Fate/staynight 鬼の武者<鬼武者> 作:古明地こいしさん
夢を見る
夢の中では化け物共を倒す篭手を付けた男がいた
そして倒した化け物共の魂を篭手に吸収して力に換えている
そんなのを見て、なぜか親近感がある
自分が藤姉や士郎に剣技で勝ててる理由なのか、分からない
でもその男の剣技を見て、自分と同じ...いや、自分より上だが自分が近い剣技を持っているのがそういう理由なのだろう
「はぁっ!」
雷の力
「ふんっ!」
炎の力
「ふっ!」
風の力
そう、様々な武器を使いこなしてる
強い、そして織田信長と名乗った男を打ち倒したシーンで夢は覚めた
「なんか妙にリアルな夢だったな...っと、時間は...5時半か」
家の事、料理は士郎や桜がしてくれる
藤姉は何もしないから自分はお皿など、手伝いができる分だけ手伝いをする
「おはよう、桜」
「おはようございます。隆一先輩」
後輩の間桐桜。士郎の親友(自称)の妹だ。あることが切欠で家に頻繁に来るようになったのである
本当は俺が家の事を担当しようとしてたのだがそれも奪われた
でも桜がいない間は士郎の代わりをしていた
士郎が怪我で腕が使えない時期、その時期は桜が帰宅した後は俺が色々していた
「どうかしましたか?隆一先輩」
「あぁ、いや、桜も来るようになってから随分経つなぁって。これは士郎のやつ、嫁として貰ってやらないと男が廃るな」
「なっ!」
桜は顔を赤くする
「せ、先輩を起こしに行ってきます!」
「脱兎のごとく逃げてったな...って火、つけっぱなしじゃないか」
コンロの火を消して料理の内容を見て満足する
そのまま2人が帰ってくるのを待つ
「あれ?士郎は?」
「先輩なら着替えてから来ると言ってました」
あぁ、また土蔵で寝てたのか。あれだけ注意したのに
っと、士郎が来るより先に藤姉がやってくる。藤姉とは藤村大河の事だ。
飯を集りに来る人、一応俺達の後継人。
おじさんが亡くなってから、藤村組のおやっさんが俺達の面倒をみるとなって、そこから藤姉が大人になって養子縁組じゃないが俺達の面倒を見る(名目で飯を集る)事をしている
この屋敷、衛宮邸は大きい、違う言い方をすれば広い
普通の家ではないし、この家は実は魔術で少し泥棒なんかを察知する仕掛けもある
桜や藤姉、それに普通の来客に対しては鳴らない
と、そう考えてたら
「隆一ちゃん!今日こそ勝ってみせるんだから!」
「そろそろ高校生相手にムキになるのやめない?藤姉」
俺の専門は本気の斬り合いだ。だけど剣道でも戦える。それでも藤姉は泣いて悔やんでた
それどころか士郎も文句を言うくらいだ
「悪い!寝過ごした!」
「そんなことはないぞ、士郎。普通の家庭ならまだ寝てる時間だからな」
そう言って料理が出来上がるのを待つ、士郎は手伝うとうるさかったが、桜はそれを無理やり座らせて黙らせた
「隆一、帰ったらまた稽古つけて貰っていいか?」
「いいけど、懲りないな」
「なんだって...いや、俺は強くなりたいんだ。隆一ほどまでじゃなくても自衛できるぐらいはなりたい」
ふむ、確かに自衛できるぐらいはなってもらいたいな
「いただきます」
みんなで食事を摂る、だが藤姉は教師なため俺達より先に出る
俺と士郎、桜は一緒に出て学校に向かう
「俺達がこうして通うようになってもう2年近くかぁ。中学の時からだったな」
「だな、桜には本当に助かってるよ」
「そ、そんな、先輩...」
桜が目に見えて照れてるのが見える。校門をくぐり抜け桜は弓道部へと向かおうとした矢先に
「桜!お前、なに僕に断りもなく休んでるんだ!?遅れてくるなんて...どうせ衛宮の家に行ってたんだろ!!」
「に、兄さん...」
間桐慎二、コイツは暴力的で暴言も吐くし、喧嘩腰、更にはチャラい
そして士郎や俺に対して憎いのか...
「慎二、別に桜は」
「衛宮は黙っててくれるかい?これは僕達兄妹の問題なんだ」
....はぁ、仕方ない、ここは助け舟出してやるか
「士郎にそんな事言ってるが、僕達兄妹の問題?それ、士郎に対してよく言うよな、お前が士郎に怪我させて弓道部辞めさせたんだろ?じゃあそれに関しては何か言うこと、ない訳?」
「っ、隆一!お前!」
「慎二、落ち着け。隆一。弓道部を辞めたのは俺が決めた事だ。隆一がそこまで言う必要じゃない、大丈夫だ。桜も気にしないでくれ。っと、早く行こう、隆一」
士郎と共に生徒会室近くを通る
「衛宮と明智か。おはよう」
「おはよう、一成」
「おはよう。今日も士郎に整備の頼み事か?俺も出来ることがあったら言ってくれよ」
柳洞一成、寺のお坊さんってやつか
喋り方が変で堅物で女性、しかも天敵は遠坂凛と言うが
「衛宮、またストーブなどの整備を見てもらっても頼んでいいか?悪いが俺では全くわからん。衛宮なら何か分かるかもしれんからな」
「了解、じゃ早速行くか。隆一はどうする?」
「俺は先に教室に行っておく。また後で」
そして士郎と共に帰る
今日はバイトが無かったらしく、帰って桜と士郎が一緒に料理して、藤姉と俺、士郎と桜が食べて少ししてから
「ほい」
竹刀を投げ渡す。そしてそれを士郎は受け取る
「----」
士郎は構える。俺も構える
打ち込んでくる士郎、それを防ぎ直ぐに横薙ぎに払って士郎の竹刀を弾く
士郎の竹刀は弾かれた時、上に上がり、そこへ突き刺そうとし、そこへ寸止めする
「力を込めろ、次に来る攻撃を読め。先読みして更に不意をつけ」
「分かった...もう1回頼む」
構える士郎、俺も
「次は俺から行くから士郎は防げ。そして先読みしてみろ」
そう言うと斬る
それを防ぐ士郎、そして突いてくる
弾いて、足払いしてそれで倒れる士郎
「はぁ...」
「あ、足払いなんて卑怯だぞ!!」
「あのな、実戦で卑怯もなにも無い。戦うならなんでも使う、それが戦い、殺し合いってものだ。士郎の考え方は兎も角、俺の剣技はそういうものだ。しっかりしてくれ」
「あぁ...もう一度頼む!」
また、打ち合いを始めて士郎を鍛える
汗をかき、風呂に入って外に出る
「士郎、また土蔵か」
「あぁ、ここが落ち着くんだ。魔術の鍛錬もやりやすいし」
「頼むから部屋で寝てくれよ...んじゃ俺は先に休むよ。おやすみ」
「ああ、おやすみ」
こうして俺、明智隆一の一日が終わる。
次の日、親友を守りながら戦うというとは知らずに...
ヒロインは...?
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遠坂凛
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イリヤ
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美綴綾子
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ハーレム?
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士郎
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一成
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無し