-イッセーside-
連れ帰ってきた女の子が目を覚ましたらしい。
頭の上に天使のわっかみたいなのが浮かんでいるから
一瞬蘇生に失敗したのかと思ったが
「コレはヘイローと言って私たちキヴォトス人には着いてるモノなんです」
とのことだ。
普通の人間では無いと思っていたがこれは何だろうか
神器(セイクリッドギア)のようなモノだろうか。
「簡単に言ってしまえば身体能力が上がるモノでしょうか?」
銃弾で撃たれても致命傷になることは少ないのだとか。
俺たちよりよっぽど人間を辞めているな。
「そちらのことも教えて貰ったわけだしこちらの説明もするとしますか」
俺が死んで〜なんて話は必要無いだろうから
今の状態とオーフィス達の説明だけでいいだろう。
-ユメside-
「まず、前提としてだが俺もオーフィスもリリスも人間では無い」
え?どう見てもヒトですよね?
「細かい部分は省略するが俺とオーフィスは龍、そしてリリスはそんな俺たちのチカラから産まれた子なんだ」
龍…龍…!?
「それって漫画とかによくあるドラゴンというかファンタジーなやつですか?」
「まあ、そうなるな。見てもらう方が早いのか?」
そういいながらイッセーさんの左腕が光ったと思ったら
赤い鎧の様な腕になっていた
「コレが俺の龍としてのチカラ、赤龍帝の篭手(ブーステッドギア)だよ。」
あんまりいい見た目ではないけどねと笑いながら言ってるが
カッコイイ…何アレ…
「まあ、そんなことは良いんだけど、これからについて話そうか」
イッセーさんが真面目な顔をしながら話し始める。
これからって言われても
「そもそも何ですけど私ってアビドス砂漠で死にかけてたと思うんですけど」
最後の記憶はアビドス砂漠で遭難して
水分不足で死ぬところだったはずなんだけど
「それに関してはキミのそのヘイロー?のチカラなのか
死にかけていたキミの元に俺が召喚されたから助けたってわけだ。」
「イッセーが知らない女をお姫様抱っこして帰ってきたから何事かと思った。」
命の恩人だった…!?そしてお姫様抱っこの件は私も知らないんですけど!?
「そうだったんですね。遅くなりましたが助けて頂きありがとうございます。」
あんな瀕死の状態から助けれるなんてイッセーさんは凄いなぁ
「まあ、その事で1つ謝らないといけないことがあるんだけど」
謝らないといけないこと?イッセーさん申し訳なさそうな顔してるけど
「実は助ける時に俺の血を飲ませたから
梔子さんもドラゴンになってるんだよね」
梔子さんもドラゴンになってる?梔子さんもドラゴンになってる!?
「え!?私ドラゴンになったんですか!?」
-イッセーside-
まあ、そりゃ驚くよなぁ…
「助けるためとはいえ勝手に梔子さんをドラゴンにしたのは
申し訳ないと思っている。すまない。」
頭を下げて梔子さんの反応を待っていると
「凄いです!私も強くなれたってことですよね!
それならホシノちゃんを助けられるかも!」
とりあえず怒ってはいないみたいだな。
「そのホシノ?って子を助けるってのは分からないけど
とりあえず梔子さんはこれ迄とは比べ物にならないくらい
強くなったと思うよ」
曲がりなりにも赤龍帝の血液で蘇生させてるからな。
「それで、これからなんだけど。」
重要なのはここからだ
「梔子さんさえ良ければ、ここでチカラの
使い方を覚えて元いた場所に帰るかい?」
肝心なのはそこなのだ。
帰らないというならば家族として迎え入れて
争いとは関係ないところで過ごしてもらうことになるが
「私、強くなりたいです!そしてホシノちゃんを助けれる先輩になりたいです!」
いい目をしている。懐かしい目だ。
自分の力のなさを知ってる人間の目だ。
それでも変えたいと考えてる人間の目だ。
「それなら、一緒に特訓しようか。梔子さん。」
とてもいい…壊さないように気をつけないとな…
次でユメ先輩強化して
その次からメインストーリー突入でしょうか。
最初はユメ先輩はキヴォトス行きさせませんが。
狭間の世界なので数十年経過させますが
キヴォトスはユメ先輩失踪から2年後の本来の時系列からスタートさせます。