不幸にも虚飾の魔女に懐かれてしまった男   作:OZ

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間男の決断

「まじでどこいったんだよ、あいつ......」

 小一時間、屋敷の中を探し回ってみたものの、パンドラの姿は一向に見つからず。

 普段、鬱陶しいほどにベタベタしてくる癖に、肝心な時には近くにいない。

 まるで最初からここにいなかったかのように、痕跡一つ残っていない。

 もしかすると、こうなることを見越していたのだろうか。

 メイド達の本当の主人がレグルス・コルニアスであることを知った俺にこの件を追及されることを恐れた?

 ──いや、あいつはそんなたまじゃないだろう。

 もし、俺が修羅の如く怒り狂って、パンドラに迫ろうものなら、尻尾を巻いて逃げ出すどころか、むしろ幸せそうに頬を赤らめて、期待に胸を膨らませる。

 そんなやつだ。

 なら、なぜ姿を消しているのか。

 そんな疑問が頭に浮かんだ時だった。

 タイミング良く、探し人は現れた。

「──はて。そんなに慌ててどうしたのでしょうか。なにかお困りですか?」

 鈴の音のような声音をしたそいつは、いけしゃあしゃあと背後から声をかけてくる。

 ちょうど今、帰ってきたのだろうか。

 それとも、最初からずっと傍に潜んでいて、屋敷を駆け回る俺の姿を微笑ましげに見ていたのか。

 だとすれば、相当良い性格をしている。

 わかりきっていることではあるが。

 どちらにせよ、これでようやく問い詰められる。

「......お前のことを探してたんだ。今までどこ行ってたんだよ」

「ふふ。私がいないのがそんなに寂しかったのですか?困った方ですね」

 困り顔で、けれども嬉しそうにパンドラはそんな呑気な言葉を返してくる。

 この独特な会話のテンポに少し懐かしさを感じる。

「困った奴はお前の方だろ。また、俺を騙しやがって」

「騙す?私があなたを?」

「恍けても無駄だ。もうネタはあがってんだよ」

 小首を傾げるパンドラに俺は、ずいっと詰め寄る。

「メイドの一人に聞いたぞ。どうやら屋敷にいるメイド連中は、全員『強欲』の大罪司教──レグルス・コルニアスの妻らしいな?」

「その情報は事実ではありますが、それでなぜ私があなたを騙したことになるのですか?」

 一切悪びれる様子もなく、こてんと小首を傾げるパンドラ。

「メイドと屋敷を餌にして、俺とレグルスを引き合わせようとしてるだろ。ペテルギウスの時と同じだ。肝心な部分は伏せて、都合の良い情報だけ俺に与える。それで、蓋を開けてみれば、お前が仕掛けた罠が一気に牙を剥く。随分と小賢しい手口じゃねえか」

 流石は魔女といったところだろう。

 甘い誘惑を餌に、他者を陥れる。

 それを平気な顔をやるもんだから、恐ろしいぜ。

「私があなたとコルニアス司教を引き合わせようとしたことは認めましょう。ですが、それは私の善意です。良かれと思って、あなたの為を想ってのことだったのです」

「善意?あんなヤバい奴を紹介することのどこに善意があるっていうんだよ」

「ヤバい奴──要は危険人物とあなたは彼を評しているようですね。わかりました。どうやら、大きな誤解があるようです。ロマネコンティ司教の場合もそうでしたが、大罪司教という肩書が誤解を生んでしまうようですね」

 誤解も何もないんだけどな。

 大罪司教=危険人物と結びつけるのは、極めて整然とした等式だし、実際、その肩書を背負ってる奴らは端から端まで頭のおかしい人間ばかりだ。

 考えてもみろよ?

 あのペテルギウスが一番まともって言われてんだぜ?

