灰色の都市ラテラルの戦火がようやく消えた頃、各地からオペレーターたちがバベルに集結していた。ロドスの面々は、都市の復興支援と次の作戦会議のため、次々と基地に到着する。アンジェリーナ、エイヤフィヤトラ、アーミヤ……原作で馴染み深い顔ぶれが、基地の埠頭や作戦室に集まっていた。
「皆、報告を聞いてくれ。今回の内戦で得た情報と、次の作戦目標だ。」アーミヤは地図を前に指を動かしながら説明する。ドクターも同席し、義体化したSAOアバターやELダイバーたちの戦力整理を行っていた。
一方、遠く離れた惑星管理機構の拠点では、タルラがレユニオンの再編計画を進めていた。惑星管理機構とバベルからの支援を受け、かつての仲間たちを再び集める。今回の目標は、暴走する異能者たちや残党勢力の制御だけでなく、惑星規模での秩序回復にあった。
「必要なのは人数じゃない。能力の組み合わせだ。」タルラは冷静に判断し、レユニオンのメンバーに声をかける。彼女の指示で、特殊任務に適したオペレーターや義体・源石適応者が次々に呼び寄せられる。
その頃、アースは大部隊を率いて各地の門の捜索を開始していた。広大な都市域と荒廃した郊外を縦横無尽に駆け巡り、ついに一行は目標の門を発見する。門の周囲には廃棄されたモビルドールの残骸が散乱し、戦闘の痕跡が色濃く残っていた。
「これが次の進路だ。ここから先に何が待っているか……まだ誰にもわからない。」アースは冷静に言い、部隊を整列させる。門の先には未知の領域が広がっており、準備を整えた者だけが先へ進むことができる。
一方で、惑星管理機構は各国に生活支援物資を供給し、戦災を受けた都市や地域に復興の兆しをもたらす。医療物資や食糧、源石によるインフラ復旧支援まで、多角的な支援が行われ、民衆の不安を少しずつ和らげていった。
カズデルでは、テレジア殿下とテレシス殿下が内戦終結を宣言した。街の広場には市民が集まり、平和の訪れを祝う小さな歓声があがる。
「これで、都市は再び歩みを始めることができます。」テレシス殿下は静かに語り、テレジア殿下も微笑みを浮かべる。だが、両殿下の瞳の奥には、まだ見ぬ脅威への警戒が隠されていた。
オペレーターたちはバベルで再集結し、レユニオンの再編が進む。アースは門を守りつつ、新たな作戦に備える。そして惑星管理機構の支援により、人々の生活は少しずつ安定を取り戻していった。
灰色の空の下、戦火は静まり、覚醒者たちの新たな航路が描かれ始めていた。次の戦い、そして未知の領域への挑戦――それはまだ誰にも予測できない未来であった。