処刑人と白銀の英雄は世界最強 作:改革結集の会
風呂での女子会が繰り広げられた夜、ハジメとアリナは住処のベッドでイチャイチャしていた。
魔物肉を食べたことによりアリナの体型が変化し、アリナの下着のサイズが合わなくなったことから、ハジメがアリナの体を採寸し、「錬成」で下着を生成した。
ちなみにただでさえ大きなアリナの胸はより大きくなり、細身の体はより引き締まった体となり、カップ数が2つ大きくなるレベルであった。
採寸時、ハジメが顔を赤くしていてそれをアリナがからかったのは言うまでもない。
ちなみにルルリの採寸はアリナが行い、2人ともルルリの成長に驚愕しながら下着を錬成していた。
それで、現在はアリナがハジメの前で新しく作ってもらった下着を見せつけていて、ハジメを誘惑していた。
そしてハジメは誘惑に負けてしまい、アリナに食べられてしまった。
2人とも、奈落に落ちてからそういうのとはご無沙汰であったので、そういう行為が激しかったのは言うまでもない。
行為が終わったあと、アリナはふと奈落に落ちた瞬間を思い出した。あの時、香織の冷たい目と檜山の嘲笑が彼女の心を突き刺し、暗闇の中で復讐を誓ったのだ。そしてアリナは意を決して口を開いた。
「ハジメ、私たちが奈落に落ちた真実なんだけどさ、実は私たちを奈落に落としたのは、檜山大介と白崎香織の2人よ。」
ハジメは驚きつつも、静かに耳を傾けた。アリナは涙を浮かべながら続けた。
「檜山はハジメが私や香織に好かれてることに嫉妬して、香織はハジメへの執着から私を邪魔者扱いして…故意に魔法を放ったの。ハジメ、ごめんなさい。アンタを傷つけたくなくて言えなかった。でも、ユエやルルリに励まされて、伝えることにしたわ。」
ハジメはアリナを抱きしめ、優しく言った。
「アリナ、ありがとう。真実を知れてよかった。僕は大丈夫だよ。君がいてくれるから。」
アリナは涙を拭い、ハジメの胸に顔を埋めた。
「ハジメ、私、アンタを守るわ。どんなことがあっても。そして私たちを落としたアイツらに復讐しよう!」
ハジメは彼女の頭を撫で、決意を新たにした。
「僕もアリナを守るよ。一緒に地上に戻って、地球に帰ろう。そして、ちゃんと落とし前をきっちりつけよう!」
一方、ユエはジェイドに積極的に寄り添っていた。ジェイドはハイリヒ王国に残る恋人リリアーナがいるのにも関わらず、積極的にアプローチしてくるユエの存在に心を揺さぶられていたが、ある日、ジェイドはユエの寝室に呼び出された。
「…ジェイド、私はあなたが好き。リリアーナの存在は知ってる。でも、私はあなたの側にいたい。側室でもいいから。」
ジェイドは一瞬迷ったが、ユエの手を握り返した。
「ユエ、ありがとう。リリアーナは大切な人だけど、君の気持ちも大切にしたい。側室として受け入れるよ。」
ユエは涙を浮かべ、ジェイドに抱きついた。
「…ん、ジェイド、ありがとう。私、幸せ。」
ジェイドはユエを抱きしめ、微笑んだ。
「これからよろしくな、ユエ。」
さて、所変わってハジメの部屋。ハジメはアリナからマッサージを受けていた。
「ハジメ、気持ちいい?」
「ん~、気持ちいい~」
「ふふ。じゃあ、こっちは?」
「あ~、それもいいな~」
「ならよかった。もっと気持ちよくしてあげるわ。」
現在、アリナはハジメのマッサージ中である。普段はお盛んな2人でもこの時ばかりは、エロいことはしていない。何故、マッサージしているかというと、それはハジメの左腕・・が原因だ。ハジメの左腕に付けられた義手と体が馴染むように定期的にマッサージしている。
この義手はアーティファクトであり、魔力の直接操作で本物の腕と同じように動かすことができるという優れものである。擬似的な神経機構が備わっており、魔力を通すことで触った感触もきちんと脳に伝わる様に出来ている。また、銀色の光沢を放ち黒い線が幾本も走っており、所々に魔法陣や何らかの文様が刻まれている。
実際、多数のギミックが仕込まれており、工房の宝物庫にあったオスカー作の義手にハジメのオリジナル要素を加えて作り出したものだ。生成魔法により創り出した特殊な鉱石を山ほど使っており、世に出れば間違いなく国宝級のアーティファクトとして厳重に保管されるだろう逸品である。もっとも、魔力の直接操作ができないと全く動かせないので、実質ハジメ達5人しか使えないアーティファクトになっている。
ハジメ達のステータスも大きく変化した。
南雲ハジメ 17歳 男 レベル:???
