水星の魔女 ヴァナディースの灯ルート   作:九段景春

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23.月の裏側/10時間前

 パイロットスーツを脱がされ、身体に保冷剤が当てられる。額、首、脇の下、足の付け根。まずは炎症を抑えるらしい。

 ロッドファーヴニルのMSデッキ。担架に横たえられたまま、スレッタは自分の手足を見た。褐色の肌に赤い痕が走っている。資料で見たのと同じ、データストームの症状だった。

 

「指の感覚はある?」

 

 インナースーツ越しに電極を貼り付けながら、ベルメリアは淡々と容態を聞いた。スレッタは指を曲げ伸ばしし、爪先を丸めてみせる。少ししびれがあるけど、いつも通りに動いた。

 

「バイタルは正常。末端神経にも異常は出ていないわね。データストーム耐性は極めて高いけれど、皮膚に痕跡が残りやすいのかしら」

 

 ベルメリアは医療機器のモニターをのぞき込む。

 

「キャリバーンはデータストーム用のフィルターを積んでいない分、少量のパーメットで稼働させられるMSよ。生身で動かす機体じゃないんだけど、搭乗時間が短かったからこの程度で済んだのね」

 

 低重力用の点滴台に、手際よく輸液がセットされる。ベルメリアはスレッタの袖をまくり、肘の内側を脱脂綿で消毒した。

 

「鎮静剤と、パーメットの排出を促す薬。あくまで応急処置よ。症状は抑えられても、蓄積されたダメージが消えるわけじゃない。そう何度もは使えないわ」

「ありがとう、ございます」

 

 言いたいことを一ダースほど飲み込み、スレッタは礼を口にした。ベルメリアは気まずそうに顔を背ける。未使用の注射針を取り出し、パッケージを開ける。

 

「それ、僕らにも打つつもり?」

 

 パイプ椅子にかけていた男の子が、ぶすっとした顔でベルメリアをにらんだ。隣で三つ編みの女の子がすくみ上がり、アリヤに背中を擦られている。コクピットからは出てきたものの、ルブリスのパイロットたちはこちらを警戒し続けていた。保冷剤は受け取ってくれたが、彼らもまだ肌を腫れさせている。

 

 スレッタは熱っぽい頭をひねった。昔、母にワクチンを打たれたことを思い出す。あの時初めて「進めば二つ」の呪文を教えてもらった。だけど、この子たちに言うには、少し違う気がした。

 

「わたしも、同じのを打つので。一緒にやったら、怖くない、です」

 

 二人は顔を見合わせた。

 

「それ打ったら、地球に帰れる?」

「まずは元気になってからです。帰る方法も、一緒に探しましょう」

 

 あとでフェンさんに聞いてみよう。数少ない伝を思い浮かべながら、スレッタは安心させるべく笑顔を作った。

 

「――やる。死んだら、帰れないし」

 

 意外にも女の子――ムジカが先に名乗り出た。怯えながらパイロットスーツの袖をまくり、消毒を受ける。彼女に促され、男の子――ギィもスーツの留め具を外す。腕をさらし、注射針を見た瞬間、また顔をしかめる。

 

「大丈夫。痛くない」

「ベルメリアは、注射の腕()()は確か」

 

 横から声をかけられ、スレッタは顔を上げた。長身の少女と、小柄な少年が立っている。二人とも小型のコンテナボックスを抱えていた。

 

「6号、7号」

 

 ベルメリアが憮然とした顔を向ける。この二人が、ザウォートのパイロットか。

 

「カイヤ。こっちはジョゼ」

「集団退職するから、もう本名名乗っていいって」

 

 長身の少女、カイヤから水のボトルを渡され、スレッタは空いた手で受け取った。続いてジョゼからエネルギーバーの包みを渡される。チョコレート味とフルーツ味の二本。途端にお腹が鳴る。そういえば、臨検から何も食べていない。

 ギィがエネルギーバーをかじり、続けて猛然と食べ始める。その隙にベルメリアが点滴を刺す。水と食料を手に、ついにムジカが泣き出した。

 

 自分の分を手に、カイヤとジョゼは適当な場所に腰掛けた。スレッタはおずおず様子を伺う。学園で会ったエランたちとも、また違った雰囲気だ。

 

「あんたがスレッタ・マーキュリー? 医務室から伝達。穏健派のおじさんは、命に別状ない。今は鎮痛剤打って寝てるよ」

「よかった。ありがとうございます。……あの」

「それと、エラン様から追加報酬。L4に着くまで、あんたに4号の話をしてやれって」

「あんまり話せることもないけど。あいつの名前、僕らも知らないし」

 

 パッケージを開ける手が止まる。鼻の奥がつんとして、スレッタはどうにか言葉を絞り出した。

 

「……教えてください、エランさんのこと」

 

 

 ◇

 

