Meine lide Freundin(親愛なる親友へ・・・・)   作:偽作者(ハザードフォーム)

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お初にお目に掛かります。

ゼロ聖王に祝福をっ(オリヴィエに祝福をっ)と申します。

今回、この小説を投稿した理由なんですが、
これはVIVIDにてのオリヴィエとクラウスの話が悲し過ぎたために投稿しました。
何というしょうもない理由・・・・・と思うかもしれませんが、自分は正直、クラウスとオリヴィエには結ばれて欲しかったですね・・・・・・。
まあ、どうあれ、こうあれ・・・・・公式設定ですから、変わる事はありませんが・・・・

今回は覇王殿であるクラウス・G・S・イングヴァルトの回になります。




クラウス・G・S・イングヴァルト

 

私は守れなかった・・・・・・。

 

 

 

 

永き戦争が終わり迎えた青き上空を見上げれば、いつも私の視界に写るのは、あの愛しき人が居るであろう・・・・巨大で、金色の船《ゆりかご》の姿・・・・・。

 

 

 

私は守れなかった・・・・・。

 

 

 

『はい・・・・宜しくお願いしますね?クラウス陛下。』

 

 

『フフッ・・・・クラウスったら』

 

 

『クラウス陛下・・・・いえ、クラウス・・・・私は行かなければなりません。』

 

 

守ると誓った今はあの空を飛び回るゆりかごの中に居るであろう・・・・あの愛しきあの人が《ゆりかごの王》となるのを阻止する事も出来ず、守れなかった・・・・・・。

 

 

私は守れなかった・・・・。

 

 

『さあな・・・・・・俺はどうやら、記憶を失っているらしい・・・・・そして、俺が誰なのか、もな・・・・・。』

 

 

『・・・フッ、相変らずだな・・・・だがお前なら、きっと・・・出来るはずだ・・・お前なら・・・・な。』

 

 

『知らんな・・・・・・俺は一度も正義の味方とも、騎士とも名乗った覚えは無い・・・只、友と・・・・・友が信頼した者のために戦って来た・・・・・』

 

 

『クラウス・・・・・オリヴィエを・・・・・頼んだぞ・・・・・。』

 

 

親愛なる友であり、最初は自分が何者なのかさえも知らなかった・・・。

 

 

 

”愛しきあの人”の事で時として相談に載ってくれたりしていた・・・・

 

 

 

 

そして・・・・・・どんな時も励ましてくれた・・・・・。

 

 

 

 

 

・・・・・いつも手に持つのは、あの何色にも光り輝く透き通った細長き魔力刃と思われる刃を持つ黒と白のラインがある柄を持つ剣状のデバイス

 

 

銀色の脛まである月や太陽の光により輝く美しく長い髪

 

 

 

 

そして、透き通った紅と蒼の私達王族のように虹彩異色の瞳をした黒き金色のラインのあるコートを身にし、いつものように無表情な顔をしていた・・・・・

 

 

ですが、自分が何者かも分からずとも・・・・・・

 

 

 

 

 

 

自分が誰であろうとも・・・・

 

 

 

 

 

どんなにも傷つこうとも、”友”として私達を信じ、私達のために戦ってくれた・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

もう会えないであろう・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

聖王連合軍から、追放され、最後は焼かれ殺されたと聞いた親愛なる友を・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・私は守れなかった・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

『み、皆さんっ!大丈夫ですかっ!』

 

 

 

 

《魔女の森》と呼ばれし、どんな時も励ましてくれた親愛なる友の故郷に住む民達を・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・私は守れなかった・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

『い、いやあああっ!』

 

 

『は、母上っ!』

 

 

『クラウス陛kぐああああああああああああっ!!』

 

 

 

 

 

 

私を信頼し、慕ってくれていた者達を・・・・・・

 

 

 

 

 

 

何故、私はこんなに弱いでしょうか・・・・・・?

 

 

 

 

 

何故、私は誰も・・・・・守る事すら、出来なかったのでしょうか・・・・・・?

 

 

 

 

 

どんなに鍛えたとしても・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

何故・・・・・私は何も守れないのでしょうか・・・・・・・?

 

 

 

 

 

二人共、守ると誓い・・・・・強くなろうとし、いつも鍛えていました・・・・・・。

 

 

 

 

友も言ってくれた・・・・・・『私なら、必ず出来る』と・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

「その・・・・・やっぱり・・・・ここに居たんだね・・・・?」

 

そんな中、私の手を引っ張るかのような、感覚を感じると同時に、聞き覚えのある声が聞こえて来ます。

振り向くとそこにはいつものように、愛しきあの人のような綺麗で太陽の光により輝く金色の長い髪をし、まだ、年齢としては幼く、黒いコートに黒いフードを被り、故郷すらも失っても尚、私を信じてくれていた者の姿。

 

 

 

「駄目だよ・・・奥さんを心配させたら・・・・。もうクラウスだって、一人の父親で、この国、シュトゥラを治める王様なんだよ・・・・?皆も心配してると思うから・・・・ね?」

 

 

いつものように、無邪気な笑顔を私に見せると、その者は私の腕を引っ張り、いつもの所へと向かい、目指して歩き始めます。

 

 

 

 

ですが、視界に写るその者の姿を見ると、いつも私は思ってしまう事がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は・・・・・・今まで一体何のために戦って来たのでしょうか・・・・・?

 

 

 

 

 

 

 

親愛なる友・・・・そして・・・・・・・愛しき人すらも失い・・・・・

 

 

 

 

何もかも失った私は何故戦って来たのでしょうか・・・・・・?

