モンスターハンター 〜寒冷群島の紅き鬼狩り〜   作:北凍武人

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恐れよ、暴れる竜を。狩れ、友の為にhttps://syosetu.org/novel/261176/に関係するお話です。 

オリジナルの個体が出現。


業喰のゴシャハギ

「なんなんだよコイツは......!」

 

ドラコは今日もゴシャハギ狩りに勤しんでいたのだが......

 

「グルギャルウオオオオオオオオオッ!!!」

 

狂ったような雄叫びをあげ、涎を垂らし、赤黒いエネルギーの刃を振り回す、やけに牙と筋肉の発達したゴシャハギに苦戦していた。

 

(依頼内容からして「様子のおかしいゴシャハギが暴れてる」だったからなあ......)

 

「フンッッッ!!!」

 

その時、スドンと重たい一撃がゴシャハギに炸裂し、ゴシャハギは昏倒してしまう。

 

 

その一撃を食らわせたものにドラコは見覚えがあった。

 

「......ビオ!」

 

ストライクストライプを強化した轟槌【虎丸】を担ぎ、カブラSシリーズを着用した鋭い目つきのハンター。同期のビオである。

 

「一旦引くぞ、ドラコ」

 

一旦キャンプに避難して、キャンプて待機していた、ガロンα一式とダークシミターⅢを装備した女ハンターと3人で状況を整理することに。

 

「......そっか。テリルの仇、取れたんだな」

 

「ああ。だが余計な置き土産を残してきやがった......」

 

「業喰個体って奴か。こっちにも情報来たぜ。確か、【美食求めるイビルジョー】の肉を喰った奴が変異するやつだっけ」

 

「そうだ。......厄介なことに、この世に定着してしまったらしい......」

 

「ゴシャハギがイビルジョーの肉を喰った......ってコトすかねえ?」

 

「......それも考えられる。或いは、イビルジョーの肉を喰ったモンスターを捕食したのだろうな......」

 

「.....赤黒いブレス吐いたかと思ったら腕に赤黒いエネルギー纏っててさ......亜種か何かと思ったよ......」

 

「龍属性を会得したか......。業喰個体になって時間が経っているかもしれん。ドラコ、スェイデ、休憩はいいか?」

 

「こっちは準備万端よォ」

 

「オッケーっす!」

 

「行くぞ」

 

 

 

 

そして、3人でゴシャハギの元に降り立つ。

 

「ゴガギャシャアアアアアッ!!!」

 

ゴシャハギは龍属性のブレスを吐き出す。そして、龍属性エネルギーを凍らせつつ拳に宿し、刃のような形にして襲いかかってきた。

 

「っ......」

 

「来るぞ!」

 

龍属性+氷属性エネルギーの刃を乱雑に振り回して暴れまわるゴシャハギを見て、ドラコは冷や汗をかいている。

 

「......こんな滅茶苦茶な動きするなんて......」

 

「気をつけろ!破壊力は通常個体以上だ!」

 

「......セオリー通じないってのは少しきついな......けど狩りがいがあるってもんだ!」

 

「......同意だ」

 

ドラコとビオ、そしてスェイデの巧みな連携でゴシャハギを追い込んでいき、腕を集中攻撃して龍属性エネルギーを散らしてダウンを取る。

 

「よし!今が攻め時だッ!」

 

反撃を許さない怒涛の連撃により、遂にゴシャハギを倒した。

 

剥ぎ取りをし、業喰に侵された証拠となる素材を手に入れた。

 

 

クエストクリア報告のためにワーニェ村にたどり着いた。

 

「今日泊まってく?話聞きたいし」

 

「......気持ちはありがたいが......っ!?スェイデのやつどこ行った!?」

 

ビオはなぜか相棒を探し始めた。しかも心なしか焦っている......?

 

「あれ?まだ酒場か......?」

 

「受付嬢のお姉さん、アタシとキモチイイことしな〜い?髪キレイだし顔立ちもアタシ好みだしぃ......」

 

「あ、あの、わたし......」

 

スェイデは何故かイリーナを口説いていた。イリーナは戸惑っている......。

 

「なんてこったい......」

 

ドラコとビオは慌ててスェイデを引き剥がす。

 

「HA☆NA☆SE!アタシは黒髪ロング清楚ちゃんとヤるんだい!」

 

「......ドラコ」

 

イリーナは涙目でドラコにひっついた。

 

 

ビオとスェイデは色々と察したらしい......




業雪鬼ゴシャハギ
特殊個体「美食求めるイビルジョー」の細胞を何らかの方法で摂取した雪鬼獣ゴシャハギの1個体が変異した姿。
異様に発達した牙と赤黒く肥大化かつ隆起した筋肉が特徴の個体。強い飢餓に襲われているらしく、涎を垂らしながら狂ったような唸り声をあげ暴れまわる。
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