GO TO
THE NORTHERN LIGHT
*こ お り の か ぎ を て に い れ た
真っ暗な視界に文字が見えた。
northern lightって確か…、オーロラ…だったっけ…?
「オーロラを見に行こう」…?
気が付くと、波の音が聞こえる砂浜に立っていた。
「ここは…どこ?」
右手の方は果てしない水平線、左手にはきりが無い砂浜。
*ホシノー? ぼ〜っとしてどうしたの?
「いや、何でもないですよ■■先輩。」
*それはよかった、ユメが先に行っちゃったから追いかけるよ。
──そうだ、先輩たちと海に来てたんだった。
*ほら、ホシノの荷物。 私がクーラーボックス持つから。
「いやいや、先輩体が弱いんですから無理しないでくださいよ。」
*ひどくない? 後方支援ばっかりだからたまには体を使わないと。
─そんな他愛もない会話を続け、砂浜を歩き続ける。
* GO TO THE NORTHERN LIGHT
涼しい風が吹いていて、少しの揺れがある。
体を起こすと、バックミラーに吊るされた見覚えのあるキーホルダーが揺れている。
*おはようホシノ、ぐっすり寝るほど遊び疲れたのかい?
──そうか、■■先輩が運転する車の中だった。
後部座席の方を見るとユメ先輩も窓側に寄りかかって寝ている。
「すみません先輩、あとどれくらいで着きそうですか…?」
*う〜ん、そうだなぁ〜 あと一時間くらいかな?
*別に寝てても良いんだよ?
「それじゃあ…お言葉に甘えて…。」
*おやすみ、いい夢見てね。
心地よい揺れが眠気を誘い、まぶたが重く……
* GO TO THE NORTHERN LIGHT
*ほら、二人とも学校に着いたよ。 起きて。
「ふあぁ〜〜…、おはよう…■■ちゃん……。」
「ふぅ、ホシノちゃん!着いたよ〜!起きて〜!」
………
気がつくと、誰も居ない車の助手席に座っていた。
フロントガラスは何かに遮られて外が見えなかった。
車を降りると何故か辺りに雪が積もっていて、少し寒い。
「先輩たちはどこに行ったんだろう……?」
地面についていた足跡を頼りに雪道を進む。
………?
──なんで、足跡が1人分しか無いの……?
辺りに、何か嫌な風が吹き始めていた。
………
「はぁ…、はぁ…。」
*ホシノ! ここに居たんだね。
「先輩…!!探したんですよ!」
*あぁ、丁度いいこっちもホシノを探してたんだ
*とりあえずついてきて、話はそれからだよ。
先輩の背中について行くと大きな扉があった。
*この扉を開けないと、この道を通れないんだよ。
──扉には何かの絵?が書かれてあって、鍵穴がある。
* ねぇ、ホシノこの扉を開けてくれないかな?
──何か、先輩の声に違和感を感じる気がする。
──スピーカーから出てるような音みたいな……
嫌な風が吹いているように感じたのは、気の所為じゃない…!
*風なんか吹いて無いよ。
──…!!
──なんで…私の考えてることがわかるの…?
*ねぇ、ホシノおねがい。
「で、でも…! 私、鍵なんて持ってませんよ…!?」
*ホシノはここにきたときから鍵をもってるよ。
「い、いや、見てくださいよポケットにだって入ってな、い……?」
──ポケットには鍵が入っている。
*ねぇ、ホシノ 開けてよ おねがい。
鍵を使って扉を開けた。
──扉の先には道なんかなくって、ただただ真っ暗なだけ。
「先輩…空きましたよ……?」
*ありがとう、ホシノ。
耳元で声が聞こえた。
──急に先輩が私を扉の先にを突き飛ばして…
私は真っ暗闇の中、落ちて行って………
どさっ…
「いてっ……。」
ベットから落ちて目が覚めた。
何事もなく、夢だったと知って落ち着いた。
「夢で良かった……。」
*夢じゃない。
何となくホラーっぽい雰囲気になってしまった。
NORTHERNLIGHT · Toby Fox
”あなた”はどうしたい?
-
人形を糸から解放する。
-
人形を壊す。
-
”彼女”を助ける。