上のコンティニューはしない」
【ゴージャスアタックライド】【エグゼイド!】
【ケミーライド】【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
【ビルド!】
「勝利の法則こそ、カグヤ様だ!」
【ゴージャスアタックライド】【ビルド!】
ゴージャスエグゼイドの連続キックから繋げてゴージャスビルドの必殺キックを決めると、怒涛の9連必殺に耐えきれなかったナイトゼロは変身が解除された。
『流石は伝説を超えんとする仮面ライダーと言ったところか。ナイトゼロ、一度引くぞ』
「GOTCHA」
テガギーシュの手足として利用されている宝太郎は戦線を離脱したのでレジェンドも変身を解除する。
「我が名は鳳桜・カグヤ・クォーツ。お前たちが最後の戦隊、ゴジュウジャーだな?」
「確かに僕らがゴジュウジャーだけど・・・」
「破壊神テガギーシュから我が友である宝太郎を助けるにはゴジュウジャーの手が必要不可欠なようだ。力を借りるぞ」
テガギーシュの呪縛から宝太郎を助けるため、カグヤはゴジュウジャーの協力を求めたのだった。
『我様の手足、ナイトゼロよ。この世界に破壊を与えるのだ』
「GOTCHA」
【カイジンリング!】
【ヴィランズソルジャー!】
荒廃した場所に佇む1人と1体。宝太郎とテガギーシュは巨神テガソードの世界を破壊すべく様々な世界の怪人や戦闘員を召喚しだす。
『怪人たちよ。破壊の限りを尽くせ』
怪人や戦闘員たちは世界を破壊すべく見境のない破壊を始めた。すると町が騒がしい事に気づいたゴジュウジャーたちは現場へと駆けつけてきた。
「何よ。あいつらは?」
「おそらく破壊神テガギーシュが召喚した兵隊だろう。ガッチャードの世界にもあの様な進軍をしていた。奴等は大元であるテガギーシュを倒すか、テガギーシュが満足するまで破壊しないかぎり湧き続ける。テガギーシュのもとへ急ぐぞ」
「だが人々を見捨てる訳にはいかん!」
「ならここは俺に任せてください」
和人はこの場は自分に任せてゴジュウジャーは先を急ぐように告げてきた。
「お前、テガギーシュに負けて指輪を取られたんじゃないのか?」
「確かに負けたとは言いましたが、指輪を全部取られたとは言ってませんよ。リュウソウジャーの指輪だけは死守しました。エンゲージ!」
【リュウソウジャー!】
「そういうことなら任せたぜ!」
唯一守りきったリュウソウジャーの指輪でリュウソウレッドに変身した和人はこの場を引き受け、ゴジュウジャーはテガギーシュを倒すべく先を急いだ。
「とは言ったものの、手負いでこの数はちょっとキツイかもな」
「ならば私も手を貸そう」
「あんたは?」
リュウソウレッドは銀のテガソードで戦闘員たちを切り倒しながら近づいてくる少女に尋ねる。
「私の名は乃木若葉。勇者キョウリュウレッドだ」
乃木若葉は銀のテガソードにキョウリュウジャーのセンタイリングをセットする。
「エンゲージ!」
【キョウリュウジャー!】
ユニバース戦士キョウリュウレッドへと変身した若葉はすぐさま指輪の能力を発動した。
「ブレイブ!」
指輪の能力『勇撃(ブレイブ)』を発動したキョウリュウレッドは追加装甲と肩にマントを羽織るキングキョウリュウレッドによく似た姿となり、黄色の剣ガブリカリバーで怪人たちを斬る。
「流石に数が多いな。一気に道を切り拓く!」
【ガオレンジャー!フィニッシュ!!】
【カクレンジャー!フィニッシュ!!】
ガオレンジャーとカクレンジャーの指輪の力を発動したキョウリュウレッドは破邪百獣剣に炎を灯す。
「破邪百獣火炎将軍剣!」
強烈な一振りは一撃で目の前にいた雑兵たちを殲滅すると、キョウリュウレッドのもとにシンケンレッドとバルイーグルが駆け寄る。
「遅れマシタ」
「お、だいぶ片付いてるな」
「ここを片付けて私たちもゴジュウジャーのもとに向かおう!」
4人の戦士たちはゴジュウジャーのもとへ急ぐため、早急に町の怪人たちを倒していく。
「大変だよ健さん!なんか色々と暴れてるよ!?」
「そのようだな。我々も行くぞ明久君!」
「「エンゲージ!」」
【ターボレンジャー!】
【ジェットマン!】
