「うーん。やつらが信じている宗教のことだが、なんか無駄なことをしているな?」
「我らは常に勉学に勤しみ、暇があれば全員で遊んだり粉を水にさらして
焼いたり試行錯誤しております。彼らはそんなことをしなくてもいいのでしょう」
「あんな無駄なことをするなら、もっと有意義に使ってほしい。
人の生は短いからな」
『文化』、『余暇の過ごし方』
お、生活基盤が安定し始めたようだ。
しかし地震や噴火などで、一時的な寒冷化が発生。
貯蓄したコメや拡大した食料開発により、
難を逃れることができた。
商売も拡大しいろんな食物を輸出し、相手の国から翡翠だけでなくいろんな鉱物や
不思議な物体を輸入している。
特に今急激に需要があるのが漢方と燃える石。
「燃えると軽くなる。で、この煙は水。となると、この大気に溶けているんだが……。
つまりだね、燃えるという現象は、何かによって発生していると
思われる」
「何か、か」
「まずは大気という空気。そして、我らが吸っているこの空気。
動物は必要があるからそうした進化をしている。
ならば、これも空気の中の何かを使うためとしたら?」
『化学』、『現象』『反応』
『科学』、『大気組成』
「銅を燃やすと緑色になるぞ!?」
「俺は思うんだ。空気にあるものを、燃やすという工程で銅を別の何かにしている」
「王が言うには、熱くなると火になり植物は炭になる。では、燃えて
なくなっているのはなんだ、と」
「流石我らの王よ! 王が不思議に思っているものは全て解決する。
それが研究所の使命よ!」
『化学』、『炎色反応』『酸化』
「この飛ぶをなんとかしたいな」
「虫は地面に向けて風を送っている。鳥はあの翼で風を下や後ろに流している。
あのでかい鳥をみよ。常に上空にいて、一気に海へ落ちていく」
「身体を小さくして落ちてますね」
『工業』、『生態観察』『生物調査』
まずい。非常にまずい。
先進的なことばかりで、今の研究者と研究所の数じゃコストに耐えきれないぞ。
なにせ一部の研究に言えば、1800年代のものばかり。
こういう時代も会ったんだろうけれど、国の支援というか国という概念すら
ほぼなかったろうし露と消えたはず。
そんな不可能であったことも、讃岐じゃ全員ができる。
讃岐自体が壮大な実験装置だこれ。
『経済』、『国民総研究者』
国民総中流じゃないやつがでてきた。
しかしこれは想定内。国民総商人とか海賊、移民とか色々ある。
これは今の国家特性に加算され、商売における運営キャパシティを増やす役割がある。
それと同時に、この技術というか称号なんだが、こいつのばあい
研究力が上昇することになっている。
足りないと嘆いている研究力への圧迫を減らすことができる。
通常プレイよりも圧倒的な研究力になっているので、
実際のデータを紹介しよう。
参照するのは1500年ではあるが、このときの研究者は290人。
研究所は15。すると、研究力は19になる。小数点以下はrounddownの切り捨てになる。
この19を一つの技術研究に回すことができる。
そうだな。後込銃を開発することにしよう。
必要研究力は、2000。開発期間は5年だ。
これが表すのは、研究力が2000になって開発は5年で終わるというもの。
で、15この振り分け可能な研究力19を、どの研究につぎ込むかが鍵となる。
時代が合っていれば、研究力が2000にたどり着けば取得できる。
更に他国でお目にかかれば研究力に加算されるぞ。
だが先進技術ならどうだ。19をこれにふると一年で19貯まる。
間に合わないって? それはそう。だから19*15を投入して研究力を7年で貯め、
5年かけて開発するんだ。
最高でも12年かかるね。
だがそれは最高。ここから時代デバフや天災で研究所や住宅が薙ぎ払われたら、
研究力がなくなるし今まで貯めた必要研究力も減る。
あとは技術を好まない保守的な上司がいれば、開発が難航することもある。
例えば2000年代の日本で始めると、普通の商社が半導体を商売しようとすると
研究に400年かかるのはザラ。
向き不向きもあるので、ここは最初から半導体事業で始めたほうが良かったな。
たまに他の大企業が、グループ化していることもあるので
ちゃんと会社状況の詳細設定をチェックしよう。
後々他の企業に売られるかも知れないからな。
さて、現在讃岐の研究者は82405。まあ、国民総研究者の効果。
で、研究所の数は運営キャパシティの面もあって、39棟。
82405となっているが、詳細を見てみると実質研究力は204580になってる。
今までのワールドニュースやこれあきらかに技術じゃないだろってやつが影響してる。
さらにひらめきの王国や先進国民国家、生活に馴染んだ疑問提示。
『文化』、『舌戦議論』
『経済』、『ブレーンストーミング』『企画立案』
204580から264921にふえました。
自動達成です。
こうなると止められなくなる。なぜなら、『企画立案』で
一番開発できそうな研究を自動で選択して勝手に研究していくからだ。
ステラリスだと自動研究にしておくと、リストアップされた研究の中で
ランダムに選択される。
しかしそれがない。
ちなみに、『企画立案』は1850年代のドイツで発生する。
ドイツが発表し始める、多くの科学や化学分野の発見が著しい時代だ。
日本も北里柴三郎やコッホが訪れ、ビタミンを含めた多くの研究開発がなされた。
これが『企画立案』。勝手にやってくれるという意味だ。
それまでは、疑問提示とかあったんだが相当昔なので忘れた。
