前世競走馬だけどウマ娘になってない【未完・現在作り直し中】   作:ゲッテルデメルング

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ウイポ楽しすぎます


ラヴちゅーぶっ♡『宝塚記念をいっしょに見よう!』

 

「みなさーん、ラヴミー♡ ラヴユー♡ ラヴズオンリーユーでーす♡ 本日も皆さんご視聴ありがとうございます♪」

 

 ○こんにちわ

 ○ラヴミーラヴユーたすかる

 ○レースの時間だ―!

 ○だいぶ人気すごい宝塚記念

 

「今回はレース実況回、と言うことでー?」

(宝塚記念でのクラシック級の勝率は0%。ここに挑んで負けてしまえばURA的にようやくぶり返した人気を落とす羽目になるかもしれないですが……アイさんは果たして勝てるだけの実力を持ち合わせているのでしょうか……?)

「クロノちゃーん! カメラ向いてるよー!」

「あっ、はい! クロノジェネシスです!」

 

 ○クロノちゃーん!

 ○おひさー

 ○びっくりクロノちゃん好き

 ○あれ今の誰の声?

 ○テレビで聞いたことのある声

 

「そして今回はスペシャルゲストを呼んでいます!」

「はーいっ! 謎の宝塚記念コメンテーターのナニガシセイコーちゃんでーす!」

「今回はよろしくお願いします。……とんでもないウマ娘が来ちゃったねラヴズちゃん

「うん、私ビックリしちゃった」

 

 ○某セイコー?

 ○一体何セイコーなんだ

 ○どっかで聞いたことある声なんだよなあ

 ○ダレナンダアンタイッタイ

 ○ラヴズちゃんトギマギしちゃってるじゃん

 

「それでナニガシセイコーさん、今回の宝塚記念の見所とかを聞かせてもらえるかな?」

「はいっ! 今回の宝塚記念、なんと言っても歴代最大級の豪華メンバーが集結してます! すごいレベルなんですよこれ!」

「無敗ダブルティアラのアーモンドアイさんに中距離最強と言われるグラスワンダーさん、シリウスシンボリさん、セイウンスカイさん、ゴールドシップさん、カワカミプリンセスさん、スイープトウショウさん……そうそうたる顔ぶれが揃いましたからね」

「今年上半期のグランプリとしてこれ以上ない豪華フルキャストって雰囲気になりましたね。スタッフさんたちも気合入れまくりの燃えまくりでした!」

 

 ○どれぐらいすごいの?

 ○8番人気まで投票数ほぼほぼ平行線

 ○すごぉい

 ○アイちゃんだけはかなりの投票数集めてたけどな

 ○まあ無敗ダブルティアラだし……

 ○このスタッフの内情を知っているナニガシセイコーはいったい……?

 

「とは言え、アーモンドアイさんには悪いんですけど今回の宝塚記念は相手が悪い気がするんですよね」

「あー、そうだよねえ。グラスワンダーさんもいるからね」

「それもそうなんですけど、今までトゥインクル・シリーズでクラシック級のウマ娘が宝塚記念を勝った実例が一回もないんです」

「えっそうなの?」

「えーっとぉ、そうだったはず! すごいねクロノちゃん博識だね!」

 

 ○マ?

 ○相手がベテランぞろいだもんよ

 ○1年半選手に負けるような鍛え方はしてないでしょうよさすがに

 

「それに、ニシノフラワーさんが師事していたセイウンスカイさんとスイープトウショウさんからもマークされています。必ずと言っていいほどデバフが繰り出されるはずです」

「大変なレースになりそうだね、アイさん」

「そうですね……厳しい状況で走ることを余儀なくされるはずです」

 

 ○なんでアイちゃんそんなののいるレースに挑んだんや

 ○GⅠ取りたかったんでしょ

 ○すでにとってる!

 ○パドックでもまあ余裕そうだなあ……

 ○ほんとに大丈夫なのかあれ……?

 

「ナニガシセイコーさん的には、アイさんが勝てる可能性、というのはどうなんでしょうか?」

「うーん……私は評論家ってタイプじゃないから詳しくは言えないけれども、勝ち筋自体はゼロってわけではないと思うよ?」

「と言いますと?」

「デバフを受けてしまうことが問題なら、デバフを受けられない場所に逃げてしまえばいいんじゃないかなーって、ナニガシセイコーちゃんは思いまーすっ!」

 

 ○デバフを受けない場所isどこ?

