このセリフを元ネタとしたセリフが今回出てきますが、リンちゃんがどんなポーズをとっているのかはみなさんのご想像にお任せします。
(なるべくかっこいいポーズをお願いします)
さて、うちのリンちゃんはある趣味がある。それは「アイドルごっこ」だ。神隠しにあう前は「アイドルマスター」や「ラブライブ」にどハマりしてた。
みのり「リンちゃん、実は私はアイドルグループの一員なんだ」
凛「マジで!?どこの事務所なの!?」
みのり「事務所って…、私たちフリーのアイドルグループだよ」
凛「えっ…」シュン
なんでそんなちょっと残念そうなの。まあ確かにアイドルって聞くとどこかの事務所に所属していて、歌だけじゃなくバラエティやドラマに出演したりするのがみんなの思っているイメージだろうね。
みのり「その、わかりやすく言うと、「推しの子」みたいな芸能界のいざこざが嫌でフリーでやってるの」
凛「ふーん」
なんなのその、「興味無いでーす」的なリアクション。これには深いわけがあるんだよ。長くなるからこの小説では話せないけど。
みのり「そうだ、せっかくだし会ってみる?」
凛「うん、会おう」
第4話と比べてテンションがあまり高くないな…。
後日、私はリンちゃんにアイドル仲間と会わせることにした。
遥「ひさしぶりだねリンちゃん。私たちは…」
「「「「モモジャンです!」」」」
キョロキョロ
なんだか落ち着きが無い様子だけど、実は目の前に現れたのが憧れのアイドルだったから緊張してるとかかな?
凛「あの、これで全員ですか?」
みのり「そうだよ」
凛「あの黒いスーツの男とかはいないの?」
雫「プロデューサーさんのこと、いないわよ」
凛「じゃあもう一人、裏方の女の子がどこかに隠れているとか?」
遥「高咲 侑ちゃんのポジションの子、いないけど」
愛莉「あのさ、何を期待しているのかは知らないけど、全部のアイドルユニットがアニメみたいな感じじゃないんだよ。私たちみたいに」
この3人は芸能界のいざこざがあり、今みたいに私とグループを組んで活動しているんだ。アイドル活動はアニメみたいに華やかだけじゃない。
凛「じゃあラブライブに出場するとか…」
愛莉「いい加減にしなさい!さっきから私たちにアニメみたいなこと期待して…」
シュバシュバ ガシッ
愛莉(えっ、なにっ、いつの間に背後に!?)
一瞬で愛莉ちゃんの背後に周り、頭を鷲掴みにした。そういえばこんなバトルアニメみたいなことできたな。まあ私が危ないからやらせてないだけなんだけど。
凛「マジマジエモエモなんちゃらほい!ふむふむ、"元バラエティアイドル"…」
愛莉「なっ!?私の黒歴史を!?」
そしてダサい呪文と記憶を読みとる魔法で愛莉ちゃんを驚かせた。
愛莉「なんなのよアンタ!?」
凛「ただのJCだよ、異世界帰りのね」ドヤ
あ、ドヤ顔して決めポーズまでとってる。相当調子に乗ってるな。
雫「あのさ、凛ちゃんは異世界帰りなのよね?」
凛「そうだよ」
雫「さっきのも魔法なんでしょ?それにしても黒歴史の発掘だなんてやることがせこいなって」
凛「いや、あの、その、え〜と…、みのりんから直接人を傷つけるのは禁止されていて…」
あ、急に弱気になった。痛いところつかれて、強気で反論できなくなったんだね。
実は私、リンちゃんのことは事前にみんなに話しておいたんだ。
みのり「私の従姉妹でね、リンちゃんっていうんだ。普段はいっしょに動画撮影しているんだよ」
雫「"リン"って本名なの?」
みのり「本名だよ。おまけに鏡音リンにそっくりなんだ」
愛莉(鏡音リンにそっくり?なんか嫌な予感しかしないのよね、今までのパターンからして…)