「変身」
【ケミーライド!】
【レ!レ!レ!レジェンド!】
ゴジュウジャーに続く形でカグヤもレジェンドへと変身すると、レジェンドはレジェンドライドマグナムでナイトゼロの周囲にいる戦闘員たちを撃ち倒す。
『戦闘員程度では足止めにすらならんか。ならば・・・』
「GOTCHA」
【ルパンレンジャー!】
【パトレンジャー!】
ナイトゼロは黒いルパンレッドことルパンブラックと黒いパトレン1号ことパトレン0号を召喚すると、レジェンドは1度足を止める。
「ゴージャスさに欠ける神に、ゴージャスとは何たるかを教えてやろう」
【ゼロワンライダー!】
【セイバーライダー!】
【リバイスライダー!】
レジェンドライドマグナムにカードをセットしたレジェンドはその引き金を引き、3人の仮面ライダーを召喚する。1人目は黄色い蝗の令和ライダー、仮面ライダーゼロワン。2人目は青い水の剣士、仮面ライダーブレイズ。そして3人目は内なる悪魔を引き出した戦士、仮面ライダーライブだ。
【ライジングインパクト!】
ラ
イ
ジ
ン
グインパクト!
【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
ゼロワンの必殺キックが炸裂すると、ルパンブラックとパトレン0号は火花を散らしながらも耐え抜く。
【必殺読破!】【流水抜刀!ライオン一冊斬り!】
【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
それに続く形でブレイズの水を纏った剣戟を受けたルパンブラックは光となって消えて行く。
【必殺承認!】【バットジャスティスフィニッシュ!】
【ゴ!ゴ!ゴ!ゴージャス!】
そして残るパトレン0号にライブが黄色く輝く弾丸を撃ち込み、パトレン0号も撃破すると召喚された3人のライダーは消えて行く。
「オラァっ!」
【ウルフ!デカリバーフィニッシュ!!】
巨神テガギーシュとナイトゼロ以外の周囲の相手は一通り倒したゴジュウジャーたちはいよいよナイトゼロと対峙する。
『来るがいい』
「全力でぶっ潰す」
【ワイルドパワーアップ!】
ゴジュウウルフはワイルドゴジュウウルフへとパワーアップ形態に変身するとオルカブースターの銃口をナイトゼロへ向けた。
「ハァッ!」
オルカブースターによる攻撃を真正面から武器テガギーシュで相殺したナイトゼロ。その左右からゴジュウレオンとゴジュウティラノが斬りかかる。
「GOTCHA」
【ルパンレンジャー!フィニッシュ!!】
ルパンレッドの武器であるルパンマグナムを手にしたナイトゼロはゴジュウレオンとゴジュウティラノを撃って怯ませるも、続けてゴジュウイーグルとゴジュウユニコーンが突撃していく。
「GOTCHA」
【ボウケンジャー!フィニッシュ!!】
ボウケンジャベリンでゴジュウイーグルとゴジュウユニコーンを払い除けたナイトゼロ。その懐にゴジュウポーラーが飛び込む。
【ポーラー!グーデフィニッシュ!!】
「ダァっ!!」
ゴジュウポーラーの必殺パンチでナイトゼロから宝太郎が分離を果たすと、レジェンドはすぐさま彼へと駆け寄る。
「カグヤ?ってあれ?ここはどこ?」
「説明は後だ」
「みたいだね。変身!」
【スチームホッパー!】
宝太郎がナイトゼロから分離したにも関わらず、ナイトゼロは形を保っていてゴジュウジャーを攻撃してくる。どうやら中身の人間がいなくともナイトゼロを操る事は可能なようだ。宝太郎も仮面ライダーガッチャードへと変身するとワイルドゴジュウウルフはゴレンジャーのセンタイリングを取り出した。
「こいつで決めるぜ」
ゴレンジャーのセンタイリングをオルカブースターにセットしたワイルドゴジュウウルフ。ゴレンジャーの指輪の力でオルカブースターにテガソードリングがセットされ、その銃口をナイトゼロへと向ける。
「遠野、テガソード様のためにも全力で撃て」
「無茶言うなよ。コイツの全力は反動がひでぇんだよ」
「ホエルっちのことは僕らが支える!」
「ホエル君は気にせず全力を出していいよ」
「ほら、しっかり狙いなさい。外したら許さないわよ」
ゴジュウレオンたち4人がワイルドゴジュウウルフの肩を支える体勢を取ると、ゴジュウポーラーはナイトゼロの足元を凍らせて動きを封じる。
「ぶちかませ!2代目!」
「オラァっ!!」
【オルカ!ブーステッドノヴァ!!】
