【助けて】数年後に人類が半減するスレ【クレメンス】   作:華風鱗月

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シルバーサムライ編の大まかな流れは出来てるけどヴィランをどうするか悩み中な作者です。

先日、大阪に旅行してきました。色々と食べ歩きだったり観光地回りましたが楽しかったですわ。


9スレ目

「最近、東京都内で銀色の装いに身を包んだ人物が、自警活動を行っているとの目撃情報が相次いでいます。ネット上では“シルバーサムライ”の名で呼ばれるほか、“白銀の守護者”とも称され、その正体に関心が集まっています」

 

 キャスターは落ち着いた口調で原稿を読み上げながら、背後のスクリーンに映し出された映像を示した。そこには、夜の繁華街で黒ずくめの強盗を制圧する銀色の姿が映っている。

 

「こちらは先日、新宿で撮影された映像です。複数の目撃証言によれば、シルバーサムライと呼ばれるこの人物は、刃物を持った強盗グループに遭遇し、驚異的な身のこなしで瞬く間に制圧したとされています。幸い、事件による負傷者はおらず、犯人はその場に取り残され、通報を受けた警察に逮捕されました」

 

 映像は次々と切り替わり、銀色の装甲をまとった男が、素早い動きで逃走中の窃盗犯を追い詰める姿などが映し出される。

 

「この自警活動について、専門家の間では意見が分かれています。市民を守る行動を称賛する声がある一方で、私的制裁の危険性や、警察の権限を侵害する可能性を懸念する声も上がっています」

 

 画面が切り替わり、スーツを着た警察関係者が取材に答える映像が流れた。

 

「現時点では、この人物の身元は不明ですが、法の下での適切な対応が求められます。市民の安全を守るためにも、もし事件を目撃した場合は、速やかに警察へ通報してください」

 

 再びスタジオに戻り、キャスターはやや厳しい表情で続ける。

 

「果たしてシルバーサムライは、都民の平和を守る英雄なのか、それとも新たな秩序の乱れを生む存在なのか――。今日はこの話題について、専門家の方々にお話を伺います」

 

画面がスタジオのディスカッションコーナーに切り替わるとキャスターの隣には二人のゲストが座っていた。

 

「まずは、犯罪心理学と治安問題に詳しい田嶋弘樹氏です。田嶋先生は、〇〇大学の教授で、治安政策や市民の安全意識について研究されていらっしゃいます。本日はよろしくお願いいたします」

「よろしくお願いします」

 

 田嶋氏と紹介された人物は軽く会釈をして挨拶をする。

 

「そしてもう一人のゲストは、元警視庁警備部隊長で、現在は危機管理アドバイザーとしてご活躍されている佐藤圭一氏です。佐藤さんは、現場の視点から治安維持や犯罪対策について発言されることが多く、今回は警察の立場からの見解をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします」

「よろしくお願いします」

 

 田嶋氏の隣に座っていた佐藤氏と呼ばれた男もまた、軽く会釈をして挨拶する。紹介が終わったキャスターは会話を続けて行く。

 

「さて、今回の件についてですが、まずは田嶋先生。シルバーサムライのような“自警団的活動”が登場する背景について、社会的な観点からどのようにお考えですか?」

 

 田嶋氏は少し考えてから、ゆっくりと話し始めた。

 

「そうですね…こうした現象は、社会の不安感が高まったときによく見られます。例えば、警察の対応が十分でないと市民が感じたとき、あるいは犯罪の増加に対する恐怖が強まったとき、人々は公式な法の執行機関ではない、いわば“民間の守護者”に期待を寄せる傾向があります。シルバーサムライの行動も、そのような市民の心理を反映しているのではないでしょうか」

「つまり、彼の行動は一部の市民にとっては歓迎されていると?」

「はい。ただし、それが長期的に社会にどのような影響を及ぼすかは慎重に見極める必要があります。彼が市民の支持を得たとしても、あくまで法の枠組みの中で活動しなければ、無法状態を助長する結果になりかねません」

 

 田嶋氏はシルバーサムライが現れた理由、そして彼が現れた事によって発生する可能性がある事象について言及する。

 

「では続いて佐藤さん、警察の視点から見てこうした活動にはどのようなリスクがあると考えられますか?」

 

 佐藤氏は腕を組み、少し厳しい口調で答える。

 

「最大の問題は、法の執行権を持たない個人が、暴力を伴う取り締まりを行ってしまうことです。たとえ結果的に犯罪を阻止できたとしても、過剰防衛や誤認による問題が発生すれば、シルバーサムライ自身が法を犯す立場になりかねません。また、こうした人物の存在を見て、『自分もやってみよう』と考える模倣者が出る可能性もあります。無秩序な私的制裁が広がれば、それは治安の悪化につながります」

「つまり、一歩間違えれば逆に混乱を招く可能性があるということですね」

「その通りです。警察としても、こうした存在を完全に無視することはできません。今後、彼の行動がエスカレートすれば、当局がなんらかの対応を取ることになるでしょう」

 

キャスターは少し間を置いてから、まとめるように話す。

 

「シルバーサムライは、本当に街の正義の味方なのか。それとも、秩序を乱す危険な存在なのか――。今後の動向が注目されます。この話題については、引き続き番組でも追っていきたいと思います」

 

画面がフェードアウトし、次のコーナーへと移行していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『続いては――』

 

 キャスターが次の話題に移ろうとした瞬間、プツッとテレビの画面が消え、真っ暗なモニターには食事をしている剣一郎と祖父の2人が映し出されていた。

 

 剣一郎がシルバーサムライとして活動を始めた日から早くて3ヶ月、連日連夜の如く活動し続けていた為か彼の存在は世間に知れ渡っていた。

 

「剣一郎、テレビを見とらんで食べなさい。今日は1限からだろう」

「あ、ヤベ。ごめんじいちゃん」

 

 剣一郎は自身の話題がテレビで流れていた為か食事を忘れテレビに夢中になっていた。そのせいで叱られてしまい、掻き込むように食べ始める。

 

 そうして暫くして食べ終えると「ご馳走様でした!」と急いで食器をシンクに置きにいく。

 

「食器は後で儂が洗っておくから急いで行きなさい」

「ありがとうじいちゃん!行ってきます!」

 

 剣一郎はそのまま家を出て大学へと走り出して行った。

 

 

 

 

 

 

---

 

89:名無しの転生者

そういやイッチって今世間にはどう言われてるんやろ?