 

「高等弁務官事務所は封鎖、L4内の情報網も破壊された。潜伏中のスタッフはいるけど、穏健派の動きはほぼ封じられたわ」

 

 艦橋の座席で、フェンは苦い表情で通信モニターをにらんだ。別の席で、ティルが同様の報告を上げる。

 

「学園への通信が遮断されている。ミオリネの生徒手帳もだめだ」

 

 艦長席にかけたケレスは、眉間の皺をますます深くした。

 

「こちらもペイルグレードとの同期をシャットダウンされた。ファイアウォールを強化、システムをスタンドアーロンに移行。ロッドファーヴニルからの通信は以後すべて妨害されると思え。……フォールクヴァングの件が伝わったな。バレる前に辞表送っときゃよかった」

 

 パネルを絶え間なく叩きながら、ケレスは矢継ぎ早に指示を出す。

 

「艦は今の速度を維持、ベネリット本社へ直行しろ。こうなったら直接事情を伝えるしかない。オペレーターは引き続き情報収集。最優先は月、次いでシン・セーだ。フォールクヴァングを撃った兵器、あれについても調べろ。

 L4到着までに強硬派との遭遇が予想される。パイロットはMSデッキで待機、すぐ上げられるようにしておけ。キャリバーンもだ」

 

 借り受けたタブレットを手に、ティルが座席を立つ。

 

「できるだけセッティングを詰める。機材の使用許可を」

「好きなだけ使え。ただし稼働データはこちらで共有させてもらう」

 

 出て行くティルを横目に、ケレスは通信機へ何事か吹き込んだ。

 

「ずいぶん用意がいいのね」

 

 ケレスから送られたデータを見て、フェンはいたずらっぽく笑う。口添えするよう依頼された訴状には、ペイル社CEOを告発するための内容が詰め込まれていた。昨日今日で用意したものではない。

 

「ガンダムの開発チームも全員連れてきたみたいだし。あなた最初から、ペイルを離脱するつもりだったんじゃないの?」

「分の悪い賭けはしない主義なんだけどな」

 

 頭をがりがち掻きながら、ケレスはふてくされたように言う。

 

「俺が想定していたのは、月とベネリットが相打ちになった時だ。こんな半端なタイミングでリスクを取るつもりじゃなかった。全部あいつのせいだ」

 

 モニターを次々に切り替えながら、ケレスは私用の端末をにらむ。オンラインゲームのチャット画面には、相変わらず誰もいない。

 

「AIの妨害はL4に集中している。あんたはL2経由で情報を集めてくれ。事務所への協力依頼は後で送る」

「承ったわ。そちらも、必要なら私の名前を出してもらってかまわない」

 

 L4到着まで、推定10時間。手遅れにならないことを祈りながら、フェンはヘッドセットをつけ直した。

 

 

 ◇

 

 

「テロリストが見つかったの!?」

 

 ベネリットグループ本社。総裁用の執務室に飛び込み、ミオリネは開口一番に叫んだ。後から入ってきたグエルも、ひどく焦った顔をしている。唯一プロスペラだけが冷静だった。

 

「正確には、彼らの仲間と思われるMS群です」

 

 やつれた様子のラジャンが、メインモニターを起動する。

 どこかの倉庫の映像。薄いブルーのMSが整然と並べられている。分割された画面には、少女二人の顔写真が表示されている。グエルが息を呑んだ。

 

「場所は地球、クインハーバーの倉庫街です。匿名の通報を受け捜査官が潜入、こちらの映像を入手しました。ガンダム・ルブリス、テロに使われたガンダムと同型のMSです。倉庫内のサーバーから、学園に潜入していたパイロットのデータも発見されています」

 

 モニターが切り替わる。黒煙の上がる市街地が表示される。乱雑に組まれたバリケードを境に、民間人とMSがにらみ合っている。

 

「捕縛のため部隊を突入させたところ、テロリストによる籠城が発生、現在膠着状態となっています。行政担当者は関与を否定。これに伴い市民による暴動も発生、地上部隊が治安維持活動を行っていますが、いまだ収束していません。サリウスCEOの所在についてもまだ」

「テロリストは、フォルドの夜明けで間違いないのか?」

 

 グエルの疑問に、ラジャンは首を振った。

 

「連絡の形跡は確認されましたが、はっきりした証拠はまだ。ですが、こちらの作戦に対し何らかの行動を起こす、と予測されます。――入ってくれ」

 

 ラジャンの声に応じ、でっぷりと太った男が入室した。年季の入った敬礼を決める。

 

「ケナンジ隊長!?」

 

 グエルが叫んだ。ミオリネも名前だけは聞いたことがあった。ケナンジ・アベリー。ヴァナディース事変以前から在籍する、ベネリット最強のMS隊を率いる男だ。

 ミオリネはプロスペラの様子を窺った。仮面の女は、冷静な態度を崩さない。

 