フルパワーで放たれたオルカブースターによる一撃はナイトゼロを打ち破ると、ナイトゼロが所持していたセンタイリングがゴジュウジャー各々の手に収まる。
ワイルドゴジュウウルフの手にはボウケンジャーの指輪が。
ゴジュウレオンの手にはゴーグルファイブの指輪が。
ゴジュウティラノの手にはチェンジマンの指輪が。
ゴジュウイーグルの手にはバイオマンの指輪が。
ゴジュウユニコーンの手にはダイナマンの指輪が。
そしてゴジュウポーラーの手にはルパンレンジャーとパトレンジャーの指輪が収まった。
するとナイトゼロの操作をしなくてもよくなったテガギーシュが巨神の姿で顕現する。
『面白い余興だったが、ここまでだ』
【轟け!熱線!パープル!】【轟け!熱線!パープル!】
【テガギーシュ!ゴジラ!】
テガギーシュは熱線を放ち、街を破壊し始めると人々は怪人たちだけでなくテガギーシュによる破壊からも逃げ惑う。
「嫌だ。死にたくない。俺には叶えたい夢があるんだ」
次の瞬間、世界中の人々の頭の中に直接声が聞こえ出した。
『願いを、願いを言え』
「アイドルナンバーワンになりたい!」
「テガソード様に生涯お使えしたい!」
「パーリーピーポーナンバーワンになりたい!」
「織戸とまた家族に戻りたい!」
「俺様が神になる!」
『もっと、もっと願いを言え!!』
「まだ娘が成長しきるまでは、生きてたい」
「金持ちの人と結婚したい!」
「有名になりたい!」
ゴジュウジャーの、世界中の人々の願いを聞いたテガソードは目に再び光を灯すと、テガジューン、グーデバーンと共に立ち上がった。
『熊手さんの願い。僕も叶えたいです!』
『人間たちの願い。何たる無秩序だ。だが今回はその力で蘇ることができたことは認めざる得ないようだな』
願いにより復活したテガソードたちにテガギーシュは疑問を投げかける。
『何故、まだ立ち上がり愚かな願いを持つ人間を守ろうとする?』
『確かに人間は愚かなところもある。だが人々の願いで創造された私は、いや、私だからこそ人間たちを愛しているのだ!人間たちを愛し、守るためにも、私は何度だろうと立ち上がる!』
「人神一体!」
完全に立ち上がったテガソードはホエルと人神一体をするとその姿を厄災と戦った時の真紅の姿へと変化させる。
【集え!目覚めろ!オーリージン!】【集え!目覚めろ!オーリージン!】
【テガソード!オリジン!!】
テガソードが真紅の巨神となった瞬間、ハリケンジャーのセンタイリングが最初に輝くと、各々の所持するすべてのセンタイリングが輝いた。するとテガソードの真上に真紅の50と書かれたボールが出現した。
『これは!カラクリボールか!』
カラクリボールが開くと世界中の人々に様々なセンタイリングが行き渡る。人々はそれをどうすればいいのか直感的に理解してただ一言、言葉を告げる。そう『エンゲージ』と。
「祝え!人々の思いで!願いで!巨神テガソードが復活し、スーパー戦隊が『色』を取り戻した瞬間である!」
スパイダークモノスはテガソードの復活と戦隊が色を取り戻したことを祝うと、各々様々な色の戦隊たちへと変身した世界中の人々は怪人たちと戦い出した。
この星を守るために受け取った指輪の力で。
十人十色の様々な戦隊戦士となった人々が。
信じた願いに頑張るために。
「縁と」
「炎とで」
「「円を成す」」
「「エニシングフレイム!」」
ドンモモタロウとキズナレッドは円を描く斬撃を同時に放って怪人たちを撃滅する。
「実力を行使する!」
「ジャッジメント!」
「行きます!」
デカレッドとパトレン1号、ブンブラックは初めて組んだとは思えない連携で怪人たちを倒していく。
「ウェーイ!いくよブラザーズ!」
「「あぁ!」」
テンビンゴールドとヘビツカイシルバー、そしてルパンレッドの3人は怪人たちの武器を掠め取りつつも自分たちの攻撃を当てて確実に撃破していく。
「ケンケンケーン!アワワっ!?」
「ぬぁっ!?」
キジブラザーとレッドバスターは爆走鬼と太陽鬼、百獣鬼に苦戦していると、そこにガッチャードとゴセイブルーが駆けつけてくる。
「えっと確か、カードを入れてガッチャ!でしたよね?」
「そう!ガッチャだ!」
【スチームホッパー!フィーバー!】
ゴセイブルーはテンソウダーにカードを装填すると水流を発生させて太陽鬼たちを怯ませる。そこにガッチャードが必殺キックを決めて、太陽鬼たちを撃破していた。
