「……来たか、愛し子」
王宮の扉が開け放たれる。
其処から現れるはローマ皇帝ネロ。
そして藤丸、陸王、角乃、マシュ、荊軻と言った面子。
ネロはテガソードの切先をロムルスへと向ければ
「うむ、余は来たぞ!
誉れ高くも建国成し遂げた王、神祖ロムルスよ!」
ロムルスはネロの輝ける宝石のような目を見れば一つ頷き、自らのテガソードを構えつつ
「……良い輝きだ。
ならば、今一度呼び掛ける必要はあるか、皇帝よ」
センタイリングを回し、テガソードへと嵌めつつロムルスは尋ねる。
ネロは前のように動揺する事もなく、センタイリングをテガソードへと嵌めれば
「いいや必要ない、今そなたが口にしたように──」
【センタイリング!】
薔薇の花弁が舞い上がる。
ネロは高らかと、歌うように言い放つ。
「過去も、現在も、未来においても──余こそが、ローマ帝国第五代皇帝に他ならぬ!
故にこそ──神祖ロムルスよ!
余は、余の剣たる強者たちで其方に相対する!」
ネロがそう言って腕を広げれば、藤丸達も金色のテガソードに指輪を嵌め
「「「エンゲージ!!」」」
【ゴジュウウルフ!】【ゴジュウレオン!】【ゴジュウユニコーン!】
赤き狼、青き獅子、黒き一角獣が姿を現し。
暗殺者が獲物を、シールダーが盾を構える。
ロムルスは高らかと手を鳴らせば
「──許すぞ、ネロ・クラウディウス
ロムルスはテガソードと自らの槍を構え
ネロがテガソードと原初の火を構え──
「そして、
【オーレンジャー!】
【ドンブラザーズ!】
顔に星を宿した超文明のパワーを身につけた戦士と
桃から生まれた桃太郎が向かい合えば、リングが展開される。
【いざ掴め!ナンバーワーン!】
ロムルスの背後に立つは歴代ローマ皇帝と連合国の人間たち。
一同は神祖を讃えるように、盛大に盛り上げていた
「世界とは即ちローマであり、お前もまたローマである。
進め、さすればローマに至る!
建国王ロムルス──
ネロの背後に立つのは無数のローマ帝国の人間たちと藤丸達、そしてブーディカなどの客将たち。
誰もがネロを見て笑みを見せており、薔薇の皇帝である彼女を後押ししていた
「華の帝政!薔薇の喝采!
蕩けるように燃えるように──余は進み続ける!
目指すはドンとハッピーエンド、ネロ・クラウディウス!」
【レディー……】
【GO!】
コングが鳴り響くと同時、オーレッドはマスク部分から取り出す星型の鍔が目を引く剣、スターライザーを顔の星から取り出せば
そのままザングラソードと切り結び──皇帝ナンバーワンのバトルは、今幕を開けた