NARUTOの奈良家に転生トリップしたらブラコンになった。   作:柚子ゴル

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第四話

 

 

 

火影のじじぃに怒られてシカマルとチョウジくんは仕方が無いとして後の人達にはばれてはいけないと言われた。

僕はまぁ別に他に言う人なんていないのであっさり頷いた。

その後アカデミーに戻り担当上忍、もといはたけカカシを待つことになった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

今僕はアカデミーの教室の前にいる。しかし目の前のドアには黒板消しが挟まっていた。開けた瞬間頭がチョークの粉まみれになる可能性があるものだ。勿論そんなことは嫌なので前の方のドアから入る。

アカデミーの教室を開けるとそこにはシカマルが…なんて展開はなく黒とピンクと黄色い頭しかなかった。

あからさまにビクッと動いた色とりどりの頭。けれどすぐにガッカリした様な顔の2人組に1人だけ睨んできている黒頭ことうちはサスケ。担当上忍が来なくてイライラしているのかなんと絡んできた。

 

「お前がかわもとマサキか?」

 

「……そうだけど?」

 

「随分と遅い御出ましだな。」

 

「そう?まぁいいじゃん。担当上忍来てないし。」

 

 

反論しようとサスケが口を開こうとした瞬間にガラッと音がし白髪頭の顔が半分以上見えない歩く18禁ことはたけカカシがやってきた。ドアを開けた瞬間黒板消しが頭に落ちいつも以上に立派な白だ。

僕達のやりとりをハラハラした様子で見ていた黄色とピンクは上忍らしき大人が来たことにより安堵していた。が、それよりもがっつり黒板消しが直撃していることが面白かったのかニヤニヤしながら喜んでいる。

 

「ギャハハハ!引っ掛かったってばよ!」

「ごめんなさい。私は止めたんですが…」

 

サクラもあからさまに内心ニヤニヤしているのがわかる。

サスケは不満そうな顔をしているし僕はというと…

 

18禁野郎なんかに目もくれずシカマルの写真を見ていた。

僕はシカマル成分が足りなくなるとイラついたり泣いたり血反吐を吐いたり情緒不安定になってしまう。だからシカマルの写真や動画をみるか盗聴器等で録音した声を多々聞いている。生シカマルが一番良いのだが僕は働いている身なので重宝している写真等を見るしかないのだ。

それにしても寝顔のシカマル可愛い。

ニコニコ上機嫌で写真を見ていると今まで黙っていたはたけカカシがニコリと笑って言った。

 

 

「んーー…なんて言うのかなお前等の第一印象は…嫌いだ!!」

 

 

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はたけカカシの嫌い宣言からもともと重かった空気は更に重くなり上忍の指示の元屋上に来ていた。ちなみに右手からナルト、サスケ、サクラ、マサキの順だ。

 

「じゃあ…とりあえず自己紹介してもらおうかな、好きなもの嫌いなもの将来の夢とか趣味…そんなものだ。」

 

「あのさ!あのさ!それより先生先に自分のこと紹介してくれよ!」

 

「そうね…見た目怪しいし。」

 

うずまきナルトと春野サクラが思っていることをそのままぶちまける。特にサクラが言ったことはそれなりに失礼なはずなのだがはたけカカシは気にせず答えた。

 

「オレか?オレははたけカカシ。

好き嫌いをお前等に教える気はない!将来の夢って言われてもなぁ…ま!趣味は色々だ…」

 

「ねぇ…結局わかったの名前だけじゃない?」

 

思わずサクラが皆に同意を求めるように言えば皆頷く。

僕はこいつは相変わらず意味がわからない奴だなぁと頭の隅で思いつつシカマルのことを考えていた。

 

 

その後も自己紹介は進んだ。

うずまきナルトはラーメンのことばかりであり火影を越すという言葉もなんだか霞んでしまってるなと僕は思う。

 

うちはサスケは一族を殺した兄、うちはイタチを殺してやる。と憎悪が半端なかった。うちはイタチとは何気に仲が良くてブラコン同士話があった。甘味処でいつも熱く自分の弟がどれほど素晴らしいかを語り合った仲だ。原作もだいたい知っているので一族を殺した後、僕の所に来て何故か僕を倒そうとしてきたのかわからないけれどまた話そうねと約束しようとしたら驚いた顔をしたのち嬉しそうな苦笑いをして肩を震わせながら里を出て行った。結局返事はもらえなかったが、逆に僕に約束を迫ってきた。サスケを頼む。と。

