№1ユニバース 世界と指輪と願い事   作:エルモライト

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来週はデュエマGPに出場のためお休みします。


燃えろ火の玉!科学忍者の決意

「ブライダンとの戦いに決着がつき、ファイヤキャンドルが持つセンタイリングを除いても50以上の指輪がゴジュウジャーやユニバース戦士に集まった。いよいよその時が来たということだな」

 

 本郷猛はホエルがガリュードの指輪をすべて手にした事でファイヤキャンドルの所持する以外のセンタイリングが50個がこちらに集まったためにその時が来たのだと学園の教師陣と残る6人のユニバース戦士たちに告げる。

「ここからは君たちの願いを賭けた最後の戦いとなるだろう」

 

「それなのですが学園長。ゴジュウジャーの皆さんと相談した結果、2人組のチームでトーナメントを行い、最後に残った2人が最後に戦うというルールで決意をつけることになりました」

 

「チーム分けはどうなってるんや?」

 

 ソラは自分たちがゴジュウジャーと相談して決めた事を報告すると巡がチーム分けを尋ねた。

「それはまだ決まってないよ。だけど平等じゃないからゴジュウジャーはリョウテガソードだけは禁止ってルールは決まったかな〜」

 

「現在の各々の指輪の数はどうなっている?」

 

「こうなっているようだ」

 

 鳴介が指輪の戦士たちの手持ち指輪の数を尋ねると健が写真を取り出す。そこには各々の所持するセンタイリングが写っていた。

 

遠野ホエルの所持するセンタイリング

ゴジュウウルフ

ゴレンジャー ジャッカー バトルフィーバー チェンジマン フラッシュマン ライブマン ファイブマン ジュウレンジャー ダイレンジャー カーレンジャー メガレンジャー ハリケンジャー アバレンジャー マジレンジャー ゴーオンジャー ゴーカイジャー ゴーバスターズ トッキュウジャー ニンニンジャー キュウレンジャー キラメイジャー キングオージャー キズナファイブ 

 

百夜陸王の所持するセンタイリング

ゴジュウレオン

ゴーグルファイブ ガオレンジャー ゲキレンジャー Xクロニクル

 

暴神竜義の所持するセンタイリング

ゴジュウティラノ

シンケンジャー

 

瀧原禽二郎の所持するセンタイリング

ゴジュウイーグル

バイオマン ゴーゴーファイブ キョウリュウジャー ドンブラザーズ ヨウカイジャー

 

一河角乃の所持するセンタイリング

ゴジュウユニコーン

ダイナマン デカレンジャー デバイスV

 

熊手真白の所持するセンタイリング

ゴジュウポーラー(本人いわくセンタイリングのカテゴリーではない)

サンバルカン カクレンジャー タイムレンジャー ルパンレンジャー パトレンジャー ケンセイジャー

 

ソラ・ハレワタールの所持するセンタイリング

ゼンカイジャー デンジマン

 

吉井明久の所持するセンタイリング

ターボレンジャー

 

鷲尾健の所持するセンタイリング

ジェットマン

 

虹ヶ丘ましろの所持するセンタイリング

ゴセイジャー

 

小鳥遊ホシノの所持するセンタイリング

ジュウオウジャー

 

桐ヶ谷和人の所持するセンタイリング

リュウソウジャー

 

「やはり遠野ホエル最も指輪の総数が多いか」

 

「残る6個のセンタイリングはファイヤキャンドルの手にあるようだが、50個のセンタイリングさえあれば願いは叶えることが可能ならば最後の戦いを始めてもいいだろう」

 

 健は世界を守る戦士として、科学忍者隊ガッチャマンとして世界を元通りにすると固く決意している。それ故にこの世界の危機がなくなった今だからこそ願いのために動くべきだと考えているようだ。

「鷲尾健。いや、あえてガッチャマンと呼ぼう。君の願いにかける決意はよく分かる。だからこそ問うガッチャマン。君の目にナンバーワン戦隊ゴジュウジャーはどう見える?」

 

「最初に彼らを見た頃はまるでバラバラでとても戦隊とは呼べないものだった。しかしブライダンや厄災との戦いを通して彼らはバラバラの個ながらも1つの群れのような戦隊へと成長、いや団結していったと俺は考えている」

 

 健はゴジュウジャーも立派な戦隊だと認め、その評価を本郷猛に伝える。

「そうか。君がそう評価するのなら大丈夫だろう。ならば・・ッ!!何者だ!」

 

 何かの気配を感じ取った本郷猛は窓を空けて外へと視線を向けると、そこには仮面ライダーによく似た怪人、ショッカーライダーがグラウンドの中央に堂々と立っていた。

「ショッカー、いや、厄災か」

 

