東方備忘録   作:電子の妖精になりたい

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つい昨日、求聞史記買ったので、折角という事で書きました。阿求の一個前の代が書いたという設定です。あくまで「阿求の一個前から見た」話です。つまり、誤解などもあります。


英雄伝 博麗霊暮

職業 巫女

能力 日を沈める程度の能力

住んでいる場所 博麗神社

 

幻想郷の境にある博麗神社に住んでいる今代の楽園の巫女。博麗神社は、古来より幻想郷になくてはならない存在である。幻と実体の結界が存在する核とも言えるのがこの神社の祭神。博麗の巫女はこの神社を守ると同時に、祭神を慰めることが責務である。

 

彼女は歴代の巫女の中でも最も特異な存在であり、そしてよく言えば明快、悪く言えば考えなしな性格である。師匠の腕がいいのか、実力もかなりのものだ。

 

 

性格

 

明朗快活で、大胆不敵。

彼女は、常に自らの判断と力のみを信じて行動する。

賢者たちの回りくどい助言や、神託といった不確かなものに耳を貸すことはほぼない。「だって、一番信じられるのは、この私自身だもの」と、彼女はよく笑っている。そんな事を言っているが、判断に困れば祭神に助言を求めることも多い。

その在り方は、幻想郷の調和やバランスといった曖昧なものを何よりも嫌う彼女の気質をよく表している。目の前で起こっている事象に対し、白か黒か、好きか嫌いか、ただそれだけの単純な物差しで判断を下し、一切の躊躇なく行動に移すのだ。

そして、異変の解決を「退治」や「鎮圧」といった堅苦しいものではなく、純粋な「喧嘩」と捉えている節があるのも彼女らしい。強大な相手であればあるほど、その顔は喜色に満ち、まるで心から楽しんでいるかのように、その圧倒的な力で相手を屈服させる。

彼女にとって、博麗の巫女という役目は、幻想郷を守るための神聖な責務などではないのかもしれない。それは、幻想郷で一番大きな喧喧を、誰にも文句を言われずにできる、最高の『特権』なのだろう。

 

 

能力

 

日を沈め、夜を始める能力。彼女曰く、日本書紀のある古墳が作られた時の記述「是人者、日也人作、夜也神作」というものがある。この墓は、昼は人が造り、夜は神が造ったという意味だ。つまり、昼は人の時間であり、夜は神の時間であると彼女は主張していた。実際に、多くの神事や祭りは日没から始まることが多いことから、彼女の主張は的を得ていると言えるだろう。この能力の本質は、単なる天体操作に留まらない。彼女が行う「日を沈める」という行為は、世界の理そのものを「人の領域」から「神と妖の領域」へと強制的に移行させる、極めて強力な能力だろう。

 

そして、黄昏時、すなわち「逢魔が時」は、昼と夜が混じり合い、世界の輪郭が曖昧になる瞬間として知られる。人ならざるものと遭遇しやすいとされるこの境界の時間を、彼女は自らの意思で、いつでも、どこにでも創り出すことができる。彼女が手を翳し夜を呼ぶとき、世界は強制的に逢魔が時を迎え、ありとあらゆる妖怪や物の怪がその力を増幅させるのだ。言うなれば、「百鬼夜行を始める程度の能力」ではないだろうか?

 

この事を彼女に伝えたら、首を横に振り、「私の力は『日を沈める程度の能力』だよ」と笑っていた。まだ、何か彼女の能力は秘密があるのだろうか?

 

また、彼女は巫女としての能力も優れており、特に封印術に秀でている。

 

 

 

日常

 

異変が起こっていない時の彼女は、修行に励んでいる。または、神社に集まった妖怪たちや祭神と共に酒宴を楽しんでいることが多い。彼女の言う「修行」とは、奇をてらったものではない。祭神に捧げる舞の稽古や術の練習と言った、歴代の巫女と何ら変わらない、ごくありふれた修行である。まぁ、陰陽玉の投擲訓練などと言った奇妙な訓練もしているらしく、やはりズレているところもあるかもしれない。

 

日課としては、夜明けと共に起き出し、冷たい井戸水で身を清め、境内を隅々まで掃き清める。それから朝食を食べ、お札の作成、結界に綻びがないかの確認、祭神とのおしゃべり、場合によっては疫病や旱魃に対する祈祷などを行う。

 

 

人間、もしくは妖怪関係

 

①八雲紫は語る

「博麗霊暮について?あの子はそうね...研ぎ澄まされすぎた刃物、かしら。こちらの思惑なんてお構いなしに、自分の『好き嫌い』だけで全てを斬り伏せてしまうのだもの。幻想郷のバランスを保つ上で、これほど頼もしく、そしてこれほど危うい存在もないわ。 まったく、頭の痛い巫女だわよ。...けれど、あの子がいるからこそ保たれた均衡があったのも、また事実ね。とはいえ、これ以上、頭痛の種を増やさないでちょうだい」

 

②とある鬼は語る

「霊暮? ああ、あいつのことかい!あいつは最高の喧嘩相手で、最高の飲み仲間さ! 巫女がどうとか、そんな小難しい話は抜き! 力と力で思いっきりぶつかって、終わったら夜が明けるまで飲み明かす。それだけ! 単純明快で、気持ちいいだろう?あいつほど正直で、一緒にいて楽しい奴は四天王以来だ。また一緒にむかつく奴に喧嘩を売って、楽しみたいねぇ!」

 

③とある人間の里の長老は語る

「博麗霊暮様について、でございますか。 我々にとっては、まさに『触らぬ神に祟りなし』。そういうお方ですな。神社は妖怪の巣と聞いておりましたし、異変が解決したと思えば、今度は夜が明けなくなったり、空から星が消えたり...。我々には、どちらが本当の災いなのか、分かりませんよ。 ご加護を願うなどとんでもない。ただ、我々のことなどお忘れ下さいますように、と遠くから手を合わせるばかりでございました」

 

④祭神より

「今までの博麗の巫女で一番の利かん坊です。ほんと、手のかかる子ですよ。誰よりも力が強いのに、誰よりも不器用で......。 皆はあの子を『傲岸不遜』だとか『喧嘩好き』だとか言いますが、本当は寂しがり屋で、とても正直なだけなのです。曖昧なものが嫌いなのは、自分がどうすればいいか、分からなくなってしまうから。だから、いつも単純な『好き』か『嫌い』かで、自分の進む道を必死に決めていたのですよ。 ......ええ、わたくしだけは知っています。皆と笑いながらお酒を飲んでいる時のあの子が、どれだけ優しい顔をしていたかを」

 

 

 

異変解決例

 

①赫灼異変の解決『(ひでりかみ)の討伐』

②終わらない酒宴の終了『鬼の討伐』

③独月異変の解決『他の星に光を灯す』

④永昏異変の解決『百鬼夜行の解体』




他にも異変解決はされていますが、とりあえずここまで。勢いで書いたんで、なんか書き足したいことが出来れば、書き足すかも?

勢いで書いたせいで、次話との整合性が怖いな。

そして、初めてアンケートを取ります。

もし、読みたいならどの異変が読みたい?

  • 赫灼異変
  • 終わらない酒宴
  • 独月異変
  • 永昏異変
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