「ゴージャスな者たちよ!カグヤ様に続け!」
【ゴージャス!アタックライド!】
【レ!レ!レ!レジェンド!】
レジェンドは歴代追加戦士や番外戦士たちを率いて先陣を切り、怪人軍団を次々と倒していく。
『指輪はスーパー戦隊の力の残滓なはず。にも関わらず何故指輪が増えて、各々が戦隊戦士に変身する?』
『分からぬかテガギーシュ!これが人間たちの明日を信じ進まんとする願いの力だ』
『ならばその信じる力とやらも破壊してくれる』
テガギーシュはテガソード目掛けて熱線を放つも右手の刃でそれを切り裂く。
「お前は俺の・・・」
ホエルは決め台詞を告げようとするとテガソードの中に陸王たちも入ってきた。
「ここは僕たちの獲物って台詞がいいんじゃないかな?」
テガソードオリジンの隣にテガソードブルーが出現する。
「テガソード様、復活して下さりなによりです」
その反対にはテガソードイエローが出現する。
「僕らは仲間ではないかもしれんが」
「同じ方向は向いているんじゃない?」
テガソードブルーの隣にはテガソードグリーンが、テガソードイエローの隣にはテガソードブラックが出現して5体のテガソードが並び立つ。
「我々も続くぞ!トォウ!」
アカライダーの一声で集まった戦隊たちは様々な色の混ざり合うハリケーンとなってテガギーシュを攻撃する。
『ちっぽけな人間ごときが、神を傷つけるなどあってはならんぞ!』
その行動に怒りを示したテガギーシュは拳の一振りでハリケーンを打ち消すと、そこにはテガソードブルーたちが必殺技の構えをしていた。
「キラリ☆ライオン流星群!」
【レオン!ガトリングバースト!!】
「礼賛竜撃」
【ティラノ!ハンマークラッシュ!!】
「キューピッドアロー!」
【イーグル!アローシュート!!】
「ファビラスドリル!」
【ユニコーン!ドリルアタック!!】
世界中の人々の思いを受けたテガソード4体の必殺技はいつも以上のもので、その必殺技を受けたテガギーシュは各部から火花を散らす。
『この我様がテガソード如きの攻撃でダメージを受けるだと!?』
「おっと。テガソードだけじゃないぞ。グーデバーン!」
『はい!熊手さん!』
「俺様鉄拳!ブリザードクラッシャー!」
【ポーラー!グーデフィニッシュ!!】
『我も続こう』
グーデバーンとテガジューンもテガギーシュを攻撃すると、テガギーシュは片膝をつく。
『決めるぞ!遠野ホエル!』
「お前は俺たちの、獲物だ!」
武器形態に変形したテガソードの突撃を回避出来なかったテガギーシュは全身から火花を散らしながら最後にテガソードに振り返る。
『テガソード。我様は貴様に負けたのでも人間に負けたのでもない。明日への願いとやらに負けたのだ!』
最後にそう言い残したテガギーシュが爆発したと共にハリケーンとなっていた戦士たちはそれぞれ元いた場所に戻ると、人々の指輪はテガソードのもとへと戻ってきた。
『そうか。・・・今の私なら50の指輪がなくとも叶えられるのか』
真紅のテガソードは右手を空へと掲げると1つの願いを叶える。
「テガソード、何をしたんだ?」
『テガギーシュに破壊された世界を、あらゆるものを再生させた。これで・・・』
「それは本当なのか?」
偶然にも近場で戦っていたクラリスは通常の姿に戻ったテガソードに半信半疑ながら問いかけると、テガソードは頷きつつも再生された世界を見せた。
「ありがとう。本当にありがとう」
クラリスは深々と頭を下げるとテガソードは右手から再び光を放つ。
『テガギーシュに破壊された世界が再生された今、指輪持ちと厄災に消された世界の者以外は各々の世界に帰そう』
「そうか。ゴジュウジャー、お前たちにも迷惑をかけたな」
クラリスやゲゲ郎らが元いた世界に帰っていくと、彼女たちはそれぞれ大切な相手らと再会を果たす。
「もう帰るのか?」
翌日、カグヤと宝太郎は帰り支度を整えて元いた世界に帰ろうとしていた。
「宝太郎を助けるという目的を果たした。指輪争奪戦には参戦する気はないので長居は不要だ」
「そんなこと言っちゃって。カグヤはね、本郷さんの学園の出資者でたまに来て支援金を渡してるんだよ」
「余計な事を言うな。帰るぞ」
「ガッチャ!みんな、バイバーイ!」
カグヤと宝太郎はオーロラカーテンシステムという世界移動手段でこの世界を去っていき、こうして神殺しや破壊神の事件は解決したのだった。
閑話『第二章時点での人物紹介』