 ○逃げられたら苦労しないんだよなあ

 ○ケッこれだからレトロな時代の宝塚勝者は

 ○デバフ走法の範囲えぐいんだぞ

 

「まあまあ。でも、逃げられるような場所かあ。クロノちゃん、良い感じの場所ってあるかな?」

…………スカイさんの前? スイープさんの傍だとスカイさんは天皇賞春で行ったデバフを繰り返せばいい。先行のポジションだとスイープさんのデバフにやられてしまう……なら、スカイさんの前を走って勝利したミホノブルボンさんのように逃げ切り勝ちを狙う……まさか、いやでもそんなことを……?

「あ、もうファンファーレ鳴ってる! クロノちゃーん! 戻ってきてー!」

「変わらない音楽だよね。これ」

 

 ○アイちゃん逃げるの?

 ○いやアイちゃん差しウマ娘だろ

 ○差しが逃げ転向って可能なのか?

 ○一応セイちゃんがやってる……

 

「じゃあ行ってみよー! さーんっ」

「にーぃっ」

「いーちっ!」

「スタートぉ♪」

 

 ○スタートぉ♪

 ○スタートぉ♪

 ○スタートぉ♪すき

 ○これから毎日スタートぉ♪していけ

 ○アイちゃんスタート上手いなー

 ○なんか掛かってない?

 ○あれあれ

 ○アイちゃん先頭の時間はもう十分では?

 

「クロノちゃん、これってまさか!?」

「まさか、本当に――!?」

「すごーい! アイちゃん、本当に逃げで走ってる!」

 

 ○うせやろ!?

 ○アイちゃん逃げ行けるんか!??

 ○こんなの俺のデータにないぞ!

 

「まさか本当にこんなことが起こるだなんて……」

「セイウンスカイさん微妙にかかってるっていうか焦ってるよね」

「想定外極まりない走りをされているからとしか言えませんね。先行策までなら許容範囲だったのでしょうが、それが逃げまで――ひいてはミホノブルボンさんと同じくハナを掴む逃げをされてしまうともう行える対処も限られてしまいます」

「後ろは気にしないからね~、ハナを掴む逃げのウマ娘って。そこが素敵なんだけど、ね」

 

 ○実況も動揺してるじゃん

 ○でもこれ勝てるのか?

 ○グラスちゃんが様子を伺っているけどどうだ?

 ○なんか雰囲気やべー

 ○武者じゃんあれ

 

「ここからラストスパート! アイちゃんはどう行くのかな――」

「えっ、あれって――」

「んん? 何かアイちゃんに重なってる??」

 

 ○なにアレー!?

 ○栗毛の……何???

 ○犬?猫?

 ○いや象?

 ○ラクダ?

 ○カンガルー?

 ○さすがにカンガルーではないと思うけど……何アレ??

 

あの姿……どこかで……っ、アイさんのあの加速、まさか領域!?」

「アイちゃんの領域って差しで使えるようなものだったはず……まさか、二つ目!?」

「グラスちゃんが攻めてきたよー!」

 

 ○うおおおおおアイちゃああああん

 ○アイちゃんイケイケ!

 ○セイちゃん粘れ!

 ○グラスちゃん差せ越せ進め!

 ○雰囲気が修羅なんだけどー!?

 ○勝てええええええ!!

 

「アイちゃんが……っ、アイちゃんの逃げ切り勝ちです!!!」

「すごーい! アイちゃんこれでGⅠを4連勝! こんなのあんまり見ないよ!」

「そう、ですね。私もビックリしてます」

 

 ○すげええええええ!

 ○あれ宝塚記念で初のクラシック級勝者なのアイちゃん!?

 ○やべえじゃん

 ○シニア級にすでに通用するだけの能力を備えられている……ってこと!?

 ○新世界の星すぎる

 

「…………あれは、いったい……」

「クロノちゃん、大丈夫? すごいレースすぎてくらくらしてる?」

「あ、いえ、そんなことは」

「でもその気持ちわかるかも。私もちょっとくらくらしてるし――いったん休憩にしよっか!」

「はーい! 美味しいお菓子持ってきたからみんなで食べましょう?」

「はい。……え、これってだいぶお高いんじゃあ……」

 

 ○どこのお菓子だあれ

 ○京都の高級和菓子

 ○一箱で5万は安いレベルの代物

 ○ヒエッ

 ○ナニガシセイコーさん……いったい何者なんだ……!

番外編 追加するなら どれにする? ※あくまで参考程度です

  • 18年皐月賞
  • 18年日本ダービー
  • 18年菊花賞
  • 19年天皇賞春
  • 19年宝塚記念
  • 20年京都記念
  • 20年ドバイシーマクラシック
  • 20年天皇賞秋
  • 20年ジャパンカップ
  • 21年ドバイシーマクラシック
  • 21年宝塚記念
  • 21年有馬記念
  • その他
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