黒狼少女のDUOプレイ記   作:ユキ

7 / 8
今日は少し短め…|*・ω・)


ジャスティティアって声に出してみたくなるよね

「っ、硬いし、早いし、強い…

『闘』『兵』」

 

「特殊行動という特殊行動は特にないが、こうも純粋に強いと困るな…

『ナハトアングリフ』!!」

 

「最初の絞首台があれから出ていないのは不思議です

『臨』『者』です!!」

 

───タンッ…

 

私のスキルに合わせて、まおー様と雛菊が完璧に合わせる。

そしてほんの少し仰け反った審判鳥に、完璧な追撃を決めるリコリス。

 

あの子の狙撃の腕は化け物クラスだね。

雛菊の刀の扱いも一級品だし、まおーさまは言わずもがな。

 

もしかしたらいちばん弱いのは私かもしれない?

 

「まおー様、合わせて。

『陣』」

 

「まかせておけ!

告死天使の輪(アズリール・リング)』!!!

『シャドウ・ライトウェポン』『シャドウ・ヘヴィウェポン』」

 

「雛菊、リコリス、追撃…!」

 

「もう…!」

 

「やってるの…!」

 

私とまおー様で同時に攻撃し、隙を少しだけ生み出す。

その直後、雛菊の種族スキル、『蒼炎』を纏った刀の一撃と、リコリスの完璧な狙撃が同時に着弾しそれなりのダメージを与える。

 

まおー様は、切り札の仕込みでクールタイムが終われば武器を作って地面に刺している。

後六本で用意は終わる。

 

攻撃をされるがままという訳もなく、何度も反撃は来るが、全部フレイヤが防ぎ切る。

 

「…強いには強いけど、なんだか拍子抜け…?」

 

「うむ…このまま終わるとは思えんな。」

 

そんな話をしてたからか、初めての行動パターンになった。

さっきまでは近接攻撃していたら、翼で殴るくらいしかしてこなかったのが、突然凄まじい突風を起こし無理やり距離を離される。

 

『──■■(審判)──』

 

言語のような、なにごえのような。

よく分からない音を発した審判鳥。

 

次の瞬間、ボス戦エリア全体にAoEが現れる。

 

「っ!?!?」

 

「頭割りでもなく、純粋な全範囲攻撃じゃと…!?」

 

「止めないといけないです…!?

『臨』です!!!」

 

【19264/20000】

 

「Absolute Defense…!?」

 

「DPSチェックか…!!!」

 

「リコリスは少しでも狙撃して削ってほしい。

雛菊とまおー様と私は全力で攻撃して、フレイヤは大変だけど審判鳥のタゲを取っておいて欲しい。」

 

「フレイヤ!

かなり大変だができるか!?」

 

「う、うん!

がんばる!」

 

「やってやりますです!!

『秘剣・九重』!」

 

今雛菊が使った、秘剣九重は、臨兵闘者皆陣烈在前の九つの刀スキルを全て連撃として出す刀スキルの奥義。

このDPSチェッククリアしたら倒し切れるのなら、光の種を使うんだけど…

 

「残体力的にまだ続くからこの札は切れない…

なら…!!

来て、《魔法の弾丸》」

 

私がそう言うと、手元に一丁の銃が現れる。

それは、かなり大きかった。

 

…でも、HEランクから取れた装備なのにWAWランクの武器だから、火力を期待できるだろう。

 

「『ナハトアングリフ』!

『ダークハーヴェスト』…『告死天使の輪(アズリールリング)』『ヘヴィスマッシュ』!!」

 

え、なんでそんなに連続で戦技(アーツ)接続(コネクト)できてるの?

結構シビアなんだけど…こわ

 

というか、アズリールリングで大鎌投げてから地面に刺してる剣拾って剣のスキルと繋げてるの異次元すぎ…

 

「『魔法の弾丸(マジック・バレット)一の弾丸(ファースト・イグニッション)』」

 

「「!?!?」」

 

おぉ…

着弾と同時に面白いくらい削れた。

 

ボスの体力が見てわかるくらい削れるなんて、高火力だね。

 

ただ、七発目は何処に飛んでいくか分からないらしいから六発までに留めておかないと。

 

「『魔法の弾丸(マジック・バレット)二の弾丸(セカンド・イグニッション)』」

 

「くはは!!

