【ゴーカイジャー!】
【ゴジュウウルフ!】【レオン!】【ティラノ!】【ユニコーン!】
「散開して各個撃破!!
アーチャーと竜儀はアタシと来な!」
「アイキャプテン!」
「いやさか!」
ゴーカイレッドとなったドレイクが号令を飛ばせば、各々が行動を始める。
二人一組の女海賊が此方へと迫る事を目視すれば、アーチャーが剣使いへと鍔迫り合いへと持ち込み、竜儀が銃使いへとティラノハンマー50を構えつつ突進をする。
「アーチャーはそのまま剣使いを抑えてろ!」
先に銃使いを撃破すべく、ドレイクがゴーカイガンと自らの銃を構え──
瞬間、自らの眼前まで迫る剣を目視した。
「なんっ──」
【ゴーカイジャー!】
ゴーカイブルーへと姿を変える事で銃を剣へと変える事で咄嗟に斬撃を逸らした事でギリギリ回避。
アーチャーが即座に背後より杖による打撃を振るうが、跳躍により回避されそのまま上からゴジュウティラノの頭を蹴り飛ばす事で銃使いから距離を取らせる。
「剣使いは任せた筈だよ!」
「いやあ、銃使いに一瞬殺気を向けられてね。
反応した隙に突破されたんだよ」
「退避と攻撃を同時に行うとは……凄まじいコンビネーションだな」
小さな海賊が一息吐きつつ剣を器用に手元で回転させつつぼやき、大きな海賊が穏やかに笑いつつ銃口をドレイク達へと向ける。
「まさか殺れないなんて、あの人まだ人間なんだろ?」
「ええ、流石はフランシス・ドレイク」
どうやら相手はドレイクの事を既に知っているらしい。
竜儀とアーチャーが前に出て、レッドの姿に戻ったドレイクが
「……アタシを知ってるって事は、同業かい?」
と問い掛ける。
二人の海賊は同時に一歩踏み出せば
「百年以上後の海賊さ」
「だから敬意を表して告げさせて」
「「我等が真名、"アン・ボニー"と"メアリー・リード"」」
「「此度の現界、敵として降り立ったからには──この名を抱いて死ね、偉大なるフランシス・ドレイク」」
一心二体とも言える海賊英霊の姿を見れば、ドレイクは雄々しく笑って銃とサーベルを構える。
「良いね同業……!殺し合えて光栄さあ!」
アーチャーと竜儀が同時にアンとメアリーに向けて駆け出せば、ドレイクはゴーカイガンを相手に向けて連射した。
そして場面は別の戦場へと移り変わる。
槍を持った男と相対するは藤丸、マシュ、陸王、角乃。
4対1という圧倒的な優位に立った上で、油断なく果敢に4人は仕掛ける。
相手はランサー、しかし盾で攻撃を逸らせる。
──この程度なら、押し切れる!
「4対1です!速攻で倒しましょう!」
「分かった!」
「了解だよ!」
「行くぜ!!」
盾とユニコーンドリル50とレオンバスター50とウルフデカリバー50が一斉にランサーへと向かい、怒涛の如く攻め立てる。
「おととととととっとぉ!?」
ランサーは攻撃を受け流すのが精一杯と言わんばかりにどんどんと後退して行き、4人が詰めつつ攻撃を続ける。
「──っとぉ!」
「んなろっ……!」
ランサーの蹴りにより藤丸が後方へと蹴り飛ばされる。
マシュが一瞬藤丸を見たことにより隙が生まれたが、角乃と陸王がカバーに入り反撃を許さない。
やれやれと困ったようにランサーは笑いつつ
「いやあ若い子は激しいねえ、反撃まで許してくれないんだから。
でも良いのかい?」
「あの子、一人になっちゃったけど」
瞬間、藤丸の前に降り立つは巨大な斧を担いだバーサーカー。
島にて竜儀の怪力と戦っていた時点で力はゴジュウウルフ以上、即座にマシュが藤丸と元へと向かおうとし、陸王と角乃がランサーを留めんとする。
──しかし
「行かせると思うかい?
その為に君達を誘い込んだのに」
槍が陸王と角乃を纏めて引き寄せ、ランサーが跳躍。
そのまま盾を蹴り飛ばしつつ道中に立ち塞がるようにランサーは降り立つ。
唯一のマスターである藤丸を引き離す為に手を抜いていた、とこの時漸く気付かされた。
「舐めんなよ……!」
藤丸がテガソードを構えるが、幾ら何でもバーサーカーと力で張り合うのは無茶に過ぎる。
マシュが思わず藤丸へと手を伸ばし──
巨大な斧を、片刃の斧が弾き返す。
「チッ、あれが居たか……」
ウチの船長は何やってんですかねえ、と溜め息を一つ吐けば
「じゃ、まあ目の前のから潰そうかねえ」
とランサーは3人の戦士に向けて槍を構えると同時、バーサーカー同士の争いが幕を開けた。