「カテドラルからの撤収に伴い、今回の作戦は旧ドミニコス隊を全面投入します。彼の指揮の下、MS隊の突入により区画を制圧、事態の解決を図る所存です」

「……私に何をさせたいの」

 

 淡々と説明するラジャンに、ミオリネは警戒の目を向けた。

 

「ミオリネ様には作戦の立ち会いをお願いしたい。ここで姿勢を示されれば、古参企業の票を取り込めます。ミオリネ様にとっても、悪い話ではないはずです」

 

 ラジャンは厳しい目を向けた。

 

「決選投票まで一週間を切りました。これ以上の票を求めるなら、お父上の仇を討ったという絶対の功績が必要です。

 あなたも気づいていらっしゃるはずだ。あなたの公約では資本家たちからの賛同を得られない。彼らの欲する短期利益を提供できないからです。そちらを期待できない以上、逆転の目は他にありません」

 

 図星だった。何度面会しようとも、資本家たちはシャディクへの協力を覆そうとしない。彼らの圧力があれば、ミオリネについた企業は皆簡単に手のひらを返すだろう。

 

 それでも、これは間違っている。ミオリネはどうにか口を開いた。

 

「選挙のために、地球で戦争を起こすの?」

「既に戦闘は発生しています」

 

 ラジャンはにべもなく答えた。

 

「ただで部隊を退くことはできません。もし犯人が掴まらなくとも、捜査を中断するには何らかの成果が必要です。あなたの提唱する、戦争シェアリングからの撤退についてもです」

 

 デリング・レンブランの腹心は、いつになく感情的に言う。

 

「我々はデリング様に引き立てられた人間です。彼亡き後で、グループがいかなる方針をとろうとかまいません。ですが、職を辞す前に決着だけはつけたい。これは執行部の総意でもあります。あなたは、お父上の敵を取りたいとは思わないのですか」

 

 愕然とするミオリネの前に、穏やかな声が割って入った。

 

「地球に降りても、必ず戦闘になるわけではありませんわ」

 

 プロスペラがモニターを切り替える。

 

「幸いエアリアルの修復が間に合いました。改修したエアリアルの機能で、テロリストのMSおよび兵器群を電子的に無力化することができます。この力であれば、市民に被害を出さずに制圧が可能かと」

 

 モニターの中で、エアリアルが白く発光する。模擬戦相手のデスルターが、一発も撃てないまま機能を停止していく。

 ミオリネの隣で、グエルが唖然とした顔をした。その対面で、ケナンジが表情を硬くする。

 プロスペラは艶然と首をかしげた。

 

「パイロットは私が務めます。万全を期したいのであれば、スレッタを呼び寄せますが」

「おい、それは」

「だめよ、そんなの!」

 

 ミオリネとグエルは同時に噛みついた。

 湧き出す怒りを抑えながら、ミオリネは低い声で尋ねる。

 

「作戦の日時は」

「明朝MS隊を地球へ降下、現地で展開済みの部隊と合流後、制圧を開始します。クインハーバーの軌道エレベーター直上にユリシーズを停泊させ、総指揮所とします。ミオリネ様は私と共に、艦での立ち会いをお願いしたく」

「いいえ、私も地球へ降りる」

 

 ラジャンは初めてたじろいだ。

 

「危険です。あそこは街ぐるみでガンダムを隠蔽していた。民間人の中に、テロリストの協力者がいるのは確実です」

「けじめをつける、っていうなら、ちゃんと現地で立ち会わないとでしょ。うちの看板MSを出すなら監督もしないと」

 

 額を抑えるラジャンに、グエルが追撃する。

 

「俺も行く。万が一に備え、ダリルバルデを持っていく」

 

 間を取り持とうと、ケナンジが進み出た。

 

「でしたら、お二人には私が同行します。立ち会いは現地指揮所までとし、前線には出ない。そうお約束いただけますか?」

「自治体代表者との面会も。民間人となら交渉の余地があるはずよ」

「……本気で地球へ行かれるおつもりですか?」

 

 ラジャンの言葉に、ミオリネは決然と言い返す。

 

「こういうのを止めさせたくて総裁目指してるのよ。そのために実績が必要なんでしょ。……それに、お父さんの復讐なら、私たちだけでやるべきよ。他の誰かに手を汚させるのは、間違ってる」

 

 言い放ってから、ミオリネはくるりと背を向けた。

 

「作戦の詳細はデータで送って。すぐに準備する」

 

 出て行くミオリネに従い、プロスペラも執務室を後にする。グエルが何か聞きたそうに立ち止まったが、すぐにミオリネの後を追った。

 

 

 ◇

 

 

「少々痩せられましたか」

 