そんな手段があるとは知らなかったが、いい火力じゃ!

我も負けてられんなぁ!!

『シャドウ・ヘヴィウェポン』『シャドウ・ライトウェポン』

『エグゼキューション』!!」

 

「私も負けませんです!

『兵』『闘』『者』『皆』!!」

 

うわぁ…まおー様、ステータスの問題もあると思うけど火力えぐい…

雛菊も戦技接続(アーツコネクト)完璧すぎるし…

 

だが勿論やられっぱなしではないので、反撃もしてくる。

ヘイトを流石に買ってしまったみたいだね。

 

─────!!!!

 

「『エアライド』!

やらせないよ…!

せっかく任されたんだから、やりとげるよー!」

 

「ふふ、流石。

助かった。

魔法の弾丸(マジック・バレット)三の弾丸(サード・イグニッション)』」

 

「これで…終いじゃ!

雛菊!!リコリス!

『エグゼキューション』…!」

 

「はいです!!

『列』…!」

 

「わ、わかったの!」

 

雛菊とまおー様が同時にスキルを当て、そこにリコリスが完璧な狙撃を叩き込む。

それと同時、パリン!と、何かが割れるような音と同時にAoEが消え去った。

更には、審判鳥がダウンもした。

残り体力的に…削りきる…!

 

「出し惜しみはなし。

『光の種』」

「ほう…切り札があったか!

我も、負けてはおれんなぁ!

『ブレイズ・ブラッド』!

EX(イクシード)ドライブ!

破軍剣聖、剣軍跳梁、此処に来れ、『刹那幽冥剣』…!」

 

まおー様が切り札を二枚きる。

ブレイズ・ブラッドは、純粋に自分を強化だけど、強化幅が狂ってる。

ちなみに時間切れでちっちゃくなる。

 

刹那幽冥剣は、まおー様が作り出した12個の武器が王に付き従う家臣のように、周囲に浮かび上がっている。

元は影の武器だったのが、今は見た目が変わっている。

 

周囲に浮かぶ影の武器だった物たちは、精緻な装飾の刻まれた、統一されたデザインながらそれぞれ個性を持つ、十二本の深紅の騎士剣へと変化していた。

 

「一瞬だけ動き止める。

叩き込んで。

『紫氷』

『秘剣・九重』」

 

「私にはおふたりのような切り札はないです。

ですが、瞬間火力でなら誰にも負けないです!

いくです、『紫電の型・無尽の太刀』です!」

 

「いや、いくらなんでも火力バグってるじゃろ…!?

『ナハトアングリフ』!『エグゼキューション』!!」

 

「まおー様も人の事言えなくない?

魔法の弾丸(マジック・バレット)四の弾丸(フォース・イグニッション)』そのまま…『五の弾丸(フィフス・イグニッション)』『六の弾丸(スィクス・イグニッション)』」

 

「三人とも火力高いと思うなぁ…」

 

「ふ、フレイヤお姉さんに同意なの…」

 

まおー様の大鎌スキル使うと同時に、12の剣の内5本を大鎌と同時に振り抜きかなりのダメージを与える。

12の剣すべてを同時に使えれば一番なのだが、そんなことは不可能。

 

五本同時操作ですらもまおー様はかなり無理してるみたい。

 

だがその無理の甲斐あって、かなりの大ダメージを与えられている。

…まぁ、雛菊には負けてるけど。

 

雛菊の使ったスキルは、火力は控えめなスキル。

でも、無尽の太刀を使った終わり際に、一瞬だけだがもう一度無尽の太刀を繋げれるタイミングがある。

 

だから理論的には最強だが、一瞬すぎる為繋げれて1回が普通だね。

私はそもそも無尽の太刀もってないけど。

 

今雛菊が繋げた回数は、1()1()()

それのダメージは、少なくとも私が同じくらいのダメージ量を出そうと思えばスキルを20回程当てないと無理だろうなと言うほど。

 

火力が控えめとはいえ、刀の応変スキル、紫電の型の奥義にあたるスキルのため普通のスキルよりは余裕で強いのだ。

 

私は、四から六回目までの弾丸を連射して叩き込んだくらい。

 

そしてその火力の集中砲火を受けた審判鳥は…

 

────。

 

声にならない声のような音を発し消えていった。

それと同時に、ボスフィールドが消え去って、きちんと倒したことが分かる。

 

「くはは!

