黒狼少女のDUOプレイ記 作:ユキ
後は私がかなり遅筆というのもあって…()
この程度の文字数書くのに二時間かかるの…
ちなみに幻想体の攻撃はロボトミにある攻撃とは別に勝手に色々追加してます…
流石にロボトミやRuinaにある分じゃ少ないの…
「強かったです…
あの…魔弾の射手…でしたか?」
「ん、そう。
私のクエストの手伝いさせてごめん」
「いえ、それは嫌じゃないです!
というより、あのレベルのを沢山倒さなくちゃいけないです?」
「…あれで危険度五段階の真ん中。」
「…ソロでやるものなんです…?」
「さぁ?
まぁ、頑張るしかない。
それに、WAWランクくらいになると流石に誰か連れていくと思う」
「私は誘ってもらえればいつでも行きますです!」
割と前のめりに言われて少したじろぐ。
まぁ、嬉しいし、雛菊程に強いとかなり心強い。
リコリスとかも後衛だから頼むことあるかも。
フレイも魔法が必要な相手なら欲しいし、フレイヤはタンク要員として欲しいし、まおー様はとりあえず強いからタイミング合えば誘いたい。
リュウノスケは…うん、いらない。
流石に後衛も前衛も出来ないお飾りは、守れる気がしない…
もしかしたらWAWランクはレイドボス、ALEPHランクはレギオンボスだったりするかもしれない。
HEランクでこの強さだから、上のランクに上がる事に強さ狂ってそう。
…
あの人、強いエネミーでも嬉々として挑んでいくらしいし。
全プレイヤーの中で1.2位を争う強さだし、誰も何も言えないけど。
ちなみに同じく1位2位をあらそう強さなのがまおー様。
さらに言うと、その後に二人でタイマンして、二人とも全力をだしきった結果、まおー様が勝った。
まぁ、勝ったまおー様は満身創痍で、その後に北の氷河の弓兵に心臓に銀の矢を撃たれてギルドとしては負けたけど。
「まぁ、突発エンカしなくて何処にいるか分かれば誘う。
突発エンカしたら…どうしようもない」
「あー…今日も突然でしたし…」
問題はそこ。
今はHEランクまでしか当たってないからなんとかなってるけど、WAWとか怖いったらありゃしないんだけど…
「まぁ、エンカしない事を祈る。
先に居場所が分かってれば嬉しい。」
「もしそうなら用意して挑めるです!」
「ん、用意大事。」
「普段から誰かと行動すること心がけるとかどうです?」
「…ちょっと考えたけど、そんなに都合よくできないと思う。」
「確かに…
平日のお昼は私も居ませんです…」
このギルドの弱点はほとんどが学生だって言うこと。
主力は基本学生。
まおー様もフレイヤもフレイも、雛菊もリコリスも学生。
リュウノスケは大人だけど戦力外。
なんならこのギルドで一番の雑魚。
…さすがに言い方が悪いか。
ルアシェイアPなんて呼ばれてるみたいだし、マネージャー。
マネージャーに強さを求めるのはお門違いってものだね。
「とりあえず、帰ろうか。」
「はいです!」
「…ごめん、しっぽの勢い強すぎて飛ばされそう。」
「はっ!?」
流石に飛ばされそうは言い過ぎだが、勢いが強すぎて近寄れないのは事実。
凄いぶんぶんとしっぽを振っていて、ホントに近寄れなかった…
はっとしたような表情…というか、「はっ!?」って言っていた雛菊に苦笑を向ける。
「ご、ごめんなさいです!」
「…そんなに気にしなくてもいいよ?」
しゅんとした表情になる雛菊を優しく撫でて言う。
注意したつもりもないんだけど…
「さて、ギルドに戻ろう。」
「あ、はいです!」
「む、二人とも帰ってきたか。」
「ん、まおー様もログインしてたんだ」
「ただいまですお師匠様!」
「うむ、おかえり。
二人で何か狩りに行ってたのかの?」
「うん、適当に黒の森で狩ってた。」
「ふむ、主らからすれば雑魚じゃろ?」
まぁ、あそこのエネミーは、確かに強いは強いけど…
慣れたから瞬殺出来る。
ともすれば雑魚って言ってもいいかも?
「戦闘訓練にはもってこいです!」
「ん。」
「そうじゃなぁ…
主らレベルだとボスに挑むくらいじゃないと苦戦はしなさそうじゃし…」
「大丈夫。
さっきは下手すると二人とも死にかけたから。」
「…ほう?
あそこに主らを追い詰めるモンスターなんぞ、それこそ最強の魔獣くらいしかいないと思うのじゃが?」
最強の魔獣は、このゲームで一番最初に倒されたボスらしく、最強の魔獣(笑)なんて呼ばれてる。
…まぁ、目の前のまおー様が紙一重で首を切り落として倒したらしく、北の氷河とルアシェイアで再戦しに行ったら凄い強さということを配信で見せつけた。
その為、(笑)なんて付けれる強さじゃない、ってみんな言ってる。
掲示板で見た。
「大丈夫。
流石にあれに挑もうとは思わない。
出てきたのは、幻想体。」
「少し間違ったら即死させられて負けてたかもしれないです…」
「ほぅ、ほぅ…!」
「…まおー様、なんか嬉しそう?」
やっぱりこのまおー様、戦闘狂の気があるよね?