 ミオリネらの退出を見送り、ケナンジ・アベリーは改めて元上官に向き合った。

 

「君にまで言われるとは、歳はとりたくないものだな」

 

 明らかに生気の無い顔で、ラジャン・ザヒは苦笑する。業務量を考えれば無理もない。グループの舵取り、相次ぐ不祥事の対応、総裁選の采配。今のベネリットの屋台骨は、この男の肩に掛かっていた。

 

「ドミニコスの引き上げについてはご苦労だった。力及ばず、みすみす権限を失うことになってしまった」

「議会連合の動きが速すぎたというべきでしょう。むしろ、」

「この機を狙っていたようだった、か?」

 

 ケナンジは頷いた。

 

「カテドラルの後任がシトー・ビーチェというのも気になります。ヴァナディース事変の際、借り受けた揚陸隊もあの会社だったはず」

 

 21年前。頭角を示していたとはいえ、デリング・レンブランの影響力はまだそれほど大きくは無かった。艦艇やMS隊は軍人時代の部下をそのまま抱え込んでいたものの、歩兵は独力で用意できなかったのだ。

 

「シトー・ビーチェの筆頭株主は月だ。作戦を黙認する代わりに、施設の制圧は議会連合に任せる。密約があったという噂は事実ですね?」

 

 故にケナンジは、フォールクヴァングの中で起こった事を知らない。

 

「事実だ。だが、暗殺犯が月だとするのは早計に過ぎる。少なくとも主犯はグループ内にいるはずだ」

「心当たりがあるようですな。……もしや、先ほど同席されていたシン・セー社の? 例の、安全だというガンダムの開発者と伺っておりますが」

 

 ラジャンは苦虫を噛んだような顔をした。

 

「君を呼んだのはそのためだ。プロスペラ・マーキュリー、本名エルノラ・サマヤ。彼女は、フォールクヴァングの生き残りだ」

「あのとき取り逃がしたガンダムか!」

 

 たった一機逃亡した、スウォーム兵器を使う白いルブリス。殿となり、力尽きるまで交戦した量産型。ハイングラのコクピットで聞いたハッピーバースデー。

 男の歌声が、今も耳について離れない。

 

「しかし、彼女の潔白は証明されています。クエタでも学園でも、不審な点は何一つない。デリング閣下との共同事業についても凍結中、むしろ社に損害が出ているとのことですが」

「それは報告を受けている。テロに関しては被害者である一方、娘を使ってミオリネ様に接近し続けているのも事実だ。奴の復讐は、むしろこれからではないかと考えている」

 

 ラジャンは姿勢を正した。

 

「ケナンジ・アベリー。今回の作戦において、プロスペラ・マーキュリーの動きを監視して欲しい。もちろん最優先は犯人確保だ。だが万が一、奴がミオリネ様を害するようなことがあれば、その場で処断してもかまわん」

「シン・セーの令嬢は、ミオリネ様の元婚約者だ。それでもですか」

「責任は私が負う。何としてもプロスペラの復讐を防いでくれ」

「は!」

 

 ラジャンの要請に、ケナンジは敬礼で答えた。

 

 

 ◇

 

 

「そう、連絡はまだ入っていないのね?」

 

 地球へ向かう、輸送機のハンガー。エアリアルのメインモニターへ、プロスペラは努めて冷静に話しかけた。白い光がせわしなく応答する。

 

「大丈夫よ、スレッタの事は、ゴドイが保護してくれる。きっと無事に帰ってくるわ」

 

 コンソールいっぱいに不安を訴える娘をなだめつつ、右手の義手を握りしめる。水星から呼び寄せて以来、すこし目を離すとこれだ。

 

「あの子はまったく、何をどうしたらそんなことになるのよ」

 

 インターンシップに出たはずのスレッタが、何者かに誘拐されて二日近く経つ。慌てたエリクトのハッキングにより、ベルメリアと共にフォールクヴァングへ連行されたことを確認。作戦行動中のゴドイへ救出を依頼してから、まだ報告は届いていない。

 

 そもそも、インターンシップ先の企業が議会連合のフロント企業だったというのだから頭を抱える。編入早々に起こした騒ぎといい、スレッタの行動はプロスペラの庇護を超えつつある。

 

「……そうね。それもこれも、全部オックスアースのせい。許せないわよね」

 

 プロスペラもエリクトも動けない。可能ならば今すぐスレッタの捜索に行きたいが、輸送艦は既に動き出している。こちらの作戦は順調すぎるほどだというのに。

 幸か不幸か、シン・セーの戦力はすべてフォールクヴァングに送っていた。彼らに任せるほかない。

 

 白い光がコクピット中を点滅する。自身も気持ちを切り替えるべく、プロスペラはエリクトへ向け笑顔を作った。

 

「できる範囲で情報を集めて。私たちは私たちの仕事をしましょう」

 

 

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