 全人類という視点で見たら、ペテルギウスも地の底レベルのイカレ具合なのに。

 相対評価って恐ろしいよな。

 そんな肩書を背負わされようとしてるんだから、こっちとしてはいい迷惑だ、

「コルニアス司教は良いお方ですよ。何の見返りも求めず、こんな立派な屋敷を譲ってくれたのですから」

「良いお方、ね」

 パンドラの妄言に呆れて嘆息する。

 アホ言うな。

 レグルスを良い人間と定義するなら、悪人なんてこの世に存在しないことになるわ。

 そもそも屋敷を譲ったというところが怪しいんだよな。

 あいつは見返りもなしに他人に何かを与えるような奴じゃないはずだ。

 いや、たとえ見返りがあったとて、誰かの為に行動することはありえないはずだ。

 メイド──もといレグルスの花嫁だってそうだ。

 レグルスにとっての『私財』である花嫁を第三者の元に預けるなんてことはあるはずがない。

 おそらく、パンドラが権能で工作したか、あるいはレグルスを脅したんだろうが、それを今追及したところでこいつが素直に認めるはずもない。

「レグルスが危険人物かそうじゃないかはこの際どうでもいい。俺が知りたいのはそこじゃない」

「ふむ......」

 パンドラが唇に指を当てる。

 なぜか期待の籠ったような瞳で、俺の次の言葉をじっと待っている。

「お前の意図が知りたいんだ」

 端的にそう告げる。

 ペテルギウスの件と同様、パンドラは新たに大罪司教の一人と俺を接触させようとした。

 前回であれば、魔法を学びたいという俺の気持ちを利用して。

 今回は屋敷に住居を移さないかという提案から。

 目的が何であれ、パンドラは理由をつけて、俺と大罪司教を引き合わせようとした。

「少し前の話だ。当時、魔法を学びたいって言った俺の言葉を聞いたお前は、ペテルギウスを魔法の講師として選んだな」

「はい、彼は適任でしたから」

「......そうだな。あの人は講師としては優秀だったよ。思ってたより会話ができたしな」

 適任だった、というパンドラの言葉に俺は素直に首肯した。

 パンドラにどんな意図があったにせよ、ペテルギウス以上の適任は魔女教内にはいなかっただろう。

 初めはペテルギウスにモノを教わるなんてありえないって思ってたんだけどな。

 当初、ペテルギウスに対して抱いていた先入観はいつの間にか立ち消えていて、ファーストコンタクトで感じた恐怖心も時間と共に薄れていった。 

「私の想像以上にあなたとロマネコンティ司教の仲は深まっていましたね。相性が良かったのでしょうか?最終日には、すっかり打ち解けていましたね。実は少し嫉妬していたんですよ?私に普段見せない表情を彼には見せていたようですし」

 そう言ったパンドラの顔は少しだけ不服そうに見えた。

 自覚はなかったが、俺はあの人に少しは心を開いていたのかもしれない。

「まあ──そうかも、な」

 パンドラの言葉を否定することなく、ぎこちなく俺は肯定する。

「俺はまんまと嵌ったわけだ。魔法の学習をきっかけに、大罪司教との仲を深めさせるっていうお前の策略にな」

「策略とは人聞きが悪いですね。私はただ、あなたに教団内の友人を作ってほしかっただけです。私はあなたの友人になってさしあげることはできませんので。だって、そうでしょう。恋愛と友情は──」

「だからこそ、今回のお前の意図が読めないんだ」

「意図──ですか。ロマネコンティ司教の時と同じことです。彼がご逝去された今、彼の死に憂うあなたに新たな友人を紹介しようとしたまでです」

「............」

 友人が死んだら、新たに友人を作ればいいと暗に主張するこいつのサイコパス度合いは置いとくとしよう。

「穏やかじゃないんだよ」

「......」

「俺とレグルスを引き合わせる上で、今回お前が用意した状況は穏やかじゃなさすぎる。友人を紹介してくれるって言うが、今のレグルスが俺と友人になりたいと思えるはずがない」

 だって、そうだろ。

 仮にも愛妻家を自称するレグルスが他の男に自分の妻を預ける状況を甘受できるだろうか。

 メイドと屋敷を譲ったというパンドラの証言が真実だとしても、レグルスの胸中は決して穏やかではない。

 友人になるどころか、俺に対して殺意を抱いている可能性だって大いにあり得る。

「レグルスは異常なほどの愛を自分の妻達に注いでいる」

「ええ、素晴らしい御仁ですね。愛に溢れた素晴らしい──」

「だからこそ、自分の妻達と親しくするような男はレグルスにとって敵でしかない。この意味、わかるよな」

「愛ゆえに──ということですね。確かに彼の愛は少しばかり激しいかもしれません」

 少しばかりで済んだら良かったんだけどな。

 レグルスの愛は過激だ。

 妻達への愛──というより、妻を大切にする自分に向ける自己愛が過剰すぎる。

 もし、自分の妻と仲良くするような輩がいれば、容赦なく殺してしまうくらいに。

 そして、そんな危険人物の矛先は今、俺に向けられようとしている。

 俺が引っかかっているのは、そんな危険な状況をパンドラが意図して作り出したであろうことだ。

「レグルスを俺にぶつけて、お前は一体何がしたい?」

 間接的に俺を殺したい──というのはおそらく違う。

 わざわざ舞台を整えてレグルスを使わずとも、もっと他に簡易的な方法があるというのもそうだが、何より現時点で俺に異常な執着心を見せているパンドラが、俺を殺そうとするとは思えない。

 いずれ、俺に飽きる時がくるかもしれないが、今ではない気がした。

 そんな俺の疑問に返ってきた言葉は、予想を遥かに外れたものだった。

「──私はあなたに期待しているのです」

「期待......?」

「ええ、そのとおりです」

 言葉の意味が呑み込めず、訝しげな視線を向ける俺に対し、パンドラは愉快そうだ。 

「あなたは希望なのです。魔女教の運命を大きく変える特異点といっていいでしょう」

 特異点?希望?