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・クラウス・・・・・。」

 

 

そんな中、私の腕を掴み、引っ張りながらも、あそこへと向かって行っていたその者は足を止め私の方を見ます。

 

ですが、いつもの無邪気な笑顔は無く、通常ではその者の性格からも私からも予想も出来ない真剣な顔でした・・・・・。

 

 

「いつまでも、過去の事を引きずらないで・・・・・オリヴィエは何のためにゆりかごに乗ったの?リランは何のために戦っていたの・・・・?クラウス達皆が争いの無い世界で過ごすのが見たかったからなんだよ・・・・?」

 

 

その者は私に聞いて来ます。

 

 

 

『クラウス・・・・・こんな綺麗で、美しいこの世界を・・・・・いつまでも見るていたいですね・・・・・。』

 

 

『・・・・俺の願い・・・・か。・・・・そうだな、クラウス、オリヴィエ、リッド、クロゼルグ。お前達が誰とでも手を繋ぎ合った世界で生きるのを見る・・・・・・それが俺の願い・・・・だな。』

 

 

そして、その者の言葉を聞き、私の記憶の中、蘇って来るのは、あの二人の記憶でした・・・・・。

 

 

二人共、争いの無き未来を願っていました。

 

 

 

ですが・・・・・そんな未来なんてありませんでした・・・・・・。

 

 

 

あったのは・・・只、沢山の失った物と・・・・胸に何かポッカリと空いたような感覚だけでした・・・・。

 

 

 

 

 

 

そして、どんな時も押し寄せて来るのは、あの二人を守る事すら出来なかった・・・・無力だった自分に対しての深い後悔感。

 

 

 

「・・・・・クロ・・・・・・私は一体・・・・・何のために戦って来たのでしょうか・・・・・?守りたかった・・・・・・・いつまでも一緒に居たかった・・・・・なのに・・・私は・・・・・」

 

 

そんな中、私の視界が歪み、何かが溢れ出るかのような感覚、そして、地面に黒い染みが出来ているのを確認します。

 

私は・・・・・

 

 

 

 

何故、私は泣いているのでしょうか・・・・・・?

 

 

 

 

何も守れなかったこんな愚か者である私が何故・・・・泣いているのですか・・・・・?

 

 

 

 

 

「クラウス・・・・・・。」

 

 

そんな中、涙を流す私を何か心配そうに見るクロの姿が視界に写り、そして、私を抱きしめます。

私はクロの胸の中で悲しさに耐え切れず、そのまま、泣いてしまいました・・・・・。

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

 

「すみません・・・・・・こんな見っとも無き姿を見せてしまいましたね・・・・・。」

 

 

それから、何時間が経過したのでしょうか・・・・私はクロから、身体を離します。

 

 

「ううん・・・・大丈夫・・・・。本当は私だって・・・・・・あの二人が居なくなって、寂しい・・・・・。」

 

クロはいつもなら、見せていたあの笑顔とは別に、少し暗い表情をしながらも、上空を見上げます。

 

上空には、いつものように変わらず、飛び続ける《ゆりかご》の姿がありました。

 

 

「だけど・・・・・私には二人から託された想いがある・・・・だからここで立ち止まって泣いているわけには行かない・・・だって・・・・・私を最後まで信じて戦ってくれた・・・・最後まで私達のために戦ってくれた・・・・・だから、次は私があの二人の想いに答えないと・・・ね。」

 

クロはさっきとは違い、暗かった表情を無理矢理笑顔にさせ、私を見ながら、微笑む。

 

 

「クロ・・・・・。」

 

 

例え、いつもクロが笑顔で居たとしても・・・私には分かっていました・・・・・。

 

 

クロは今にでも泣きそうだという事を・・・・・

 

 

まだ、私よりも幼く、故郷や色んな物を失った・・・・それでも尚、クロはいつも笑顔で渡し野目の前に現れました。

 

 

それなのに・・・・・私は・・・・・・

 

 

「それより・・・・・いこ?皆が心配しちゃうし?」

 

 

クロは私にそう言うと、私の腕を引っ張り、あそこへと向け、歩き始めます。

 

 

 

そう・・・・ですね・・・・・・

 

 

 

 

 

クロの言う通りです・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

リラン・・・・ヴィヴィ・・・・・・

 

 

 

貴方達二人は私やクロ達を信じ、最後まで私達のために戦ってくれました・・・・・。

 

 

 

ですから・・・・・・クロと同じように・・・私もあの二人の想いに答えなくてはなりません・・・・・。

 

 

 

 

 

貴方達二人が見たかった物・・・・・・それを実現するために・・・・・・

 

 

例え、争いが終わったとしても、争いは絶える事なんてありません・・・・・。

 

 

 

ですから・・・・・私は今よりも・・・・・そして、二人よりも・・・・・もっと・・・・もっと強くならなければならない・・・・・・。

 

 

 

二人から託された想い・・・・それを果たすために・・・・・・

 

 

 

二人が願った『誰とでも手を繋ぎ合わせられる世界』のために

 




後書き


リランって誰?と思うかもしれませんが、リランはオリキャラです。

リランは過去の記憶すらも失い、自分が誰なのかも分かりません。

ですが、それでも、クラウス、そしてオリヴィエ達皆のために戦って来ました。

ですが、ひょっとしたある事により、聖王連合から追放されます。

クラウスは阻止しようとしましたが、それは虚しく、結局追放され、命すらも狙われるという・・・・oh・・・・。

息抜きで書いてみました。

ですが、シリーズなので、続きはします・・・・・はい。

vividアニメ、楽しみですけど・・・・・やっぱり、自分の好きなキャラであるオリヴィエに幸せになって欲しいな・・・・・。


まあ、そんなこんなと願ってもそんなの現実には起きやしませんけど・・・・(何処ぞやのギ○ロ○ニ丸いッ○スでもあるまいし・・・・(汗))

まあ、そんな感じです。これからも、皆さんに聖王の祝福がある事を祈ります。

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