天職:錬成師
筋力:3500
体力:4000
耐性:4000
敏捷:5000
魔力:5000
魔耐:5000
技能:錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査][+鉱物分離][+鉱物融合][+複製錬成][+圧縮錬成][+繊維化][+被服錬成]・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚][+瞬光]・風爪・夜目・遠見・気配感知[+特定感知]・魔力感知[+特定感知]・熱源感知[+特定感知]・気配遮断[+幻踏]・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・恐慌耐性・全属性耐性・先読・金剛・豪腕・威圧・念話・追跡・高速魔力回復・魔力変換[+体力][+治癒力]・限界突破・生成魔法・言語理解・処刑人の守護者・復讐者・魔力融通
さて通常の人族の限界が100から200、天職持ちで300から400、魔人族や亜人族は種族特性から一部のステータスで300から600辺りが限度である。チートと呼ばれる勇者の天之河光輝のステータスの限界は1500で、限界突破すれば3倍の4500に伸びるのだが、それでもハジメの魔力には及ばない。
これでもハジメは「白銀の剣」の中では最弱であり、魔力は全員に負けてるのである。特にアリナ、ジェイド、ロウはハジメのステータスをすべて上回っており、魔力に関してはユエで6000,ジェイドで7000,ルルリで8000,ロウで9000,そしてアリナに至っては10000である。
アリナのすごいところは全てのステータスが10000となっているところである。ジェイド、ロウは部分的に体力や筋力、耐性でアリナを上回っているところはあるが、ステータスの合計ではどう頑張ってもアリナには勝てないのだ。
加えてアリナは錬成師の守護者と復讐者という技能を持っており、ハイリヒ王国の関係者や聖教教会、魔人族、エヒトの使徒と遭遇した場合はなんとステータスの4倍もの力を発揮する。それに限界突破を合わせれば12倍はいく。もっとも、最愛のハジメに「巨神の破槌」を改良してもらったアリナなら、ステータスは20倍近くは行くかもしれないが。
もはや「白銀の剣」は人外集団であり、ハイリヒ王国の神殿騎士達やクラスメイト達なんて今のアリナ達からしたら瞬殺であろう。特に檜山ら小悪党組ですらアリナが首を掴んで握り潰せば倒される可能性もある。魔王化したハジメですらこのアリナには太刀打ちできないであろう。
さて、どこかの魔王化した世界線ではハジメは2ヶ月オルクス大迷宮にいるのだが、この世界線ではジェイドが早くリリアーナと会いたいとのことなので、準備が整い次第すぐに出発するという方針である。
もっともアリナは、受付嬢時代の頃からの願いである、残業に追われない平穏無事な生活を求めていて、クラスメイトとの再会を全くしたくないので、ここにずっといたかったらしいが。
地上への出発に向けた準備として、まずハジメは「宝物庫」を獲得した。これはオスカーが持っていた指輪型アーティファクトであり、その中に武器とか装備など様々なものを収容できる優れものである。
その機能に皆が驚愕したのは言うまでもなかった。もちろんみんな欲しがったため、アリナとの魔力融通でオスカーのアーティファクトの分析や模倣品の生成を行い、全員分の「宝物庫」を生成魔法で製造した。その際、アリナとハジメは赤色の宝石を持つ指輪、ジェイドとユエは青色の宝石を持つ指輪、ルルリとロウは緑色の宝石を持つ指輪を生成した。
もちろん皆に渡したら喜ばれたのは言うまでもなく、それを作った日のアリナの顔はご満悦であり、ハジメの部屋で勝負下着で襲いかかったほどだ。
加えて、ハジメは地上での移動の効率化のために魔力駆動の二輪と四輪を製造した。
二輪の方はアメリカンバイクとホ○ダのバイクの合の子、四輪は軍用車両のハマータイプとト○タのハ○○ースのいいとこ取りした内装や外見を意識してデザインした。車輪には弾力性抜群のタールザメの革を用い、ブ○ジ○トンのタイヤよりも多様な道に対応可能となっている。また、各パーツはタウル鉱石を基礎に、工房に保管されていたアザンチウム鉱石というオスカーの書物曰く、この世界最高硬度の鉱石で表面をコーティングしてある。おそらくドンナーの最大出力でも貫けないだろう耐久性だ。エンジンのような複雑な構造のものは一切なく、ハジメ自身の魔力か神結晶の欠片に蓄えられた魔力を直接操作して駆動する。速度は魔力量に比例する。また、この世界線のハジメは乗り心地向上にも力を入れており、被服錬成や繊維化を駆使して、座席のクッション性を高めている。