 それは自分が戦ったショッカーではなく厄災だと理解した本郷猛だったが、その厄災はゆらりと存在を歪ませると一瞬で本郷猛の目の前まで距離を詰めた。

「1号!?エンゲージ!」

【ジェットマン!】

 

「「「「「エンゲージ!」」」」」

【ターボレンジャー!】

【ゴセイジャー!】

【ジュウオウジャー!】

【リュウソウジャー!】

【ゼンカイジャー!】

 

 健たちユニバース戦士は本郷猛を助けようと変身するも、厄災は波動でユニバース戦士たちごと学園長室を吹き飛ばしてしまう。すると倒れている本郷猛を厄災は掴み上げると、その厄災はまるでノーワンのように本郷猛を素体にすべく取り込んでしまった。

「やはり栄光の初代仮面ライダー。力は失われても長年の経験もあり、ショッカーライダーを模したこの身体とよく馴染む」

 

「貴様!よくも1号を!」

 

 レッドホークは銀のテガソードを構えて本郷猛を助けようとすると、厄災は名乗りを上げる。

「我は厄災クラディスの敗れた3体の怨念の集合体。名はそうだな。この見た目にちなんでショッカーライダークラディスとでも名乗ろう」

 

「厄災がヒーローの名を、ライダーの名を語るな!」

【ダイゼンカイ!】

 

 厄災のライダー、ショッカーライダークラディスがライダーを名乗る事を許せないゼンカイザーはギアトリンガーの必殺技であるゼンカイフィニッシュバスターを放つも、それを飛び上がる事で回避したクラディスはそのままキックの体勢で急降下する。

「ライダーキック!」

 

「危ない!本能覚醒!」

 

 ジュウオウイーグルは仮面をズラす事でその姿をマッシブなゴリラ戦士、ジュウオウゴリラへと変身させて、強烈なパンチでクラディスのライダーキックとぶつかり合う。

「うぅっ!?」

 

「小鳥遊さん!なら、サモン!」

 

 クラディスのライダーキックに押し負けたジュウオウゴリラは校舎の壁に打ち付けられて変身が解除されると、レッドターボは指輪の能力で二頭身の分身を召喚すると、分身と共にクラディスを押さえ込む。

「今だよ!皆!」

 

「俺が切り開く!ましろは本郷さんを!」

【リュウソウジャー!フィニッシュ!!】

 

「はい!」

【ゴセイジャー!フィニッシュ!!】

 

 リュウソウレッドがクラディスを斬りつけたところにゴセイレッドが銀のテガソードを突き刺そうとするも、クラディスは全身から波動を放ち、レッドターボとその分身を引き剥がすと、リュウソウレッドの首を掴んでゴセイレッドへと投げつけた。

「ぐっ!?」

 

「きゃぁっ!?」

 

「ましろさん!」

 

 レッドホークとゼンカイザー以外のユニバース戦士が変身を解除されてしまうと、騒ぎを嗅ぎつけたゴジュウジャーの6人が学園に駆けつける。

「これはどういう状況だ?」

 

「俺たちにも多くは分からんが、あの厄災に1号が取り込まれた」

 

「1号?あぁ、仮面ライダー1号の本郷学園長の事ね」

 

「なんと。まだ厄災がいた事も驚きだがあの御仁が取り込まれるとは」

 

 竜義は本郷猛が厄災に取り込まれた事に驚いていたが、真白は別の事に驚いていた。

「厄災のあの姿、まるで仮面ライダーみたいだな」

 

「あの厄災は自らをショッカーライダークラディスと名乗りました。ライダーはヒーローの名。数多の世界を消し去った厄災がその名を名乗るなんて許せません」

 

「気持ちは分かるが一旦クールダウンしろ。気配から察するに奴はペスティスとベルルム、ヒダルの力の集まりだな」

 

「関係ねぇ。厄災ってんならぶっ倒すだけだ。いくぜお前ら!」

 

「「「「「「エンゲージ!」」」」」」

【ゴジュウウルフ!】

【ゴジュウレオン!】

【ゴジュウティラノ!】

【ゴジュウイーグル!】

【ゴジュウユニコーン!】

【ゴジュウポーラー!】

 

 変身したゴジュウジャーは本郷猛を助けるためにクラディスと戦いを始める。それに遅れまいとレッドホークとゼンカイザーも続こうと駆け出す。

「ブリンガーソード!」

 

「ひろがる!ゼンカイパンチ!」

 

 レッドホークは剣を片手に、ゼンカイザーは指輪の能力でパンチ力を強化してパンチを放とうとするも、左右から迫る2人の攻撃を赤心少林拳のような動きで受け流したクラディスはカウンターの回し蹴りでゼンカイザーを蹴り飛ばした。

「なんだ?今の動きは?」

 