 ますますわけがわからなくなった。

 困惑する俺を他所に、パンドラは更なる疑問を投げかけてくる。

「あなたはロマネコンティ司教の結末をご存知ですか?」

「また話が飛んだな。まあ、あれだろ。エミリア陣営を中心とした、クルシュ陣営、アナスタシア陣営の三陣営の協力によって討伐された。これが結末だ」

「ええ、そのとおりです。では、彼の最期については?」

「そこまでは知らん。死に目に立ち会ったわけでもないし、王都に流れた伝聞にはそこまで詳細な情報はなかった。俺が知ってるのは、誰に倒されたかって情報までだ」

「──死に際にあなたの名前を呼んだそうです」

「は?」

「精霊騎士の虹の光に焼かれ、人としての形を成さなくなった彼は最後の力を振り絞り、敵を殲滅しようとしました。残念ながら、敗北という結果に終わってしまいましたが、完全に滅ぼされる直前、あなたの名前を呼んだのです」

 壮大な事実を語るが如く、パンドラは晴れやかな顔で細腕を大きく広げた。

「......だから、何だってんだよ。名前を呼んだだけだろ。確かに死に際の台詞が俺の名前なのは驚きだが、それで俺が希望だの特異点だの呼ばれるのは、大袈裟だ」

 言いながら、俺は心の中で微かな困惑を抱いていた。

 原作通り、怨嗟を込めて、ナツキスバルの名前を叫ぶのではなく、五日間という短い時間を過ごした俺の名前を口に出す。

 それほどまでにペテルギウスの中での俺の存在は大きかったのだろうか。

 考える中で、ふと一つの言葉が頭によぎった。

『福音の啓示により、一時的にアナタとワタシは分断されますが、運命は再びワタシとアナタを引き合わせることでしょう!その時は、是非アナタに魔法の素養があることを実感させてあげマス!』

 まさか、あの時の言葉を覚えていたのだろうか。

 なぜ、死に際に俺の名前を呼んだか。

 死人に口なし。その答えは永久に得ることはできない。

「敬愛する魔女ではなく、自らを滅ぼさんとする敵でもなく、あなたの名前を呼んだ。それがどれほど価値のあることかあなたは理解できていないようです。狂愛も怨嗟もかなぐり捨て、最後に残ったのは、友人との約束。素晴らしいと思いませんか?」

「まったく思わねえな。で、それがどうして、レグルスを俺にぶつける理由になるんだよ」

 涙を目に浮かべて、同意を促してくるパンドラの言葉をすげなく受け流し、本題を問いただす。

 すると、パンドラは両手の指を結んで、胸の前に当ててから。

「彼と心を通わせてほしいからです。彼は愛に溢れた素晴らしいお方ですが、最優先とするのは、妻達です。自身と妻のみで完結した狭い世界にあなたという存在を刻み付けるには、大きな衝動が必要だと考えたのです」

「その大きな衝動で俺が殺されかねないんだが?」

「安心してください。契約のとおりです。私があなたを守ります」

 ベ〇マックスみたいなこと言いやがって。

 けど、それなら一応は安心なのだろうか。

 こいつが契約を反故にしたらそれまでだが、レグルスの脅威から守ってくれる気はあるらしい。

「守るっつってもな。そもそも、俺はあいつと友達になりたいなんて思ってないし、ここから今すぐに逃げるって選択肢も考えてるんだが、それについてはどう思う?」

 希望だの特異点だの大きな衝動だの好き勝手主張してやがるが、俺にその気がなかったら、全て無意味なことだ。

 大人しくこいつの言うことを聞く理由なんて、俺にはないしな。

 実際、俺はもう既にとんずらを決め込むつもりでいた。

 しかし、そんな俺の甘い考えは軽く見越されていたのか。

「それも一つの答えです。ですが、良いのでしょうか?あなたがここを離れれば、屋敷に残るのは彼の妻であるメイド達のみ。あなたという甘い薬に絆された彼女達は果たして、彼の愛の確認に応えられるでしょうか?」

 そんな脅しめいたことを言ってきやがった。

 ニコニコしながら、えげつないこと言うぜ。

「はぁ......わかったよ。ここに残って、お前の言う通り、レグルスとぶつかってやる」

「カガリ君なら、わかってくれると信じていました......!」

「その代わり、だ。俺と同様、メイド達の身の安全も保障しろ。いいな?」

「ふふ──もちろんです」

 望むところと言わんばかりに、パンドラが微笑んだ。

 俺とメイドの命は保障される。

 これなら、いくらでもやり様はある。

 念の為、パンドラと再度契約を結んだ俺は早速、行動を起こすことにした。

 