 

90:名無しの転生者

確かに。かなり時間経ったし噂ぐらいは流れてるんじゃない?

 

91:名無しの転生者

もうそろそろイッチ来るやろうしその時聞くか

 

92:名無しの転生者

だな。個人的にはネットニュースに取り上げられてそう

 

93:忍術学園教師

ワイはメディアにも取り上げられとると思う

 

94:名無しの転生者

確かに。今の所世間に知られてる現役ヒーローってアイアンマンしか居ないし、似たような事してる輩が現れたってなったら直にニュースとかになりそうやな

 

95:サムライ

オッス。1限始まったから来たで

 

96:名無しの転生者

かなり世間で話題になってたりしてな

 

97:名無しの転生者

イッチおかえり

 

98:名無しの転生者

おいちょっと待てw普通に授業サボってんぞw

 

99:名無しの転生者

なにしてんねんw

 

100:忍術学園教師

教師側として怒らなあかんやんけw

 

101:サムライ

大丈夫だって。どうせ今受けてる授業はテストの点数と出席してれば単位貰えるから過去問手に入れればサボっても行ける行ける。

 

102:名無しの転生者

良くねぇだろw

 

103:医療機関 

単位の為に楽な科目受けるのは誰もが通る道だな…

 

104:名無しの転生者

懐いわ〜w俺も転生する前はクッソ楽な科目履修してたわ。途中で先生変わって死ぬほどきつくなったけど…

 

105:名無しの転生者

イッチは↑みたいにならん様に気を付けとけよw

 

106:サムライ

お、おう…気を付けとく…。ところで何の話してたんだ?

 

107:名無しの転生者

世間でイッチの事どれぐらい話題になったかなって話してたんよ。因みにワイはファンクラブが出来てるレベルだと思ってる

 

108:名無しの転生者

ファンクラブ程じゃないけど専用のサイトぐらいは出来てるんちゃう?

 

109:サムライ

なるほどね。今朝丁度俺の活動についてニュースやってたよ。なんか俺、「白銀の守護者」って呼ばれてるみたい

 

110:名無しの転生者

白銀の守護者w めちゃくちゃ格好いい異名ついてんじゃネーかw

 

111:名無しの転生者

草w

 

112:名無しの転生者

まじかよw

 

113:名無しの転生者

ニュースになってるレベルってかなり凄くね?

 

114:医療機関

ニュースにもなってるのならSNSだとかなり話題になってるだろうな

 

115:名無しの転生者

イッチもついに有名人かw

 

116:忍術学園教師

裏社会どころや無くなったがこれでイッチも有名になったし暫くしたらSHIELD側から接触してくるやろ

 

117:名無しの転生者

SHIELDが接触してきたら暫くはもうアベンジャーズ結成まで普段通り活動してれば良いな

 

118:名無しの転生者

だな。

 

119:医療機関

アベンジャーズに入れば取り敢えずイッチの目標達成になるな。

 

120:名無しの転生者

アベンジャーズに入るってのもイッチの目標やけど一番は生き残る事が最優先なんやろ?そしたらアベンジャーズ入った後はサノス対策を考えんとな

 

121:サムライ

サノス対策か…正直何も思い浮かばない。そもそもあいつどうしようも無いんだよな…

 

122:名無しの転生者

確かに…サノスが地球に襲来するのはインフィニティ・ウォーからだし、襲来する時には既にインフィニティストーン5つ揃ってる状態なんだよな…

 

123:名無しの転生者

一番良いのはインフィニティ・ストーンをサノスに渡さない事だけど…

 

124:医療機関

確実に原作通りの物語を進むと確定しているならまだしも、イッチと言う言わばイレギュラーが居るからな。なんとも言えん…

 

125:忍術学園教師

そもそもMCU…と言うよりはMARVEL自体がマルチバースの設定があるせいで原作とは全く違う展開になる可能性かて有るからな

 

126:名無しの転生者

取り敢えずまだサノスが来るのに10年ちょいも時間はあるんやしじっくり考えて対策した方が良くね?

 

127:名無しの転生者

だな。今考えても考えなんて思い浮かばないし、それぞれ何か良い対策が無いかだけ考えておくか

 

128:名無しの転生者

サノス倒せるならいいけどあいつ素で強いしそもそも宇宙いける技術が無いもんな

 

129:名無しの転生者

そもそも先ずエンドゲームまでイッチが生き残れてなきゃ対策もクソもないならな。一先ずロキの事件を乗り越えんと

 

130:サムライ

それもそうだな。サノスもだけど目先の事件を優先するか

 

シルバーサムライ編のヴィランをどうしようか悩んでます…MARVELに登場しているかつ、MCUに出ていないヴィランを出すかオリジナルキャラを適当に出すか…アンケ取ります。尚、原作キャラの場合はハンドから出すつもりなんですが…作者、ディフェンダーズサーガ見てないんですよね…

  • MARVEL作品に居るヴィラン出す
  • 原作ヴィランでもハンド以外から出す
  • 別にオリジナルでもええんちゃう?
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