じゃないとソールレオンさんとチェーンデスマッチなんてしないと思うし…
「いや、そんなことは無いぞ?
うむ…
だが、我も幻想体との戦闘は気になる所じゃ。
近場に良い奴は居ないかのぅ…」
やっぱり戦闘狂じゃん…!!
「うーん…そんなに近くないけど、掲示板で見つけられてるのは、『オールアラウンドヘルパー』『雪の女王』『レティシア』『審判鳥』『火の鳥』『夢見る流れ』ってのが居るらしい。
それと、赤い人型の何かも居るけど、名前を見る前に瞬殺されたらしい。
名前が出てる幻想体とたたかった人も、基本瞬殺されてるけど、調べる時間はあったらしい。
多分、この人型のはALEPH。」
この辺りはプレイヤーが少ないので、この付近に何かいても私は分からない。
…幻想体限定でいいから広範囲探知とか欲しい。
ちなみに、人型の赤いエネミーを幻想体と言ったのは、本に、要注意と書かれてる幻想体のうちの一体に特徴が一致するのがいるから。
「ふむ…雛菊も居る事だし、リコリスやフレイヤも誘えるじゃろう。
メンバーが揃ってる事じゃし、WAWランクに行ってみたいのじゃが、問題はあるか?
いや、危険度は実際に見ないとわからんか…?
流石にALEPHはまだ早いと思うしの」
…やっぱり高難易度選ぶ時点で戦闘狂じゃない?
いや、私も多分メンバー揃ってる時に挑めるとなると嬉しいけど。
「…別にいいけど、どれを行くの?
近くに何かいないか探すのもありだけど。
ちなみに名前が分かればこの本に危険度は書いてる。」
「私はなんでもいいです!」
「火の鳥だけはないが、それ以外ならなんでもよいぞ?
とりあえず、我はフレイヤとリコリスを…
む、丁度あそこにいるな。
おーい、フレイヤ!」
…あぁ、そういやまおー様吸血鬼で火属性にすごく弱いんだったね。
火の鳥は名前的にも火だろうし、うん、無理だね。
まおー様が下手すると即死する。
「うん?
クリムちゃん、どうしたの?」
「今からパーティーを組んでリルのクエストのモンスター…いや、幻想体を討伐しに行くのじゃが、一緒に来てくれんか?
相手の強さが不明じゃからな、出来ればタンクとヒーラーが欲しいんじゃ」
「うん!
勿論いいよー!」
フレイヤは二つ返事でOK、と。
じゃあリコリスは…あそこだね。
「リコリス、今いい?」
「…あれ、リルちゃん?
どうしたの?」
「今からまおーさま、私、雛菊、フレイヤで幻想体討伐に行く。
リコリスも一緒に、どう?」
「もちろん行くの!
あ、えっと…」
ん…?
あぁ、フレイか。
「フレイは今用事らしくて、一緒に行けない、ごめんね。」
好きな人も一緒に行きたいだろうに、タイミングが悪いね。
リコリスはフレイが好きみたいだし。
「!?
そ、そんなんじゃないの…!!」
顔を真っ赤にしながら慌てて否定すると、逆に肯定してるようなものだよね。
うん、青春してるね…
「じ、準備してくるのー!!」
…生暖かい目で見てたら逃げられた。
まぁ、一緒に行くみたいだしよかった。
「じゃあ、用意できたらまおー様のとこに集まって。」
「我はいつでも行けるぞ?」
「私も行けますです!」
「私もだよー!」
「リコリスだけ少し待つ。」
それから少し談笑していると、リコリスが用意を終えてこちらに向かってくる。
「ま、またせましたなの…!」
「ううん、大丈夫、行こう。」
「それで、何を倒しに行くかは決めとるのか?」
「うん、『審判鳥』にしようと思ってる。」
「ほう?
理由はあるのか?」
理由、もちろんある。
「うん。
ここから近めのWAWランクがこれ。
後は、火の鳥だから、まおー様が下手すると死ぬ。」
「おぉう…
流石に火属性というのがわかっとる幻想体に挑む気はないのぅ…
これがソールレオンの奴なら喜んでいくんじゃろうが…」
「…勇気と無謀は違うから、いい判断。」
「え、なに?
我、火属性のエネミーに挑むのは無謀認定なの?
一応この装備火耐性あるんじゃが??」
「あはは…
でもそれでもまだ火耐性はマイナスでしょ?
流石になにか対応が見つかるまではやめといた方がいいと思うなぁ…」
「ぐぬぬ…!」
苦笑混じりにフレイヤに窘められてぐぬぬ顔をしてるまおー様。
かわいい。
撫でたい。
さすがに言わないけど。
「撫でていい?」
「なんでじゃ!?
