奇跡的に生還したドラコはゴシャ装備を改めて作り、狩猟に励んでいた。いつかあのディアブロスを狩るために。
「だからぁ、クエスト行こうってぇ。一緒に狩猟しよ?先輩の僕が手取り足取り教えるからぁ」
「「..................」」
そんな折、ミナガルデを訪れたドラコはクリスティアーネとヤクモがあるハンターにナンパされているのを目撃した。
ナンパしてるのは新品の防具を着、ガンランスを背負ったハンターであった。見かねたドラコが声を掛ける。
「......狩猟デートなら俺が付き合おうか?」
「男かよ。......男が話しかけてくんなよ気持ち悪い」
「アンタのほうが気持ち悪いんじゃねえか?ほら、そこの2人も嫌そうな顔してる」
クリスティアーネとヤクモはブルファンゴかババコンガを見るような目で男を見ていた。
......すると、ハンターはドドブランゴ2頭の狩猟を受けようとしていた他のハンターから無理やり奪ってドラコに突きつけてきた。
「あっ、ちょおみゃーなにするんだぁ!?」
名古屋弁で話すハンターを無視してナンパハンターはドラコに勝負を仕掛ける。
「おい!僕と勝負しろ!......先にドドブランゴを狩猟した方の勝ち!勝ったやつは負けたやつの言うことを何でも聞く!でどうだ!」
「俺がお前に負けるわけないけどな」
フラヒヤ山脈。
「こっち来るなよぉ!うわあああ!」
ナンパハンターは逃げ惑っていた。対照的に、ドラコは確実にドドブランゴを追い込んでいる。
「粉塵粉塵粉塵っ!!粉塵かけてくれよぉ!」
ナンパハンターはクリスティアーネとヤクモに生命の粉塵を求めるも......
「すみません在庫を切らしてまして」
「私もですわ......」
と棒読みで答え、完全に見捨てる算段でいた。
「あれれー?武器の使い方分からない?」
「うるさい雑魚!うわあ!?」
攻撃を食らい、反撃しようとして取り巻きのブランゴに邪魔され、ドラコの邪魔をしようにも鬼人化のスピードについてこれずいいとこなしだった。
「......情けないですわね」
「......強気なことを言っておいてこの程度とは......よく雑魚なんて言えますね」
クリスティアーネとヤクモは二人とも呆れていた。当然、自分たちに絡んできたハンターにであり、ドラコにではない。最早2人の狩りを見ておらず、特産品を採取していた。
その時、ドドブランゴの倒れこみ攻撃が崖際で繰り出された。
「おっと......」
「うわあああああぁぁぁぁ!?」
ドラコは避けたがナンパハンターは避けられず崖から転落してしまった。
「......うん、ドドブランゴのせいだな。俺なぁにも知らねぇ」
「ありがとうございましたドラコ様」
「助かりました......あの人本当にしつこくて......」
遠い目をして見送ったドラコにクリスティアーネとヤクモがお礼を言った。
「二人とも美人だからなぁ........綺麗でしっかり者で......モテないワケがないんだよなぁ」
「ふふっ、お上手ですね、ドラコ様」
「イリーナさんが聞いてたらゴシャハギみたいになっちゃいますよ。......もしかしたらラージャンかも」
「ハハ.........」
「......さて、邪魔者は消えたし3人でドドブランゴ2頭、狩ろうぜ!牙へし折っといたから、多分増援は来ないぜ」
「はい!ドラコ様!」
「八つ当たり御免......!」
クリスティアーネとヤクモが参戦し、あっという間にドドブランゴが討伐されてしまった......。
賞金は3人で山分けした。ナンパハンターについてはドドブランゴの攻撃の余波に巻き込まれて崖から落ちてしまった。助けようとはしたが、何処に落ちたかまでは分からないと説明した。
クリスティアーネとヤクモは帰ろうとするドラコを呼び止めた。
「ドラコ様、コレを」
カゴいっぱいのドドブラリンゴを渡した。
「......これ、ドドブラリンゴじゃねえか!?」
「勝負の最中に採取しておきました。これ、イリーナさんにあげたら喜びますよ」
「おう......ありがとうな二人とも」
クリスティアーネとヤクモはあたたかい目でドラコを見送った.....
ドラコ、黒髪でロングヘアの清楚系の娘がタイプなようです。