切羽詰まった表情で本当は僕にそんなこと言ってはいけないのに、信用してくれてるのだろうか。僕は素直に嬉しかった。シカマルとは関係がないのに何だか嬉しくてもしかしたら僕とイタチはいつの間にか友達だったのではないだろうか。いやそれともブラコン仲間で同志意識が高かっただけかもしれないけれど。だけど僕はそれを断った。だって僕がそれをしてしまえばきっと弟想いの君は弟のために死んでしまうから。イタチには生きていてほしい。もしも僕がイタチの立場なら木の葉の上役を殺しているなと昔は思ったものだ。懐かしい同志を思い出しながら彼は元気で過ごしているだろうか。と物思いに耽った。

 

春野サクラの言葉はなんだかあまり覚えていない。考え事をしていたせいだと思うが多分サスケ君きゃー!的なことだと僕は思う。

イタチ、お前の弟はお前に似てモテてるよ。うちは遺伝子何故か皆イケメンだからな。

 

そして次は僕の番。さぁ正直な自己紹介をするか悩みに悩むけれどカカシの変態野郎に感づかれては癇に障るのでとりあえず努めて明るく振る舞うことにした。勿論普段シカマルにしか使わない顔の筋肉をつかいなるべく笑顔で話す。

 

「僕の名前はかわもとマサキ!好きなものは大切な人(シカマル)!嫌いなものは大切な人を傷つけるものや僕の邪魔をする奴ら(シカマルの担当上忍やゲンマ等)。

僕の夢は…その大切な人がいるこの木の葉を守ることです!

あ、後あくまで通過するのは僕の暗殺者リスト(シカマルの担当上忍やゲ((ry)に入ってる忍びを殺すこと。」

 

 

ーーーーーーーーー

 

「僕の名前はかわもとマサキ!好きなものは大切な人!嫌いなものは大切な人を傷つけるものや僕と邪魔をする奴ら。

僕の夢は…その大切な人がいるこの木の葉を守ることです!

あ、後あくまで通過するのは僕の暗殺者リストに入ってる忍びを殺すこと。」

 

背筋から汗が伝わるのがわかった。淡々と述べる内容は途中までは自分も心良き気持ちで聞いていた。しかし後半からは徐々に…徐々に殺気が強くなる。あくまでそれらの殺気は微量でサスケ達はあまり気にしてはいないようだが。微量だか濃縮されている殺気にカカシ程の忍びがなかなか無視することは出来ないのだ。知らぬ間に身体が反応してしまう。微量の殺気ならまだしも無機質な何も特に感情を露わにしていない笑顔がよりカカシを焦らせる。

 

うずまき一族であり九尾が入ってるナルトやうちは一族の生き残りうちはサスケ。

二人が要注意人物かと思われていたが…二人よりも厄介なのはこのかわもとマサキなのかもしれない。笑顔でこの年でまだ下忍にすらなれるか危ういのにも関わらず人を殺す…と本気で言っているのだから…サスケとて殺す…と言ってはいるが本気の覚悟がない。建前だけの覚悟と自分の感情論がぐちゃぐちゃになっていて実際に今殺せとサスケに言っても殺せないだろう。しかしそれで良いのだ。まだ下忍認定試験にすら合格するかわからないのだから。ゆっくりと下忍をしている中で経験を積んでいけば。

しかしマサキの場合目の前に人を出せばまたあの無機質な笑顔で躊躇無く殺すだろう。

忍びとしては優秀かもしれないが人としての何かが欠けている気がした。

 

カカシは必要事項だけを伝える。

実際はお前等は下忍にはなっておらず下忍として素質があるものが選ばれたに過ぎないと。

明日演習をやり自分が合格かどうかを判定すると。

 

カカシはナルト達の驚愕し少しだけ残念がっている反応を見ながら瞬心の術で此処を去る。

その時のマサキの方をふと見てみると…

 

 

 

ーーーー

 

 

 

「はぁ…全く火影様。凄く厄介者揃いの班つくってくれっちゃって。問題児だらけだ。特にマサキとかいう男。何者なんだろうか。」

 

最後に見たマサキの表情は周りとは違い驚愕の表情を表すのでは無く残念がる様子もない。

やはり目が笑っておらず自分の事をじっと見つめるだけであった。

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