カムラの里ネタが尽きたので最終回です
「う〜っし玉ゲット。おい、ATM!!次来る時までに玉あと3個は作っとけよ!!」
「グッ・・・グオォ・・・・・・」
「あん?なんだその目は?まだ雷貫通矢足りねぇか??」
「グオッ!?!?グオグオッ!!」フルフル!!
「なら次来るまで黙って用意しろよ。な?じゃ、俺帰るわ」
「グオォ・・・・・・」
今月の金稼ぎも終〜わりっと。
運動不足も解消できて、金も手に入るとはなんて最高なATMなんだろうか。
明日はベルナ村にでも寄って、久しぶりにカティとミルシィにでも会いに行くかな。ここしばらく会ってなかったし、おかみのネコ飯も恋しくなってきたからな。
やっぱベルナ村は最高だよなぁ〜。
自然豊かで空気も美味い。
ムーファの群れに埋もれて昼寝をするのも最高だ。
昼寝をしているといつもカティとミルシィが添い寝をしてくるんだが何故だろうか。両親が恋しいのかね?
竜人族は長寿とはいえまだ子供だからな。両親が恋しいんだろう。妹みたいで可愛いから俺も嬉しいんだけどな。どこかの姉妹も見習ってほしいよ本当に。
「んにゃあ?(そんじゃあ旦那、次の目的はベルナ村で?」
「ああ、頼む」
「にゃあ!!(了解でい!!)」
ここからナグリ村までは結構距離がある。
道中は親分アイルーとガーグァに任せて、俺は今回の稼ぎで剥ぎ取った素材を確認でもしようか。
ATMの鱗や殻は価値は低いが(アカムトルムの素材の中の話)、耐熱性が非常に高い。特に人気なのが、ナグリ村の奴らとか鍛治屋だ。いつも世話になってるからな。今回多めに剥ぎ取れて良かった。
尻尾は周りの皮だけ剥いで買取に。ぎっしり詰まった肉は、今日の飯にでも使おう。アイルーやガーグァの分も用意しなきゃな。
そうだ、チコ村のアイルーたちにも用意してあげよう。ガノトドスだけじゃ飽きるだろうからな。
あ、そういやガーグァって肉食うのか?草食だっけか?まあ、いいや。今度美味しい草でも取ってきてやろう。
爪や牙は武器の素材に使えるが、正直ATMの武器は使い心地が悪すぎて使う気になれない。行商人や貿易船に売り流すのがベストだな。
玉はATMの中で一番価値が高い素材だ。めちゃくちゃ高く売れる。武器や防具に必要にもなるが、さっき言った通り使い心地が悪いから作らない。今回も売って金にしようと思ったが、今回獲得できた玉の数は2個。ならば加工屋に頼んで、カティとミルシィのお土産にしよう。
棘は使い物にならない。売ることもできるが、悪用する奴らも出てくるためこの場で処分する。
じゃあなんで剥ぎ取ったのかって疑問に思う奴らもいるだろうが、次狩る時に邪魔になるから剥ぎ取るのだ。他に意味はない。
まあ別に、剥ぎ取らなくても簡単に狩れるから問題ないんだけどな。
『ぴぎゃあっ!?』ってATMの鳴き声を聞きたいって理由もあるけど。
玉を売れないのは正直痛いが、それでもそこそこの金になるし、世話になった人たちの恩返しとしては十分だ。
あ、当然カムラには流さないぞ。
これ以上あいつらが強くなったら世界が終わる。
そのうち他の村とかを侵略しにくるかもしれないからな。
あいつら戦闘民族だもん。
サイヤ人の宇宙船ポッドなんか作り始めたらどうしよう。
『気炎万丈波!!』とか使ってきたらどうしよう。
まあ、その時はギルドナイトがなんとかしてくれるだろきっと。*1
あー・・・
なんか眠くなってきたな・・・
「親分アイルー。俺は眠くなってきたから寝るわ。何かあったら起こしてくれ。あ、ベルナ村に着いても起きなかったら、農場にでも投げ捨てておいてくれ。それと、ATMの肉もここに置いておくから自由に食っていいぞ」
「にゃにゃにゃっ!!(あいよー!!)」
はぁ・・・
この前のインタビューのせいで、最近カムラが頭から離れないんだ。
白いドレスの少女に愚痴っても全然消えない。
だったら夢に逃げるしかない。
これは決して現実逃避とかではないぞ。
ハンターだって疲れる時は疲れるんだ。
それくらい許してくれ。
あぁ・・・
瞼が重くなってきた・・・
なんか、良い夢が見れそう・・・・・・
またのお越しを!
頑張ってくださいね!
武器のことならお任せください!
なんなりとどうぞ!
やるぞ〜!
時間はいくらでもありますから!
気合一閃!
魂込めて!
強さだけでなく、見た目も大事にしたいですよねぇ
それでついつい悩んでしまう
お気持ち、分かりますよwwwwww
「うわああああああああああああああああああっっっっっ!?!?」
「メエェッ!?!?」
「はぁ・・・はぁ・・・ここは・・・ベルナ村か??」
目を覚ますと俺はベルナ村の牧場にいた。
何かとんでもない悪夢を見ていた気がする・・・
いや、やめよう。思い出すだけで震えが止まらない。
驚かせてしまったムーファの頭を撫でつつ左右を確認すると、カティとミルシィが俺の腹に抱きついて幸せそうに眠っていた。
親分アイルーがちゃんとベルナ村まで送り届けてくれたのだろう。
今度またお礼を言わなきゃな。
カティとミルシィの頭を優しく撫で、再び眠りにつこうとした時、背後から聞き覚えのある人物の声がした。
「せんぱい。いまだいじょうぶ?」
「あ?お前は・・・ゆうた!ゆうたじゃないか!!久しぶりだなぁ!!元気だったか?」
「げんきだった。それよりせんぱい。おねがいがある」
「お願い?お前が?またはちみつくださいとか言うんじゃないだろうな?」
「もうあのときのおれとはちがう。おとなになった」
「そのようだな。あの時と違ってゴア装備が様になってるぞ」
「ありがとう。それでせんぱい、おねがいなんだけど」
「おれといっしょにきんそくちへいって。やくめでしょ」
【あの一般ハンター(自称)っておかしいよ...禁足地編』へ続く
ワイルズのハンター、ゆうた説大好きなんですよね