モンスターハンター 〜寒冷群島の紅き鬼狩り〜   作:北凍武人

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モンスターハンター〜伝説の邂逅〜
https://syosetu.org/novel/270292/に関係するお話です。


ドラコ教官の寒冷群島研修

上位ハンターとなり数年が経った。

 

24歳となったドラコは結婚したイリーナと共に村の一角に家を建ててそこに住んでいた。庭にはハモンがつくってくれたからくり蛙ならぬ、からくり雪鬼が鎮座している。

 

 

 

 

雪鬼包丁ゴシャスパァを使い、生肉を調理しているイリーナに、ドラコは防具を着て封龍剣【真絶一門】を腰に下げ、剣盾(チャージアックス)のゴシャガシャを背負う。

 

「ドンドルマ行ってくる。......ちょっと依頼(クエスト)があってね......。少し泊まるかも」

 

「ドラコくんを頼りにしているんだよ。頑張ってね......!」

 

ぼやくドラコに、イリーナは今朝作ったお弁当を渡しつつ応援の言葉をかけた。

 

 ..................

 

クエスト明け、ドンドルマに滞在していたドラコは、訓練所の教官となったヤクモと再会し、一杯飲んでいたのだが......。

 

「......すう、すう......」

 

泣き上戸だったヤクモが泣き疲れて眠るまで待っていた。

 

「宿とるか......空いてるかな」

 

運よく二部屋空いており、ドラコは手続きをした。

 

その翌日。

 

「ドラコさん。......襲ってませんよね」

 

「しねぇよ......。嫁いるし部屋別々にしたし」

 

「ふふっ、冗談です」

 

2人は泊まっていた宿屋をあとにしていた。

 

「冗談に聞こえないんすよ」

 

「今日はお願いしますね」

 

 

 

 

......訓練所......ではなく、寒冷群島。バトルシリーズに身を包んだ訓練生たちがきれいに整列しており、ヤクモがドラコのことを紹介した。

 

「今日は特別講師をお呼びしております。わたしの同期、ドラコさんです」

 

「ヤクモ教官の同期、ドラコ・ラスターだ。えー、ヤクモ教官に頼まれて今日は寒冷群島で実習ということだが......ホットドリンク忘れたって人!」  

 

訓練生達はホットドリンクを出してドラコに見せる。

 

※ライズでは必要ないが、この世界の寒冷群島では必須アイテムである。

 

「......うん、優秀。......本日の実習内容はゴシャハギの狩猟だ。......2頭......になるところだったが、俺がうまく交渉して1頭にしておいた。」

 

「......あ、ありがとうございます」

 

「......ゴシャハギって、ディアブロス並の危険モンスターって聞いたことあります」

 

「ああ。一発のパワーが半端ない。訓練用装備なら即キャンプ送りだろうな。だが、ゴシャハギは力を溜めてから攻撃を仕掛けてくる。予備動作が分かりやすいから、避けやすいんだ。それじゃあ行ってみよう!」

 

 

 

..................

 

訓練生たちは30分かけてゴシャハギを倒した。

 

「や、やっと狩れた......」

 

「なんで途中から氷の刃が双剣に......」

 

「これもゴシャハギの生態......ってコト?」

 

 

「まだ終わってねえぞー」

 

「グオオオオオッ!」

 

訓練生達の前にゴシャハギが現れた。その背中には糸を巧みに操りゴシャハギをコントロールしてるドラコが。

 

 

「ゴシャハギがもう1体!?」

 

「ドラコさんが追い払ったはずじゃ......」

 

「よう未来のハンター!ゴシャハギを狩猟出来たようだな。上出来上出来!......と言いたいが、まだ残ってるぜ?」

 

「2頭のところを1頭にしておいたって言ったじゃないですか!」

 

「"同時に2頭にしないよう"にしただけさ。2頭、3頭同時狩猟ってもんもあるからな」

 

 

「そうなんですか......!」

 

「50分までだから、あと20分。さ、張り切って狩っていこう!」

 

 

(((ヤクモ教官とそんな変わらない......!!)))

 

訓練生達はギリギリで狩猟に成功した......。

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