 

 *****

 

 

「よし、全員集まったな」

 金髪メイドを介した俺の号令により、屋敷の前には総勢15人のメイドが集結していた。

 ここ数日で屋敷に住まう全てのメイドと言葉を交わしたおかげで、金髪メイドを除けば、全員の名前と顔は完璧に認識できている。

 もちろん、名前というのは、レグルスがつけた番号じゃなく、妻に娶られる以前の彼女達の正式な名だ。

 そんな彼女達は、突然の招集に様々な表情を見せていた。

 何らかの期待が表情に出ている者、どこか不安そうな者──ちなみに金髪メイドは敵意を隠す気もなく、こちらを睨んでいる。

 まあ、それも当然か。

 関わるなって警告を受けておきながら、こんな風にメイド達を全員集めるなんて大胆な行動を取ってるんだからな。

 挑戦的ともいえる俺の態度はさぞかし、気に入らないだろう。

 そんな敵意満載の視線を受けながら、俺はメイド達にまずは一言。 

「──最初に一つ言っておくが、お前らがただのメイド連中じゃないってのは知ってる」

「......ッ」

 言葉一つで、メイド達の顔が一気に強張った。

 弛緩していた空気が急速に緊張に包まれる。

 金髪メイドを見ると、先ほどより更に怒りを滾らせていた。

 今にでも、殴りかかってきそうな気配だ。

 他の者が見ている手前、手が出せないって感じだな。

 でも、そんな咎めるような視線で睨まれたって、関係ない。

「魔女教大罪司教『強欲』担当の花嫁。それがお前らの本当の立場だ」

 俺は淡々と真実を声に出し、避けられない現状をメイド達に伝える。

「......」

「自分があんなカス野郎の花嫁だなんて、考えるだけでクソみたいな気分になるよな」

 メイド達は頷きこそしなかったが、彼女達の暗く絶望に染まったような表情は俺の言葉を肯定していた。

「で、そのカス野郎なんだが、どうやら近日中にこの屋敷に遊びに来るらしい。目的は、お前らが『浮気』してないかの確認だそうだ」

「......ッ」

 それだけで意味は十分伝わってくれたらしい。

 教育がよく行き届いている証拠──笑えねえな。

「一つ言っとくと、俺も立場的に危うくてな。何なら真っ先に俺が殺される可能性だってあるわけだ」

「え......」

 ほんと理不尽だよな。

 お前らのその、苦虫を嚙み潰したような顔。

 気持ちはよくわかるぜ。 

「当然だが、殺されるのはごめんだ。考えてもみろ。俺は性悪魔女を介して、屋敷とメイドをいただいただけだぜ?なのに、後々それが借りものだってわかって、なんなら貸した側は俺のことを殺す可能性だってあるときた。理不尽すぎんだろ」

 俯いたまま、押し黙るメイド達に続けて言う。

「勘弁してくれよ。レグルスが元の持ち主だって事前に知ってたら、屋敷も──お前らも望まなかったってのに」

「.........」

 最後の言葉を聞いたメイド達の顔には、明らかな悲哀の感情が見えた。

 ただ一人、不快感を募らせた金髪メイドを除いて。

 彼女はメイド達を代表するように、俺の前に出てくると、言った。

「──なるほど。私達を集めた理由がようやくわかりました。彼に『浮気』と判定されないための認識合わせ──つまりは作戦会議をしようとそう考えているわけですね。自分の身の安全の為に」

 金髪メイドの言葉で場の空気が更に重くなる。

 なるほどな。

 今の発言で、俺は自己保身野郎と印象付けられたわけだ。

 まあ、今までの俺の言葉をそのまま聞けば、そう取られても仕方なくはある。

 でも、俺の真意は金髪メイドの推測とは大きく異なる。

「早まるなよ。作戦会議?身の安全の為に?何を言ってんだ」

「あなたが言ったのでしょう。殺されるのはごめんだ、と。こんなことになるなら、私達など望まなかったと」

 ああ、そうだよ。

 殺されるのなんて、ごめんだ。

 物語の主人公みたいに決死の覚悟なんてできないし、ヒロインを全員守ってやろうなんて気概を見せることもできない。

 ──ただ、絶対殺されないっていう安全圏にいるなら、話は別だ。

「今更後悔しても、過去は過去だ。なるようになるしかない。メイドも屋敷も貰っちまったもんは仕方がない。今、手元にある現実を直視して、ポジティブに考えるしかないよな」

「......あなたは何を」

 要領を得ない俺の言葉に金髪メイドは困惑の色を浮かべた。

 他のメイド達も同じような顔をしている。

「レグルスを迎え討つ。屋敷もメイドも、返すつもりは一切ない」

 

 

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