吉井明久はターボレンジャーの指輪でレッドターボに変身すると、鷲尾健もジェットマンの指輪でレッドホークに変身する。
「流石に私も真面目に戦わないとね」
【ジュウオウジャー!】
ジュウオウイーグルに変身したホシノも学園の生徒たちを守るべく戦うも、あまりの敵の多さから次第に劣勢になり始める。
「ちょっとこの数は・・・キツイかも」
息を切らし始めたジュウオウイーグルは周囲を複数の怪人に囲まれてしまうと、数発の銃声がジュウオウイーグルの後ろにいた怪人を撃破した。
「破壊神に出張られるのはこっちとしても困るんだよね」
その銃撃の主、ドラマレッドはジュウオウイーグルに気付かれる前にその場を去っていく。すると別の場所で戦っていたゼンカイザーとゴセイレッドがジュウオウイーグルに合流してきた。
「ホシノさん。大丈夫ですか?」
「うん。今のは2人が?」
「なんのことですか?」
「・・・まあいいや。他の場所の怪人を倒しに・・・ッ!?」
3人は他の場所に向かおうとした矢先、巨大なゾーリ魔が何体も出現して街を破壊し始める。
「どうしましょう。ゴジュウジャーの皆さんはいませんし、そもそもテガソードが動けません!」
巨大戦力のテガソードが戦えない中、そんなピンチに現れたのは意外な人物たちだった。
「「ラブビッグウェーブ!」」
「炎真剣!灯火!」
「慈愛必殺、アフィクションダンス!」
巨大怪人に対して戦い出したのはブライダンの面々だったのだ。
「ブーケ嬢は女王を守れ!俺たちは雑魚を蹴散らすぞ!」
「心得た!」
「行くわよダーリン!」
目的は倒れたままのテガジューンを守るためのようだが、彼らもテガギーシュを敵としているようだ。
「まさかブライダンに頼ることになるなんてね」
ジュウオウイーグルは複雑そうな反応をしていると、更にはゴーカイオーがその場に着地してくる。
「ゴーカイオー!いったい誰が?」
「破壊神。私の大切な人たちを奪った神、絶対に許さない!」
ゴーカイオーを操縦していたのはなんと織戸ことスマホRⅠだった。スマホRⅠは指輪の能力『加工(デコレーション)』を発動すると、ゴーカイオーの両腕がタイムロボβに、頭部がラジエッカーのユニバースロボのものへと加工された。
「タァァッ!」
デカレンジャーロボのシグナルキャノンを手に次々と巨大な相手を打ち倒す。
『フム、無駄な抵抗をしている者共がいるな。・・・ナイトゼロ。やれ』
「GOTCHA」
【ダイナマン!フィニッシュ!!】
「なっ!?ウワァッ!?」
ナイトゼロがダイナマンのセンタイリングを発動した瞬間、キングキャンデラーたちと戦う巨大な怪人たちは一斉に自爆してしまい、巨大戦力は全員戦闘不能になってしまう。地上で戦うユニバース戦士たちも次第にその数に押されて劣勢になり出すとテガギーシュとナイトゼロのいる荒廃した地にゴジュウジャーたち6人とカグヤがやってきた。
『また性懲りもなくきたか』
「今度こそは宝太郎を返してもらうぞ」
『何度挑んで来ようと同じこと。貴様らもこの世界も破壊してくれるわ』
「テメェが破壊神だかなんだか知らねぇが、俺はまだ願いを見つけてないからな。願いを見つけて叶えるまで、この世界は守ってやるぜ!行くぜお前ら!」
「「「「「「エンゲージ!」」」」」」
【クラップ!ユア!ハンズ!】
【ゴジュウウルフ!】
【ゴジュウレオン!】
【ゴジュウティラノ!】
【ゴジュウイーグル!】
【ゴジュウユニコーン!】
【ゴジュウポーラー!】
『神に仇なす者たちよ。我様が許そう。名乗るがいい』
「所詮世界のはぐれもの。それでも目指すぜナンバーワン」
「僕は皆のゴジュウレオン!」
「怪力伝道師!ゴジュウティラノ!」
「チャラっといこうよ。ゴジュウイーグル!」
「ハイクラスアンドラグジュアリー!ゴジュウユニコーン!」
「世直しゴッドネス!ゴジュウポーラー!」
「はぐれ一匹!ゴジュウウルフ!必ず願いを見つけ出す!」
「「「「「「我らナンバーワン戦隊!ゴジュウジャー!!」」」」」」
6人で名乗ったゴジュウジャーは各々の武器を構えると破壊神テガギーシュから世界を守るため、そしてカグヤの友である宝太郎を解放するためナイトゼロへと挑むのだった。
次回「巻き起こせ願いのハリケーン!」