中々に楽しかったのう?」

 

「ん、楽しかった。」

 

「疲れたよぉ…」

 

「お、お疲れ様です、フレイヤお姉さん 」

 

「お疲れ様なの…」

 

まぁフレイヤはしんどかっただろうね。

フレイヤ一人でタンク兼ヒーラーだから。

 

私はノーダメージ(喰らったら多分即死)だし、まおー様も雛菊も被弾少なかったとはいえ、気を貼り続けだったと思うしね。

 

「皆おつかれ。

手伝ってくれてありがとう。」

 

「今回は我から言い出した事じゃしな。

それより、討伐報酬はどんなのか聞いても良いか?」

 

「あ、私も気になるです!」

 

「うん。

えっと…あ、ALEPH…?

本体はWAWだけど、装備はALEPHらしい…」

 

「え、本体と装備でランク違うことなんてあるの…?」

 

「うん。

リコリスがちらちら見てるこの銃も、そうだよ。」

 

「ぴゃっ!?

ご、ごめんなさいなの!」

 

「ううん、大丈夫。

はい、見ていいよ。」

 

「…!!

あ、ありがとうなの!」

 

リコリスは大の銃オタクだからね。

幻想体の装備の銃なんてものは気になって仕方ないんだろうね。

 

かわいい。

 

「話を戻すが、要するにクソ強装備ってことでいいんじゃな?」

 

「うん。

でも、ALEPH装備は武器か防具、どちらかひとつみたい。」

 

「バランスを考えた…ですか?」

 

「…多分?

見た目はこんなの。」

 

そう言って私は選択画面を皆に見せる。

 

「ほう…見た目は凄くかっこいい装備じゃな!

アクセサリーの方も悪くない。

じゃが、目隠しというのは扱いにくいのう…」

 

「目が見えないのは困るです…」

 

「防具はとても強いねー!

クリムちゃんのユニーク装備よりも上かも?」

 

「武器は…剣なの。

かっこいいの…」

 

「うーん…悩むけど、武器にしようかな。

防具は…まぁ欲しいけど武器の方が優先度高い。」

 

オワタ式なのは今更なので、殺られる前にやる、ってこと。

その為にも強い武器はほしいしね。

 

「早速、喚んでみようかな。

《ジャスティティア》

っ、とと。

…重いね。でも、いい武器。」

 

武器カテゴリとしては大剣で、特殊効果として一度攻撃を当てると追加攻撃として魔法の斬撃が斬った場所に発生するみたい。

 

ふむ、ふむ…?

 

「「「「「強すぎ(じゃ)(の)(です)!!」」」」」

 

これはメインウェポンまったなしだね。

これ以上の武器とか出てくるのかな?

 

「…いい武器が手に入って満足。」

 

「まぁ、我らからしても仲間が強い武器を手に入れるのはよいことか…」

 

まおー様が苦笑しながら言う。

まぁこんな効果の武器手に入ったら苦笑いするしかないよね。

 

「私も強い刀を頑張って手に入れるです!」

 

「ん、ボス戦とかは手伝う。」

 

「くはは、それは勿論我もじゃな。」

 

「雛菊ちゃん、私もなの!

そういえば、リルちゃん、刀と銃使えるのは分かったけど、大剣なんて使えるの?」

 

まぁ、使ってるの見せたことないし使えないと思われても仕方ない、かな。

 

「ん、一応基本的なのは全部使える。

それこそヌンチャクとか訳分からないものが来なければ。」

 

「このゲームにそんなのあるのかなー?」

 

「少なくとも我は見たことがないな」

 

「まぁ、あったとしても使える人相当限られそう。」

 

今日の1番の収穫はこの武器だね。

これがあるだけでこれからが随分と楽になりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




本当は戦闘をもっと苦戦させるつもりでしたが、審判鳥くん…攻撃が思いつかぬ…
某鮫さんの実況見たから膝蹴りが頭に浮かんできて入れたろうかと…(血迷うな)

後、雛菊はこのタイミングで絶対無尽の太刀持ってないけど、まぁ二次創作だし…(魔法の言葉)
最終的に持ってるんだからね…(震え声)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。