ゴーティス使い俺、呪術の次元は禁止カードが多すぎる【復刻版】   作:月日は花客

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☆10:ゴーティスの術式

 皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 私遊海宙、呪霊と決闘中に年を越しました。

 はー! いや遊戯王しながら年越せたなら万々歳だけどさぁ!!! そこは仲良い友達とか、フォロワーとやりたかったよ!! この際冥冥さんとでいいから呪霊とだけは嫌だった!!!! 

 

 正直言って、デュエルをするには呪霊は弱い。

 大抵は除外すれば対処可能。手札事故とかでシンクロできなくても、打点2000くらいあれば大抵一撃。

 それでも倒れないやつもカウンター系の罠で倒れていく………………。

 俺のLPは8000なのに、相手のLPは4000とか2000でやってるのと同じなのだ。

 パックを剥くのも楽しいけど、それはそれとして対等な勝負.次のカードで全てが決まるような対戦がしたい。

 あ、命の危険は無いやつでね? 

 普通のデュエルがしたい…………俺はそう思いながら、ダメ元で冥冥さんに遊戯王を教えたいと言ってみた。

 

 そしたらOKしてくれた! うれび! 

 なんで是の返事をくれたのかというと、俺の術式が側から見てると何が起こってるか分かりにくいからだという。

 まぁ俺がシンプルに説明すると「カードゲームしてます」としか言えないからな

 ••••……語彙力が悲しいぜ。

 

「それで君の言う『遊戯王」とはどういうゲームなんだい?」

「モンスターを召喚したり、魔法や罠を使って相手のLPを0にしたほうが勝ちです」

 

 俺はテーブルに《ゴーティスの灯ペイシス》《最果ての宇宙》《ゴーティス・チェイン》を置く。

 

「これがモンスターカード。緑が魔法、紫は罠カードです。これらを駆使して、戦略を組んでいくわけですね」

 

 俺が少し呪力を流すと、ペイシスが実体となって現れる。煌めく体が綺麗でかわいいんじゃ~〜…………。

 冥冥さんはペイシスをつついて揶揄っている。絵になるなぁ。

 

「これがそのカードたちをまとめたメインデッキ。こっちは特殊なモンスターをまとめたEXデッキ。俺のやつは40枚デッキですが、メインには最大60枚まで入られます」

「多い方が有利ではないのかい?」

「多いと目当てのカード…….起点となるカードが手元に来づらいというデメリットがあります。圧縮した方が回しやすいデッキが多いですね」

 

 60枚ティアラメンツとかあるけどな!! 俺は組んでないから知らないけど!! 

 そんなこんなで冥冥さんにデュエルの基本を教えていくぞ! 

 1人回しをゆっくり解説しながらやっていこうと思ったら、冥冥さんが弱い三級呪霊を連れてきた。うーん、いつもなら除外どころか《ゴーティスの兆イグジープ》や《揺海魚デットリーフ》で一撃だけど…………まぁ流れを説明していこう。

 ルールは一見複雑に見えるけど簡単だぜ! 

 

「……………………複雑だね」

「まぁ初めて学ぶとこんがらがりますよね…………」

 

 嘘だぜ!!!! 

 ルールは一見複雑に見えるけど複雑だぜ!!! 

 マスターデュエルで入ったお友達も、紙で入ったお友達もみんな思ってるぜ!!! 

 

 でも慣れると楽しいんだよこれは本当。

 

「普段君はこんなことをして戦ってるのか•……」

「その場で引いたカードでどれだけ戦えるのかは、決闘者の腕の見せ所です!」

 ふむ……と冥冥さんは背もたれに身体を預ける。

 まぁ今回説明したのは本当に基礎的なカードの置き場所やフェイズ、LPなんかの話だけなんだけど。これの次に進めば特殊召喚やEXデッキの召喚の種類、対象にとる・とらない、タイミングを逃す、蘇生条件なんかの話が待ってるぜ!! 目指せジャッジ!!! 

 

「さまざまな縛りを設けた式神術•・しかし狙われやすい本体に攻撃するには式神を倒さないと辿り着けない。枚数のリソースはあれど引けば引くほど手数は増えるし、物品を媒介にすることで呪力消費も多くない。破壊された式神も『墓地」に送られるだけで別のカードの効果によって復活も可能…………か」

 

 呪術的なことに置き換えているらしい。

 正直まだ冥冥さんのカラスを操る術式くらいしかまともな術式を見てないので、

 俺の術式がどれだけ強いのかとか便利なのかはわからない。

 でも俺は俺のデッキを自を持って使っているし、たとえtier1ではなくても俺の気持ちでは最強だと思ってる。

 

 たとえクシャトリラの先行制圧やドライトロンデクレアラーの24妨害や、十二獣の火力、ふわんだりいずの展開力たちになす術なくやられようが俺のデッキは最強なんだ…….

 マスターデュエルではギリギリプラチナに到達できるかできないかという程度の腕だが、ゴーティス…………自分のデッキへの愛はマスターランク! 

 

 愛着と熱意はデュエリストにとってスリーブよりも必需品だぜ!!! 

 

「君の術式は、規格外とは言えないがなかなかに厄介だ。でも、油断したら簡単に死ぬだろうね」

「デュエリストにとって、相手のデッキに対しての油断は禁物•…….です!」

「しかし物足りなく感じているだろう? 実際一級呪霊に対して特に対策もせず突っ込んでいくんだから」

 

 それを言われると弱い…………! パック確定演出に浮き足立ってしまうんです。最近引けてないし。

 

「この頃何かと事件が多い。星獎体の殺害や呪術師の呪詛師堕ち…………いつ何時死の危険に陥るかもわからない。そんな世界にいることを忘れてはいけないね」

「肝に銘じます…………」

 

 そもそも本当なんで俺はこんな所にいるんでしょうね。

 まぁいいか、実体化したモンスターたちはみんなカッコいいし。

 でも、そろそろ新しいカードが欲しいですなぁ。

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