ことわるが?!?!」
前言撤回。
つい言葉が出てた。
「私はいいですよー!」
「ん、ありがと」
ぴょん、と私とまおー様の間に生えてきた雛菊の頭を撫でてほんわかした雰囲気が辺りに広がる。
「…さて、行くとするか。」
「ん、れっつごー」
「軽すぎるんじゃが!?」
まおー様、突っ込んだら負け。
「確か、この辺りに発見報告が…
ボス用のバトルフィールド…!?」
「ばかな…!
そんな話は聞いとらんぞ…!」
「私が居るから…?」
「考えるのは後なの…!」
「今は戦闘準備がいちばん重要です!」
「とりあえず様子見する?」
フレイヤに少し攻撃を受けてもらうことを考えたけど、WAWクラス相手だと怖いね。
「…そもそも、ボスはどこじゃ?」
「うーん…?
っ!?
AoE*1…!!!」
「皆の者!
AoEから出るんじゃ!!」
誰かをターゲットしてるとかではなく、かなりの広範囲に広がるだけのAoEなので、範囲外に出れば問題は無い。
頭割りとかになると、紙装甲の私や、私よりはマシとはいえ体力の少ない雛菊は危ないから助かる。
「…何も起きない?」
「ふむ…少し様子を見るとしようか…!?」
皆が範囲から出たので少し様子見をしていると、突然エリアに絞首台のようなものが現れた。
だが、何も起きずに消えたので、なんだったのかと考える。
が、そんな暇もなくいつの間にかボスがいた。
見た目は、棒人間のような体に、真っ黒の翼。
首のような場所はカクカクとしていて、頭は白く丸い。
鳥の羽のような耳?をしていて、目元?には白い包帯を何重にもぐるぐると巻いている。
首のような場所には、完全に有罪側に傾いている不公平な天秤。
その姿を前にしただけで、威圧感をびりびりと感じる。
一言で表すとすれば…
「…化け物。」
「はっ!
これはかなり手こずりそうじゃなぁ…!!
雛菊、無理はせずに
リコリス、ここは森じゃ、隠密をしながら援護を!
フレイヤはAoEだけ気をつけてタンク兼ヒーラーを頼む!
いちばん大変かもしれぬが、お主なら問題ないと信じておる!
リルは我と雛菊と共にダメージディーラーじゃ、やれるな?」
「はいです!
お師匠様、任せてくださいです!」
「任せてなの!
『
「うん!
クリムちゃんのお陰でメインタンクとしてもやれるようになったとこ、見せちゃうよ!」
「…ん、勿論。
なんなら
雛菊は闘志を隠さぬ瞳で、リコリスはスっと姿が消える。
フレイヤは盾を持って準備万端に、私はまおー様と並んで不敵に笑んでみる。
「くはは!
それはいい!
じゃが、多分そんなに簡単には行かんと思うぞ?」
誰一人この威圧感に気圧されないっていうのは、凄いね。
私も負けてられないな。
「「『臨』」」
「『シャドウ・ヘヴィウェポン』大鎌!
『ナハトアングリフ』…!!」
───ガキィィ…ッギィィンッ!!
私と雛菊は、いつもの『臨』を使い高速で距離を詰め同時に居合切り。
そのまま少し二人同時に通り過ぎ、その直後、けたたましい音を響かせて遠心力をかけた攻撃をする。
「ッ、!!
ハッ!!これのどこが生物と武器がぶつかり合う音じゃ!?」
「鉄を叩いた見たいな音です…」
「ん…首を落とすのは諦めるべき?」
完璧なタイミングでリコリスの狙撃が審判鳥の頭を撃ち抜くが、特に大きなダメージにはなってないようだ。
「ふむ…頭部は弱点では無いようじゃ。
じゃあ、色々と斬って弱点を探してみるしかないのぅ…!」
『──────』
されるがままな訳はなく、翼を大きく薙ぎ払って攻撃してくる。
「させないよ!
『エアライド』!」
エアライドという、パーティーメンバーの元に瞬間移動のように移動出来るスキルで審判鳥と私の間に割り込み盾でしっかりと受ける。
きちんと構えもしっかりしてるし、地面に衝撃を受け流すといった細かいが重要なこともできている。
「ごめん、助かった。」
「ううん!
タンクだから、任せて!」
「ははっ!!
では仕切り直しじゃなぁ!
リコリス!一発頼むぞ!」
リコリスの正確無比な弾丸が、またもや審判鳥の頭に命中し、それを合図にまたまおー様と雛菊と連携しながら戦闘を再開する。
かなり無理やり戦闘に向かわせたけど、戦闘描写ってこれでいいのか…
戦闘は苦手です、ゆるゆるした日常のが描きやすいの…(なんでこの原作にした??)
魔法少女の扱いをどうするべきか…
あ、ちなみにこの小説ですが、原作のとあるイベントがあり、ここは二次創作でこう書きたいなーって場所があるのでモチベは高め