 赤心少林拳の動きとカウンターの回し蹴りに違和感を感じたレッドホークだったが、ただの真似事かとこの時はあまり深く考えなかった。

「少し借りるぞ!」

【ダイナマン!フィニッシュ!!】

 

「バードゴー!」

 

 レッドホークはゴジュウユニコーンからダイナマンのセンタイリングを拝借すると、その力を解き放ち爆発エネルギーをその身に宿しながら飛び上がり、ジェットマンの指輪の能力を発動した。

「科学忍法!火の鳥!!大爆発!!」

 

「逆ダブルタイフーン」

 

 爆発し、火の鳥となったレッドホークはクラディスへと突撃するも、クラディスはベルトの中央から強烈な竜巻を発生させ、火の鳥をかき消した。その技を見たレッドホークは声を荒げる。

「今の技は仮面ライダーV3の・・なぜ貴様がその技を使える!」

 

「我は見た目こそ本郷猛が戦ったショッカーライダーをモデルに構築したが、その性質は厄災が消した存在の再現。故に我らの手で消えた仮面ライダーの技を再現は可能という訳だ」

 

「前にあったあの金ピカ野郎、仮面ライダーレジェンドみたく色んな仮面ライダーの力を使えるって訳か。厄介だな」

 

「逆に言えば消えてないライダーの力は使えないって事だ」

 

 ゴジュウポーラーは厄災の手にかかってないライダーの技は使えないものだと告げたが、厄災に消された仮面ライダーや残った仮面ライダーのすべてを把握している訳では無い彼らにとって手札の枚数が分からないのは痛手だ。

「ベアックマ!」

 

『ホイ、キタクマ〜!』

 

 左手にベアックマを握ったゴジュウポーラーはボクシングスタイルでクラディスを殴りつけつつも、ベアックマの口からのビームをクラディスに浴びせる。

「鬼火」

 

 そんなゴジュウポーラーにクラディスはビームを正面から受け止めつつも接近して口のクラッシャーを開いて炎を吹き出す。

「アッツ!?俺様、熱いのは苦手なんだよ」

 

「見た目の割に手数が多いなら、こっちも手数で勝負だ。エンゲージ!」

【ゲキレンジャー!】

 

「ゲキヌンチャク!」

 

 ゲキレッドに変身したゴジュウレオンはゲキヌンチャクの連続攻撃でクラディスを怯まされてスキを作ると、それにゴジュウティラノが続く。

「エンゲージ!」

【シンケンジャー!】

 

「火炎の舞!」

 

 燃える刀身のシンケンマルで一太刀を決めたシンケンレッド。そこにさらにゴジュウイーグルとゴジュウユニコーンも続いた。

「「エンゲージ!」」

【キョウリュウジャー!】

【デカレンジャー!】

 

「獣電ブレイブフィニッシュ!」

 

「ストライクアウト!」

 

 キョウリュウレッドとデカレッドの銃撃が命中したクラディス。しかしその連携攻撃でもクラディスは膝すらつかない。

「タフな野郎だ。エンゲージ!」

【キズナファイブ!】

 

「バーニングキズナパンチ!」

 

 キズナレッドとなったゴジュウウルフは燃える拳を叩き込むと、その拳は当てたまま次のエンゲージをする。

【キュウレンジャー!】

 

 セイザブラスターから至近距離の銃撃を与えたシシレッドは続けてレッドバスターとなる。

【ゴーバスターズ!】

 

 高速で駆け出したレッドバスターは吹き飛んでいるクラディスに追いつき、連続斬りを決めるとゴジュウウルフに戻ってテガソードの刃をクラディスに突き立てようとしたのだが、仮面ライダーのタフネスまでも得ているクラディスはテガソードの刃を掴んで受け止めた。

「あまり調子に乗るなよ指輪の戦士共」

 

 静かな怒りを見せたクラディスはエネルギー波でゴジュウウルフを吹き飛ばすと、右腕に電気を溜める。

「エレクトロファイヤー!」

 

 電撃を周囲に拡散させた攻撃を受けたゴジュウジャーとレッドホークとゼンカイザーは変身が解除され、その場に倒れ込む。

「この場で貴様らにトドメを刺したいところだが、これ以上の消耗は中にいる本郷猛が逆にこちらを乗っ取りかねない。1度引いて力を蓄えるとしよう」

 

 本郷猛の強さを警戒しているクラディスは消耗し過ぎると身体の主導権を奪われかねないと判断して、この場は撤退する事を判断する。

「指輪の戦士共。次こそが貴様たちの最後だ」

 

 闇の混沌に消えていったクラディス。指輪の戦士たちは取り込まれた本郷猛を助けるために、クラディスの回復をさせないうちに動き出すのだった。




次回「雛鳥よ。巣立ちの時」
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