更に、この二つの魔力駆動車は車底に仕掛けがしてあり、魔力を注いで魔法を起動すると地面を錬成し整地することで、ほとんどの悪路を走破することもできる。また、ミリタリーにも詳しいハジメによって、バイクや車には武装が満載されており、いざとなれば戦車にもなる優れものなのだ。さすがに一人でのこれらの錬成には限界があったので、アリナから魔力を融通してもらってこれらの設備を整えたのである。
アリナからは条件として混浴と下着作りと車製造後の1日中イチャイチャを要求されたが。
ハジメはいくら人外になったとは言え、「白銀の剣」の中では最弱であることを気に病んでいた。そのため、武器改良に励んでいた。
対物ライフル:シュラーゲンにはアザンチム鉱石を使い強度を増し、バレルの長さも持ち運びの心配がなくなったので三メートルに改良した。加えて、〝遠見〟の固有魔法を付加させた鉱石を生成し、創作したスコープも取り付けられ、最大射程は五キロメートルとなっている。ちなみに、その副産物として作られたスコープは遠距離魔法担当のロウにプレゼントされた模様。
また、ラプトルの大群に追われた際、手数の足りなさに苦戦したことを思い出し、電磁加速式機関砲:メツェライを開発した。口径三十ミリ、回転式六砲身で毎分一万発という化物だ。銃身の素材には生成魔法で創作した冷却効果のある鉱石を使っているが、それでも連続で五分しか使用できない。再度使うには十分の冷却期間が必要になる。この機関砲は武器を持たないルルリの護身用として、少し性能を落としたバージョンも開発された。流石にルルリのは5000発にまで抑えられているが。
さらに、今後聖教教会や勇者たちと戦争するかもしれない可能性にあたって、ジェイドの提案による面制圧の重要性からロケット&ミサイルランチャー:オルカンも開発した。長方形の砲身を持ち、後方に十二連式回転弾倉が付いており連射可能である。
あと、ドンナーの対となるリボルバー式電磁加速銃:シュラークも開発された。ハジメに義手ができたことで両手が使えるようになったからである。ハジメの基本戦術はドンナー・シュラークの二丁の電磁加速銃によるガン=カタ(銃による近接格闘術のようなもの)に落ち着いた。アリナ、ジェイド、ハジメの前衛、ユエ、ルルリ、ロウの後衛組に分かれればバランスは良くなるであろう。ちなみにこの銃はジェイドにもプレゼントされた。いざとなれば遠距離から敵を攻撃するようにするためだ。
準備が整った日、ハジメたちは三階の魔法陣を起動し、地上への道を開いた。光が溢れ、6人は新たな冒険へと踏み出した。
ハジメはアリナの手を握り、微笑んだ。
「僕たちが作った兵器は、地上では異端だからこそ、各国が戦争参加を僕たちに要求してくると思うし、勇者達が難癖つけてくると思う。だけど、僕たちは世界を敵に回してでもあの狂った神の支配や異常なクラスメイトによるしがらみから抜け出して、平穏な日々を手に入れるんだ。」
アリナが力強く応えた。
「そうよ、ハジメ。私たちがいるから、どんな困難も乗り越えられるわ。見てなさいよ…、檜山達小悪党共、香織、雫、天之河、坂上、ハイリヒ王国の奴ら、イシュカス、魔人族共、そしてエヒカス…!私から平穏な生活を奪ったお前ら全員、ぶっ倒す!」
アリナは復讐心でまみれていた。
ジェイドはユエを見て、優しく言った。
「ユエ、君も一緒に地上へ行こう。リリアーナに会ったら、君のことも話すよ。」
ユエは微笑み、頷いた。
「うん、ジェイド。ありがとう。」
ルルリとロウも笑顔で加わり、6人は地上を目指して歩き出した。彼らの絆と決意は、神々の遊戯やクラスメイトによってアリナ達にまとわりつく負のしがらみを終わらせる第一歩となるのだろうか。
今の強さの格付けとしては
アリナ>ジェイド>ロウ>ルルリ>ユエ>ハジメ>>>>>天之河光輝達クラスメイトという感じです。
感想、評価のほどよろしくお願いします。
セリフと地の文分けると時間がかかるのですが、次話更新が数週間程度遅くなってでも分けるべきですか?
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更新優先でお願いします。
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セリフと地の文分けるの優先で。