開発一覧を見ればいいって? はは。
今開発終了し始めた大量の研究物を、いろんな商材として開発し
売りさばこうとする我らが頭首がいる。
解禁されるあらゆる概念。なんだよ、このスクリューとか歯車とかいうやつ。
『工業』、『地質捜査』『土塁』『騎乗戦術』『孫子の兵法』『水力による労働省略』
『金銀加工』『灰吹法』『油』『絹糸』
『経済』、『革新的区画整理』『再開発』『都市計画』『磁石』『方位磁針』『羅針盤』
『銀行』『利子』『投資』『正規軍』『戦略』『戦術』
『化学』、『火薬』『爆発』『化合反応』『窒素の発見』
『文化』、『和紙』『水墨画』『色の三原色』『碁』『かるた』『コマ回し』
『鉄製文具』『肉食』
今これらの概念が生まれて開発され始めている。
基本的に0から1にする『経済』が、一番たいへんだ。
貨幣制度までいけるが、そこから『銀行』『利子』『投資』の
概念まで行き着きにくい。
解禁されても時代が合わないからというのもあるが、
どうしても目先の技術のほうが大切だからだ。
「まずは隊商を組み、いろんな鉱物を発見せよ。奪うよりも、与えて交換だ」
「商人の基本は争わないこと。なお、相手が仕掛けてきた場合は、例外とする」
「やはり肉を食ったものは、体格がでかいな。肉がもりもりだ」
「すじ肉がもりもりでいいだろう」
「すじにくはだめだ、筋肉でいこう」
「筋肉盛り盛りに変態したな」
『経済』、『固体選別』
『文化』、『ボディビル』『食育』
「ふむ。やはり殺傷して放置した動物の臓物や革には、うじや寄生虫がうじゃうじゃだな」
「これらがあやまって、生者に移ると大変だ」
「基本的に死者は燃やすか」
「灰も土と混ぜると、育つ植物もあると聞いております」
あ、当代が富士山の火山灰を吸い込んでなくなった。
次代が出てきて、今度は富士山の風上から遡ってったな。
東へ向かうと、やはり東夷が出てきた。
アテルイはもうこの時代にいるのだろうか。
一応讃岐の外交官が、邪馬台国に書簡や貿易を行い蘇我氏がいることは
判明している。
「我々は山の民なり! 貨幣というものでたぶらかそうなど!」
「じいさん。俺達は山を降りる。もううんざりなんだ」
「ようこそ! ともに田畑を耕し、日々の疑問を解消しようではないか!」
「よろしく頼む!」
お、研究者たちが山に入って、山に住む民や森を守る民を吸収していってる。
吸収しているが手を付けるのは、露出している岩ばかり。
木々の方は、原生林と手を付けている人工林、どちらが火災が起きにくいか
という研究をしているようだ。
『化学』、『摩擦』『静電気』
『科学』、『湿気と乾燥』
おっと、いやなよかんが。
大体『静電気』『磁石』がでてきて、硝酸がでようものなら……。
『化学』、『電池』
『科学』、『電気』
あ、生まれた。何に使うんだよ!? まだ半導体も基盤もできてないんだが!?
「木桶にろ過した海水を入れる。そこに銅の板と金の板をいれ、
銀の糸を垂らします。で、みんなで輪になって、そっちの電池をどうぞ」
「「「うわっ」」」
「ビクッとなったでしょ?」
「つまり、我々の筋肉はその電気でビクッとなるわけだ。
つまり逆に言えば、電気で筋肉を動かすことができるんだな」
「我々動物は基本的に筋肉と消化器官、考える脳、栄養を蓄える黄色の物体に
分かれてます。そのうち筋肉と呼ばれる手足は、考えることで動かせる。
つまり、その例に則ると、脳も筋肉も電気で動かせます」
「よし、死者と定数脈動をしていない患者に、電気を一定量与えてみよう」
「大量の電気は、逆に筋肉を弾き飛ばすかも知れませんからね」
『文化』、『専門研究大学』『専門用語』『土師器』『鉄器』『貴金属装飾』
『金銀細工』『春夏秋冬の定義』
『科学』、『筋肉のしくみ』、『人体のしくみ』
『化学』。『抵抗率』『導電率』『電圧』『電流』『オームの法則』
『工業』、『貴金属』
「さて、春夏秋冬における日の長さ、傾き、気温との相関があるのはわかっている。
そこで、農作物に甚大な被害を与える時を正確に計るため、
時の定義を行っていくぞ」
「「「我らが誇りにかけて!」」」
『工業』、『年の概念』『月の概念』『時と刻の概念』
『科学』、『気温』
まずい。研究とひらめきが無限に湧き出てくるぞ。
別のところに視線を移そう。東遠征隊は文化が影響されていないから、最低限の装備で
いろんなものを仕入れている。
「こっから先は厳しいな」
「明らかに違うんですよね」
北海道を発見した。途中で恐山とかいうくっそやばいカルデラを発見した。
「金銀に、このにおいは……」
「塩江温泉と同じですね。ここを神教の支部にしませんか?
きっとここの金銀を狙って闘争が起きます」
「それがいい。ここに住む民は恐れているようだが、
その気持ちがわからないな。研究したくなる。だが、富士山でまなんだが、
このにおいがするところは、静かに死ぬ場所であるとな」
なるほど宣教師がいたようだ。ここに支部を建てる。
未来の神社を潰すかも知れないが、こういう場所はなかなかないからな。
さて、当代が神教を恐山に作りに行って、硫化水素で静かに亡くなった。
次代で西暦445年だ。
いやあ、結構かかったなあ。
だが、まだまだこれからだ。
最近貨幣経済が周辺に広がっていって、讃岐国の価値が上がっている、
そうなると、良くないことを考える奴らが来るんだよなあ。
「王よ。海の先の国からです」
「ん? なになに? ふんふん。よし、経済的にころすぞ」
「御意」
何をする気だ?