キャラが集まるまでは、上位編を進めていきます。
とある水没林にて。
「......アイツ生きてたのか。意外としぶといよな......」
「運良く行商隊の荷物に落下して助かったようです」
「......ところで彼は?」
ヤクモに聞かれたドラコはため息をつきながら、
「面倒だからベースキャンプで簀巻きにしておいた。ベースじゃなくて、サブキャンプを使おう」
と答え、代案も提示した。2人は内心ホッとした表情をして頷いた......。
ドラコとヤクモ、クリスはタマミツネの狩猟に来ていた。前に2人をナンパしドラコと対決、ドドブランゴの攻撃で落っこちたハンターが再び絡んできた為、タマミツネ、ラギアクルスの同時狩猟で再び対決する羽目になったのだ。
3人で狩猟場に向かうと......
タマミツネともう1体、ベールのようなものをまとったふくよかな体格の、ピラルクのような顔つきの海竜種が争っていた。
「縄張り争い......か?」
「一方はタマミツネですが......もう1体は......」
「報告に合った、水のベールを纏った海竜種のモンスター、ウズ・トゥナですね。最近になってギルドがその存在を発表したようです」
「キョワアアアアアッ!!」
「ギョオオオオッ!」
タマミツネをどうにか追い払い、咆哮をあげ水のベールをまとってドラコたちに向き合う。
「......エモノと認識されちまった、か」
「先にウズ・トゥナを狩猟しましょう」
「......あの、いいですか」
「......ヤクモ様?」
「このウズ・トゥナ......訓練生の研修に使いたいので、捕獲してもよろしいでしょうか」
「......相変わらずのスパルタよねぇ」
「......ドラコ様も、特別講師として訓練生たちに稽古をつけたとき、ゴシャハギ2体を相手にさせたと聞いています」
「......う」
そうこうしているうちに、ウズ・トゥナが襲いかかってきた。
「うおっ!?スゲェボディプレスだな......当たったらタダじゃ済まねえぞ」
「ふっくらな見た目ですが、フィジカルは高いようですね......」
電撃が放たれた。そこに、ラギアクルスが現れる。
「ギャオオオオオオオッ!」
「おいおい......騒ぎを聞きつけてやってきたか!?......水没林最強決定戦でもしてんのかねぇ......」
「......!いいことを閃きました。クリスさん、ドラコさん、少し耐え忍んでくれませんか?」
「ヤクモ様、何かを思いついたので?」
「ええ。ラギアクルスも狩猟対象なので、上手く使えるかもと。」
「耐え忍ぶ必要もないぜ。こいつの出番だ。ググツチグモ!」
操竜待機状態となったラギアクルスを、ヤクモが操竜する。
「参りますっ」
電撃を浴びせ、ウズ・トゥナをしびれさせる。大技を出す前にラギアクルスにぶつけ昏倒させた。その直後、ウズ・トゥナを操竜し、ボディプレスや体当たりなどを繰り出し、大技を出さずにぶつける。
ラギアクルスとウズ・トゥナは2体同時に倒れてしまった。
「よし、3手に分かれて狩猟しよう」
「そのほうが効率的ですね。では私はウズ・トゥナを」
「わたくしはタマミツネを」
「俺はラギアクルスを狩(ヤ)るぜ」
3人はそれぞれのモンスターを討伐、または捕獲した。
「やっぱ3人でやるのは早いなぁ」
「そうですね。ドラコ様、ヤクモ様、お付き合いありがとうございました」
「私も、いい教材を捕獲できました」
「......なんか忘れてる気が......」
「......気の所為です」
「うん。気の所為だ」
ヤクモがふと呟くか、クリスティアーネとドラコは気の所為とした。